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お笑い芸人、相方は陰の立役者!

 幼なじみのコンビ。学生時代に出会ったコンビ。芸人養成学校で出会ったコンビ。そのきっかけはさまざまだが、そんななか、デビュー後に相方を変え、片方は芸人を続行、もう片方は裏方に回って、元相方を支えるというパターンもある。よしもと芸人にその例は、顕著に見られる。

 ウーマンラッシュアワー・村本大輔。これまでに相方を10人も変えたことは有名だが、2人目の相方である浦嵜優は現在、テレビのディレクター。今月18日に発売される最新DVD『ウーマンラッシュアワー109 vol.1』の製作にも、名を連ねる。ちなみに、当時のコンビ名は「ストレートパーマ」。活動期間は、およそ2年だった。

 もはや盤石の風格さえ漂わせるブラックマヨネーズ・吉田敬。現在の相方・小杉竜一と出会う前は、「ツインテール」というコンビで和田義浩と組んでいた。ある日、「関西キング」というコンビで活動していた小杉が解散したのを聞きつけ、吉田のほうから「組まへんか?」と告白。快諾の返事をもらってから、吉田は和田に解散の意思を伝えた。

 フラれた和田だが、吉田の才能は当時から高く評価していたため、放送作家に転身。現在、ブラマヨが大阪で抱えるレギュラー番組のスタッフに名を連ね、元相方をしっかり支えている。

 中学時代に所属していたバレーボール部の友人・山田知一と、NSC(よしもとのタレント養成学校)に入学、そのままコンビ芸人「ビジリアン」として活動していたのは、吉本新喜劇座長の小藪千豊。関西でおよそ8年も活動していたが、放送作家になりたい夢、交際していた女性との結婚といった人生の転機に立たされた山田(のちに、やまだともカズに改名)のほうから、コンビ解散を打ちあけた。

 ピンになった小籔は芸人廃業を考えたが、芸人仲間の引き止めによって留意。その後、脆弱化していた吉本新喜劇の若返りにともなって、最年少座長に任命。現在の地位までのぼりつめた。ちなみに、やまだは現在、関西で放送作家として活躍。小籔の出演番組も、数多く手掛けている。

 表現という天賦の才を持った、元芸人。元カノのような関係性を築ける男の友情が、そこには成立しているようだ。(伊藤由華)

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