岡村は一連の発言に対し、「つぶやくからだ! 見たくないなら見なきゃいいのよ、ただそれだけのことなのになんでみんなに言う必要がある?」としたうえで、更に「簡単なことなのよ、電気代しかかかってないんだからテレビなんて。ペイパービューだったらまだしも。消せばいい。タダで見てるんだから。電気代以外」と言っていたが、これにはリスナーも「『嫌なら見るな』という言葉は一般人ならまだしも、スポンサーからお金を出して貰っているテレビ局の職員やそこで働いている芸能人が言ってはならない言葉だろう」「それを言うなら、ツイッターも電気代しか使わないんんだから、呟こうが呟かまいが本人の自由、嫌なら見るな」と返す意見もあった。
それでなくても、最近の岡村のラジオでの発言はやや過激な物が多い。先日は27時間テレビで岡村に対する“イジメ”とも取れる内容が放送された事を受け、あれはコントが失敗しただけと釈明した後に「失敗したとはいえ、あくまでコントだったことを視聴者にはわかってほしかった」「視聴者のレベルが低かった」と発言したことも記憶に新しい。
岡村の、ラジオでの体制批判系の発言は今に始まったことではないが、それでも最近のようにテレビの視聴者やリスナーに対してキツ目の意見や発言をすることはなかった。ところが、復帰以後はこのような何かときつい発言が増え始め、アンチも増えてきてしまった。果たして、何があったのだろうか?
一つは、番組の雰囲気や態勢に慣れすぎた、という意見がある。何人ものタレントが務めてきたオールナイトニッポンだが、ナインティナインの担当してきた年数は17年と歴代最長。また、ラジオではテレビよりも割と素の部分が多く出ていると岡村本人が認めている。長く慣れ親しんだが故に、少しリスナーへの配慮等が薄れてきているのではないか、とする見方だ。
もう一つが、やはり長期療養からの完全復帰が上手くいかないがために、努力が空回りしているのでは、とする見方だ。ボケてみたり、強めに言ってみたりしても以前の感覚を取り戻せず、どこか違和感のある発言をしてしまう。それを取り戻すために、余計外れた発言をしてしまう…といった悪循環に陥っているという見方である。
もっと単純に、岡村が少女時代などのK-POPが好きなため、韓流を批判されて反論したくなっただけでは? とする見方もある。だとすれば、尚更自分の言うとおり高岡の意見はスルーした方が良いような気もするのだが…果たして真相はいかに?