しかしながら、今回移籍を決めたきっかけに「世界の多くの方へ楽曲を届けたい」という想いがあることにネット上は反応し、「結局、握手に頼ることになるでしょ。過信しすぎ」「何を勘違いしてるの」といった厳しい声が。AKBグループの中では歌唱力に定評があったものの、ソロとなるとそこまでの実力がないのではないかと指摘する人が多くいた。
「山本さんはNMB48に在籍していた頃から、シンガーソングライターになりたいという夢を持ち続けていたようです。NMB加入前にはロックバンドのギター・ボーカルとして活躍していて、アニメのオープニングソングに使われていたこともありました。アイドルになる前にすでに実績を積んでいたことが分かります。それに、伸びがある歌声もスキルが高いと言われていますよ。これまでに山本さんがリリースした曲にはGLAYのTAKUROさんやスガシカオさん提供の曲がありますが、彼らが携わったのもこういった山本さんの実力を評価した上でのことだと思います」(芸能記者)
しかしながら、シンガーソングライターとして歩むには、NMB時代の印象を消し去ることも必須だ。
「NMBのコンサートでもギターを披露することもあり、ファンの中には山本さんの歌声を聞いて泣いてしまう人までいたほど。しかし、シンガーソングライターとして活躍するには、NMB時代とはまた違った層のファンを獲得する必要があります。要するに、AKBの“握手会”や“総選挙”といったイメージを払拭する必要がありそうです」(前出・同)
卒業後はバラエティ番組の出演は減少し、音楽活動に力を入れている。アーティストとして本格的にスタートを切ったようだ。