各紙によると、アンコールでセンター曲「365日の紙飛行機」を歌い終えた山本は「ここでご報告があります。私、山本彩は、NMB48を卒業します」と発表。
客席がどよめく中、「今このタイミングで私がNMB48を離れることが、NMB48がもっと成長するための起爆剤になるんじゃないかなと思うようになりました」と卒業を決心した経緯を説明。
具体的な卒業時期は未定で、今後オフィシャルサイトなどで発表。
そして山本は、ファン約2200人の“さやかコール”に思わず涙を流し、「最後まで全力でアイドルをやらせていただきます」とファンに呼び掛けたというのだ。
「現状、NMBの中でソロでやっていけるほどの実力と知名度があるのは山本のみ。それに対し、ほかのメンバーはいまいち伸び悩んでしまっている。山本は自身が卒業することにより、残ったメンバーたちに危機感を植え付けようとしているのでは」(テレビ局関係者)
6月に開票イベントが行われた「第10回AKB48世界選抜総選挙」に山本は出馬せず。NMBは吉田朱里の14位が最高。総選挙に対するファンの“熱意”がほかの48グループに比べて冷めていることが浮き彫りになってしまったのだ。
「山本の卒業でファン離れが加速しそう。48グループの中で収益は下の方で、このままだと、近い将来、48グループで活動休止および解散という事態を迎えてもおかしくない。それを打開するには残されたメンバーが奮起するしかない」(芸能記者)
山本の卒業発表で、残ったメンバーたちには厳しい現実が突きつけられそうだ。