ザキヤマことアンタッチャブル・山崎弘也に顔がそっくりな女性というだけでも、インパクトは大。彼女が頭ひとつ抜けた存在になった理由は、奇抜なファッション、ロケとトークスキルを磨いたことだ。そして今、自身が推しているのは占い。すでに飽和状態にあるこの分野だが、バービーの手にかかれば常軌を逸す。エンタメ誌のライターが教えてくれる。
「占い・スピリチュアルにハマっているので、相手の手相を見ると、その人の未来が見えるというテイで、手をさわりまくり。相手の意表をついて、突然唇を奪うというものです。その後に放つ一言が、いわゆるオチに該当。ここ数か月で、和牛・水田(信二)さんや陣内智則さんとキスしています」
女芸人とビジネスキスは、切っても切れない関係にある。だが、バービーの場合は、番組特番と酔った勢いを利用して、あのダウンタウンにも堂々と、かつそれなりの長尺でキスをしている。しかも、逃げられまいと、相手の頭を抑え込む盤石の体勢だ。
彼女のスゴさは、それが芸ではなく、地であると思わせる好奇心とエロさがあるところだ。
20代後半のときは、連日、渋谷のクラブで遊びまくり。インド人からナンパされ、フロアでダンスを踊り続けたことがある。1人旅でマレーシアを訪れたときは、出会ったタクシードライバーとアバンチュール。インド旅行では、ガイドさんに胸をもまれている。
“リアル暴君”は、美容に総額500万円を費やすほど、女磨きにも熱心。アンダーヘア、お尻の永久脱毛を終えており、マインドはラテン系外国人。性にアグレッシブで、友人芸人のカラテカ・入江慎也とタクシーに乗っていて、代々木を通過したころ、「私、昔あそこで、○○しました」と“青空セクシー”をカミングアウトしている。多国籍料理屋で外国人からナンパされたときは、店内で営みを試みたことがある。
さすが、浜田雅功と松本人志の両方を“食った”女芸人、ヤルことが違う。草食系男子の増殖が嘆かれる現代社会において、バービーのような超肉食女子系は、貴重かもしれない。
(伊藤由華)