五味の真骨頂でもある暴言が戻った。キッカケは光岡映二の挑発。ライト級GP優勝者は、来年1月4日のニューイヤーイベントで、初代王者決定戦で実績上位の五味と対戦するとあって、現在GPベスト4の光岡は「KOか一本で勝て」とメッセージを送った。
光岡の挑発を伝え聞いた五味は「言いたいことはいっぱいあるけど、あえて言わない。タイトルマッチもあるし答えは出る。リングで向かい合ったら思い知らせてやります」と不敵に言い放った。
一度は“大人の対応”を見せた五味だったが、やはり我慢ならなかったのか「イライラしてきた。プレッシャーというより怒り。選手から何か言われるのが一番嫌い」と不快感を露わにした。
五味といえば、PRIDE時代から選手から、対戦要求などを受けることを極端に嫌う選手。「俺に勝てると思って名前を出してるの?」と苛立ち、リングで対峙した際には、なぎ倒してきた。
「ウオーミングアップは終わったかな。これから先は自分の試合をしてこの階級を盛り上げる」
“完全無欠の火の玉ボーイ”が、戦極マット3戦目で大爆発しそうだ。