西日が差す中、“浦ちゃん”のコスチュームで現れた桐谷は「暑いのに皆さんすみません。でも実は一番暑いのは僕です。今日くらい金太郎の格好にさせてくれと言ったのに……」と照れ笑い。CM内でも使われる「お家をつくろう」フルバージョンを三線を手に披露すると、「初披露だったんですけど、心を込めて歌いました。皆さんの拍手も心地よかったです」とにっこり。
この新曲については、「初めて聞いたときから素敵な曲やと思いました。歌詞も優しい歌詞ですし、一曲通して一つの物語になっていて、そっと背中を押してくれそうな歌詞。そこも意識して聴いて欲しいです」とアピール。ステージでは続けて、やはり同CM使用曲の「海の声」も披露した。
フジテレビにはCMにも登場する“浦ちゃん”の家が展示されており、大人気となっているが、「本当に素敵なお家が完成しました。デザインは亀をモチーフにしたもの。撮影に行った時はびっくりしました。浦ちゃんといえば亀、亀といえば浦ちゃん。それを(スタッフが)わかってくれているのが嬉しかったです」としみじみ。
すっかりおなじみとなった「三太郎」シリーズについても、「まだまだ続くと思います。何ならおじいちゃんになるまで続けてほしい。浦島太郎のように」と今後の続行を希望。暑い中「のぼせそう」と零しながらも、「倒れたら倒れた時で」と最後まで気合いのステージ。プログラムを終えると、「みんな大好きだぜ!」と叫んでショーを締めくくっていた。
(取材・文:名鹿祥史)