昨年に引き続き、赤十字のオフィシャルメッセンジャーに就任したAKB48。同日から放送される赤十字のテレビCMでは高橋ら先輩メンバーが、入山、加藤らの後輩に赤十字の使命と活動を教える場面が流れる。また、ポスターやWEB上では、AKB48メンバーが、入山と加藤がこの日、身に着けて登場した白衣姿も披露。赤十字に寄せられた義援金は手数料を取ることなく全額が被災地に送られているということや、活動のもととなる資金の約7割が50歳以上から寄せられていることをはじめ、赤十字の仕組みや現状を正しく伝え、併せて、特に若い世代へ、赤十字の使命と活動の浸透に務める。
マイクをもった高橋は、「去年よりもひと周りも、ふた周りも大きくなった自分たちに注目していただきたいですし、今回は、私達以外にも、チーム4の若々しいメンバーとのかけあいにも、ぜひ注目していただけたらなと思います」とあいさつ。高橋とCMで共演した加藤は、「すごい緊張したのですけど、たかみな(=高橋)さんがよろしくリードして下さったので、安心してやることができました」と振り返った。すると、高橋は「我が子を見守るような」「ほんとにかわいらしくて」と温かいまなざし。
初めて救護服を着たという横山は、靴の重さに驚いたという。「釘などが刺さらないように鉄が入っていて重くなっていることを知りました」とコメント。また、AEDの研修を受けたという入山は、「使い方を知っていれば、私にも、人の命を救うことができることを知りました。みなさんにも知っていただけたらと思います」。街の中にもAEDはあるが、「使い方を知っているので、いざという時にも備えておこうと思います」と心の準備もできている様子。
高橋が、小中学生からなる「青少年赤十字」があることを紹介し、「赤十字の使命と、AKB48の志はいっしょだと感じています。自分たちにできることを始めたいという思いはみなさん、必ずあると思います。その思いを忘れずに、私たちといっしょに行動していただけたらと思います」と意気込みを語った。
また、間近に迫ったAKB48の選抜総選挙の開票について、高橋は、「参加している子はみんなセンターをねらっている」とし、応援するファンのためにも、「1位をめざさなきゃいけないなと思います」。若手の台頭について聞かれると、姉妹グループの躍進にも言及し、「がんばらなくちゃ」と自らに喝。また、1位予想については、「言えないですよ! 言えない! 言えない!」と「言えない」を3回繰り返し、し〜と指を立て、口を固く閉ざした。(竹内みちまろ)