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批判殺到で早くも暗雲漂う実写版『鋼の錬金術師』

 ジャニーズ事務所の人気グループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介主演で、人気コミック「鋼の錬金術師」が実写映画化(曽利文彦監督、17年冬公開)されることが発表されたばかりだが、ネット上では批判が殺到している。

 同作は「ハガレン」の愛称で知られる全世界累計7000万部を誇る冒険ファンタジー大作。幼き日に最愛の母親を亡くしたエドワードとアルフォンスの兄弟が「賢者の石」を探す旅に出る。

 各メディアによると、山田が主人公のエドワードを演じるほか、エドワードたちの幼なじみで機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役を本田翼、原作でも人気の高いエドワードの良き理解者でもあるロイ・マスタング役をディーン・フジオカが演じ、ほかに松雪泰子、大泉洋、國村隼、小日向文世ら豪華キャストが出演。

 山田は来月のイタリアでのクランクインを前に「重圧に勝てるのか、という気持ちもあったけど、今は決意が固まった」と意気込んでいるというのだが…。

 ネット上では「そんな血迷ったことを」、「実写化マジ勘弁」、「そうじゃないだろ感半端ない」、「山田くん自体は嫌いじゃないけど、どう考えてもエドのキャラじゃない」などたちまち批判が殺到してしまった。

 「昨年2部作で公開された『進撃の巨人』の実写化もファンたちから悲鳴があがり、前編はまだよかったが、後編は大コケしてしまった。現在公開中の『テラフォーマーズ』も豪華キャストで実写化したが『進撃』を大幅に下回る大コケぶり。『ハガレン』は製作費の無駄遣いのような気がしてならない」(映画業界関係者)

 人気コミックを実写化した主演映画「暗殺教室」シリーズは立て続けにヒットした山田だが、撮影前にかつてないプレッシャーを背負っているに違いない。

*写真はロイ・マスタング役のディーン・フジオカ

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