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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(3/14中山・3/15中京)

 通常であれば先週の結果分析となるところだが、先週はピックアップした両馬とも抽選非当選除外となった。

 今週の中山デビューの注目馬は、3月14日(土)第4Rダート1800m戦に出走予定のパフューマー。馬名の由来は「調香師。母名より連想」。牡、栗毛、2012年4月3日生。美浦・高柳瑞樹厩舎。父ハーツクライ、母シャンスイ、母父スウェプトオーヴァーボード。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額1800万円。近親には11年宝塚記念(GI)でブエナビスタを破りGI勝ちを果たしたアーネストリー(父グラスワンダー)や、地方交流重賞を3勝し、08年プロキオンS(GIII)を勝ったヴァンクルタテヤマ(父フォーティナイナー)がいる。本馬の骨格はしっかりしているものの随所に緩さがあり、本格化はまだ先。それでも成長とともに良い筋肉が付いてきそうな体つき。前駆の筋肉は成長してきており、現状ではダートの方が合いそうだ。なお、鞍上には丸山元気騎手を予定している。

 中京デビューの注目馬は、3月15日(日)第6R芝1400mに出走予定のグレイスフルアート。馬名の由来は「優雅な芸術作品。母名より連想」。牝、栗毛、2012年4月2日生。美浦・木村哲也厩舎。父ダイワメジャー、母アーティストチョイス、母父Giant's Causeway。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額1500万円。半兄に芝・ダート短距離で4勝を挙げたアンヴァルト(Vindication)や、同じく芝・ダートで勝ち星があるヘヴンズチョイス(父マンハッタンカフェ)がいる。本馬は体質が弱くデビューが遅れたが、ダイワメジャー産駒らしい豊富な筋肉量を誇り、その走りはパワフル。スピード能力が高く短い距離が合いそうだ。なお、鞍上には吉田隼人騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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