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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(2/28中山・3/1阪神)

 先週の結果分析。東京デビューの注目馬・エバーシャルマンは、まずまずのスタートを切ると中団外目の位置取り。直線ではメンバー中2位の長く良い脚を使い4着。次走も狙える。小倉デビューの注目馬・ブランドベルグは、ややスタートで遅れてしまったがすぐに挽回し3番手の位置取り。道中はぎりぎり折り合いが付く。3、4コーナー中間では早くも先頭に並びかける。直線に入ると他馬とは違う手応えの良さ。少し追われるとサッと反応し、あっという間に後続馬を引き離し1着。最後は流す余裕がある完勝。昇級戦でも即通用するだろう。

 今週の中山デビューの注目馬は、2月28日(土)第5R芝2000m戦に出走予定のエンゲルフライト。馬名の由来は「人名より+飛行」。牡、鹿毛、2012年2月18日生。栗東・矢作芳人厩舎。父ハービンジャー、母サラトガデュー、母父Cormorant。生産は日高町・シンコウファーム、馬主は嶋田賢氏。半姉には芝・ダート短距離で5勝を挙げたレディブラッサム(父Storm Cat)がいる。本馬はがっちりとした馬体ながら柔らかみがあり、バランスの取れた馬体をしている。筋肉の質、量から考えるとダートでも。

 阪神デビューの注目馬は、3月1日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のロイヤルストリート。馬名の由来は「アメリカ、ニューオーリンズで最も古い通りの一つ。母名より連想」。栗東・藤原英昭厩舎。父ディープインパクト、母フィラストリート、母父Cozzene。生産は日高町・下河辺牧場、馬主は下河邉行雄氏。半姉には09年ローズSを勝ったブロードストリート(父アグネスタキオン)がいる。本馬は如何にもキレで勝負をしそうな造りをしており、上質で柔軟性に富んだ筋肉の持ち主。全体的な印象から距離はマイル〜2000mあたりが良さそうだ。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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