今週の東京デビューの注目馬は、2月14日(土)第5R芝1600mに出走予定のグレーターロンドン。馬名の由来は「大+母名の一部。母ロンドンブリッジをしのぐ活躍を願って」。牡、鹿毛、2012年5月23日生。美浦・大竹正博厩舎。父ディープインパクト、母ロンドンブリッジ、母父ドクターデヴィアス。生産は日高町・下河辺牧場、馬主は窪田康志氏。母は3連勝で97年ファンタジーS(GIII)を制し、98年桜花賞(GI)でファレノプシスの2着となったロンドンブリッジ。半姉には04年オークス(GI)を勝ったダイワエルシエーロ(父サンデーサイレンス)がいる。本馬は5月生まれでまだ成長途上といった体型だが、如何にもキレるディープインパクト産駒のシルエットをしており、非常にバネのある走り。胴はやや短めで距離はマイルがベストか。なお、鞍上には北村宏司騎手を予定している。
小倉デビューの注目馬は、2月15日(日)第5R芝1200m戦に出走予定のミンナノプリンセス。馬名の由来は「みんなでカワカミプリンセスの仔で夢を見たいという思いから」。牝、黒鹿毛、2012年3月14日生。栗東・西浦勝一厩舎。父コマンズ、母カワカミプリンセス、母父キングヘイロー。生産は新ひだか町・三石川上牧場、馬主はターフ・スポート。愛馬会法人・ターファイトクラブの募集馬で総額5000万円。母は06年オークス(GI)、秋華賞(GI)を制したカワカミプリンセス。本馬はその初仔となる。父コマンズに似た胴が短く如何にも短距離向きのシルエット。トモのボリュームはさすがと思わせるもの。なお、鞍上にはダリオ・バルジュー騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。