馬券歴は過去に友人に連れられ、2、3度買ったことがある程度。最近は全くやっていないという。だが、対戦相手ばかりでなく困難にも打ち勝って防衛を果たしたばかりと、勝負運を味方に付けている。
内藤は自身にまつわる数字から。「2-4と3-4。24秒と34秒っていうのは、オレが持っている最速記録だから」と導き出した。(2)アプレザンレーヴ、(3)フィフスペトル、(4)トップカミングの3頭に白羽の矢を立てた。
内藤は日本タイトルマッチ史上最短KO勝利(1R24秒)と世界フライ級タイトルマッチ史上最短KO負け(1R34秒)の記録を持っている。最速での勝利と最速での敗北…内藤にとって天国と地獄を見た数字である。
試合直前になって中国・上海でのタイトル戦が開催不可能になり、急きょ日本での代替開催というトラブルに巻き込まれながらもベルトを守った男の狙い目は注目だ。日本人最年長防衛記録、日本人フライ級連続防衛記録など数々の記録を持つ男は、“最速馬券”で新たなタイトルを狙う。
馬券は馬単で、(2)(4) (3)(4)の2点だ。