各紙によると、「ホットロード」は少女漫画誌「別冊マーガレット」の86年1月号〜87年5月号まで連載された紡木たくさん原作の少女漫画。能年は暴走族の少年・春山と出会い、不良の世界に憧れて、のめり込む14歳の少女・和希演じ、和希が大人への道を歩んでいく中での“究極の純愛”が描かれるという。
紡木さんの元には漫画の発表当初から、ドラマや映画化の話が複数届いていたそうだが、「イメージに合わない」などの理由で、すべて断っていたというが、能年の存在を知った紡木さんが「彼女なら和希の役を託してもいい」と確信。「能年ありき」でストーリーが完成したというから、周囲の期待は高まるばかりだが、能年は「皆さんに楽しんでいただける作品になればと、毎日願っております。私も、そうなるよう一生懸命尽くしたいと思います。変わらない私で」とコメントしているという。
「能年の事務所が作品を厳選した結果、ようやく決まったようだ。原作では金髪にしたり、バイクに2人乗りする場面も登場するというから、能年の真価が問われる作品になりそう。生出演のトーク番組などではかなり緊張して本来の持ち味が発揮できていないようだが、本業の女優業ではまったく物怖じしない性格のようで、見事に不良少女役を演じきるのでは」(芸能記者)
「あまちゃん」の大ヒットで今や国民的な人気者となった能年だけに、確実に同作のヒットが見込めそうだ。