「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」というコンセプトで開催している本イベントだが、今年は初めての試みとして、会場内に「超プロレスリング」という特設ブースを設け、プロレスを来場者にアピールした。
超プロレスリングには、タレントの赤井沙希も所属するプロレス団体「DDT(Dramatic Dream Team)」の人気レスラーたちが参加し試合を披露。また、1日目には、11月に引退することを表明している天龍源一郎や、シークレットゲストとして、演歌歌手の小林幸子が参戦し、試合を盛り上げた。さらに、2日目には、チビタイガーに扮したナインティナイン・岡村隆史や『めちゃ×2イケてるッ!』のレギュラーメンバーが乱入するなどして、会場のボルテージは最高潮に達した。
今回の特設ステージにはプロレスファンではない人も多く来場するということで、同時配信されていた、ニコニコ生放送用の実況・解説が会場でも聞けるようになっており、プロレスに馴染みのない人でもわかる、細かい説明を行っていた。
なかには、タッグマッチでレフリーの注意を逸らして、反則を行う一連の流れや、フォールの時間を遅延させる方法など、プロレスにおいての数々の“お約束”を細かく解説する場面などもあった。その話を聞いた来場者からは、大きな笑いが起きることなど、掟破り満載のプロレス公演となった。(斎藤)