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広島の中学教諭が元交際女性のスマホに位置情報アプリ入れストーカー行為

 広島県警サイバー犯罪対策課などは4月9日、スマートフォン(多機能携帯電話)のアプリを悪用し、以前に交際していた女性の位置情報を調べたとして、不正指令電磁的記録供用容疑で、東広島市立安芸津中学校の男性英語教諭(43=同市西条町寺家)=不正アクセス禁止法違反罪などで起訴=を再逮捕した。逮捕容疑は、昨年7月16日頃、女性のスマホに盗難・紛失対策用の監視アプリ「ケルベロス」を無断でダウンロードし、パソコンなどで遠隔操作して、女性の周囲の音声を666回録音したほか、位置情報を35回取得し、通話履歴を399回確認するなどしたとしている。

 このアプリは本来、盗難・紛失対策用に開発されたもので、スマホの画面には操作が表示されないため、女性はダウンロードされたことに気付かなかった。昨年11月、「自分の情報が漏れている気がする」と警察に相談。元交際相手の教諭が浮上し、今年3月、この女性のインターネットの旅行予約サイトのIDとパスワードを不正に入手して、繰り返しアクセスしたとして、不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕、起訴されている。

 同課によると、押収した教諭のパソコンから、スマホに録音された音声データなどが見つかった。教諭は容疑を認めており、別れた後の女性の日常を監視するため、アプリを悪用したとみて調べている。

 元交際相手に、アプリを使って、行動を監視されるとはなんとも不気味。こんな男とは、別れて正解だったのでは?
(蔵元英二)

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