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阪神 先発リストに名前なし! 藤浪晋太郎がトレード候補

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提供:週刊実話

 矢野燿大監督(50)率いる阪神の先発ローテーションに「激震」が走りそうだ。

 「先発ローテーションを6人でまわすチームも多いんですが、矢野監督は、状況次第では5人でいいと考えているようです。キャンプを見て最終判断を下すことになりますが、たとえ6人でも、藤浪晋太郎(24)は先発枠に残れそうにありません」(スポーツ紙記者)

 状況次第では、トレード放出にも発展しそうなのだ。

 「今季からメッセンジャーが外国人枠から外れます。ここに去年、中日で13勝を挙げたガルシアが加わり、FAで獲得した西勇輝もいます」(在阪記者)

 メッセンジャー、ガルシア、西の3人は先発当確だろう。また、外国人投手は中6日制を嫌う。実際、メッセンジャーは歴代監督に懇願し、中5日で登板することもあった。先発5人制が検討されているのは、ガルシアが加わったためで、「残り枠」を2ケタ勝利の経験もある秋山拓巳と岩貞祐太、そして若い小野泰己、才木浩人らが争う。

 「ドラフト4位の齋藤友貴哉が面白そう。社会人出身の24歳で、『即戦力投手がよくこの順位まで残っていた』と首脳陣もニンマリでした」(同)

 この時点で4番手以降を争う投手が5人もいる。藤浪の復活をアテにしなくても問題ないのだ。

 「今年ダメなら永遠にダメというのが、本当の評価です。表向きは応援していますが、3年続けての不振なので実力不足とのシビアな見方もされています。本人は母校・大阪桐蔭を拠点に一生懸命、自主トレに励んでいますが」(ベテラン記者)

 昨季終盤、スランプ脱出の光明も見え、結果5勝を挙げた。しかし、岩貞と小野は7勝し、才木も6勝。藤浪の「復活を信じて」温情を施せば、チームは分裂しかねない。その影響だろうか、「トレード要員」の話も囁かれている。

 「パ・リーグ球団なら阪神も商談に乗りやすい。同一リーグのチームで復活されたら大バッシングでしょうから」(球界関係者)

 昨季、構想を外れていた榎田大樹が移籍先の西武で11勝4敗と復活を遂げた。藤浪も環境を変えてやったほうが後の野球人生においてもプラスになりそうだ。

 「藤浪がリリーフもできるタイプなら、先発枠で落選しても生き残る道はあったんです。目下、矢野監督が欲しているのは、救援タイプの投手。藤川球児がクローザーに再挑戦しますが、新加入のジョンソンは未知数。ドリス、桑原謙太朗、高橋聡文らは勤続疲労が懸念されています」(同)

 さらにまた、危険な賭けに出ている。4番を予定しているのは、来日1年目の新外国人選手なのだ。

 「前エンゼルスのマルテです。元同僚の大谷翔平に助言を求め、メープル製の軽量バットを用意するなどしていますが、日本の変化球に対応できるかどうか。矢野監督は30本塁打を期待しています」(前出・在阪記者)

 昨季は得点力不足に泣かされただけに、重責となる。大山悠輔、陽川尚将、中谷将大、江越大賀らの若手が「昨季のまま」ということはないだろうが、マルテは本来、一発屋ではない。本塁打量産の重圧で不振に陥るようなことになれば、今季も「シーズン途中の緊急補強」となる。

 「先発陣が揃い、若手野手もあと一歩のところまできている。34年ぶりの日本一を果たすために余剰人員を放出し、足りないピースを埋めたほうがいい」(関係者)

 先発6番手以降でも藤浪なら“商売”になる。オープン戦で先発枠争いに敗れたとき、決断がくだる――。

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