-
レジャー 2008年09月29日 15時00分
先週の新馬勝ち馬
【中山】芝1800メートル戦はミヤビリュウオーが快勝した。道中は2、3番手をキープ。3角で先頭に並びかけ、直線は追いすがる2頭を二枚腰で封じ込めた。 「フットワークのいい馬。道中で掛かり出したので早めのスパートになったが、直線はいい勝負根性を見せてくれた。初戦としては文句なしの内容」と吉田豊騎手は好感触を得た様子。 「テンションが高くならないように気をつけた。もっと瞬発力もついてくるといいね。距離は延びた方が良さそう」。今後の課題も指摘したあたりに、期待の大きさがうかがえる。 芝1200メートル戦はオメガユリシスが圧勝。中団から徐々に進出し、直線に向くと鋭く伸びて1番人気のウインバンディエラを一気に捕らえた。 「スピードがあるし、コントロールも利く。今日はメリハリのある競馬ができた。気がいいので距離も融通が利きそう」と北村宏騎手は話していた。 「ケイコにまたがってかなりの素質を感じたが、その通りの競馬だった」。納得顔で引き揚げてきたのは芝1600メートル戦を勝ったグッデーコパの柴田善騎手だ。 逃げ争いを展開した一方のナタリーが8着と失速したのを見ても牝馬同士ではスピードが違った。「道中は物見をしながら走っていたし、(直線は)追い出してから嫌がる仕草をしていた。相当能力は高いね」。この日は相手関係に恵まれた部分もあるだけに、次走が試金石となりそうだ。 【阪神】芝1200メートル戦はロジックの妹リーティラが5番手から差し切り、単勝2.1倍の1番人気に応えた。 「スタートは悪くなかったが、ハミを取ってくれずあの位置からになってしまった」と福永騎手。それでも、直線外に出してからの伸び脚は目立っていた。 「千二は忙しい。距離はもっとあった方がいいね。まだまだこれからの馬だよ」。コロンと見える馬体は体形的なものか。トモは2歳馬にしては発達しており、これから良くなりそうな雰囲気を持っている。 芝1800メートル戦は2番人気のベストメンバーが、4番手から外をまわって力強く抜け出した。 この距離での外回りとあり、道中は各馬が互いに出方をうかがうような超スロー。「本当は馬込みの中で競馬をさせたかったが、この展開で窮屈なところに入るのは嫌だからね。いつでも動けるように外を通った」。福永騎手は葛藤の末、勝負にこだわった。 追われてからの反応はそれほどでもなかったが、ラスト2F11秒3→11秒3の速い上がりを差し切ったのは立派。「まだ体を持て余している。それでこの勝ち方。折り合いもつくし、将来的にも楽しみだよ」。今後も中距離以上を中心に使われていく予定だ。 ダ1400メートル戦は8番人気のケイアイウーマンが中団から一気に前を捕らえた。 レースは先行した2頭が後続を4馬身ほど離して引っ張る展開。だが、内田騎手は「行くと終いがなくなると聞いていたから」とジッと我慢。陣営のアドバイスと自慢の豪腕がかみ合い直線は切れに切れた。 「腕やな」。レースを見届けた白井師はジョッキーを称賛すると、「あまりケイコをやってなかったから、上積みは期待できそう。今後もダート路線で」と話していた。 【札幌】今週は芝1500メートルの1鞍のみ。勝ったのは1番人気に推されたダブルレインボー。スタートでスッと好位につけると、直線で力強く抜け出し、後続を1馬身4分の3切って捨てた。 「実戦向きのタイプのようですね。ケイコのときよりも走りが軽いし、反応も良かった。まだまだ成長の余地を残しているので、これからが楽しみです」と三浦騎手。時計はそれほど目立つものではないが、一瞬の切れ味はなかなかのもの。昇級後もそれなりの活躍が見込めそうだ。
-
その他 2008年09月27日 15時00分
元祖アキバ系パフォーマー FICEの 『私たちヲタクです』インディーズアイドルの台頭とアキバの関係
今回は前回の続き的なお話。 前回はインディーズアイドルとパソコンの普及の関係をお話したけれども、じゃぁなんでアキバがインディーズアイドルの拠点になったんでしょう。まぁ大きく言ってしまえばコアなアイドルファンはヲタクが多いから。メジャーなアイドルさんのファン自体がそもそもアキバに多いです。情報収集やファン同士のコミュニケーションにパソコン多用する人も多いですしね。あとイベントスペースがアキバに集中しているのは大きいと思います。 アキバではイベントスペースを持っている電気屋さんが少なくなく、そこで毎日たくさんのサイン会や握手会、レコ発ライブが開催されています。アキバ以外のCD店でももちろんこの手のイベントはあるけど、こういうショップが1カ所に集中しているというのは珍しいです。だからアイドルを追いかけていると自然にアキバに足を運ぶ機会も多くなります。そしてアキバのショップのイベントスペースは比較的インディーズアイドルさんにも敷居が低い。だから活動しやすいんですね。CDショップもアキバではイディーズアイドルを扱ってくれやすいです。普通ならまず流通にのせないと扱ってもらえません。そしてたとえ流通にのせても知られてないとショップさんからはなかなか発注してもらえないです。 でもアキバには新人発掘マニアやマイナーアーティスト好きが多いので、お店によってはインディーズアイドル専門コーナーがあったりします。下北沢にインディーズパンクバンドのCD扱うお店が多かったりするのと同じ理屈ですよね。ただアキバはもっと特殊。アキバのCD店さえ扱ってくれないくらいのマイナーアーティストでも簡単にCDを置けるお店があるんです。それが「同人ショップ」、つまり自費出版専門店です。これがアキバにはたくさんありす。専門店じゃなくても同人コーナーというフロアがよく設置されています。ここならば法律(児童ポルノ法とか)にひっかかるものじゃなければたいてい委託というかたちで扱ってもらえます。よその街にはほとんどない文化ですよね。さらに、この同人ショップの出張型的イベント「同人即売会」というのがあります。これは開催場所はまちまちですが、作品を作りたいヲタクと買いたいヲタクが大集合するのでびっくりするほど売れちゃうこともあります。これの一番有名なのが「コミックマーケット」…通称「コミケ」。きいたことある方もいますよね。そして「コミケ」はどちらかというと本メインですが、音楽専門で「M3」というイベントがあったりします。 こんなふうに自分を露出するチャンス、自分の作品を露出るするチャンスがアキバにはたくさんあるわけで、だからアイドルやアーティストを目指す人たちがアキバに集結するんですね。夢と現実の距離が近い街なんです。 現実の規模は本人の努力と才能次第ですけど(笑)<プロフィール>FICE(ファイス) 完全人型アンドロイド(2001年2月製造、FIRE(炎)+ICE(氷)=FICE)のアニメビジュアルパフォーマンスユニット。アキバを中心にオリジナルCDを引っさげてパフォーマンス活動によって 人々の心の平和とどこからともなく現れる敵から街の平和を守ってます。近年では、ライブハウスでの活動がメインとなり、2007年は年間201本達成と活躍中。
-
レジャー 2008年09月27日 15時00分
神戸新聞杯 ローズS3連単15万1600円的中! 石沢記者はハンターキリシマ◎
「残念ダービー」と揶揄されるラジオNIKKEI賞(以前はラジオたんぱ賞)だが、近年はここをステップに秋へと大きく飛躍する馬が多い。 一昨年の2着ソングオブウインドは菊花賞を制覇。昨年は1着ロックドゥカンブがセントライト記念を完勝し、2着スクリーンヒーローも同レースで3着、3着イクスキューズにいたっては初めての古馬相手になったクイーンSでいきなり2着に好走している。 で、今年はどうなのかといえば、2着ノットアローン、3着ダイバーシティがセントライトでそれぞれ3、4着。4着スマートギアも先々週の野分特別(1000万)を快勝。例に漏れず、「残念組」とは到底思えないレベルの高さを見せつけている。 それらを物差しにすると、勝ち馬レオマイスターからわずか0秒2差だった◎ハンターキリシマも同等の評価が与えられる。 NIKKEI賞当日は大の大人でもチビりそうになるぐらい強烈な雷鳴がとどろくなか、外から猛然と突っ込み5着。「九州産はレベルが低い」という戦前に張られたレッテルを見事に裏切って見せた。もっとも、この馬の場合、零細血統が主流を占める九州産にはないバックボーンがある。SS系×トニービンの血統背景は北海道産と何ら変わらないA級のそれなのだ。 先週、ローズSを制したマイネレーツェル同様、400キロ前半の小兵で、仕上げにはさして時間を要さないタイプ。本番を見据えたいわゆる“TR仕様”のダービー組に比べて、こちらには「権利獲り」という明確なモチベーションもある。 傍流のド真ん中を行くような「裏ダービー組の九州産」に競馬版ローカリズムの復権と、超ビッグな配当を託したい。
-
-
レジャー 2008年09月27日 15時00分
神戸新聞杯 20日(土)セプテンバーS 3連単51万790円ゲット!! 藤川京子はディープスカイ中心
皆さん、先週のセプテンバーS、私に乗っていただけたでしょうか?手前みそになってしまいますが、なかなか50万馬券を取れる機会なんてないですからね。今週もこの調子で張り切っていきますよ〜。 本命はズバリ!ディープスカイです。穴党で拍子抜けしてしまった方はごめんなさい。でも、出走メンバーによって、臨機応変に勝ち馬を導き出すのがフォーキャスト予想の真髄。今週はダービー馬が貫録を見せつける公算が大です。 初勝利が6戦目、ダービーが11戦目と、使い込んで良くなるタイプ。鉄砲は走らないという声も確かに聞こえてきます。 しかし、過去は過去。陣営にもプライドがあります。GI馬を出走させる以上、中途半端な仕上げでは臨んでこないはずです。実際、夏場を過ごした札幌競馬場では、主戦の四位騎手がケイコ役を買って出て、愛馬の闘志にいち早くスイッチが入るよう、入念に乗り込まれてきました。 そのかいあって、1週前追い切りはDWコースで併走馬に5馬身先着。そして、最終追い切りも坂路で豪快なフットワークを披露。これでバッチリ態勢は整いました。 阪神は毎日杯を楽勝していますし、距離はダービーと同じ2400メートル。不安な点は何ひとつ見つかりません。
-
レジャー 2008年09月27日 15時00分
神戸新聞杯 アベコーの気になる本命は!?
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 ビジュアル文化が当たり前の社会の中で、たまには秋の夜長をラジオに耳を傾ける、というのも趣があっていいかもしれません。ラジオといえば秋の番組改編で、10月4日の土曜日、この私がパーソナリティーを務めることになったTBSラジオ「アベコーのもりもりトーク」がスタートします。つけ麺で日本一有名な東池袋の大勝軒プレゼンツによる番組。ラーメン、つけ麺の特別な秘話などを多彩なゲストを交えて面白おかしく伝えたいと思います。 そして、競馬はまさにGIシリーズに突入。展望、予想をドーンと、アベコーペースで紹介できたらいいですね。なにかプレゼントもラーメン党や、競馬ファンには涙が出るくらいの物を差し上げるそうです。 毎週土曜日の午後7時30分から30分間、お耳を拝借させて下さい。私のパーソナリティーとしてのデビュー戦。末長くよろしくお願い致します。 さて、今週は東西で重要な重賞が行われます。中山では天皇賞に向けて「オールカマー」。そして阪神では菊花賞が見える「神戸新聞杯」です。ここでは神戸新聞杯を診断。目下3連勝のダービー馬ディープスカイが圧倒的人気を集めそうですが、過信は禁物です。何よりかにより、休養明けが最大の死角。未勝利を勝ったのが6戦目でのこと。新馬戦は4着に敗退。つまり叩き良化型の典型なのです。ゆえに4カ月ぶりの今回は危険な人気馬とみています。 で、オウケンブルースリに期待。目下3連勝の勢いに注目です。なかでも、前走の阿賀野川特別は鳥肌が立つくらいスケールの違う圧勝劇。スローでレースの上がりタイムが3F34秒9。内回りで明らかに先行馬のペースでしたが、4角で中団外に進出すると、大外から次元の違う破壊力で、あっという間に突き抜けてしまったのです。 しかも、終い余裕を残すスケールの大きなレース。ちなみに自身が繰り出したラスト3Fは34秒1。父のジャングルポケットに似て、やや頭が高いフォームですが、内田騎手がそれを巧みに操縦。菊花賞4着だった父の思いを乗せ、いざ、出走権奪取!
-
-
レジャー 2008年09月27日 15時00分
藤川京子の一口馬主日記withキャロットクラブ Vol.22
キャロットクラブの2008年度1歳募集馬の申込は昨26日付をもって締め切りました。 22日に受付した段階での中間発表では、申込口数の1番人気はアドマイヤサンデーの07でした。あのオークスを制したトールポピーの半妹です。父がジャングルポケットからクロフネにかわったことで、毛色は芦毛に出ました。お父さんとよく似たボリューム感のある好馬体。そして、何ともかわいらしい表情…このギャップが人気のひとつなんだと思うな〜☆ キャロットクラブの1歳募集馬は今年もすごいラインナップでしたから、申し込まれた皆さんは相当悩んだんじゃないかな?結果通知の発送が今から待ち遠しいですね。 さて、7月27日の新馬戦(新潟芝1600メートル)、メンバー最速の上がり3F33秒4を駆使し、強烈な追い込みを決めた私の愛馬ブレイクランアウト(父スマートストライク)=写真が先ごろ、短期放牧を終えて美浦トレセンに戻ってきました。 1カ月ちょっとの夏休みでしたが、“親バカ”な私としてはどのぐらい成長したのか、超気になるぅ〜。ローカルシリーズも終わったので、近いうちに美浦まで様子をチェックしにいこうと思っています。 スマートな馬体に凛々しい顔つきが、とっても魅力的なブレイクランアウト。初戦は闘争心の塊のようなレースを見せてくれましたから、ちょっぴり間隔があいている今は、きっと走りたくてうずうずしているんじゃないかな。次走に向けて今後、順調に進んでくれますように、毎日祈っています☆ さて、皆さんに今週おススメしたいキャロットクラブの一頭は阪神8R(500万、芝2000メートル)に出走するエメラルドミストです。 前々走は上がり3F33秒8を計時したように、終いの切れ味はかなりのものを持っています。末脚タイプといっても、展開を問わずに終いキッチリ追い上げてきますし、夏の小倉で小差の(3)(4)着と500万卒業のメドはすっかり立っていますからね。 条件的にも広い阪神、1Fの延長はともにプラス材料。追える内田騎手で一気に突き抜けます!
-
レジャー 2008年09月27日 15時00分
神戸新聞杯(JpnII、阪神芝2400メートル、28日) 本紙・谷口 ディープスカイ鉄板!
セントウルSのスズカフェニックスにファイングレイン。しびれる手応えで直線半ばまで運びながら伸び切れなかったローズSのレジネッタ…TR仕様の仕上げの危うさに翻弄される昨今だが、神戸新聞杯の歴史はダービー上位馬が地力と根性で貫録を示し続けてきた。たとえ、次を見据えた仕上げでもディープスカイによもやの凡走など、あり得ない。 競馬発祥の地・英国では“一国の宰相になるより難しい”とされるダービーの頂。実際、「あのすごみある脚を見せられれば、一目置かざるを得ないよ」と、この夏、メキメキと頭角を現してきたオウケンブルースリ、ナムラクレセントの両陣営もキングカメハメハ以来、史上2頭目の変則2冠馬には敬意を表している。 「春も使って良くなっていった馬だし、体にも余裕がある。まだまだダービーのころに比べることはできないですね」と包み隠すことなく話すのはディープを担当する堂本助手。とはいえ、「夏を予定通りに無事越えられたし、四位さんが追い切りに乗るたびに元気になるんです。環境が変わると、しばらくはダクでもうるさい馬なんですが、今はすっかり落ち着きも取り戻していますからね。阪神も毎日杯を好時計で勝っているし、もちろん、距離も大丈夫。これくらいの状態でどれだけの競馬ができるか、僕自身も本当にワクワクしてるんです」と自信の表情を見せた。 この神戸新聞杯でのVパフォーマンスで菊花賞を目指すのか、天皇賞・秋に進むのかは昆師が決断することだが、来年は海外をも視野に入れる日本のエース。いずれの道を歩もうとも、眼前には青々と澄み切った秋晴れが無限に広がっているに違いない。
-
レジャー 2008年09月27日 15時00分
オールカマー(GII、中山芝2200メートル、28日) 本紙・橋本はマツリダゴッホ本命
実績、実力とも昨年のグランプリホース・マツリダゴッホが抜きん出ている。人気でもこの馬には逆らえない。 とりわけ、中山コースは有馬記念、オールカマー、日経賞、AJC杯の4重賞を含め、<6111>と抜群の成績を挙げている鬼。状態も休み明けで体の張りが足りなかった札幌記念2着当時とは雲泥の差だ。 今春の日経賞はここと同じ59キロを背負って0秒5突き放すケタ違いの強さを見せつけており、死角は見当たらない。普通に走ってくれば連覇が濃厚だ。 末脚確かなエアシェイディが当面の相手だが、叩き3戦目のアドマイヤタイトルも怖い。
-
芸能 2008年09月27日 15時00分
貫地谷しほりの意外な評判
先日、好評のうちに終了した貫地谷しほり(22)主演の連ドラ「あんどーなつ」(TBS)。若手女優の中でも抜群の安定感を持つ貫地谷だが、ここにきて、年上共演者にタメ口をきくといううわさも。やはり大物というべきか。 「TBS月曜夜8時の枠といえば、『水戸黄門』、『大岡越前』を放映した国民的人気を誇るドラマ枠。親友、宮崎あおいのNHK大河ドラマ『篤姫』ほどの高視聴率は稼げませんでしたが、毎回2ケタを記録。大健闘を見せました」(テレビ誌ライター) 今年3月まで放送されていたNHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」のヒロイン役で大ブレークした貫地谷は、4月からは「キミ犯人じゃないよね?」(テレビ朝日)で深夜のヒロイン、そして7月からはゴールデンタイムの「あんどーなつ」と“3連投”。完全に売れっ子女優の仲間入りを果たした。 「でも、共演者、スタッフから漏れてくる評判は必ずしもいいとは言えません。『次は一緒に仕事したくない』と拒絶反応を示す人もいるそうです」(芸能ライター) 「ちりとてちん」の年上スタッフには「私の出番、何時から?」「おなか減ったからごはん食べよう」などと、平気で“タメ口”で話していたという。 「その上、男女を問わず、何かにつけて頭や肩に触れて話したり、ベテラン俳優を追い出して自分の個室を用意させるということもあったとか」(芸能ライター) 貫地谷と共演したベテラン俳優が「ずいぶん出来上がったおネエちゃんだったね」と言った話が伝えられているが、「あんどーなつ」においても、そのキャラはいかんなく発揮されたという。 「舞台は下町・浅草の老舗和菓子店。和菓子職人を志すヒロインを貫地谷が演じたのですが、初め原作を読んだ感想を『こんな純なコ、いまどきいないでしょ』と大きな声で主人公のキャラに疑問を呈し、スタッフをドン引きさせたそうです」(同) よく言えば、開けっ広げで裏表のない若手女優ということに過ぎないのだが、共演の林家正蔵から「付き合ってる人はいるの?」と問われた時は「そんなこと答えるわけないじゃん」と返し、正蔵の顔を引きつらせたという。 「沢尻エリカの『別に…』発言ではありませんが、ひとつ間違えると女優生命に差支える可能性も出てきますよ」(芸能リポーター) 今の売れっ子ぶりからすると、当面は大丈夫そうだが…。
-
-
芸能 2008年09月27日 15時00分
「走る男」森脇健児インタビュー
最近、話題の番組がある。tvk(テレビ神奈川)で放送中の「走る男」(日曜午後10時30分〜11時)だ。内容は、そのままズバリ、ただ走るだけ。その模様を淡々と記録する番組が、なぜ人を魅了するのだろうか?この番組のパーソナリティーを務めるタレントの森脇健児に話を聞いた。 「走ることには昔から慣れ親しんでいました。ただ学生のころは短距離の選手やったんで、ランニングをするようになったのは10年くらい前、ボクシングやってた時にロードワークに出るようになってからかな。とにかく走ることは昔から生活の一部でしたわ」 学生時代は陸上短距離の選手として全国レベルの活躍。タレントとして活動を始めてからも常に体を動かし、さまざまなスポーツにチャレンジしてきた。運動神経抜群の森脇なら、この番組のパーソナリティーとして確かに適任だ。 「いやいや、そんなんちゃいますねん。この企画は自分の持ち込みなんですわ。知っての通り、自分は一時期バーンと売れましたが、しばらくして仕事がガクンと減ってしまった。そうなると自分の周りからドンドン人がいなくなっていきまして…」 日本がバブル景気で浮かれていた時期、超売れっ子のお笑いタレントとして週に何本ものレギュラー番組を持ち、一世を風びした彼の活躍をご記憶の方も多いだろう。しかし、食うか食われるかの人気商売。いつしか彼の名前も全国区から外れていった。 「厳しい時代でしたが、それでもこの森脇を信じて支えてくれたスタッフがいたんですわ。その仲間たちと『こんな番組やりたい』ってずっと話していてできた企画なんです」 とはいえ、企画のユニークさだけで、番組制作に乗り出す相手が見つかるわけではない。 「企画が『ただ走る』でっしゃろ。いろんなところに持ち込みましたが当然感触は良くない。ですからtvkさんがやろうと言い出した時はムチャクチャうれしかった。でも半面、『この人はなんて奇特な人やろ』と正直思いましたで」 そう笑うが、実は断られ続けながらも「絶対にどこかがやる、そして面白い番組になる」という自信があったという。 「仲間たちと話し合って『ドラマを用意しない』という原則は決めていました。ありのままを撮る。感動を作るんじゃなくて、僕が感じた感動を伝えようって。面白くなると思いましたよ。だってそんな番組ほかにないでしょ」 こうして今年4月、北海道洞爺湖を皮切りに森脇の「走る男」は始まった。しかし勝負はフタを開けてみるまではわからない。この企画が番組として成り立つのか?しかし、その自信が確信に変わるまでにそれほどの時間は掛からなかった。 「僕の挑戦を知って北海道のある町役場の観光課の人たちが街の人に声をかけ、さらに一緒に走ってくれてたんです。そして、その日の夜を彼らと過ごしました。夜通し酒を飲みながら。その出来事を通じて僕が伝えたいものがはっきりと見えてきた」 走るだけの番組とはいっても、番組を肉付けする企画はいくつかある。1キロ=500円のジョギング貯金。そのお金で、その土地の料理を食べたり、ホテルに泊まったり。さらに、走りたいと思う視聴者が飛び入りでやってきて一緒に走る。だから、番組では森脇がひとりで走っているときもあれば、何人かで走っているときもある。 「一緒に走っているとね、その人の背負っているものが分かるんですよ。具体的にどうこうじゃなくて、共感に近いものです」 大原則である「演出をしない」ことが逆に大きな演出になることもある。山形県では、走る森脇の後を越冬するハクチョウたちが飛び立ち壮大なスケールの映像となった。もちろん、そんな都合のいいことばかりではない。静岡では天気が悪くて一日も富士山が見られなかった。 「富士山が見られない静岡って…」 放送は反響を呼び、当初6局で放送されていたのが、10月からは11局に。視聴できる地域が拡大する。 「番組が放送されている地域は『次は私たちの町の近所を走る』ってたくさんの人が応援してくれますけど、番組が放送されていない地域では『なんや森脇が走っとる』って反応は鈍い。僕らは放送されていない地域ををアウェーと呼んでます(笑)。でも、それはそれで面白い。走っているとその町独特の空気を肌で感じることができる。それも一つのふれあいです」 北海道からスタートした「走る男」は現在、滋賀県を越え関西の中心部に近づいてきた。箱根の山越えが厳しかった経験から大阪に入る前の山々の峠越えがポイントだと語る。 「でも、それを越えたら地元ですわ! ホンマ楽しみです」 走ることを通じて生まれた絆(きずな)やふれあいが醸し出す森脇の優しい表情は、絶頂期の勢いに乗った彼しか知らない人には、とても想像がつかないだろう。彼は、たとえゆっくりでも、励まし、助け合い、信頼できる仲間と同じ目標に向かうことの喜びを知った「走る男」なのだ。 「ホンマにね、県境で過ぎ行く県に頭を下げるんです。ありがとうって。そしてこれから挑む県に頭を下げてから足を踏み入れるんです。よろしくって。何も意識なんてしてない、不思議とそんな気分になるんですわ」<プロフィール>もりわき けんじ 1967年、大阪府枚方市生まれ。京都・洛南高校時代にインターハイ出場。高3の時「第1回松竹芸能タレントオーディション」に合格、タレントに。2006年、森脇健児アスリートクラブを立ち上げ、タレント活動と並行して月間200キロのトレーニング、大会出場、アスリート活動にも力を入れている。
特集
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分