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神戸新聞杯 アベコーの気になる本命は!?

 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
 ビジュアル文化が当たり前の社会の中で、たまには秋の夜長をラジオに耳を傾ける、というのも趣があっていいかもしれません。ラジオといえば秋の番組改編で、10月4日の土曜日、この私がパーソナリティーを務めることになったTBSラジオ「アベコーのもりもりトーク」がスタートします。つけ麺で日本一有名な東池袋の大勝軒プレゼンツによる番組。ラーメン、つけ麺の特別な秘話などを多彩なゲストを交えて面白おかしく伝えたいと思います。
 そして、競馬はまさにGIシリーズに突入。展望、予想をドーンと、アベコーペースで紹介できたらいいですね。なにかプレゼントもラーメン党や、競馬ファンには涙が出るくらいの物を差し上げるそうです。
 毎週土曜日の午後7時30分から30分間、お耳を拝借させて下さい。私のパーソナリティーとしてのデビュー戦。末長くよろしくお願い致します。

 さて、今週は東西で重要な重賞が行われます。中山では天皇賞に向けて「オールカマー」。そして阪神では菊花賞が見える「神戸新聞杯」です。ここでは神戸新聞杯を診断。目下3連勝のダービー馬ディープスカイが圧倒的人気を集めそうですが、過信は禁物です。何よりかにより、休養明けが最大の死角。未勝利を勝ったのが6戦目でのこと。新馬戦は4着に敗退。つまり叩き良化型の典型なのです。ゆえに4カ月ぶりの今回は危険な人気馬とみています。
 で、オウケンブルースリに期待。目下3連勝の勢いに注目です。なかでも、前走の阿賀野川特別は鳥肌が立つくらいスケールの違う圧勝劇。スローでレースの上がりタイムが3F34秒9。内回りで明らかに先行馬のペースでしたが、4角で中団外に進出すると、大外から次元の違う破壊力で、あっという間に突き抜けてしまったのです。
 しかも、終い余裕を残すスケールの大きなレース。ちなみに自身が繰り出したラスト3Fは34秒1。父のジャングルポケットに似て、やや頭が高いフォームですが、内田騎手がそれを巧みに操縦。菊花賞4着だった父の思いを乗せ、いざ、出走権奪取!

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