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芸能 2009年03月13日 15時00分
最新写真集がバカ売れの深田恭子はどうして痩せたのか?
“深キョン”こと女優、深田恭子(26)が絶好調だ。映画「ヤッターマン」が公開初日から大入りを記録。映画とコラボした最新写真集「KYOKO TOKYO PIN-UP GIRL」(ワニブックス刊)も飛ぶように売れている。その要因は深キョンのナイスボディーにあるのだが、最近、彼女のボディーが細くなったのには意外な理由があったのだ。 「写真集はドロンジョ役の深キョンがボンデージ衣装を脱いだという設定なんですが、これが大当たり。現在、20万部を突破する勢い。最終的には30万部に達するのでは」(出版関係者) この写真集がバカ売れする理由は、ずばり深キョンの潔さが評価された結果だろう。シャンパン片手に泡風呂に浸っているバスタイムやランジェリー姿、葉巻を舌先で舐めなるなど、渾身のセクシーショットが満載されているのだ。 「推定Fカップの谷間のホクロやキュッとくびれたウエストやヒップを惜しげもなく晒している。引き締まったボディーからは大人のフェロモンがムンムンです。ファンならずとも購入して損はしない1冊」(芸能ライター) 以前は“デブキョン”などと言われ、ダイエットをしてはリバウンドを繰り返していた深キョン。この写真集を見れば、その認識は間違いなく一蹴されるはずだ。それにしても深キョンはどのようにしてこのパーフェトクトなセクシーボディーを手にいれたのか…。 「芸能界のセレブ御用達の針きゅう院に通っている。有名女優のYやハリウッド女優もお忍びで来店する。これまで加圧トレーニングやバナナダイエットでもやせなかった体がはりを打ってからどんどん細くなっていた。全身にはりを打つと血行を良くし、脂肪を燃焼させる効果があるそうだ。顔だって小顔になった。1回の治療で100本近くのはりを打ち込むらしい。予約は数カ月先まで埋まっている」(週刊誌ライター) ちなみに1回の治療代は3万円にもなるそうだ。 深キョンのパーフェクトボディーを見たあのドクロベー様もあまりのエロさに「おしおきだべ〜」と言ったとか言わないとか。3万円でもお釣りが来る活躍ぶりだ。
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その他 2009年03月13日 15時00分
SG総理大臣杯17日開幕 キャンペンガールがナイガイ来訪
17日から22日まで多摩川競艇場で開催される「SG第44回総理大臣杯」のPRのため、関係者とキャンペンガール(高橋麻美さん(右)城戸優花さん(左))=写真=が12日、東京・中央区の本社を訪れた。 SG競走の開幕を告げる総理大臣杯。地元のエース浜野谷憲吾選手を筆頭に、前年度の総理杯覇者・松井繁選手や賞金王決定戦チャンピオン・井口佳典選手らが凌ぎを削る。 青梅市事業部の高橋秀夫管理課長は「今回はパンフレットから力を入れて製作しました。出場選手一人ひとりに総理大臣杯への抱負を書いていただいた色紙を掲載しています。レースの方もすばらしいメンバーが揃いました。特に初日のドリーム戦は、賞金王決定戦を思い出させる豪華メンバーです。私たちも本場を盛り上げ、目標の150億円を達成できるよう頑張ります」と抱負を語った。 開催期間中は、イベント・ファンサービスも盛りだくさん。なお全国の競艇場、ボートピアなどで場外発売される。
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スポーツ 2009年03月13日 15時00分
ボクシング WBCフェザー級新王者の粟生に待ち受けるイバラ防衛ロード
WBC世界フェザー級タイトルマッチが12日、東京・後楽園ホールで行われ、世界再挑戦となった粟生隆寛(帝拳)が王者オスカー・ラリオス(メキシコ)を撃破。リマッチを制し、新チャンピオンになった。憧れの世界王者となった粟生だが、防衛ロードはイバラの道となりそうだ。また、兵庫・神戸ワールド記念ホールで行われたWBCバンタム級タイトルマッチは、王者の長谷川穂積(真正)が圧巻の1R勝利でV8を達成した。 粟生が憧れ続けたベルトを巻いた。 昨年10月、王者ラリオスに初挑戦したが判定で惜敗。プロ初黒星を喫した。だが、試合内容が評価され再戦が決定。「次はない」と不退転の決意で臨んだ。 母から「高貴な王者を目指せ」と激励され、粟生が高貴なイメージという紫色のトランクスで臨んだ。「相手のジャブをセオリーでは外側に交わすものなんですけど、あえて内側にかわしていった」。幻惑戦法で序盤から王者を翻ろうした。 さらにワンツーと左ボディーを有効に使い主導権を握うと、終始ペースを握り続けた。これまで対日本人全勝と“日本人キラー”のラリオスから、最終12Rにはダウンも奪った。フルラウンドを戦い抜き、判定3-0で雪辱を果たした。 世界チャンピオンになることは小学生の頃からの夢だった。「(ベルトは)重いですね。めちゃくちゃ格好いい。(元ボクサーの)親父の夢でもあったんで、こみあげるものがありました」。リング上では判定結果が出る前から、勝利を確信して人目もはばからずに号泣した。 悲願の王座戴冠を果たした粟生には、追う側から追われる側へと立場が代わったことで、険しい道が待ち受けている。 帝拳プロモーションの浜田剛史代表は、今後について「会長と相談したうえで、いろんなパターンがあると思う」と話し、「まずはラリオス側がどういう反応をするのか。ラリオスじゃなくても次から次にいる。世界ランカー10位まで(と対戦するとしたら)みんなに対応できるボクサーにならないといけない。やりやすい相手とやっても仕方がない。(選択が可能なら)強い相手を選んでやっていく」 帝拳ジムの本田明彦会長は「(初)防衛戦は指名試合になると思う」と話した。時期は未定だが、同級1位のエリオ・ロハスとの対戦が有力だ。 新王者となった粟生は試練の道が待ち受けるが、逆境を跳ね返して防衛を重ねていくことができるか。
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スポーツ 2009年03月13日 15時00分
戦極 小見川が野生化! 猫パンチも習得
「戦極〜第七陣〜」(20日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のフェザー級GPに出場する小見川道大が12日、都内の吉田道場で練習を公開。愛猫のケンカをきっかけに野生の血が覚醒した。 1回戦でL・C・デイビスと対戦する。現在はボクシング技術に磨きをかけるため、年末からWBC女子世界ライトフライ級王者・富樫直美などを輩出したワタナベジムに週2回、出げい古を行っている。「パンチは早いんですけど、よけられるようになってきた。カウンターも当たるようになった」。攻守のレベルアップを実感している。 自宅では猫を7匹飼う。愛猫たちのケンカをヒントに「猫パンチ」も身につけた。相手のデイビスを「黒ヒョウ」、自らを「オオカミ」にたとえ「本能的な試合になる。野性味あふれるファイトで制したい。最後は寝技で勝つ」と誓った。 2007年4月以来約2年ぶりの勝利を目指し、眠れる狼が野獣と化す。
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スポーツ 2009年03月13日 15時00分
DREAM 柴田がミノワマンに下克上宣言
4・5「DREAM.8」(愛知・日本ガイシホール)の追加対戦カードが12日、都内のジムで発表された。プロレスラー対決が決まった“狂拳レスラー”柴田勝頼が、先輩レスラーのミノワマンに下剋上を宣言した。 柴田は総合格闘家に転身後は思うように結果が残せず、2007年3月以来、勝利から遠ざかっている。現在引き分けを挟んで6連敗中だ。ミノワマンとの一戦が決まり「自分の中ですごく意味のある試合。とにかく勝つ」と復活を誓った。 ミノワマン戦は熱望してきた。「プロレスラーとして、いずれどこかで試合をすると思っていた相手だし、常に自分の頭の中にいた存在。言い表すなら必然とか運命ではなく、これは宿命」と意気込む。「ガツンと勝って方向性を打ち出してたい」と、先輩レスラーを踏み台に再浮上を狙う。 一方のミノワマンも意気込み十分。「彼より試合数も経験しているし、負けられない」と闘争心をたぎらせていた。
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スポーツ 2009年03月13日 15時00分
WBC 侍ジャパンがカブスに辛勝
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は12日(日本時間13日)、米アリゾナ州メサで、大リーグ、カブスと練習試合を行い、日本は最後の実戦練習に3-2で勝利した。 先発投手は日本がダルビッシュ、カブスは昨季、無安打無失点試合を達成したザンブラノ。日本は2回まで無安打。先発ダルビッシュは2回を2安打無失点に抑えた。 3回、先頭の城島が右前安打で出塁。岩村が遊ゴロで倒れた後、川崎が左中間を破る三塁打で先制した。イチローが四球でランナー一、三塁。片岡が初球スクイズを狙ったが失敗。だが、キャッチャーが後逸。三塁から川崎が生還して2点目。3回からは小松が登板。 4回、小笠原の代走内川がそのまま一塁の守備に。1死二塁の場面で小松に代わって山口がマウンドへ。バコに中前タイムリーを打たれ1点を返された。カブスは5回から右腕グレッグが登板した。 6回、カブスはグレッグに代わって右腕パットン。田口が左翼の守備入る。片岡、青木が凡打の後、村田、内川が四球で2死一、ニ塁。福留がバットを折りながらも中前適時打で3-1。山口から杉内へスイッチ、城島に代わって石原、イチローに代わって亀井が入る。さらに7回、2死から馬原が登板した。 カブスは8回から左腕コッツに代わった。9回には右腕ウェルズがマウンドに上がった。 9回、日本は馬原に代わって藤川が登板した。だが、先頭のフォックスに左中間二塁打を打たれると、続く田口にも中越え適時二塁打を打たれ1失点。3-2の1点差まで迫られた。 ブランコを一直。3番ホフパワーを空振り三振で2死としたが、ディーズの3球目に大暴投で2死三塁のピンチを招く。しかし、フォークボールで空振り三振に仕留め、何とか振り切ったが、クローザー藤川の調子はパッとしなかった。 日本は前日のジャイアンツ戦に続き、実戦練習2連勝。絶好調で15日(日本時間16日)から始まる第2ラウンドに臨む。
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その他 2009年03月13日 15時00分
WEB読者プレゼント スリム生活
便秘になったことのない人には、そのツラさは分からない。しかし、日本内科学会(東京・文京区)によれば、3日間うんちが出なければ立派な便秘という。毎日うんちが出るとしても「出る量が少ない」「全部出し切れてない」という感覚があればそれも便秘なのだそうだ。 便秘状態が長引けば体中に毒素が回り、肥満に肩こり、さらには腸ガンになる確率が高まるなど良いことは全くなし。 便秘人口の多い現代では、便秘薬に頼っている人も多いだろう。しかし恒常的に便秘薬を使用していると、腸が正常に機能する能力を失っていってしまう。健康を考えれば自然素材が一番良い。 シンギー社より発売中のサプリメント「スリム生活」(3980円)は体にやさしい13種類の果実・植物素材が配合されている。毎朝スッキリしない人も、ビミョーな人にも、漢方の力で体の内側からキレイになることをサポートするという。あなたもこれでアジアン・ビューティーを目指せ! この商品を8人にプレゼント。 ※プレゼントの応募は締め切りました。
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社会 2009年03月12日 15時00分
麻生首相 “ヒット・エンド・ラン”作戦を実行か
西松建設の巨額献金事件で混乱する永田町で、麻生改造内閣の奇手が盛んにウワサされている。事件前、自民党内の「麻生降ろし」封じでアップアップだった麻生太郎首相(68)は、すっかり血色もよくなって完全復活。民主党の“敵失”に乗じて内閣を改造し、即解散・総選挙に突入する“ヒット・エンド・ラン”のシナリオを検討し始めているという。 民主党・小沢一郎代表(66)は捜査の進展を見守りつつ、その座に固執することが政権奪取の邪魔になると判断すれば辞任するという。麻生首相は手をたたいて喜んでいるらしい。 「ようやくツキが回ってきたとばかり、麻生首相は実にイキイキとしている。閣僚に重大疑惑がかけられていることなど忘却の彼方。そのせいもあってか、小沢氏が代表を辞任する前に内閣を大幅改造し、支持率を底上げして即解散に打って出るという情報が取りざたされている。改造に走ると同時に解散する“ヒット・エンド・ラン”作戦なんだって。アホくさ」(全国紙政治部記者) しかし、浮かれたくなる気持ちは分からないでもない。昨秋、「景気対策優先」を口実に解散を先延ばししたというのに、肝心の経済閣僚は崩壊寸前。お友達の中川昭一前財務相(55)の“へべれけ辞任”によって、「ポスト麻生」の呼び声高い与謝野馨氏(70)に経済財政相・財務相・金融相を兼務させるハメになった。当然ながら支持率も急降下。「完全に与謝野内閣状態」(前出の記者)だったのだ。 ところが、西松建設事件で小沢氏の公設第一秘書・大久保隆規容疑者(47)が逮捕されたことで形勢は一気に逆転した。二階俊博経済産業相(70)側にも捜査の手が伸び、漆間巌官房副長官(63)の「自民党議員に波及する可能性はない」発言が暴露されても政権は決定的なダメージを受けていない。 永田町関係者は「確かに麻生降ろしの動きはピタリとやんだ」と指摘。次のように解説する。 「すでに内閣支持率が下がりようのないところまで落ちていたのが幸いした。民主党政権誕生は避けられないと観念していたところで事件が弾けたため、自民党内はいまはヘタに動かないほうが得策と様子見している。しかし、小沢氏が辞任すれば麻生降ろし再燃は間違いない。麻生首相は内閣改造否定論者だが、二階氏と漆間氏の問題も出てきたから改造するにはいいチャンス」 政権交代となれば“入閣候補”にとって大臣の椅子は遠のく。これまでの麻生氏といえばやることなすこと、すべて裏目に出ていたため、改造しようにも許されない状況にあった。改造内閣への入閣をちらつかせ、求心力を高めるのは有効な手立てではある。 一方、民主党は小沢氏の条件付き続投宣言をしっかりと受け止め、ポスト小沢を模索する動きすら見せない。 小沢氏は11日、元秘書の石川知裕衆院議員が東京地検に参考人聴取されたことに関し、「国会会期中で任期満了まで半年という時期だ。選挙妨害以外の何ものでもなく、権力の乱用だ」と厳しく批判。潔白を訴える小沢氏を支える挙党態勢が続いている。 もちろん、捜査の行方によって与野党とも状況は大きく変わるだろう。麻生首相が二階氏の任命責任を追及される可能性も十分ある。 前出の永田町関係者は「うまく改造に踏み切れば10%ぐらいは支持率が上がるはず。でも、麻生首相はそこで間髪入れずに解散できないんじゃないか」と見る。さて、どうなるか。
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社会 2009年03月12日 15時00分
激安弁当戦争レポート
昼食代をケチらなければならないほどの不況がサラリーマンを襲っている。そんな中、全国各地で弁当の価格競争がヒートアップ。最大の激戦区とされる東京・池袋の現場に直行すると、平日の昼間は雨だというのに長蛇の列ができ、さながら激安弁当戦争の様相だった。 東京都豊島区の南池袋公園に近い、オフィスビルや学校が立ち並ぶ都心の一角。お昼どきになると弁当を買い求めるサラリーマンや学生が行列をなす。どの店を見ても「弁当350円均一」と、とにかく値段が安い。 人気店の一つ「江戸っ子弁当」は全品350円(以下、すべて税込み価格)。毎日500個を完売するボリューム重視の弁当店だ。若鶏の唐揚げ弁当、メンチカツ弁当と揚げ物が多く、ボリューム満点。量で勝負しているだけあって男性客が圧倒的に多い。日雇い派遣で働く労働者から根強い人気を誇る。 その50メートル先で激安競争にしのぎを削るのが、味にこだわる「おべんとうや」だ。3畳ほどの狭い店内では瞬く間に人気メニューが売り切れていく。周辺には美容・福祉系の専門学校が多く、白衣姿で弁当を買いに来る女子学生の姿も。 ごったがえす店内で丁寧に接客していたのは店長夫人の小松ひろ子さん、小柄な60代のおばあちゃんだ。 「看板商品の栃木産黒毛和牛のサーロインステーキ丼(350円)は開店してすぐに売り切れちゃうの。ごめんね。次は早く来てね」 意外にもそこには価格競争に躍起になる野心メラメラの店主の姿はなかった。むしろ家庭的なみんなのおばあちゃんといった感じだ。 こだわりは手作りと良質な食材。サーロインのみならず、米はこしひかり、魚は築地から直送と、この価格で驚くほどの豪華さ。客が殺到するのもうなずける。 そこからさらに10メートル離れた所に「旬太」がある。数カ月前に店を出した新規参入組だ。 「この競争ですか? さぁ、誰が始めたんでしょうね。どこか一店舗が値を下げたら皆がそれを追っかけちゃいますよね。向こうの店(おべんとうや)なんか350円ですよ。うちは400円が限界です」(保谷茂店長) しかし売上については「この不況が訪れてからというもの、確かにお客さんはどっと増えましたね」と喜びを隠さない。今後も景気悪化や企業の派遣切りが増えれば、この地区のような激安ストリートが全国に飛び火する可能性もある。 間もなくこの界隈も世界同時不況以来、初めての桜の季節を迎える。春の陽気に誘われて「今日は外で弁当でも」という人の数はますます増えるだろう。サラリーマンにはうれしいこの弁当戦争、さらに激化しそうだ。○黒毛和牛を使ったビビンバ丼は絶品!! 試食したのは激安店のなかでも一番の列をつくる「おべんとうや」のビビンバ丼(500円)。ハイレベルなこの界隈だけあって店には電子レンジの備え付けが当たり前。遠慮なくチンしよう。 たっぷりのった黒毛和牛がぜいたく。気になるお味の方は、これが文句なしにうまい。牛肉はあまりに美味しすぎて最後までとっておこうかと思うほど。新鮮なシャキシャキの大豆モヤシが味にアクセントを付ける。 さらにはそのボリューム。コンビニ弁当などは買ってみたら上げ底だったなんてことがよくあるが、男性でも十分すぎるほどぎっしり御飯が詰まっていた。ガテン系の人たちが常連なのもうなずける。○問い合わせ(詳しくは紙面で)「江戸っ子弁当」。営業午前11時半〜売り切れまで。「おべんとうや」。営業午前11時20分〜午後2時。「旬太」。営業午前11時半〜売り切れまで。
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社会 2009年03月12日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(9)
婦人は何も言わずに黙って帰って行った。それが花子だったかどうか、そうであったとも、なかったとも言えない。 もう一つ、徳次の覚えていることがある。小学校に上がる前の年のこと。当時、徳次は義母からマッチ箱を貼(は)る内職をさせられていた。 マッチは、清水誠が明治9(1876)年に東京・本所柳原町にマッチ工場を創設したのが、日本における本格的製造の始めである。金沢藩士だった清水は文部省留学生として滞在したフランス・パリでマッチ製造技術を学んで帰国し、技術の普及に努めた。明治政府は日本の輸出入の均衡を図るため、マッチを輸出の重要品目とする方針であった。マッチ工場は国内各地につくられた。徳次の住まいは日本のマッチ発祥地にも近かった。小学校入学前の徳次にとって、家計を助けるための内職であったが、小さな指先で国策の一端を担ってもいたのだ。 春の初めの風の強い日、徳次は貼り終えたマッチ箱を風呂敷一杯に包むと小さい背中に担(かつ)いだ。問屋に届けるのだ。家を出ようとするところへ、入れ違いに見知らぬ若い人が入って来た。若い人は徳次をしばらくじっと見つめていた。徳次が行き過ぎてちょっと振り返ってみると、若い人はまだ徳次を見ていた。何か気になって、問屋から急いで帰り、熊八に今の人のことを聞いてみた。熊八は「別に誰でもない。お前の知らない人だ」と言った。けれども、これは実は長兄の彦太郎だったのだ。徳次の実の父・政吉は花子の病気に感染して、花子より先に明治32(1899)年3月13日、58歳でこの世を去っている。花子も3年後の明治35年9月28日、39歳で他界する。政吉は死期が近づいた頃、病床でしきりに幼くして別れた徳次のことを気にした。生涯、徳次に実家を名乗り出ないことが養子縁組をした際の約束だったが、政吉の気持ちを察した彦太郎が、せめて死に際に一目だけでも徳次に会わせてやろうと、熊八の了解を得にやって来たのだ。
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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