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社会 2009年03月21日 15時00分
永田町血風録 小沢氏“居座り”なら民主党分裂危機
民主党の岡田克也副代表の言動がが然、注目され出した。民主党は次の選挙の顔を代表の小沢一郎と決めて、ポスターも「国民の生活が第一。」をキャッチフレーズに大いにPRしていた。 しかし小沢の秘書と、同じく側近の石川知裕衆院議員が政治資金規正法違反とその疑いで逮捕、事情聴取されたことで、民主党のイメージが悪くなってしまっている。 党内にも小沢に対するモヤモヤが霞(もや)のようにたなびいている。「思い切って若手による政策集団を…」といった声を党内から発しているのが、もう一人の副代表、前原誠司の取り巻き。 そこには、小沢が代表を辞めずにこのまま選挙に臨もうとしていることへの反発がある。 岡田が「日米両政府高官が交わしたとされる沖縄返還に関わる『密約文書』については政権交代が実現すれば、これまで日本政府が『密約はない』といっていたものを全部出す」と明言。これは、西松建設からの献金に関して十分な説明責任をしない小沢の曖昧(あいまい)さを皮肉って言ったものとも取れる。 また、前原の取り巻きも小沢への献金の多さに「あれでは選挙になったら、国民に『国民の生活が第一。』だなんて言えなくなってしまう。民主党のイメージダウンというか、昔の自民党の金権政治そのものの印象はぬぐえない」と、すっかり困惑しきっている。 両副代表のこうした意思も考えてのものかどうかは知らないが、民主党の若手議員の間からは独自に政策集団を作って選挙に対応しようとする動きが出てきている。 「小沢がもっと明確に説明責任をしないと、民主党は四分五裂してしまいかねない。そんな蛮行も見え隠れする」と自民党のある派閥幹部は、こう言ってほくそ笑んでいる。 その自民党だが、各派閥は民主党の分裂含みの党内情勢に注目している。4月か5月に行われるといわれている総選挙後を、にらんでだ。 「もし自民党が勝てば、自民党内での派閥争いはいま以上に激しくなる。自分たちの派閥の人数をいかに増やすか。いってみれば民主党の動きを気にしつつ、自派の勢力増強を考えているんだ」(自民党関係者) また別の自民党関係者はこう言う。 「どっちもどっちだよ。まさに自民党も民主党も目クソ鼻クソ。まあ、それにしても共産党と社民党の存在感はないね。アフリカのソマリア沖の海賊対策で海上自衛隊の護衛艦が2隻出港した。ところが、この共産党と社民党は『憲法上問題あり』と相変わらずの物言い。時代錯誤もいいところ。こんな野党と共闘したいと小沢一郎が公式に発言していることも、岡田や前原を刺激しているのは間違いない」 選挙予想を前にして、逡巡する与党と野党。その上、与野党ともに朝令暮改とあっては、国民はたまったものではない。(文中敬称略)
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スポーツ 2009年03月21日 15時00分
戦極 五味隆典5・10修斗で再起戦
天下無双の火の玉ボーイが復活の道しるべを歩み出す。20日、東京・代々木第2体育館で開催された「戦極〜第七陣〜」に五味隆典が来場し、5月10日の修斗、東京・JCBホール大会で再起戦に臨むことを発表。「勝って戦極のリングに帰ってくる」と復活を誓った。 五味は1月4日の「戦極の乱2009」で北岡悟との初代王者決定戦に臨んだが、一本負け。圧倒的有利という戦前の予想を裏切る王座獲得失敗だった。 この日、リング上からファンにあいさつした五味は、次戦について「5月に修斗のチャンピオンとやります」。修斗世界ウエルター級王者・中蔵隆志とのノンタイトル戦を行う。2003年8月にヨアキム・ハンセンに敗れて以来の修斗参戦で原点回帰し、復活への足がかりをつかむ。「勝って戦極のリングに戻ってくる」と、勝利を手土産に戦極マットにカムバックすることを約束した。 初代ライト級王者の北岡は、ノンタイトル戦を挟んで8月に初防衛戦を行うことを明言。「防衛戦では目の前の相手をケチョンケチョンにします」と決意表明した。挑戦者については、戦極の國保尊弘代表が廣田瑞人とレオ・サントスらで挑戦権を争わせると話した。 再起ロードを歩み出す五味と8月V1戦を行う北岡。この日開幕したフェザー級の一方で、ライト級戦線からも目が離せない。
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スポーツ 2009年03月21日 15時00分
戦極 フェザー級GP注目の日本人ファイター2人は明暗クッキリ
フェザー級GPは、優勝候補の日沖発が一本勝ち。“18歳ファイター”山田哲也は判定負け。注目ファイター2人の明暗がクッキリと分かれた。 クリス・マニュエルを迎え撃った日沖は、地元・名古屋から駆けつけた約50人の応援団の声援を背に、貫禄の勝利を挙げた。タックルでテークダウンを奪って主導権を握ると、1R4分12秒、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。 「戦極〜第八陣〜」(5月2日、国立代々木競技場第二体育館)で行われる2回戦に進出し、「僕が65キロ日本人最後の砦(とりで)になる」と優勝を宣言した。 山田は、ロニー・牛若に判定0-3で完敗。「本来の階級じゃない65キロだったので、スタミナ切れ。1R中盤から力み過ぎた」と敗因を分析した。「しっかり体を作ってリベンジしたいです」とライト級での再起を誓った。 その他の試合では、ニック・デニス、ジョン・チャンソン、マルロン・サンドロ、ナム・ファン、金原正徳、小見川道大が2回戦に勝ち上がった。
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スポーツ 2009年03月21日 15時00分
元川悦子のサッカー魔法陣(13)
2008年もJ2降格危機に瀕し、入替戦で何とかJ1に残留したジュビロ磐田。だが母体企業・ヤマハの業績不振が響いて大幅な戦力補強ができなかった今季も、開幕から不振が続いている。昇格組のモンテディオ山形に6失点を喫したのを皮切りに、ガンバ大阪にも4失点。2試合連続の大敗に、早くもJ2降格が懸念され始めている。 チームを率いる守護神・川口能活も精彩を欠いている。1月下旬の11年アジア杯予選・バーレーン戦(マナマ)直前に右ふくらはぎを負傷し、代表から離脱。懸命のリハビリでJリーグ開幕には間に合ったが、G大阪戦ではレアンドロのミドルシュートをファンブルするなど、どうもミスが目立つのだ。 1998年フランス、2002年日韓、06年ドイツと3度のW杯に挑んだ男も今年34歳。ベテランの域に達した。もともと抜群の瞬発力と集中力、シュートへの鋭い反応、フィードの正確さなどを特徴としていたが、すべての面で精度が落ちてきている。 それを印象づけたのが昨年3月の10年南アW杯3次予選・バーレーン戦(マナマ)。岡田ジャパンが初黒星を喫したこの試合で、川口は相手の動きにつられてシュート処理を誤った。「パンチするのか、タッチして逃げるのか、うまく判断できなかった。自分の力不足です」と反省するも、失点場面に不満を持った指揮官は、次から楢崎正剛(名古屋)に交代。これが響いたのか、Jリーグでもピリッとしない。磐田を低迷から救い出せなかった。 それでも、昨季終盤には楢崎の負傷もあり代表レギュラーに復帰。磐田もJ1残留し、新たな気持ちで今年を迎えたはずだった。だが、代表ではケガ、磐田では2試合10失点と苦しいスタートを強いられた。西川周作(大分)ら若いGKも育ってきており、このままでは10年南アW杯出場も難しいかもしれない。 とはいえ、GKの選手寿命は長い。ファンデルサール(マンU)のように35歳を超えても世界トップレベルで戦う選手も少なくない。川口にも豊富な経験を駆使して、苦境を打開してほしい。
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スポーツ 2009年03月21日 15時00分
ゴルフ 石川遼が日本人最年少記録で予選通過
米ゴルフツアーに出場している男子プロゴルフの石川遼は20日(日本時間21日)、米フロリダ州タンパベイのイニスブルック・リゾート&GC(7340ヤード、パー71)で行われたトランジションズ選手権第2ラウンドの予選を通過。 17歳での予選通過は日本人では最年少記録となった。 19日の第1ラウンドを2アンダー69の15位タイと好発進した石川は、この日もスタートの10番で2メートル弱のパットを沈め、バーディーを奪う上々のスタートを切った。 だが、前半最後の18番でティーショットを大きく右に外して痛恨のボギー。後半の2番、6番でもボギーを叩いたが、再三のピンチをパーセーブで切り抜け、1バーディー3ボギーの2オーバー73。 この日はスコアを2つ落としたが、通算イーブンパーの142で39位タイ。目標だった予選通過を決めた。 トップはスティーブ・ストリッカー(米国)らの6アンダー。今田竜二は2日目を2バーディー2ボギーのイーブンで回り、通算1オーバー。ぎりぎりで予選通過を果たした。
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スポーツ 2009年03月19日 15時00分
石川遼 マスターズ挑戦は早大進学の為か
マスターズ(4月9日〜)挑戦まで、あと3週間。夢の舞台に向けて、ハニカミ王子こと石川遼(17=パナソニック)はあす20日(現地時間19日)、試金石となる米ツアー2戦目の「トランジションズ選手権」に臨む。しかし、国内の盛り上がりをよそに、現地の評判は芳しくない。石川の父勝美氏の「今回はキャンプのようなもの」発言が発端となり、孝行息子の株を下げているという。 若武者・石川の米ツアー初挑戦は、散々な結果だった。先月19日から行われた「ノーザントラスト・オープン」は、初日2オーバー、113位と出遅れ、2日目もスコアを伸ばすことはできず、トータル2オーバー99位で無念の予選敗退。それだけに今回は、リベンジに燃えている。 「一時帰国の2週間、プロコーチから初レッスンを受けるなど、米仕様のスイング改造に取り組みました。昨年のドライバー飛距離は平均290ヤード。国内で7位の飛ばし屋も、米国なら40位台の中堅どころ。やはり300ヤードまで伸ばしたいようです。もちろん、短期間で結果の現れることではないが、すぐに課題のクリアに向けて臨むあたりが石川親子のいいところ。『世界の(岡本)綾子』を育てたマイク小西から指導を受けました」(クラブメーカー関係者) 日米でレッスン活動を続けるカリスマ・プロコーチの理論により、新フォームは右肩をかなり下げるもの。素人目にも歴然の大胆なモデルチェンジだ。 しかし、今回の改造に対し、多くのゴルフ関係者が首を傾げているという。 「あれは、マスターズに向けての秘策じゃない。予選落ちした場合の言い訳作りの一つ。新人がこの時期にフォームをいじるなんて、常識的には考えられない。また、経験が重視されるマスターズで、キャディーもそのまま。確かに遼クンが兄のように慕う方で、リラックスして臨めるでしょうが…。現段階での最大限の結果を残すという、期待の若武者らしい挑戦意欲が伝わってこないため、米メディアも醒めてます。『アイツは新進気鋭のルーキーじゃないのか』と、嫌味まで言われましたよ(苦笑)」(米在住スポーツライター) もちろん、ハニカミ王子ではなく、父勝美氏の下した決断だ。そこには別の目的が見え隠れするという。 「そもそも、米ツアー挑戦を時期尚早と考えていた節がある。彼のプランニングでは2年ぐらい先だったと思いますよ。だからこそ、あれだけ先を読み、自ら国内のマネジメントを行う勝美氏が、今年2月にあわてて海外限定のマネジメント契約を『IMG』と結んだ。実際、米ツアー初戦を前にして『今回(の米ツアー)は(開幕前の)キャンプ(練習)みたいなもの』と、不遜(ふそん)に映りかねない発言をしてひんしゅくを買っていましたよ。駆け回って推薦を取り付けたIMG関係者さえも、苦笑いを浮かべてました」(前出・ライター) ゴルフ専門誌のカメラマンも同じ意見だ。 「今回、IMGと契約した理由も、あのタイガー・ウッズが所属していることで選んだように感じる。遼クンの憧れの人物であり、彼のモチベーションを上げるには最高の存在ですからね。マネジメント能力なんて期待していないんじゃないかな。だって、初戦でも父勝美氏の要望で、カリフォルニアからアリゾナまで車2台で移動している。いくら空港の警備が厳しく、手荷物検査に時間がかかり、ヘビースモーカーの勝美氏が自由にたばこが吸えないからとはいえ、その移動距離は800キロですよ。車で約10時間、飛行機ならわずか90分。常識から考えて、あり得ません。車を2台もチャーターするぐらいなら、荷物だけ車1台で運び、飛行機で移動すれば済むことじゃないですか。相変わらず海外でもスタッフ泣かせの横暴な態度ばかりが目立ちますし、英語力に欠け、旅慣れていないことも露呈してしまいました」 では、そんな米ツアー挑戦を軽く見ている勝美氏の今季の思惑とは? 「ズバリ、大学受験でしょう。常日頃から上智大出身ということを口にする遼パパは、息子の大学進学にも積極的に動きますよ。昨年10月にツアー優勝し、10年までのシード権を獲得した時、『これで大学受験の選択肢も増えた』と、非常に喜んでいた。ただ、残念ながら母校への進学は無理。スポーツ枠がないですから。第1志望は早稲田大学。マスターズ挑戦の実績があれば、『スポーツ枠』なら問題ない。プロの遼クンは、大学のゴルフ部に入れません。それよりも、名門という冠がほしいのではないか。早大進学こそ、今季一番の目標ですよ」(国内ツアー関係者) 世界最高峰のマスターズ挑戦さえも、ソロバン勘定の1つなのか…。
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トレンド 2009年03月19日 15時00分
男目線でみるドラッグストア最前線
最先端の健康・美容グッズを集めた国内最大級イベント「第9回JAPANドラッグストアショー」(日本チェーンドラッグストア協会主催)がさきごろ、千葉・幕張メッセで開催された。会場は多くの女性客で熱気ムンムン。バストアップグッズや精力剤、化粧品の新製品に目を輝かせていた。ドラッグストアの最前線を紹介する。 100年に1度と言われるほどの不況。しかし、負け組がいれば勝ち組も存在する。多くの小売業が業績低迷に苦しむなか、ドラッグストア業界は右肩上がりの成長を続けている。リーマンショックの影響も今のところない超売り手市場だ。 この6月には改正薬事法の施行を控え、例年以上に関心が高かったようだ。各社のサンプルが無料で配られることもあり、会場入口には入場待ちの長蛇の列。同ショー推進事務局によると、この不況下、3日間で12万6417人が来場したという。 出展した317社のなかでも人目を引いていたのが、アイデア商品メーカー「コジット」(大阪府)の「セルローラー」だ。突起のついたローラーを体の気になる部位に転がすことで、マッサージができる。“美のカリスマ”と呼ばれるタレントのIKKO(47)が、テレビで愛用していることを明かすなり売り切れが続出。大ヒット商品となった。 そのシリーズに今回は新しく「バストローラー」と「ヒップローラー」が仲間入りした。何が注目かというとその形状だ。「バストローラー」はこぼれ落ちてくるオッパイを両手で受け止めるような形。「ヒップローラー」は女性のお尻を背後からお触りするような実にイヤラシイ形をしていて、男の“ツボ”もドンピシャリと刺激する。ほほを赤らめながら手にする男性の多いこと…。巨乳や美尻に憧れる女性の注目も集めそうだ。 一方、できちゃった婚を避けたい女性には見逃せないブースもあった。大手避妊具メーカー「オカモト」(東京都)の「ビッグボーイ」だ。欧米型の食生活で、日本人の体格も欧米並みに近づいてきた。普通のコンドームではジュニアが窮屈と訴えるケースも増えており、心当たりのある男性はぜひ常備を。女性もイザというときのために備えておいて損はない。 同商品は世界最大級、直径46ミリを実現。今まで「締めつけがキツイ」とコンドームを嫌っていた“巨砲彼氏”にも安心だ。これなら彼女も気兼ねなく彼氏に装着してあげられるだろう。 大型ドラッグストアチェーンはいまや若い女性の“たまり場”の活況だが、女性のものと思えて意外に身近な健康・美容グッズもある。暇な時は一度、ドラッグストアに足を運んでみると新しい発見があるかもしれない。○珍グッズ発見 怪しいグッズを発見! パッケージに書かれたイラストは何やら某男爵にそっくり。マカやガラナ配合の「男爵系サプリ」の文字が躍る。どうやら精力剤のようだ。ワイングラス片手に飲めとでも言うのか…。「パクリやないか〜い!」の声が聞こえてきそう!?○改正薬事法とは 6月から施行される改正薬事法のメーンは、大衆薬(一般用医薬品)の販売が緩和されること。今まで薬剤師が常駐していなければ販売できなかった大衆薬が、今回の改正で薬剤師がいなくても登録制で販売できるようになる。 この規制緩和を待ち望んでいたのが、コンビニエンスストア業界だ。今まで栄養ドリンクしか置けなかったコンビニで、粗利益率が高い風邪薬や消毒薬なども販売できるようになる。コンビニ各社はこの改正に大きな期待を寄せている。 守る側のドラッグストア業界も負けてはいられない。改正を機に、業界には再編と競争激化の波が押し寄せる。今年のドラッグストア業界は激動の一年となりそうだ。
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芸能 2009年03月19日 15時00分
不況の中、宮崎あおいはギャラが大幅アップ
不況のあおりで経費削減の嵐が吹き荒れるテレビ各局。中でも大きな打撃を受けているのが連続ドラマの制作費だ。主役級の有名女優たちのギャラは軒並みダウン。しかし、あの若手女優のギャラだけは大幅にアップしているという。 「4月スタートのドラマ一覧をみると、深夜時間帯のドラマが増えた。出演者のギャラは抑えられるし、それで視聴率を取れたら儲けもの」(テレビ誌記者) 4月ドラマのラインアップをみると、ビッグネームの女優で主役を務めているのは天海祐希主演のフジテレビ系「BOSS」ぐらい。「天海は昨年の主演ドラマ『Around40』が流行語大賞となった“アラフォー”ブームの火付け役となったこともあり、1話200万円で現状維持」(フジテレビ関係者)というが、ほかの主役級女優はギャラが折り合わず使われなかったようだ。 「このところ、連ドラから遠ざかっている松嶋菜々子は1話あたり400万円を決して譲らず使われなかったが、妥協して250万円にダウンしたようなので、7月以降の登場があるかもしれない。仲間由紀恵は350万円から200万円、産休明けドラマの争奪戦を各局が繰り広げた篠原涼子でさえ230万円から180万円にダウン」(芸能プロ関係者) 仲間は「ごくせん」、篠原は「ハケンの品格」など視聴率20%超えのドラマがあってもそうなるのだから、ほかの女優はもっと厳しい。 「主演ドラマが当たらない伊東美咲は250万円から100万円に。柴咲コウは200万円から150万円、長澤まさみは150万円から120万円、菅野美穂でさえ150万円から120万円にダウンしたようだ」(同) そんな中、昨年、NHK大河ドラマ「篤姫」で大ブレークした宮崎あおいは民放ドラマにあまり出ていない“プレミア”もあり、かなりアップしたという。 「民放ドラマは05年以来出ていないが、その時までは30〜50万円ほどのギャラだった。ところが、事務所には1話150万円での連ドラ主演のオファーが殺到しているそうだ。ただ、映画をメーンにしているので、連ドラのオファーはなかなか受けないと思う」(映画プロデューサー) 人気女優も不況の波に勝てず、かなりお寒いギャラ事情だが、最大の原因はテレビ局のCM収入の減少だ。 「民放各局のスポットCMは、4月スタートのドラマ枠でまだ余っている状態。この状態が続けば、7月スタートのドラマはもっと制作費が減らされ、主演女優のギャラも下がる」(先の芸能プロ関係者) このままでは、ますます視聴者の“ドラマ離れ”が加速しそうだ。
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芸能 2009年03月19日 15時00分
グラドル直撃インタビュー 一双麻希
昨年10月にファーストDVDを発売し、清そな顔立ちとスーパーボディーでグラドルファンをうならせた一双麻希。今月15日に20歳になったばかりの彼女が26日にセカンドDVD「20歳の誓い〜いっそう大人に〜」(イーネットフロンティア)をリリースする。新作について話を聞いた。 −−2作目の撮影ということで、どんなことを意識しました? 「20歳になる3月に発売ということもあって、前回より大人っぽくできるように頑張りました。「前回より何か成長したところが出せるようにと家でいろんな先輩のDVDをたくさん研究して撮影に挑みました。少しでもその成果が見てもらえたらと思います」 −−今回の作品の内容は 「好きだった先輩とのラブストーリーみたいな設定で、ちょこっと演技もしてます。レッスンはしてるんですが、実際に撮られるのは初めてで、すぐ言葉をかんじゃって何度もやり直ししました。だから、実際に使われてるシーンも結構かんでる言葉がありそうですが、大目にみてください(笑)」 −−印象に残った衣装は? 「久しぶりに制服を着て高校生になりました。高校を卒業して2年経ちますが着てみてまだまだ高校生いけるな、と自分で思いました(笑)。それとサンタの衣装はテンションがあがりました。こういうかわいいコスプレをしてみたかったので」 −−おすすめのシーンは? 「ジャケットの写真にもなっている川でのワンピースのシーンです。いい天気で光が入って暖かそうに見えて、水の中はすっごく冷たくて。鳥肌が立ちっぱなしで頑張りました。でも、川に反射するキレイな光とか自然の雰囲気でとても心が落ち着いて良い気分で撮影できました」 −−ファンにメッセージを。 「今回は少し大胆めな衣装も増えてちょっと大人の一双麻希を感じてもらえたらうれしいです。初めてのイベントもあるので楽しみだけどドキドキしてます」<プロフィール&イベント情報>いっそう まき1989年3月15日、石川県生まれ。T168、B84W57H87。O型。趣味=買い物、カラオケ、料理。特技=バレーボール。4月11日に東京・秋葉原でDVD発売記念イベントを開催。「石丸電気ソフト1」15時〜、「石丸電気ソフト2」18時〜。
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社会 2009年03月19日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(14)
ある冬の日。その日は雪が降っていた。徳次は、いつものように地金問屋へお使いに出された。地金を背負っての帰り道、空腹を抱え、寒いのに足袋(たび)も履いていない。肩に食い込んだ地金の重さに息が詰まりそうだった。日本橋から両国橋までやっとの思いで辿(たど)りついた。 両国橋とは武蔵と下総の両国を結ぶところからの命名である。両岸は江戸時代から盛り場として栄えていた。明暦の大火の後、隅田川に初めて架けられた橋で、長さ170メートル強、幅10メートルほどの当時としては大きな橋だった。明治37(1904)年には鉄の橋に造りかえられているが、この日、徳次が渡ったのは木製の太鼓(たいこ)橋だった。 太鼓橋の僅かな傾斜が徳次にはきつく、足を踏ん張りながら、一歩、一歩、滑らないように気をつけて進む。橋の中ほどで息を整えている時に、以前誰かに聞いた“鋳掛屋(いかけや)松五郎”の話をふと思い出した。松五郎という鋳掛屋(鍋などを修善する職人)が、ある時、しがない職人などやっているより太く短く世の中を渡ってやろうと決意し、橋の上から道具を投げ捨てて大泥棒になったという話だ。 “松五郎のように荷物をおっぽり出して、このまま家に帰ってしまおうか”、そんな考えが脳裏をよぎったが、それが無理なことは分かっていた。 家は極貧だったし、義母は帰ってもご飯を食べさせてくれないどころか、どんな酷(ひど)い目に遇わされるか、分かったものではない。 “辛いけれど3度のご飯を食べさせてくれる親方の所のほうがずっといい。辛抱しよう…”。そう思い直し冷たい雪の降る中を、また地金を背負って歩きだした。 徳次は後に“雪の両国橋は当時10歳だった私には長い長い橋に感じた。しかし、この橋を越えたことが今日の幸せな道を通れる因(ちなみ)となったのだと思っている”と回想している。
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