衝撃の未成年犯罪事件簿
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社会 2023年05月06日 19時00分
シンナー中毒の中学生、飼育小屋のウサギを大量虐殺!【衝撃の未成年犯罪事件簿】
大麻やシンナーなど青少年の薬物使用が多数検挙された80年代。埼玉県のある中学校で痛ましい事件が発生した。 1984年の冬、某小学校で飼育されていたウサギ4羽が何者かの手によって殺される事件があった。ウサギは強い衝撃で内臓が潰されており、さらに死体は校庭に設置してあった鉄棒にぶら下げられていた。 ウサギは小学校内の飼育小屋で飼われており、児童たちにも人気の動物であった。弱い動物を狙ったあまりに卑劣な犯行であり、学校の関係者は深く悲しみ、犯人を捕まえる事を誓ったという。 >>空手部の生徒が先生を滅多打ち!一体、何があったのか?【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< そして、事件から数か月が経過した頃、ウサギを殺した犯人として、近所に住む中学生の生徒3人が器物損壊と建造物損壊で補導された。彼らは近所では札付きの不良であり、シンナーを吸うために誰もいない小学校の校庭へ忍び込んだという。そこでウサギや鶏を飼っている飼育小屋へ侵入。 シンナーで錯乱状態に陥っていた3人は、白いウサギをサッカーボールと見間違え、次々に蹴り殺してしまったという。そして、死んでしまったウサギは校庭の土の中に一度埋めたが、何を思ったのかもう一度掘り返し、鉄棒に括り付けた。さらに校舎の至る所に金色のスプレーを使い、落書きをして逃げ帰ったという。 彼らは全員、重度のシンナー中毒者で、錯乱した状態で万引きやオートバイを盗むなどで補導された事が何度かあったという。何度も捕まってしまった事から「誰もいない場所」を求めて、深夜の小学校に忍び込み暴力の限りを尽くしたのだ。 彼らが非行に走ってしまった理由は明らかではないが、親から育児放棄をされるなど、疎外感を感じており、それが檻にいたウサギの虐殺に繋がったのではないかとされている。
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社会 2023年04月29日 19時00分
釣り好き少年が大暴走?「ブラックバスを殺したら爆破する」と脅迫【衝撃の未成年犯罪事件簿】
1970年代から始まったという、ルアーフィッシングブーム。ブームの火付け役は北米産の外来種・ブラックバスを釣り上げる事で、その後も断続的に若い世代を中心に「バス釣り」はブームとなって行き、昭和の終わり頃にはブラックバスは全国に大繁殖した。だが、日本本来の生態系を荒らすブラックバスは他の在来種を食べてしまったりと問題も多く、2000年頃には全国各地でブラックバスの放流を制限するなど社会問題になっていた。 そんな時期、釣り好きの少年がブラックバスを愛するあまり「爆破予告」を行うという事件があった。 >>2歳男児の口の中に大量の砂! 犯人は「水筒を持った謎の少年」【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< 2000年冬、富山県のとある警察署へ一本の電子メールが届いた。そこには「ブラックバスを殺すな」「殺したら爆破する」といった脅迫文があった。メールを送ったのは、同県に住む14歳の中学生で、熱心なバス釣りファンだったようだ。中学生はブラックバスの放流制限などのニュースを見て「ブラックバスが殺される」と思い、警察署のほかあらゆる行政機関に「バス以外の魚はいらない」「バスを殺すな」「殺したら爆弾を爆破させる」といった脅迫メールを送ったのだ。 もちろん、脅迫は自宅のパソコンを介し電子メールで行われたため、すぐにバレてしまい警察に補導されてしまった。その際に少年は「こんなに大事になるとは思っても無かった」と反省していたという。 当時のバス釣りの人気は非常に高く、大人だけではなく少年向け雑誌やテレビでもバス釣りの特集が組まれるなど、ブームが再燃していた。マスコミがブームを煽る一方、放流が禁止されるなどいびつな状態が、少年の心を苦しめていたようであった。
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社会 2023年04月22日 19時00分
空手部の生徒が先生を滅多打ち!一体、何があったのか?【衝撃の未成年犯罪事件簿】
先生と生徒の規律関係がまだ厳しかった昭和時代。「生徒が先生を暴行する」という事案はあまり報告されていないが、昭和の後半頃からは一部高校ではそれなりに問題になっていたようである。 1970年代後半、岡山県津山市のある高校で、授業中に先生が生徒から暴行を受けて全治1か月の大怪我を負うという事件が発生した。当時の記録によると、ある日、国語教師が授業のため教室へ入ると、高校1年生のとある生徒が突然、教師へ飛び蹴りを行ったという。 そして、生徒はそのまま教師の胸ぐらを掴み、足払いをして倒し、殴る蹴るの暴行を加えた。さらに、生徒はタバコの火を押し付けたり、バケツに入った水をぶっかけるなど暴力の限りを尽くしたという。生徒は誰か仲間を引き連れていた訳ではなく、単独での行動あった。また、生徒は空手部に所属しており、武道の心得があった人物であった。 >>爆弾魔は「刑事ドラマ」好きの中学生? 劇場型犯罪の行方【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< この高校生が暴力の限りを尽くしたのは、数日前に発生した授業中でのトラブルにあった。ある日、国語教師が授業中に騒いでいた生徒を叱った際、1人の生徒を名指しで注意した。その生徒こそ、暴行を加えた空手部生徒であり、彼は「なんで俺だけ注意するんだ」と抗議。その際に、腕を振り回し殴りつける素振りを見せた事から、生徒は停学処分(後に自主退学処分)になってしまったのだ。 そして停学開け、納得できない生徒は教師を本格的に殴りつける事にしたのだという。異様だったのは、これら暴力行為は周囲の生徒が止める訳もなく、全員見て見ぬ振りをしていたという点である。 止められなかったのか、空手部の生徒を庇っていたのかは不明だが、30名はいるクラスメート全員が暴行事件を気にも留めなかったのは異様であり、暴行を受けた教師はその点も大きなショックを受けていたという。
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社会 2023年04月15日 19時00分
爆弾魔は「刑事ドラマ」好きの中学生? 劇場型犯罪の行方【衝撃の未成年犯罪事件簿】
1974年(昭和49年)の三菱重工ビル爆破事件など、昭和後期には世間を揺るがした爆弾事件が多く発生していた。平成時代になると、そのリスク(失敗の可能性が高い、効率の悪さ)から大規模な爆弾事件は起こっていないが、平成時代のごく初期に少年による大規模な爆弾未遂事件が発生している。 1989年(平成元年)2月、栃木県の某大型スーパーで朝5時頃、駐車場内で火災報知器が鳴り、新聞紙とタオルが燃えているのが発見された。駐車場内には、茶色の封筒がテープ止めされ、中には爆発物らしき物体が入っていた。 >>深夜の凶行! 小学生を拉致し200万円を要求した中学生【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< 同時に何者かが書いた脅迫状も駐車場内で見つかり、「150万円を用意して女性社員に金を持たせろ」「○○時発の水戸線に乗れ」「金網を調べろ」といった事が事細かく書いてあった。急いで警察が犯人の指定した時間にJR水戸線に乗車すると、確かに白いプラスチックの容器が置いてあり、中を調べてみると「この箱に現金を入れて鬼怒川へ放り投げろ」と書かれた脅迫文が見つかった。 警察が指定した時刻通りに鬼怒川へ行くと、挙動が怪しい少年がいたため、職務質問をすると犯行を認めたという。 犯人は茨城県内の中学2年生の男子で、爆発物は全て偽物であった。彼は、刑事ドラマの大ファンであったという。現金150万円は本当に金に困っていた訳ではなく、「ドラマで見た犯罪をモデルにした」「本当に警察が来るのか確かめたかった」「何日もかけて用意した」と語っていたという。 警察も途中で「あまりに劇場型すぎる」と、マニアの犯行であることは薄々気が付いていたようで、被害に遭ったスーパーも水戸線もパニックになる事はなく、スーパーは予定通りの時間に無事にオープンできたという。
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芸能ネタ 2023年04月08日 19時00分
深夜の凶行! 小学生を拉致し200万円を要求した中学生【衝撃の未成年犯罪事件簿】
大金を狙った誘拐事件は古今東西、多数存在するが、加害者も被害者も未成年という事件はさほど多くない。 1985年の秋の早朝、長崎県長崎市に住んでいた小学5年生の女の子が自宅から姿を消し、行方不明になった。別の部屋には女の子の両親や兄弟がおり、まさに「神隠し」にあった、としか言えない状況だった。 だが、女の子が寝ていた布団の近くには「200万円を用意しろ」と書かれた直筆の紙切れが落ちており、家族は誘拐事件として警察へ届け出た。 >>消火器が空が降ってきた! 犯人は小学生、9歳女の子が死亡【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< 現場検証の結果、犯人は深夜4時頃、鍵の掛かっていない風呂場から侵入。女の子が寝ている部屋に忍び込み、部屋から連れ出したことが分かった。 家族は娘の安否を心配したが、行方不明になってから数時間後の午前8時頃、なんと女の子は自宅へひょっこり帰ってきた。 女の子は「知らない男の人に誘拐された」と語った。誘拐された際はロープとガムテープで縛られ、暗い場所に押し込まれたという。だが、結び方が甘くすぐに抜け出せたため脱出し、捕まった場所に見覚えがあったことから急いで自宅へ帰ってきたという。 女の子が捕まっていた場所は住民がいない空き家。押し入れに監禁されたという。 また、女の子が犯人の顔について「まだ子どもだった」と答えたことから、警察は近所の中学校や高校の男子生徒を徹底的に調べた。すると市内の中学校に通っていたある男子のカバンから、身代金の受け渡し場所の書かれたメモが見つかった。警察はこの男子中学生を犯人として補導した。 男子生徒はこれまで、多数の住居侵入を繰り返していて、過去には窃盗で捕まった前科もあった。誘拐を思いついたのは新聞で誘拐に関する記事を読んだことがきっかけ。「これなら俺にもできる」として実行した。 身代金は勢いに乗って200万円としたが、具体的な使い道は考えておらず「セーターなどの衣類が欲しかった」と供述した。 中学生なりに計画は練っていたようだが、「誘拐」を実行するにはその覚悟が足りなかったようだ。
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社会 2023年04月01日 19時00分
消火器が空が降ってきた! 犯人は小学生、9歳女の子が死亡【衝撃の未成年犯罪事件簿】
子どもの好奇心は、時にとんでもない事件を引き起こしてしまうものである。これは平成前期に発生した子どもの好奇心が招いた悲しい事件である。 1995年(平成7年)の冬、大阪府のあるマンションから消火器3本が落下する事故があった。消火器はマンションの廊下部分に取り付けてあったもので、何者かが取り外し、マンションの外へ投げ込んだものであった。 この落下事故で、マンションの玄関近くにいた9歳の女の子の頭上に落下。女の子は間もなく死亡してしまった。 >>2歳男児の口の中に大量の砂! 犯人は「水筒を持った謎の少年」【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< 当初、消火器が落ちてきた理由は不明だったが、消火器に子どもの指紋が付いていた事から、警察は「子どもがイタズラで投げ込んだものでは?」とし、数日後周囲からの情報により、このマンションに住んでいる家庭の小学生2人(学年非公開)が児童相談所へ通告された。 この小学生2人は放課後、毎日のようにマンション内の廊下で遊んでおり、やがてマンション内に設置してある消火器に興味を持った。現在、消火器は「消火器ボックス」などの箱に入れられている事が多いが、当時は床に設置された消火器も多く、子どもたちも簡単に消火器を持ち出すことができた。 小学生2人は「消火器が落ちる所を見てみたい」「どんな落ち方をするのだろう」と気になり、18階の塀から次々に消火器を落とした。そのうちの1つが女の子の頭に当たってしまい、事故になったのだという。 小学生2人は消火器を落とすことで人に当たる事は理解できていなかったようで、罪の意識はあまり無かったようだ。 相手は小学生という事で、罪には問う事ができず児童相談所への通告となったが、亡くなった女の子の遺族はやりきれない想いであったという。 なお、この事故がきっかけになったのかは定かではないが、現在は「消火器ボックス」や子どもの手に届かない位置に消火器が設置されるようになったという。
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社会 2023年03月25日 19時00分
2歳男児の口の中に大量の砂! 犯人は「水筒を持った謎の少年」【衝撃の未成年犯罪事件簿】
昭和50年代後半、東京都内の某アパートの滑り台脇で、小さな男の子が仰向けになって倒れているが発見された。男の子は救急車で病院に運ばれたが、正午過ぎに死亡。死因は窒息と診断されたが、その姿が異様であった。なんと、男の子の口の中にはコップ1杯以上の砂が詰め込まれ、砂は喉元にまで達していたのだ。 この日、男の子は同じ地域に住む5、6人の友人達と遊んでいたという。警察が母親や目撃者から事情を聞いたところ、徐々に恐ろしい事実がわかってきた。男の子は友人グループ内では年少で、日頃からいじめの対象になっていたという。 >>貴重な古墳から「骨壺」を盗んだ中学生【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< 殴る蹴るの暴行を加えた後に羽交い絞めにし、いじめグループのある男の子が持参した水筒のコップを使い、なみなみと口の中に砂を注ぎ入れていたという。保護者である母親はアパート近くにいたものの、ちょうど朝の片付けを行っている最中であったため、子ども達を注意できなかった事が今回の悲劇につながったようだ。 だが、この事件の「不気味さ」はこれだけでは無かった。 男の子が亡くなる直接的な原因となった「砂を飲ませた男の子」の正体が全く掴めなかったのだ。実は、この「砂を飲ませた男の子」については、周りにいた子どもも「初めて見る大きな男の子」とだけ証言しており、彼らの友達という訳ではなかったのだ。 この「大きな男の子」は見た目は5歳くらいで、どこからともなく首から水筒をぶら下げながらやって来て大量の砂を飲ませたというのだ。そして、救急車が到着する前後で、その「大きな男の子」は水筒とともにどこかへ消えてしまった、というのである……。 いじめの加害者は全員2~3歳であり当然、話に食い違いが出てきたり、記憶が曖昧な箇所はあるだろうが、「大きな男の子」が何処の誰であったのか分からないというのは非常に不気味な話である。 少年たちが起こした犯罪という事で、それ以上の捜査は行われなかったが、「子どもしか目撃者がいない」事の難しさを感じさせる事件であった。
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社会 2023年03月18日 19時00分
貴重な古墳から「骨壺」を盗んだ中学生【衝撃の未成年犯罪事件簿】
日本の重要な歴史的文化財である「古墳」。中でも奈良県生駒郡斑鳩町の藤ノ木古墳は、昭和末期に三度にわたる発掘調査が行われ、精巧で豪華な金銅製馬具が出土するなど大きく注目された。だが、有名になった悲劇故か、平成時代に入ってから藤ノ木古墳はいたずら目的による盗難被害に遭っている。 1995年(平成7年)11月、藤ノ木古墳に納められていた被葬者の骨壺が何者かによって盗まれる事件が発生した。当時、藤ノ木古墳は調査がほとんど終わっており、定期的に監視する人員が居なかったことで、侵入を許してしまったらしい。 >>何度も殺人現場を訪ねた男子高校生! その目的とは?【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< また、石室入り口を覆っていた扉の錠は乱暴に引きちぎられており、盗まれた物も世間的にはあまり価値のない遺骨の入った骨壺だけ、という奇妙な状態であった。「いったい誰が骨壺を盗んだんだ…?」と関係者は首を傾げていたという。 しばらくして犯人が捕まった。骨壺を盗んだのは、大阪市八尾市の中学生3人組であったという。3人組の1人は幼い頃から古墳に興味があり、ほか2人を誘う形で古墳の中に侵入。「記念に何か持って帰ろう」と持参したドライバーや金槌、拾った釘を使い、石室を破壊。高価な副葬品は全て発掘された後であり、3人は仕方なく骨壺を持って帰る事にしたという。 いたずら目的であっても3人の行為は立派な遺跡破壊であり、管理責任者は「まさか子どもの仕業だとは思わなかった」「遺跡を破壊し盗むのはやりすぎだ」と怒っていた一方、「子どもがあの暗い石室の中を進めたのは凄い度胸だ。よほど遺跡に興味があったのだろう」とコメントしている。 また、地元の教育長は「学校でも文化財を大切にする気持ちを教えて貰いたい」と訴えており、地元・斑鳩町の公式HPでは現在も「史跡藤ノ木古墳石棺き損事件は、斑鳩町のみならず全国に対して、文化財保護の面だけでなく、各方面に衝撃を与えました」と盗難事件があった事を忘れずに記載している。
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社会 2023年03月11日 19時00分
何度も殺人現場を訪ねた男子高校生! その目的とは?【衝撃の未成年犯罪事件簿】
ミステリー小説などでよく引用される犯罪心理に「犯人は必ず現場に戻ってくる」というものがある。 その行動の裏には「証拠を隠せたか」「自分が犯人ではないことを確認したい」「捜査がどこまで進んだのか」といった心理が働いているという。 >>950万円の金貨を盗んだゲームマニア中学生!【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< 1991(平成3)年、埼玉県某所で県内に住む女子中学生が薮の中で首を絞められ、窒息死した姿で見つかった。 何者かと激しく争った痕跡があった。犯人は男性とみられるが、そこまで力の強くない人物と想像された。 女子中学生はこれまで他人に恨まれるような行動はしておらず、犯人は突然襲いかかった変質者ではないか、とされた。だが、現場検証をしていた警察と遺族の前で、自転車に乗った男子高校生が何度か様子をうかがっていたことが分かった。 この男子高校生はズボンが泥だらけになっており、警察が「いったい何をしていたんだ?」と聞くと「たまたま通りかかっただけだ」と言い、その場を後にした。 だが、数時間後また同じ現場に着替えてやってきたことから、怪しんだ警察が事情を聞いたところ、この男子高校生が犯人であったことが分かった。 この男子高校生はこれまで補導歴はなし。学校でも家でも大人しい性格で、あまり目立たない生徒であったという。 だが、思春期の衝動は抑えられなかったのか。彼はある日、散歩中に好みの女子中学生を見かけ、農道でいたずらしようとしたところ騒がれてしまったため、両手で首を絞め殺してしまったという。 そして心配性と思われる彼は、一度帰宅した後も死体に遺留品が残っているのを恐れ、何度も現場へ通うようになり、やがて怪しんだ警察から声をかけられ御用となったという。
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社会 2023年02月18日 19時00分
「競馬ブーム」前夜、競馬ファンの中学生177人が補導されていた【衝撃の未成年犯罪事件簿】
1973年(昭和48年)、競走馬「ハイセイコー」の活躍を契機に日本で「競馬ブーム」が巻き起こったとされる。それまでは「中年男性の娯楽」とされていた競馬が、女性の間でも静かなブームになっていたほか、2年後の1975年(昭和50年)には年間観客動員数が約1500万人を記録した。 1973年の競馬ブームは俗に「第一次競馬ブーム」と呼ばれているが、ブーム前夜の1971年(昭和46年)には馬券購入を巡って中学生延べ177人が補導される事件が発生した。当時の新聞によると、1971年5月~6月にかけて東京都内の中学校に通う男子計177人が競馬場で法律上、買えないはずの馬券を買い補導されたという。多くは不良グループによる購入で、都内の中学校に通う生徒たちが購入していたという。 >>公園のトイレを爆破! 犯人は爆弾マニアの不登校高校生【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< 購入までの手口は実にシンプルであった。彼らは日本ダービーなどで多くの人が集まる競馬場へ行き、馬券を求める大人達に交じり馬券を購入していたのだという。競馬ブーム前夜の競馬場は、場内に収まり切れないほどに人の数が多く、馬券売り場も相手が未成年なのかどうかは特にチェックせずに売っていたのだという。この事実は当然問題となり、一部競馬場ではさらに厳しい年齢チェックが行われるようになったようだ。中学生でも買える競馬場の情報はすぐに都内の中学生の間で回り、日曜には多くの中学生が馬券を買い求めていたという。 なお、当時の一部の不良中学生の間で競馬熱はかなり熱く、「一攫千金を狙う」というギャンブラータイプ以外にも、「生徒手帳にはレースの日程を書き込む」「競馬新聞の切り抜きを保管する」「元騎手志望の同級生に会いに行く」など熱心に競馬を学んだガリ勉タイプの生徒も少なくなかったようだ。 競馬ブームは1970年代後半以降もしばらく続いたが、その中には法律を犯してまで馬券を買い求めていた「元・競馬少年」の姿も多かったのではないだろうか。
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「競馬ブーム」前夜、競馬ファンの中学生177人が補導されていた【衝撃の未成年犯罪事件簿】
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