矢野燿大
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スポーツ 2021年10月15日 19時30分
阪神・矢野監督の采配に反発の声「褒められたものでは無い」 勝負どころの強攻策が物議、実績無い選手を信用したワケは
14日に行われた阪神対巨人の一戦。「3-0」で阪神が勝利したこの試合で、阪神・矢野燿大監督が見せた采配がネット上で物議を醸している。 >>阪神・矢野監督に怒りの声「余計なことするな」 異例の行動で投手が不調に? ピンチの場面でのマウンド登場が物議<< 問題となっているのは、「0-0」と両チーム同点で迎えた9回表の矢野監督の采配。この回阪神は巨人4番手・ビエイラを攻め2死一、二塁とチャンスを作ると、代走として7回表から途中出場していた板山祐太郎に打順が回る。今季の板山は「.111・0本・0打点」とほとんど結果を残していないこと、ベンチには大山悠輔、糸井嘉男ら主力野手が複数残っていたことなどから、矢野監督は代打策で勝負をかけるものと思われた。 ただ、矢野監督はこの場面で動かず、板山をそのまま打席に送る強攻策をとる。すると、板山はカウント「0-2」からビエイラが投じた3球目のスライダーを捉え、今季2安打目となる二塁打を記録。この一打で均衡を破る1点を手にした阪神は、その後さらに2点を追加し勝利を収めた。 結果的には的中した矢野監督の強攻策だが、ネット上には「板山が打ったのは結果論、采配としては褒められたものではない」、「強攻策が実ったというよりは、采配ミスを板山がカバーした印象の方が強い」、「今日の成功で矢野監督が味を占めるんじゃないかと思うと不安しかない」といった苦言や批判が寄せられた。 一方、「打率1割の板山を何の根拠もなく打たせるとは思えないし、使いたいと考えたのは相応の理由があるんだろ」、「直前にフェニックスで躍動してた板山の調子を買ったんじゃないか?」、「他の選手よりも優先したくなるくらい板山に打ちそうな雰囲気を感じたのかな」と、強攻策の背景を推測するコメントも挙がった。 「板山は13日・巨人戦前に約4カ月半ぶりの一軍昇格を果たしましたが、昇格2日前の11日に出場したフェニックスリーグ・巨人戦では『4打数2安打3打点・1本塁打』と結果を残していました。その板山を矢野監督が打席に立たせた詳しい理由は不明ですが、直前に板山が見せていた好調ぶりも決断に影響していたのではないかとみているファンは少なくないようです。また、矢野監督は今後控えるポストシーズンでの起用も視野に、板山の好調が本物かどうか見極めるためにあえて勝負どころを託したという可能性も考えられます」(野球ライター) 実績豊富な控え野手陣よりも好調の板山に賭けた矢野監督。試合後の報道では「俺自身がうれしい。気持ちの部分で熱くなる」と、板山が結果で応えてくれたことへの喜びを語ったことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月08日 17時30分
阪神・矢野監督に怒りの声「余計なことするな」 異例の行動で投手が不調に? ピンチの場面でのマウンド登場が物議
7日に行われた阪神対DeNAの一戦。「3-4」で阪神が敗れたこの試合で、阪神・矢野燿大監督が見せた行動がネット上で物議を醸している。 >>阪神・西の試合後コメントに驚きの声「あからさまにファンを皮肉ってる」 観客の冷たい視線に奮起? 矢野監督は気合の投球を評価<< 問題となっているのは、「3-2」と阪神1点リードで迎えた8回裏の行動。この回阪神は3番手・及川雅貴が1死二塁とピンチを招いたが、この直後に矢野監督はベンチを飛び出すとマウンド上の及川の元へ。中継では及川に言葉をかける矢野監督の音声は拾われなかったが、試合後の報道では「思い切っていけ!」と及川にゲキを飛ばしていたと伝えられた。 ところが、及川はこの直後に打席のDeNA・ソトに6球目の145キロツーシームを捉えられ21号2ランを被弾。この一発で逆転を許した阪神は、9回表の攻撃で三者凡退に終わり試合に敗れる結果となった。 逆転弾被弾直前の矢野監督の行動を受け、ネット上には「結果論かもしれないけど、マウンドに行ったのは明らかな悪手だったな」、「抑えてほしい気持ちは分かるが余計なことするなよ、あの後の及川めちゃくちゃ力んでたじゃないか」、「矢野監督がマウンドに行ったのは過去に1回しかないから、声かけられた及川も『監督に応えなきゃ』って意識が強くなり過ぎたのでは」といった苦言や批判が多数寄せられている。 「矢野監督は2019年から阪神を率いていますが、これまでにピンチの場面で直接マウンドに行き投手に言葉をかけたケースは2021年7月3日・広島戦7回裏2死満塁の1度のみ。この時はマウンド上の伊藤将司に『お前に任せたぞ!』とゲキを飛ばし、その後伊藤は打席の松山竜平を二ゴロに封じました。今回の試合でも矢野監督は、及川に何とかピンチを切り抜けてほしいという思いでマウンドに足を運んだものと思われます。ただ、激励後の及川は打席のソトに対し、初球から被弾した6球目までストレート、ツーシームと速球系の球を連投。また、全球が真ん中から高めに浮いており、被弾した6球目も外角真ん中のコースでした。そのため、矢野監督のゲキが及川の投球に力みを生じさせたのではないかと不満を抱いているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 7日の試合に敗れたことで、首位ヤクルトとのゲーム差が2に広がった2位阪神。8日からはそのヤクルトとの首位攻防3連戦が予定されるが、今回の痛恨敗戦は大事な3連戦にどのような影響を及ぼすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月07日 17時00分
阪神・西の試合後コメントに驚きの声「あからさまにファンを皮肉ってる」 観客の冷たい視線に奮起? 矢野監督は気合の投球を評価
6日に行われた阪神対DeNAの一戦。「2-0」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神のプロ13年目・30歳の西勇輝のお立ち台コメントだった。 >>阪神・佐藤、ベンチ内での行動に驚きの声「込み上げるものがあったのか」 大不振脱出に安堵? 矢野監督は更なる復調へ檄<< 先発としてマウンドに上がった西は「6回無失点・被安打7」と、毎回のようにランナーを出しながら粘りの投球を見せ今季6勝目をマーク。試合後のヒーローインタビューでは、「先頭(打者)をよく出したんですけど、仲間の守備といい、梅野(隆太郎)のリードもそうなんですけど、みんなで勝てた勝利だと思ってます」と味方の守備に感謝した。 そのインタビューの中盤、西はロハスの7号2ランで2点を援護してもらった直後の4回裏に、無死二、三塁と同戦最大のピンチを招いたことについて質問を受ける。西は宮崎敏郎を一ゴロ、ソトを投ゴロ、大和を左飛にそれぞれ打ち取りこのピンチを切り抜けたが、「見てる人が全員『2点はとられるだろうな』という雰囲気だったので、そこを逆手にとって気持ちを(入れて)投げていきました」と、客席のファンから期待されていない雰囲気を感じて奮起したことが結果につながったと語った。 西の発言を受け、ネット上には「あからさまにスタンドのファンを皮肉ってるな、自分も現地で観てて絶対点取られるとは思ってたけど」、「直近の成績を絡めた自虐のようにも聞こえて笑った」、「失点濃厚の雰囲気の中、よく反発心を持って投げてくれたよ」といった反応が寄せられている。 「西は同戦前時点で後半戦7試合に登板し『1勝3敗』と黒星が先行していましたが、この7試合はいずれも失点。さらに、7試合中6試合は3失点以上を喫するなど不安定な投球が続いていました。そのため、同戦4回裏にピンチを招いた直後はネット上にも失点を覚悟する声が数多く寄せられていたのですが、西にとっては逆に闘志に火をつけるいい材料になったようですね」(野球ライター) 試合後、矢野燿大監督からも「ノーアウト二、三塁でしっかり粘ってくれたというのがね。一番、勝ちを付けた要因かなと思う」と称賛されたことが伝えられている西。次戦以降の登板でも、気迫の投球で勝利をもたらすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月06日 20時45分
阪神・佐藤、ベンチ内での行動に驚きの声「込み上げるものがあったのか」 大不振脱出に安堵? 矢野監督は更なる復調へ檄
5日に行われた阪神対DeNAの一戦。「5-2」で阪神が勝利したこの試合で、阪神ドラ1・22歳の佐藤輝明が見せた振る舞いがネット上で話題となっている。 >>阪神・佐藤、無安打ワースト記録は指導力不足のせい? 他球団が見抜いた致命的弱点は優勝争いにも悪影響か<< 注目が集まっているのは1回表終了直後の佐藤の振る舞い。この回の佐藤はチームが2点を取りなおも2死一、二塁とチャンスで打席に入ると、DeNA先発・坂本裕哉からタイムリーを放つ。この一打が実に60打席ぶり(8月21日中日戦・第4打席以来)のヒットとなった佐藤は、その後2死一、三塁の状況で二塁へ偽盗を仕掛け、自身はアウトになったが三走・小野寺暖の本塁生還をアシストした。 阪神が4点を取った初回終了後、同戦の中継カメラは同僚たちとハイタッチを交わしながら自軍ベンチに戻った佐藤の様子を映し出す。佐藤はグラウンドに背を向けていたため中継カメラに表情は映らなかったが、一通りハイタッチを終えた後に右腕で顔を大きくぬぐう。また、この直後には右手で握りこぶしをつくり軽く右目に当てる仕草を見せた。 さらに、佐藤はそこから左手に持っていたタオルで再度顔をぬぐうと、右斜め後ろに体の向きを変えながら「フー」と大きく息を吐く。その後、そばに置いてあったペットボトルを手に取り水分を口に含んだ。 佐藤の振る舞いを受け、ネット上には「後ろ姿だから表情はあまり見えなかったけどもしかしてちょっと泣いてた?」、「ヒットの直後は笑顔見せてたけど、ベンチに帰った後に色んな感情が湧いて来たんだろうか」、「飲み物飲んだのも気持ちを落ち着けるためだったりしたのかな」、「1か月半も続いたノーヒットがようやく終わったんだからそりゃ泣きたくもなるよなあ...」といった驚きの声が寄せられている。 「佐藤は3日終了時点で59打席連続ノーヒットとセ・リーグワースト記録を更新し続けていましたが、長引く不振で精神的なストレスも大きかったようで、報道によるとノーヒットの期間には体重が1、2キロ減少したとのこと。ただ、5日の試合で遂に不名誉な記録に終止符を打ちました。本人が本当に泣いていたのかは不明ですが、長いトンネルをようやく脱出して込み上げるものがあったとしても不思議ではないでしょう。なお、本人は同戦後に不振を極めた日々を振り返り、『プロ野球は難しいなとすごく思いました』と率直な心境を吐露したということも伝えられています」(野球ライター) 試合後の報道では、矢野燿大監督が「本人的にも一本出て良かった。ほっとする一本じゃなく、いいきっかけにしていけるように」とさらなる復調を願ったことも伝えられている佐藤。5日終了時点で2位のチームは首位ヤクルトを1ゲーム差で追っているが、佳境に入りつつある優勝争いを牽引する活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月04日 19時55分
阪神・矢野監督に球界OBが“佐藤スタメン”主張も反発相次ぐ 裏目なら今季終戦? 得意球団相手の起用が望まれないワケは
野球解説者の高木豊氏が4日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。阪神のドラ1・22歳の佐藤輝明の起用継続を主張しネット上で物議を醸している。 >>阪神・佐藤、無安打ワースト記録は指導力不足のせい? 他球団が見抜いた致命的弱点は優勝争いにも悪影響か<< 今回の動画で高木氏は、5日から始まる各球団の次カードの展望について複数選手の名を挙げながらトーク。首位ヤクルトとの3連戦に臨む巨人の苦しさや、6位DeNAとビジター3連戦を戦う2位阪神が勝ち越すためのポイントなどを語った。 その中で、高木氏は3日終了時点で野手ではプロ野球史上ワーストの59打席連続ノーヒットが続く佐藤について言及。佐藤は前カード・中日戦では初戦に代打出場、2戦目は出場なし、3戦目はスタメン出場と首脳陣の起用法が二転三転しているが、高木氏は「佐藤を使うか、使わないかのポイントもあるよね」と佐藤の使い方も次カードの結果を左右するのではと推測した。 その上で、高木氏は「使い続けたらどこかで(ヒットは)出てくるよ。出た時にはせきを切ったように打ってくると思うんだよね」、「だからもう佐藤を我慢する、使うんだったら使う。こすっても(横浜)スタジアムだったら入る可能性もある」とコメント。本塁から両翼(94メートル)、中堅(118メートル)の距離が全12球団の本拠地で最も狭い横浜スタジアムなら打ち上げた打球がスタンドに入りやすい面もあるとして、佐藤を3連戦全てでスタメン起用し復調を促すべきだと主張した。 高木氏の発言を受け、ネット上には「確かに佐藤の出来が今カードを左右しそうな気はする」、「ハマスタは得意にしてる球場だからどこかしらで1本出るでしょ」と同調の声が寄せられたが、それを上回る勢いで「山場の6連戦前に勢いつけなきゃなのに佐藤に固執するのはリスクが高すぎる」、「史上最悪レベルの不振がたかが3戦で好転するとは思えないし、DeNA相手に打ったとしても次のヤクルト、巨人戦でまた沈黙するのがオチだろ」、「するかどうかも分からない復調にかけるより二軍に落とすべきだ、変にこだわって負け越しでもしたら優勝は絶望的になるぞ」といった否定的なコメントが挙がった。 「今季の佐藤は対DeNA打率が『.312』、DeNAの本拠地・横浜スタジアムでの打率が『.304』とどちらも3割を超えています。高木氏はこうした相性も踏まえて、次カードのDeNA戦で佐藤を固定起用すれば復調の目は出てくるのではみているようです。ただ、阪神はDeNA3連戦後は1ゲーム差で追う首位ヤクルト(8~10日)、3.5ゲーム差で追われる3位巨人(12~14日)との6連戦が控えており、DeNA戦はできれば3連勝で勢いをつけたいところ。その大事なカードで佐藤にこだわるようなら、優勝争いに響くほどのダメージを負うことになるとして出場なし、二軍降格を求めるファンも少なくないようです。また、佐藤の対ヤクルト打率が『.158』、対巨人打率が『.232』とどちらも振るっていないことから、仮にDeNA戦で結果を出してもその後の6連戦でまた不振に陥るだけではないかという主張も見られます」(野球ライター) チームを率いる矢野燿大監督は3日の試合後、佐藤について「練習ではちょっと良くなってきたかなという感じもあるんですけど、そういう中でテル自身ももがいている」と不振をかばうようなコメントを口にしたと伝えられている。佐藤の復調を信じてスタメン起用するのか、見切りをつけてベンチ、二軍に置くのかは大きな注目となりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年09月23日 11時00分
阪神・藤浪の不調は首脳陣のせい? 岡田元監督が苦言「負けてる展開で投げろ言われたら…」、適性の差は数字でも浮き彫りに
野球解説者の田尾安志氏(元楽天監督)が21日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の岡田彰布氏(元阪神監督)がゲスト出演。阪神のプロ9年目・27歳の藤浪晋太郎の先発固定起用を主張しネット上で話題となっている。 >>阪神・藤浪の背信投球に「俺はもうよう言わん」 金村氏がプレー解説を放棄? 二軍降格やむなしとファンも呆れ<< 今回の動画で岡田氏は現在共に二軍降格中で、今季成績が「21登板・3勝3敗4ホールド・防御率5.21」の藤浪、同「.254・23本・60打点」のドラ1ルーキー・22歳の佐藤輝明の今後をテーマにトーク。9月10日に二軍落ちした佐藤については二軍ではなく、今すぐにでも一軍に戻した上で復活の道を探るべきではと主張し理由や根拠などを語った。 一方、岡田氏は佐藤と同日に二軍降格となった藤浪について一軍に戻す具体的な時期には言及しなかったが、「中継ぎ(起用)で再生とかは無理と思いますね。やっぱり先発(固定で使うべき)ですよ」と発言。一軍、二軍にかかわらず、先発に固定しないと復調は望めないのではと主張した。 岡田氏は続けて、「先発いけると思って雨で流れた。そしたら(首脳陣から)『ベンチ入れ』(と言われて)、負けてる展開で『お前投げろ』言われたらやっぱ厳しすぎるもん」とコメント。藤浪は先発予定だった9月2日・中日戦が雨天中止となった後、同5日・巨人戦(3回3失点)、同9日・ヤクルト戦(1.1回2失点)とリリーフ登板で2試合連続失点を喫し二軍降格となっているが、岡田氏は矢野燿大監督をはじめとした首脳陣の起用法が一貫しない点も不調の要因ではないかと苦言を呈した。 今季の藤浪はここまでチームワーストの40四球を記録しているが、「先発で四球(は)ちょっと大目に見て(起用した方がいい)ね」と多少の制球難には目をつぶって使うべきだとした岡田氏。ただ、一軍再昇格については「いつどういう形で(一軍に)上げるか(も大事)ですよね」、「やっぱ二軍と一軍は(打者のレベルが)違うからね」と、二軍で明確な結果を残すまで見合わせた方がいいとも語った。 岡田氏の発言を受け、ネット上には「これは本当にそう思う、やれ先発で行け、やれリリーフで行けなんてやってたらいつまでも復活できない」、「先発と中継ぎは調整法とかも変わってくるんだから、たらい回しのような使い方してるとなかなか力を発揮できないのでは」、「今シーズンの数字見ても、藤浪が中継ぎに向いてないのは明らかだしなあ」といった同調の声が寄せられている。 「今季の藤浪はここまで先発登板が6試合、リリーフ登板が15試合となっていますが、それぞれの今季成績は先発が『2勝2敗・防御率3.34』、リリーフが『1勝1敗・防御率9.00』とリリーフ登板の方が失点がかさんでいます。また、制球の面でも先発時の与四球率が『6.68』、リリーフ時は『9.00』という現状なので、岡田氏と同じく藤浪は先発固定が望ましいと考えているファンは多いようです」(野球ライター) 二軍降格後初登板となった16日・ソフトバンク戦では先発として「6回1失点」と試合を作り、与四死球も2個に抑えた藤浪。次回登板予定は23日・広島戦で先発を務めるとみられているが、この調子で結果を積み重ねていくことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2021年09月15日 11時05分
阪神・佐藤が新人王レースから脱落? 二軍でも不振に苦悩、一軍復帰できないまま今シーズン終了か
矢野阪神は値千金の引き分け、巨人は惜敗して後退。2位チームとのゲーム差は後半戦最大の3・5に広がり、阪神が優勝争い混戦レースから一歩リードしたようである。 >>阪神・佐藤の新打撃フォームは失敗?「差し込まれまくりや」 金村氏が見抜いた問題点を指摘、今後のスランプも予想<< 関西で活動しているプロ野球解説者が9月14日の東京ヤクルト戦をこう分析する。 「9回の攻撃が始まるまで、完全に負け試合の雰囲気でした。4番に入ったマルテが同点3ランを放ち、重苦しい空気が払拭されました。出塁した近本、糸原はともに四球を選んでいます。『4番につなぐ』という攻撃スタイルも定着しているように見えました」 しかし、マルテは“急造4番バッター”である。本来ならば、大山悠輔が務めるべきだが、矢野燿大監督は“その日のベストオーダーを組めばいい”と考えているようだ。 「大山を4番に定着させ、佐藤輝明を一人前に育て上げる。そして、藤浪晋太郎を復活させること。これが、矢野監督に求められたチーム作りの主テーマでした。最優先事項はチームの勝利。なので、佐藤たちのことは棚上げ状態、いったん保留という感じです」(球界関係者) 棚上げ状態になってしまったが、矢野監督を批難する声は出ていない。 とは言え、9月10日に二軍降格となった佐藤はかなり心配だ。 「翌11日、二軍戦に出場しました。4打数1安打。二軍投手を相手にヒットを放っても復調のきっかけにはなりません」(在阪記者) 一軍がマルテのひと振りで引き分けに持ち込んだ14日のことだ。甲子園球場で予定されていた二軍戦が中止となり、佐藤たちは室内練習場に移動した。他選手たちは調整の一環として汗を流していたが、佐藤は一人離れて、素振りをしていた。打撃担当の日高剛コーチが見守り、時折、バットを構えた時のグリップの位置を確認していた。 この光景を見る限り、早期の一軍昇格は「ない」と思った。佐藤が取り組んでいたのは打撃フォームの改造だ。この時期にフォームを改造していたら、マジックナンバーも点灯しているだろう9月下旬には間に合わない。 「打撃不振で二軍降格となったので、表情も暗いです」(前出・同) 話は二軍降格となった10日に戻るが、同日の試合後、矢野監督は佐藤のことも質問されている。「後のプロ野球人生の糧に」というエールを送っていた。 「代打でしか使えないのなら、二軍で試合に出した方が良いとの考えです。この件に反対する一軍首脳陣はいませんでした」(前出・球界関係者) 一時は、新人年間本塁打記録(31本)の更新も期待されていた。一軍復帰がなければ、佐藤の記録は23本のままでストップだ。 打撃フォームでの試行錯誤が続いていた14日、DeNAの新人・牧秀悟が巨人戦で勝ち越しの2ランを放った。広島の新人・栗林良吏は既に23セーブをマークしている。前半戦の阪神を牽引したのは、間違いなく、佐藤である。二軍でシーズンを終えることになれば、新人王争いからも消えてしまいそうだ。胴上げの輪の中に佐藤がいないなんて…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月03日 19時10分
阪神・矢野監督、首位攻防戦前のコメントが物議「的外れ過ぎ」 不振の中田を最警戒? 過去の相性から擁護も
3~5日にかけ、0.5ゲーム差で追う首位巨人との3連戦に臨む阪神。首位攻防戦を前に伝えられた阪神・矢野燿大監督のコメントがネット上で物議を醸している。 現在巨人を0.5ゲーム差で追う阪神は、3日からの3連戦を2勝1分以上で終えれば巨人を抜き首位に浮上。一方、1試合でも落とせば3連戦中の首位浮上はなくなる上、同日から広島と3連戦を戦う3位ヤクルトが3連勝した場合は3位に転落する状況となっている。 報道によると、2日・中日戦が雨天中止となった後に取材に応じた矢野監督は「もちろん目の前のライバルというか、敵でもある。しっかりした野球をしていくというのが必要なチームだと思う」と、今季「7勝8敗」と負け越している巨人の攻略に闘志を燃やした。その上で、「中田が後から(試合途中から)出るにしても、そういう選手がベンチにいるというのはもちろん簡単ではない。ホームランを打てるというのは警戒が必要な部分はバッテリーとしても出る」と、特に中田翔の一発に警戒している旨を口にしたという。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 矢野監督の発言を受け、ネット上には「巨人相手に意気込むのはいいが、今の中田を警戒するのは的外れ過ぎじゃないか」、「打率2割にも満たない中田の何を心配してるのか」、「中田なんか置いといて、岡本(和真/.283・33本・89打点)やウィーラー(.307・11本・45打点)を警戒した方がいいと思うんだけど」と疑問の声が寄せられている。 一方、「これまでは不振でも3連戦でどうなるかは分からない、いきなり打ち込まれて復調でもされたら大事だ」、「先陣を切る西(勇輝)との対戦成績を考えたらマークしない方がおかしいだろ」、「西が一発でも打たれたら復調の足掛かりになるかもだし、警戒しておくこと自体は別に間違ってないのでは」と、矢野監督の見解は間違っていないとするコメントも複数挙がった。 「中田は日本ハムからトレードで巨人入りした8月20日から9月2日までに10試合に出場していますが、この間の成績は『.154・1本・2打点』で、日本ハム時代の今季成績と合わせても『.186・5本・15打点』と今ひとつ。阪神とは同3日からの3連戦が移籍後初めての顔合わせとなりますが、不調が長引いている現状から警戒には値しないと考えているファンは少なくないようです。一方、中田が初戦の3日の先発、西勇輝に対して通算で『.313・5本・18打点』と好相性であることからか、初戦で勢いづかせて復調するのを避けるためにも警戒しておくに越したことはないという意見も見られます」(野球ライター) 3日の試合では「6番・一塁」でスタメンに名を連ねている中田。調子が出ていない中田をこのまま眠らせておくことができるのかは、3連戦の結果を左右するポイントの一つなのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月01日 15時45分
阪神・矢野監督の代打策を批判「ファームに落とせ」 大山・佐藤の扱い方を球界OBが問題視、今後の復調には効果無し?
野球解説者の高木豊氏(元横浜他)が、8月31日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。阪神・矢野燿大監督の采配に苦言を呈した。 今回の動画で高木氏は、同日に行われ阪神が「5-8」で敗れた阪神対中日の一戦について解説。その中で、この日共にスタメン外とした大山悠輔、佐藤輝明を代打で起用したことを問題視した。 >>阪神・佐藤に「わざと援護したのか?」の声 ライバルをアシストした怠慢プレーが物議、球団OBも激怒「スタメン外して」<< 矢野監督は後半戦に入り大山が「.196・4本・6打点」、佐藤が「.224・3本・8打点」と共に不調であることから、この日今季初めて両名を同時にスタメン外に。その後の試合では7回裏無死一塁で大山、同2死一、二塁で佐藤をそれぞれ代打起用したが、どちらも空振り三振に倒れた。 結果にはつながらなかったこの起用法を受け、高木氏は「(代打起用するくらいなら)ファームに落とせ」と主張。続けて、「(再昇格までに必要な)10日間このまま(一軍に置いたまま)にして(も復調は望めない)。『餅は餅屋』って(言葉が)あるじゃない? (それと同じように)代打は代打でちゃんと(適した選手が)いるから」と、不慣れな代打で使ってもあまり効果はないのではと指摘した。 さらに、高木氏は「(大山・佐藤は)打てないからベンチにいるわけでしょ? それで代打で打てるかというと余計難しいよ」とコメント。そもそも不振の選手を代打起用しても結果につながる可能性は低いのではと矢野監督に苦言を呈した。 高木氏の発言を受け、ネット上には「不調で代打実績も無い打者が打てるわけないって主張は一理ある」、「代打は右なら原口(文仁/代打打率.257)、左なら数字は悪いとはいえ実績十分の糸井(嘉男/同.189)がいるから、ここに大山や佐藤も加える必要は無い気がする」、「こういう使い方するぐらいなら、スタメン固定で心中する方がマシ」と賛同の声が寄せられている。 「今季の阪神は8月31日終了時点で100試合を消化し『55勝42敗3分・勝率.567』でリーグ2位につけていますが、大山はそのうち89試合に出場し『.237・14本・49打点』、佐藤も100試合出場で『.260・23本・60打点』といった数字を残しチームを牽引。矢野監督はここまで頼りにしてきた両名に、何とか復調のきっかけをつかんでもらいたいという思いで代打起用を行ったものと思われます。ただ、この両名の今季代打打率は大山が『.000』、佐藤が『.200』とサッパリなことから、不慣れな代打で使うくらいならスタメン固定で復調を待つべきではという意見も少なくありません」(野球ライター) 現在行われている中日とのカード(8月31日~9月2日)後には、0.5ゲーム差で追う首位巨人(9月3~5日)、1ゲーム差で追われる3位ヤクルト(同7~9日)との6連戦が控えている阪神。矢野監督は優勝争いを左右する6連戦までに、大山・佐藤の復調にめどをつけることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月31日 17時00分
阪神・矢野監督にマルテが激怒?「俺の場所はここじゃない」 金村氏が暴露、記者から聞いた二軍幽閉への不満に驚きの声
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、30日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。阪神の助っ人・マルテにまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、阪神が27〜29日の対広島3連戦で3連敗を喫し首位から3位に転落した話題についてトーク。自身が思う3連敗を喫した要因や、阪神を抜き2位に浮上したヤクルトの怖さなどを語った。 その中で、金村氏は29日終了時点で後半戦一軍未出場が続いているマルテが、二軍暮らしに不満を漏らしている話を聞いたことを明かす。「(マルテは)カウント『0-2』からでも『3-2』まで粘って四球でつなぐ(ことができるから)。その間に(後続は)後ろでタイミングを計ってたり(できる)。そういう選手はスタメンに必ず必要やねん」と、選球眼を生かし打線のつなぎ役を担えるマルテを高く評価しているという金村氏。そのマルテが一向に一軍に上がってこないことから、ある日知り合いの記者に「マルテどないなってんねん?」と聞いたという。 すると、その記者は金村氏に「なんか『なんで俺ここで野球やってんねん』、『俺の居場所はここじゃないやろ』って言うてたみたいですよ」と、マルテが二軍幽閉を続ける首脳陣へ不満を漏らしている旨を明かしたという。これを聞いた金村氏はマルテが今季前半戦で「.284・16本・46打点」、後半戦も二軍で「.462・2本・4打点」と結果を残していることを踏まえ、「そらマルテのはらわたも煮えくり返ってると思うで」と怒りを覚えても仕方ないのではと感じたと語った。 >>阪神・マルテ、二軍ボイコット? 突然の試合欠場に憶測飛び交う、助っ人電撃退団の悲劇再びか<< 金村氏の発言を受け、ネット上には「やっぱりマルテは相当フラストレーション溜めてたんじゃないか」、「インスタにも不穏な投稿続いてたし、現状に強い不満を抱いてるのがよくわかる話だ」、「二軍で準備万端ってアピールしてるのに一軍に呼ばれないんじゃ誰だって怒るよね」といった反応が寄せられている。 同時に、「次カードからやっと一軍上げるみたいだな、個人的には遅すぎると思うが」、「我慢の限界が来る前に一軍復帰が実現しそうだけど、ベンチスタートとかならまた不貞腐れそうで不安」、「ここまで我慢を強いた分、首脳陣は上げた後もちゃんとケアしてあげてほしい」と、来たる一軍復帰を絡めたコメントも複数見受けられた。 「マルテは前半戦の首位ターンに大きく貢献した選手の一人ですが、後半戦は五輪中断中に一時帰国した影響を首脳陣が考慮し、コンディション調整の優先を理由に二軍スタートに。当初は早々に一軍に戻るという見方が大半でしたが、代役として一軍に呼ばれたロハスが29日終了時点で4本塁打と結果を残していることもありなかなか再昇格の機会は訪れず。これを受けたマルテは20日に自身の公式インスタグラムのストーリーに『もう準備はできている!』と英語で投稿するなど不満をにじませると、27日には『もうすぐ家に帰る』と退団をほのめかすような内容も投稿。ファンの間ではこのまま二軍幽閉を続ければ本当に退団するのではと、マルテを一軍に戻さない首脳陣への不満も高まりつつありました。こうした状況を受けてか、矢野燿大監督は31日・中日戦からマルテを一軍に再昇格させることを30日に明言したと伝えられましたが、そのままスタメンに復帰させないと完全にモチベーションは戻らないのではと不安視しているファンも少なくありません」(野球ライター) 27〜29日の広島3連戦では、3戦合計で10得点と貧打に苦しみ3連敗を食らった阪神。マルテは打線の起爆剤としてはうってつけの存在といえるが、果たして矢野監督はどのように起用していくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてマルテの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/jmarte19
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