日本ハム
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スポーツ 2021年10月05日 15時30分
日本ハム・斎藤佑樹の気丈さに球界OBが涙?「佑ちゃん見てる人は誰もいなかった」春季キャンプでの裏話に驚きの声
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、4日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。1日に現役引退を発表した日本ハムのプロ11年目・33歳の斎藤佑樹にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 >>日本ハム・斎藤佑樹の投球に「一軍復帰は絶対無理」呆れ声 致命的な欠陥を露呈? 球界OBも辛らつ指摘「どれも棒球」<< 今回の番組で金村氏は同日(現地時間3日)でシーズン全日程を終え、投手では「9勝2敗・防御率3.18」、打者では「.257・46本・100打点」といった数字を残したエンゼルス・大谷翔平の戦いぶりについてトーク。話の流れで、大谷がドラフト1位で日本ハムに入団した直後の2013年春季キャンプを視察した際の印象的なエピソードなども語った。 その中で、金村氏は当時プロ3年目・24歳だった斎藤と言葉を交わしたという話を明かす。金村氏によると、自身が視察した日は大谷の紅白戦登板が予定されており、キャンプ地は多くのファンでにぎわっていたとのこと。金村氏も大谷目当てでキャンプを視察していたが、「その時にサブグラウンドパッと見たら、なんとネットに寂しげに投げてる斎藤佑ちゃんが(いた)」と、喧騒をよそに練習に励む斎藤の姿が目についたという。 斎藤は2011年に6勝、2012年に5勝とそれなりに勝ち星を挙げ今後への期待も高まる中、12年オフに右肩関節唇損傷を負い、翌2013年のキャンプはプロ入り後初めて二軍スタートに。当時は塁間(27.431メートル)のキャッチボールも満足にできない日々が続いたとも伝えられていた。 故障を抱えながら練習に汗を流す斎藤の元へ足を運び、「佑ちゃん、頑張れよ」と激励したという金村氏。すると、斎藤は「あっ金村さん! ありがとうございます!」と明るく応対。その他の会話内容については触れなかったが、斎藤の振る舞いを見た金村氏は「もう涙しそうやった」と心にくるものがあったという。 「翔平が入ってきて、(沖縄・)国頭の本球場で紅白戦してたらあんだけいっぱい(観客が)入ってるのに、サブグラウンドで佑ちゃん見てる人はほとんど誰もいなかった」という金村氏。斎藤自身もドラ1・22歳で参加した2011年春季キャンプでは常に2000人前後の観客を引き連れるなど大注目を浴びていたというが、故障や大谷の存在で注目度が一変したことに寂しさを感じたと当時を振り返った。 その後も右肩の故障に苦しみ一軍の舞台からは遠ざかり、2020年10月には右ひじ靭帯断裂と別の故障も負ったことで引退決断に至った斎藤。金村氏は「もう130キロぐらいしか出えへんしなあ…」と、本調子を取り戻せないまま引退する斎藤の心中を察していた。 金村氏の発言を受け、ネット上には「2013年春だと故障直後の時期か、まともに投げられない中気丈に振る舞うのは悲壮感が凄いな」、「怪我の苦しみを顔に出さずに明るく話されると確かにいたたまれなくなるな」、「アイドル級の扱いから、たった2年でファンが集まらなくなったって考えるとプロの世界は残酷だなって思う」といった反応が寄せられている。 3日に二軍・DeNA戦で引退登板を行い、一軍でも17日・オリックス戦で引退登板・セレモニーが行われる予定となっている斎藤。約8年にわたる故障との戦いを終えた元ドラ1右腕は、果たして現役最後の舞台でどのような言葉を語るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月04日 21時30分
戦力外の楽天・藤田、他球団移籍ならまだ活躍できる? 有力候補は阪神・日本ハムか、代名詞の守備以外にも好材料アリ
これまで横浜・DeNA(2005-2012)、楽天(2012-)でプレーし、昨季までに「1407試合・.268・24本・322打点・1019安打」という通算成績を残しているプロ17年目・39歳の藤田一也。4日、球団がその藤田に戦力外通告を行ったと複数メディアが報じた。 >>楽天・浅村のツバ吐き、手招き挑発にドン引き「自分から乱闘仕掛けるなよ」 死球直後の行動に批判、普段の態度から豹変したワケは<< 報道によると、石井一久監督兼GMは藤田を戦力外とした具体的な理由については触れなかったものの、「プレーヤー以外のポジションで球団に残っていただけるような打診をさせていただきました」と引退を決断した場合は球団内にポストを用意する旨を伝えたという。一方、藤田は球団側の打診に感謝しつつも、「野球選手としての大事な決断をするにあたり、現役へのこだわりも球団には理解していただいておりますので、しっかり考えていきたいと思います」と現役続行の可能性を含めて去就を熟考する考えを示唆したという。 2012年途中に楽天にトレード移籍してきた藤田は、翌2013年に「128試合・.275・1本・48打点・128安打」といった数字をマークしチームのリーグ優勝・日本一に貢献。その後も内野を複数守れるユーティリティプレイヤーとして長らく一軍を支えてきたが、今季は小深田大翔(26歳)、山崎剛(25歳)、渡邊佳明(24歳)といった若手内野手たちの台頭もあり3日終了時点で一軍未出場だった。 藤田の戦力外を受け、ネット上には惜別や労いの声が数多く寄せられている。一方、「ファームでの成績見たらまだ全然やれそうじゃないか?」、「楽天を出ていくならぜひ阪神に来て、選手たちに守備を叩き込んでほしい」、「守備でも代打でも使えそうだし、日本ハムはなんとか獲ってくれないだろうか」、他球団移籍を期待するコメントも複数挙がった。 「藤田は一軍ではここまで出場機会がないものの、二軍では『55試合・.292・2本・10打点』と3割近い打率をマークし守備でもノーエラーと攻守で好調。それでも一軍に呼ばれずじまいだった背景には、若手内野手を複数起用しながら世代交代を推し進めたいという首脳陣の思惑もあるとみられます。ただ、成績が極端に落ち込んでいるわけではないため、現役続行なら他球団からオファーをもらえる可能性も十分ではという意見は少なからず見られます。中でもチームの守備力に不安を抱えている阪神や日本ハムファンは、藤田を獲得の価値が大いにある魅力的な選手だと考えているようです」(野球ライター) 藤田はこれまでに通算1000本安打をクリアしている打力もさることながら、過去3度(2013,2014,2016)ゴールデングラブ賞を手にした守備力も持ち味のベテラン内野手。そのため、阪神、日本ハムファンを中心に、藤田のことをスタメン、代打、守備固めといった選手としての働きはもちろん、これまでの経験を生かしたコーチ的な役割も担えるとみる向きは少なくない。 阪神は3日終了時点でセ・リーグ2位と上位に位置しているが、チーム失策数がリーグ最多の80個と守備面に弱点を抱えている。このまま4年連続でリーグ最多失策チームとなることも濃厚な状況だが、守備面の経験・実績が共に豊富な藤田は中野拓夢(16個)、大山悠輔(10個)、糸原健斗(6個)といったエラーがかさんでいる内野手たちへの指導役として適任かもしれない。 日本ハムは阪神と同様に野村佑希(11個)、石井一成(8個)、渡邉諒(7個)ら若手内野手たちのエラーが目立っていることに加え、チーム代打打率がリーグワーストの「.116」と代打を担える選手も不足している、そのため、通算得点圏打率が「.282」と勝負強さも持ち味の藤田を獲得すれば、攻守の課題が一気に解決に向かう可能性もあり得るだろう。 40歳を迎える来季を前にプロ人生の岐路に立たされた藤田。他球団移籍を模索するのか、それとも楽天の一員としてユニフォームを脱ぐのかには今後も大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月01日 18時30分
日本ハム・斎藤佑樹に“残留待望論”が浮上?「案外活躍できそう」期待高まる引退後のコーチ転身、先輩OBの過去発言から反発も
これまで日本ハム(2011-)一筋でプレーし、昨季までに「88登板・15勝26敗・防御率4.34」という通算成績を残しているプロ11年目・33歳の斎藤佑樹。1日、その斎藤が今季限りで引退することを球団が発表した。 球団公式サイトはこの日、「本日10月1日(金)、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手(33)が今シーズン限りで現役を引退することが決まりましたので、お知らせいたします」と斎藤の引退を発表。また、「今シーズン限りでの引退を決断いたしました。ご期待に沿うような成績を残すことができませんでしたが、最後まで応援してくださったファンの方々、本当にありがとうございました。約11年間、北海道日本ハムファイターズで最高の仲間とプレーすることができて幸せでした」という斎藤のコメントも掲載されている。 斎藤は早稲田実業高校時代の2006年夏の甲子園で、エースとしてチームを優勝に導いた右腕。ポケットに入れていた青いハンドタオルで汗をぬぐう姿から、「ハンカチ王子」の愛称で日本中の話題を集めた。その後進学した早稲田大学でも大学野球選手権(2007)、明治神宮野球大会(2010年/大学の部)優勝に大きく貢献し、2010年ドラフトで日本ハムから1位指名を受けプロ入りした。 入団後の斎藤はプロ1年目の2011年は「19登板・6勝6敗・防御率2.69」とまずまずの成績をマーク。しかし、その後は2012年オフに負った右肩関節唇損傷の影響で不振が続き、2020年はプロ入り後初めて一軍未出場で終了。さらに、同年10月には右ひじじん帯断裂という新たな故障に見舞われ、今季は7月12日の二軍・DeNA戦での実戦復帰からここまで二軍暮らしが続いていた。 >>日本ハム・斎藤佑樹の投球に「一軍復帰は絶対無理」呆れ声 致命的な欠陥を露呈? 球界OBも辛らつ指摘「どれも棒球」<< 斎藤の引退を受け、ネット上には「斎藤引退か…去年あたりから覚悟はしてたけどいざそうなると寂しいな」、「苦しいシーズンの方が圧倒的に多い中、11シーズンもよく頑張ったと思う」、「長引く不振に色々思うところはあったけど、引退を決めた以上は素直にお疲れ様と言いたい」と惜別や労いの声が寄せられている。 一方、「引退後どうするのか分からないけど、個人的にはそのまま球団でコーチとかやってほしい」、「選手としては今一つだったが、コーチなら意外と有能になれるのでは」、「斎藤ぐらい世間に名が知られてる選手はそういないから、指導者のポストを用意して球団に留め置くのもアリだと思う」と、引退後もコーチとして球団に残ることを期待するコメントも複数挙がった。 「斎藤はプロ入り前に高校、大学でそれぞれ日本一を経験した一方、プロでは右肩・ひじの故障に泣き思うように成績を残せず。ただ、栄光も挫折も味わってきた分、後進の選手たちにいいアドバイスが送れるのではと考えているファンは多いようです。また、夏の甲子園で優勝投手となった2006年から現在まで野球ファン以外にも高い知名度を誇っている斎藤は、2023年に迫るチームの本拠地移転のPRにも最適な人材ではないかという見方もされています。一方、斎藤のコーチ転身については野球解説者の西崎幸広氏(元日本ハム他)が4月22日、同・石毛宏典氏(元西武)のユーチューブ動画で『コーチが「こうした方がいいんじゃない?」って言ってもやらない(らしい)。自分の理論でやりたいみたいな(感じ)』と、斎藤はコーチ陣の言葉よりも自分の考えを優先して取り組む節があると指摘していることから、『人の話を聞かないような選手にコーチが務まるのか?』と否定的な声も少なからず見受けられます」(野球ライター) 引退を伝える報道では、近日中に記者会見に臨む予定と伝えられている斎藤。その席上でどのような言葉を語るのかにも大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://www.fighters.co.jp/石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年09月30日 17時00分
楽天・浅村のツバ吐き、手招き挑発にドン引き「自分から乱闘仕掛けるなよ」 死球直後の行動に批判、普段の態度から豹変したワケは
29日に行われた楽天対日本ハムの一戦。「5-0」で楽天が勝利したこの試合で、楽天のプロ13年目・30歳の浅村栄斗が見せた振る舞いがネット上で物議を醸している。 >>楽天・田中に「野手陣を叱り飛ばすべき」の声 好投後の意気消沈ぶりに同情集まる、球界OBが指摘する“見殺し続き”の背景は<< 問題となっているのは、「5-0」と楽天5点リードの8回裏に浅村が見せた振る舞い。浅村は2死ランナーなしの状況で第5打席に入ったが、日本ハム4番手・鈴木健矢が投じた初球のストレートが腰付近に直撃。直後に浅村はバットを持ったままマウンド上の鈴木に詰め寄るそぶりを見せ、そこから一塁に歩く際も1度大きく唾を吐くなどいら立ちをにじませた。 直後に浅村は代走を送られて交代となるが、三塁側の自軍ベンチに帰る途中に再びマウンド上の鈴木に詰め寄る。すると、これを見た日本ハムベンチからロドリゲスが飛び出し浅村に突っかかっていこうとしたため、両チームの選手・首脳陣も後を追うようにグラウンドへ殺到し両者を引き離した。 ところが、浅村は引き離された直後にロドリゲスに対し右手の手のひらを上にして手招きするジェスチャーを見せ、ロドリゲスが制止を振り切って浅村に向かっていこうとするなど事態はさらに紛糾。そこから約1分後にようやく両チームがベンチに下がったが、一連の流れを受け審判団は警告試合にすると場内にアナウンスした。 一触即発の事態を招いた浅村の振る舞いを受け、ネット上には「死球受けて怒る気持ちは分かるけどさすがに態度悪すぎだろ」、「唾吐きながら相手を威嚇しにいくなんて本当にドン引き」、「ロドリゲスに何を言われたのかは知らんが、下手に挑発して自分から乱闘仕掛けるなよ」といった苦言や批判が多数寄せられている。 同時に、「浅村がここまでキレてるのは初めて見た、一体何が気に入らなかったんだ?」、「鈴木はちゃんと帽子取って謝ってたけど、それでも怒り続けた理由が気になるな」、「わざとぶつけたって感じたのか、それとも打てないイライラもあったのか…」と怒りの背景を推測するコメントも複数挙がった。 「これまで西武(2009-2018)、楽天(2019-)でプレーしている浅村は、西武時代からプレー中にあまり感情をあらわにしない選手。一方、鈴木は29日試合前時点では今季18登板(17イニング)で与死球数が2個と取り立てて多いわけではありませんでした。そのため、鈴木の死球に激高した上に相手を挑発するようなそぶりを見せた浅村の姿に驚いたファンも少なくないようです。なお、浅村がここまで激怒した詳しい理由は不明ですが、ファンの間では点差がついている試合終盤にいきなり初球をぶつけられたことから故意死球を疑ったのではという見方が浮上しています。また、9月の浅村が『.197・4本・9打点』と打率2割を切っていることから、もともと不振でいら立ちを募らせていたのではという意見も見られます」(野球ライター) 試合後、日本ハム・栗山英樹監督が「当ててしまったこっちが悪い」と謝罪したことが伝えられている今回の騒動。浅村は特に故障などは負っていないというが、後味の悪い試合になってしまったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月24日 18時30分
日本ハム・野村に怒りの声「軽率でしかない」 得点機を余計なプレーで台無しに? 焦りがにじむ走塁が相次ぐワケは
23日に行われた日本ハム対オリックスの一戦。「4-2」で日本ハムが勝利したこの試合で、日本ハムのプロ3年目・21歳の野村佑希が見せたプレーがネット上で物議を醸している。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 問題となっているのは、「4-2」と日本ハム2点リードで迎えた9回表に飛び出たプレー。日本ハムは先頭・松本剛がセンター前ヒットで出塁すると、1死後に打席に入った野村もライト前ヒットを放つ。このヒットにより一走・松本が三塁まで進塁したため、1死一、三塁のチャンスでこの日「3打数2安打・2打点」と好調の近藤健介に打席が回ると思われた。 ところが、野村は打球を捕球した右翼・杉本裕太郎が三塁へ送球した隙を突けると判断したのか、一塁ベースを蹴り二塁を狙う。しかし、杉本の返球を体で止めながら捕球した三塁・宗佑磨がすぐに二塁・太田椋へ送球したことで野村はアウトに。チームはその後2死三塁から近藤が申告敬遠で歩かされた後、高濱祐仁が空振り三振を喫し2者残塁で無得点に終わった。 裏目に出た野村の走塁を受け、ネット上には「野村今のプレーはダメだろ…明らかな暴走じゃないか」、「走塁意欲の高さは買いたいとこだけど、状況を考えたら軽率なプレーでしかない」、「二塁を狙おうと無理した理由が分からない、仮に成功でも近藤は歩かされてるだろうし」といった苦言や批判が寄せられている。 同時に、「この前の楽天戦もそうだったけど、先の塁に行きたいって気がはやり過ぎてないか?」、「数字的にはよくやってると思うんだけど、『まだまだ活躍が足りない』って思ってたりしてるんだろうか」、「レギュラー定着への貪欲さが少々空回りしてるって説もあるのではないか」と、焦ったプレーが頻発する背景を推測するコメントも複数挙がった。 「今回の場面は仮に野村が二塁進塁を成功させていたとしても、1死二、三塁で一塁が空くため、次打者の近藤は併殺狙いの満塁策で申告敬遠を受けていた可能性が濃厚。逆に自重して1死一、三塁の状況になっていれば、オリックスバッテリーが『併殺を奪えばいい』という考えで、今季チームワースト3位の8併殺を記録している近藤と勝負という展開も十分考えられました。また、1死一、三塁で近藤が歩かされていたとしても、次打者の高濱はここまで『4打数ノーヒット』ながら、次々打者の淺間大基は『4打数2安打・2打点』と当たっていたため、暴走で余計なアウトを与えていなければ得点のチャンスは高かったのではと考えているファンは多いようです。なお、野村は9日・楽天戦でも一塁をオーバーランした後に二塁を狙うそぶりを見せたことでタッチアウトにされるという痛いミスを犯していますが、ファンの間ではなぜ野村が焦っているのか疑問視する声も見られます。詳しい理由は本人のみぞ知るところですが、野村はプロ1年目の2019年は一軍未出場、翌2020年も出場21試合とレギュラーをつかみ切れていないため、『70試合・.291・4本・26打点』と結果を残している今季にその座を盤石なものにしたいという思いも強いのかもしれません」(野球ライター) 日本ハムは23日終了時点で首位ロッテと13.5ゲーム差、3位楽天とも8.5ゲーム差の最下位に沈んでいる。そのこともあってか、一部からは「今季はもう終戦気味だし、来季以降のためにも今の内にどんどん失敗して学べ」と野村を擁護する声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月21日 15時30分
日本ハム戦でのOB解説に怒りの声「失礼過ぎる」 井口監督の継投策を小馬鹿に? 試合終盤のコメントに批判相次ぐ
20日に行われた日本ハム対ロッテの一戦。「0-1」で日本ハムが敗れたこの試合で解説を務めた田中幸雄氏(元日本ハム)の発言が、ネット上で物議を醸している。 >>日本ハム・斎藤佑樹の投球に「一軍復帰は絶対無理」呆れ声 致命的な欠陥を露呈? 球界OBも辛らつ指摘「どれも棒球」<< 問題となっているのは、「0-1」と日本ハム1点ビハインドの9回裏に飛び出た発言。この回は試合前時点でリーグトップの33セーブをマークしているロッテ守護神・益田直也の登板が予想されたが、井口資仁監督は益田ではなく国吉佑樹を起用。すると、マウンドに上がった国吉を見た田中氏は「おっ? チャンスじゃないですか?」と、付け入る隙がある投手だという旨をコメントした。 ただ、日本ハムはその後国吉を攻め1死一、二塁のチャンスを作ったものの、ここで打席の佐藤龍世が空振り三振、続く石井一成が左邪飛とそれぞれ凡退。結果的には得点を挙げられず敗北した。 田中氏の発言を受け、ネット上には「今のコメントは国吉を馬鹿にしてるように聞こえて不快だった」、「代役守護神の国吉、起用を決断した井口監督のどちらも舐めてて酷すぎる、正直二度と聞きたくないレベル」、「日本ハムホームの試合だから多少の贔屓は仕方ないとはいえ、あまりにも相手に失礼過ぎると思う」、「選手のことを根拠もなくただ貶すのは解説者としてどうなのか」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「益田と比較してチャンスがあるのは事実だろ、目くじら立てるほどじゃない」、「最近点取られてない益田が出てこなかったから自分もチャンスあるぞって気持ちだった」、「ちょっと言葉足らずな感じはあるけど、別に叩かれるような発言とは思わない」と、田中氏に理解を示すコメントも複数挙がった。 「試合後、井口監督が『体もあれなので、今週はやめておこうと(考えた)』とコンディション面を考慮し登板を回避させたことが伝えられている益田ですが、今季防御率は『1.69』で9月は同『0.00』と絶好調。一方、国吉は今季防御率『1.13』、9月は同『0.00』と数字では益田に匹敵するものの本来の役割はセットアッパーで、守護神としての登板は20日の試合で今季2度目でした。そのため、田中氏は守護神経験が浅い国吉なら益田と比べて攻略の余地があると考え『チャンス』と発言したものと思われます。ただ、チャンスと考える理由については特に言及しなかったこともあり、一部のロッテファンは敬意に欠けていると捉えてしまったようです」(野球ライター) 国吉は益田に比べ制球力に劣る面があり、K/BB(奪三振数÷与四球数で表される投手の制球力を示す指標。一般的に3.50以上なら優秀とされる)でも国吉は「1.17」、益田は「4.08」と数字に大きな開きがある。田中氏はこのあたりも含めてコメントすれば物議を醸すようなことはなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月17日 19時30分
日本ハム・斎藤佑樹の投球に「一軍復帰は絶対無理」呆れ声 致命的な欠陥を露呈? 球界OBも辛らつ指摘「どれも棒球」
16日に行われた二軍・日本ハム対ロッテ戦。「6-2」で日本ハムが勝利したこの試合に先発した、日本ハムのプロ11年目・33歳の斎藤佑樹の投球がネット上で物議を醸している。 この日の斎藤は初回にヒット、暴投でいきなり無死二塁のピンチを招くも、二走・西巻賢二の走塁死にも助けられ辛くも無失点でしのぐ。続く2回は先頭の西川僚祐に左翼場外への特大ホームランを被弾したが、その後は失点を重ねることはなく「2回1失点・被安打2・死球1」という投球内容で降板した。 問題となっているのは斎藤が投げた球の球速。この日の斎藤はストレート(最速122キロ)、ツーシーム(同127キロ)、カットボール(同123キロ)、チェンジアップ(同123キロ)、カーブ(同112キロ)の5球種を投じたがいずれも最速は120キロ台以下。西川から被弾した場外弾も、内角121キロのツーシームを完璧に捉えられた結果だった。 >>日本ハム・斎藤、コーチの意見を完全に無視?「だからダメになった」「清宮と同じ」呆れ声 西崎氏が衝撃の光景を明かす<< 斎藤の投球を受け、ネット上には「速球も変化球も120キロ台なんてプロレベルの球速じゃないし、球速差で緩急つけられないのは致命的すぎる」、「全部の球があまりにも遅すぎる、こんな調子じゃ一軍復帰は絶対無理」、「ロッテ打者陣の打ち損じが多かっただけで、一軍では到底通用するような投球じゃない」、「OBもほぼ棒球だみたいなこと言ってたし、何かを変えないと上がり目は無さそう」といった反応が寄せられている。 「プロ野球の投手は速球が武器の本格派、変化球を主体とする軟投派など選手によって投球スタイルはそれぞれですが、どのスタイルでも持ち球の球速差、いわゆる“緩急”は打者を抑えるために必要な基本的な要素の一つとされています。今回の斎藤は各球種の球速差を見るにほとんど緩急がない投球だったと言えますが、このような投球では二軍で結果を出し、一軍に昇格するのは到底無理だと考えているファンは少なくないようです。実際、野球解説者の田村藤夫氏(元日本ハム他)も17日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で、今回の斎藤の投球について『私にはどのボールもチェンジアップに見えた』、『これでどうやってピッチングを組み立てるのだろうと感じた。表現は悪くなるが、どれも棒球に近い』と苦言を呈しています。なお、今季は開幕から二軍暮らしが続く斎藤がここからどうすれば結果を残せるのかはファンの間で様々な声が挙がっていますが、年齢的に球速アップは厳しいとして、スローカーブの習得など120キロ台の球を速く見せる工夫をするべきではという意見も見られます」(野球ライター) 16日の試合を含めた二軍成績は「10登板・3勝1敗・防御率5.40」と失点がかさんでいる斎藤。一部では「このままシーズン終了ならさすがにクビは避けられないのでは」との声も挙がっているが、残りの試合で光明を見いだすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月10日 18時30分
日本ハム・野村に「小学生レベルのミス」厳しい声 先輩の失敗から何も学んでいない? ヒットを潰した軽率プレーに批判
9日に行われた日本ハム対楽天の一戦。「0-4」で日本ハムが敗れたこの試合で、日本ハムのプロ3年目・21歳の野村佑希が見せたプレーがネット上で物議を醸している。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 問題となっているのは、「0-4」と日本ハム4点ビハインドで迎えた7回裏に飛び出たプレー。この回先頭打者として打席に入った野村は、楽天先発・則本昂大がカウント「1-1」から投じた3球目のストレートを捉えセンター方向へ痛烈なゴロを放つ。打球は楽天二塁手・山崎剛が好捕したが、一塁手・鈴木大地への送球がそれたため野村は二塁内野安打で出塁に成功したと思われた。 ところが、野村が一塁を駆け抜けた直後に一瞬、二塁方向へ足を踏み出す様子を見た鈴木は、それたボールを捕球した捕手・太田光からの送球を受けてそのまま野村にタッチ。審判は野村にアウトを宣告した。 公認野球規則では「打者走者が一塁に走るときは、ただちに帰ることを条件としてならば、オーバーランまたはオーバースライドして一塁を離れているとき触球されても、アウトにはならない」と記載されていると同時に、「一塁をオーバーランまたはオーバースライドした走者が二塁へ進もうとする行為を示せば、触球されればアウトになる」という一文も明記されている。今回の場面では審判が二塁方向に足を踏み出した野村に進塁の意思があるとみなし、鈴木のタッチを認めたものと思われる。 思わぬ形でアウトになった野村のプレーを受け、ネット上には「せっかくの内野安打をこんな形でふいにするのはしょうもなさ過ぎる」、「小学生レベルのミス、こんなメジャーなルールに違反するのは擁護のしようがない」、「ルールを失念してたのか、元々知らなかったのかは知らんが軽率すぎる」、「先の塁を狙おうとする姿勢自体はいいけど、それはちゃんとルールを把握した上でやってもらいたい」といった苦言や批判が寄せられている。 同時に、「オリンピックの近藤みたいなお粗末走塁だ」、「先輩の近藤がつい最近やらかしたことを知らないのか?」、「野村は侍ジャパンの試合特に見てなかったんだろうな、じゃなきゃ近藤とまるで同じミスは犯さないだろうし」と、同僚の近藤健介を絡めたコメントも複数挙がった。 「近藤は8月4日の東京五輪準決勝・韓国戦で、今回の野村と同様の走塁を見せています。近藤は同戦8回裏1死一塁の第4打席であわや併殺の一ゴロを打つも、一塁のカバーに入った韓国投手がベースを踏み損ねて辛くもセーフに。ただ、近藤は一塁を駆け抜けた後に左方向に大きく迂回して一塁に戻ろうとしたため、韓国投手はすぐに近藤にタッチし審判に進塁の意思を見せたのではとアピール。審判はリプレー検証を行った上でセーフの判定を下したものの、ファンの間ではアウトでもおかしくない軽率なプレーだったと物議を醸しました。こうした背景もあってか、今回近藤と同じような走塁をしてしまった野村に『先輩が1カ月前にミスしたばかりなのに』と不満を抱いているファンは少なくないようです」(野球ライター) 野村の痛恨ミスによって、9日の試合では初めてだった先頭打者の出塁がついえた日本ハム。その後則本に完封負けを喫した試合後、小笠原道大ヘッド兼打撃コーチは「しっかりとみんなで確認とってそういうふうにしていかないといけない」と再発防止を徹底する旨を語ったことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月06日 19時30分
日本ハム・高濱が三塁コーチの指示を無視?「見方によっては造反行為」予想外の本塁突入自重が物議、擁護の声も
5日に行われた日本ハム対ロッテの一戦。「1-2」で日本ハムが敗れたこの試合で、日本ハムのプロ7年目・25歳の高濱祐仁が見せたプレーがネット上で物議を醸している。 >>日本ハム・伊藤、韓国クレームの“ロジン問題”が再燃? 投球前に敵打者苦笑で物議「また粉で球見えづらくしてるのか」<< 問題となっているのは、「0-2」と日本ハム2点ビハインドで迎えた7回表に飛び出たプレー。日本ハムはこの回近藤健介の二塁打、高濱のヒットなどで無死一、三塁のチャンスを作ると、1死後に佐藤龍世の犠牲フライで1点を返す。さらに、後続の郡拓也が四球を選び2死一、二塁とチャンスを広げると、ここで打席の清水優心が一、二塁間を破るヒットを放った。 ところが、三塁コーチャーの上田佳範外野守備走塁コーチが腕を回して本塁突入を指示していたにもかかわらず、二走・高濱は自重し三塁でストップ。これにより状況は2死満塁となったが、ここで打席の淺間大基が中飛に倒れたためチームは三者残塁で同点・逆転機を逃す形になった。 高濱の三塁ストップを受け、ネット上には「コーチが行けって指示出してるのになぜ従わなかったのか」、「本塁への返球逸れてたし、指示通りに走ればセーフだっただろ」、「高濱が何を考えてたのかは知らんが、これは見方によっては造反行為なのでは」と苦言や批判が寄せられている。 一方、「マーティンの肩考えたら自己判断でのストップは間違いではない」、「突入指示した上田コーチがおかしい、あのまま突っ込ませたらアウトのタイミングだったと思う」、「そもそも判断ミスが多い上田のことなんか信用する必要はないだろ」といった擁護のコメントも複数挙がった。 「今回の場面で清水の打球を処理したのは、現在リーグ最多の8補殺を記録しているマーティン。そのため、高濱はマーティンの強肩も計算に入れて本塁突入を自重したものと思われますが、その直後にマーティンの本塁返球を捕手・加藤匠馬が後逸したため、上田コーチに従い突入していればセーフになっていたのではと不満を抱いているファンは少なくないようです。一方、加藤の後逸は結果論で普通に捕球していればアウトのタイミングだったとして、高濱の自己判断は間違いではなかったと主張する意見も見られます。なお、これまで中日(2009-2015)、DeNA(2016-2020)、日本ハム(2021-)の3球団で三塁コーチャーを務めている上田コーチは本塁突入指示が裏目に出ることが多いとされ、一部ファンの間では『壊れた信号機』というありがたくない異名で呼ばれている人物。こうした背景もあってか、今回のプレーについては高濱よりも上田コーチを責める声が多く見受けられます」(野球ライター) 7回の反撃が1点止まりだったことが響きロッテに惜敗した日本ハム。高濱の指示無視について栗山英樹監督は特にコメントしていないが、一般的に三塁コーチャーの突入指示に走者が従わないことはほとんどないため、その是非はファンの間でも意見が分かれているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月02日 19時30分
オリックス・山田のミラクルプレーに「曲芸みたいだ」驚きの声 解説も目を見張ったバット回避、失敗なら長期離脱の危機だった?
1日に行われたオリックス対日本ハムの一戦。「1-12」でオリックスが敗れたこの試合で、オリックスのプロ12年目・29歳の山田修義が見せたプレーがネット上で話題となっている。 注目が集まったのは、「0-8」とオリックス8点ビハインドで迎えた5回裏1死で飛び出たプレー。山田は打席の清水優心を2球目のストレートで詰まらせるが、清水がスイングした際にバットが根元から折れる。折れたバットは回転しながら、打球とともにマウンド上の山田へ向かっていった。 すると、山田は先に飛んできた折れたバットをジャンプして左足を引きながら間一髪で回避し、バットの後を追うように転がってきた打球を捕球。その後はすぐさま一塁に送球しアウトを奪い、同戦の中継で解説を務めていた岩本勉氏(元日本ハム)を「おー! ピッチャーよく取ったな!」と驚かせた。 >>楽天・浅村、大怪我の危機だった? 選手生命を断ち切られた投手も、折れたバットで負傷した選手たち<< 山田のプレーを受け、ネット上には「回避と捕球を同時に行うのは凄い、まるで曲芸みたいなプレーだ」、「普通なら避けることで精一杯になりそうだけど、よくその後に打球取りに動けたな」、「一塁送球はちょっと乱れたような感じもするけど、きっちりアウトを取り切ったのは素晴らしい」といった驚きの声が寄せられている。 同時に、「仮にバットが当たってたらまた故障者増えてただろうから避けてくれて本当に安心した」、「バットが飛んだ瞬間『うわっ、また負傷者が増える』って思ったけど当たらなかったからホッとした」、「結果的には無傷だったけどマジで怖かった、これ以上怪我人が出るのは勘弁してほしい」といった安堵のコメントも複数挙がった。 「最近のオリックスは8月8日に大城滉二が右ひざ前十字靭帯損傷の大怪我をし、同21日にT-岡田が右太もも裏筋損傷で2日後に登録抹消。さらに、同22日にはラベロが左尺骨遠位端を骨折と故障者が相次いでいます。こうした状況もあってか、折れたバットが山田に当たっていればさらに故障者が増えていたのではと肝を冷やしたファンも少なくなかったようです。なお、球界では2011年9月1日・日本ハム対ロッテ戦でロッテ・伊藤義弘の左ひざ付近に日本ハム・陽岱鋼の折れたバットの先が刺さり、負傷交代した伊藤がその後『左下腿三頭筋打撲と挫傷』で約1カ月半の離脱を強いられたケースがあります」(野球ライター) 今季は1日終了時点で「32登板(チーム3位タイ)・0勝0敗6ホールド・防御率3.30」と、首位を走るチームのブルペンを支えている山田。首脳陣も突如見舞われたアクシデントを辛くも回避した様子を見て胸をなで下ろしたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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