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スポーツ 2012年02月16日 11時45分
契約の中身判明! 岩隈が交わした『出来高払い』の契約は異例尽くし
メジャー移籍の準備に余念がなかった…。シアトルマリナーズの『バッテリー組キャンプ』は、メジャー30球団でもっとも早い2月12日にスタートする(現地時間)。日本国内での開幕戦(3月28日・東京ドーム/対アスレチックス)に臨むためだが、『野手組』は18日招集なので、岩隈久志(30)は、イチロー、川崎宗則よりもひと足先に渡米するスケジュールになった。また、この日本開幕の2試合で岩隈が“メジャーデビュー”する可能性はかなり高いという。 「ローテーションの2、3番手に位置づけられていたピネタがヤンキースにトレードされました。3、4番手だった岩隈が繰り上げとなり、日本での開幕2連戦に投げる可能性も同時に高まったというわけです」(米国人メディアの1人) しかし、岩隈のモチベーションを高めているのは“凱旋登板”だけではなかった。岩隈が交わした『出来高払い』の契約は、異例尽くしと言っていい。 まず、岩隈とマリナーズの契約内容を整理したい。1年契約、年俸150万ドル(約1億2500万円/1ドル=75円換算)。出来高のオプションは最高で340万ドル(約2億5500万円)。楽天での年俸は推定3億円。メジャー挑戦の夢を叶える代償として、年俸は「半分以下」になってしまったわけだ。 また、2010年オフ、ポスティングシステムで交渉が決裂したときのことだ。独占交渉権を獲得したアスレチックスは「合意に至っていないため、詳細は公表できない」としていたが、岩隈サイドとは300万ドルから500万ドルの間で年俸交渉を進めていたという。交渉決裂の理由は「条件(年俸提示)が低すぎたから」だが、結果的にさらに低い年俸額でマリナーズと契約することになってしまった。 「岩隈は2011年、右肩を故障しています。『故障』が彼の評価を落としたというか、それが原因で彼の調査を取りやめたメジャー球団もありました」(前出・米メディア陣) アスレチックスと交渉が決裂したときは、「金目当て?」「メジャーで実績もないのに…」と米メディアにも叩かれたが、マリナーズの入団会見では好意的な質問ばかりが寄せられた。「アスレチックスの提示額よりも低い年俸」で契約したことで、「彼は純粋にメジャーで頑張ろうとしている」と、悪評が一変したからである。 「代理人を変えたのも良かったと思います。前代理人も岩隈のために奔走していたのは認めますが、現代理人のポール・コブ氏のオフィスは約40人のメジャーリーガーを抱えており、各球団のGM、幹部職員も一目置いています。2010年ナ・リーグ防御率トップのジョシュ・ジョンソンの代理人でもあり、綿密な下交渉を行うと評判です」(前出・同) 『340万ドルの出来高契約』の中身が分かった。簡単にクリアできる条件ばかりなので、『出来高』は、事実上の年俸と言っていい。まさに、“敏腕代理人”である。 たとえば、先発登板が20試合に達した時点で『プラス20万ドル(=約1500万円)』。先発22試合なら、『プラス25万ドル(=約1875万円)』。同25試合で『30万ドル(=約2250万円)』。同30試合で『40万ドル(=約3000万円)』と支給額がだんだんと増えていく。投球イニング数も同様だ。140回に達した時点で、「50万ドル強がプラスされ」(前出・同)、150回、160回…と、イニング数が増える度に支給額がアップしていく文面になっていた。オールスター出場や、タイトル争いによるボーナス的なオプションも付いていた。 「この出来高払いの契約文が『岩隈サイドに有利』と言わざるを得ないのは、先発出場試合数とイニング数の両方にオプションを付けたことです」(米特派記者の1人) 投球イニングの出来高は、140イニング以上からだが、「1試合の登板イニング数が6回」とすれば、23試合でクリアできる。近年、マリナーズの主力先発投手は「30試合、200イニング前後」を投げており、「ローテーションの3、4番手として期待している」という入団会見のマ軍側のコメントからしても、大きな故障もない限り、簡単にクリアできるだろう。また、先発登板は「勝敗」でも「クオリティ・スタート(6回3失点以内に抑える)」でもなく、『出場試合数』でプラス査定される条文になっている。極端な話、たとえ1イニングでノックアウトされたとしても、「プラス1」で加算されるわけだ。表向きは低年俸だが、実際は高額年俸…。代理人の巧さである。 「マリナーズは日本人オーナーがいますから、岩隈との交渉は最初から好意的でした。岩隈の家族をシアトル郊外にも案内し、生活環境のことも色々と説明していました。マ軍は2、3年の複数年契約を予定していましたが、ポール・コブ氏は1年契約にこだわりました。残留するにしても、2年目以降に高額年俸を勝ち取るのは確実です」(日本球界関係者) メジャーで成功するために必要なもの。それは、有能な代理人を見つけること…。アスレチックスとの交渉決裂から1年、岩隈は海外FA権取得まで待った甲斐があったようだ。
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トレンド 2012年02月16日 11時45分
『銀魂』第43巻、家賃滞納の主人公にも積極的な価値創出
空知英秋が『週刊少年ジャンプ』で連載中のSF時代劇漫画『銀魂』第43巻が、2月3日に発売された。この巻は優等生的な坂田金時に主人公を乗っ取られるという金魂編がメインである。金時は主人公の坂田銀時とは金髪でストレートパーマという点が相違するが、男気が溢れ、稼ぎもよく、志村新八や神楽ら仲間達から心酔されている。完璧な金と欠点だらけの銀が対比される。 金時編では作品のタイトルまで「金魂」に変わっているという徹底ぶりである。単行本の表紙も第1巻と同じ絵柄で主人公が金時に変わっているとの遊び心がある。『週刊少年ジャンプ』連載時には分かりにくかった『銀魂』本来のサブタイトルと「金魂」としてのサブタイトルが目次で整理されている。 掟破りの展開に加えて他作品のパロディなどギャグ満載の金魂編であるが、メッセージ性も強烈である。それは優等生的な金時よりも不完全な銀時に魅力があるという主張である。結末の会話がコミックスでは変わっており、より不完全性の魅力を強調する内容になった。 完璧な人間よりも欠点やドジなところがあった方が魅力的なキャラクターになる。これはキャラ作りの鉄則である。尾田栄一郎『ONE PIECE』第65巻では読者の質問コーナー「SBS」で、主人公のルフィよりも強力な能力者が続々登場していることに対し、著者は「ゴムのような面白さがなければ長く付き合えない」と答えている。バトル漫画でも圧倒的な強さが必ずしもキャラの魅力になるとは限らない。 しかし、単に親しみをもたせるために不完全なキャラにするだけならばステレオタイプ化する。『銀魂』第42巻収録の「漫画という画布に人生という筆で絵を描け」では漫画家志望の持ち込み原稿の主人公が皆、「腹減った」という食い意地が張ったキャラであることを風刺している。 世間的な意味での優等生に魅力はないが、単に欠点を持たせるだけでも面白味がない。欠点や長所でないと考えているものに新たな価値を付加してこそクリエイティビィティである。『ONE PIECE』のルフィは強そうではなくても、面白さという漫画ならではの価値でゴム人間となった。 銀時の不完全性にも価値がある。金時によって修正された銀時の欠点の一つに家賃滞納がある。味方のたまにも家賃滞納を忘れないと言われるほど、家賃滞納は強調されている。家賃を滞納するキャラクターが善玉で、家賃を支払うキャラクターが悪玉である。家賃滞納は一般的には好ましいことではないが、昨今は家賃滞納を口実にした不法が横行し、社会問題になっている。 ゼロゼロ物件などでは僅か一日の家賃滞納に過酷な追い出し屋の嫌がらせや高額な違約金請求が行われている。「家賃を払わない賃借人が悪い」がゼロゼロ物件業者側の論理であるが、債務弁済の遅延が違約金請求という暴利行為や追い出し屋の人権侵害を正当化するものではない。 ゼロゼロ物件被害者は家賃滞納に後ろめたさを感じる必要はない。家賃を滞納し、自己を不完全な主人公と認める銀時のように堂々と業者の不法を訴える資格がある。家賃滞納という属性は親しみを持たせるための単なる欠点というよりも、家賃滞納者の弱みに付け込む貧困ビジネスに対抗する価値を生み出している。家賃は滞納するが、真っ直ぐな魂を持ったヒーローの活躍に今後も期待したい。(林田力)
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芸能 2012年02月15日 17時00分
AKB48 秋元才加、島田晴香が女子プロレスデビューか!?
飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルグループ、AKB48だが、彼女たちに驚きの情報が流れている。「プロデューサーの秋元康氏の主導で一部のメンバーが女子プロレスのリングに立つのではないかと言われています」こう語るのは芸能ライターだ。 今を時めくアイドルグループと女子プロレス。まったく関連性がないと思われる両者だが、プロデューサーの秋元康氏の“唯一の汚点”がこの両者を結びつけているとか。 「過去に秋元氏はジャパン女子プロレスのアドバイザーとして、女子プロレスをプロデュース。当時は、プロレス版『おニャン子クラブ』として力を入れていました。旗揚げには、プロレス界の重鎮であるアントニオ猪木氏とともにリングで挨拶もしています」(プロレス業界関係者) ただ、旗揚げ時は豪華であったものの、団体は経営不振に何度も陥り、1992年には解散している。 「これが、天才プロデューサー、秋元康の汚点だと本人は今でも気にしているようです。そこで、現在、大成功をおさめているAKB48の体育会メンバーを中心に、新たな団体を結成しようと考えているというウワサがあります」(芸能ライター) AKB48で体育会系のメンバーといえば、まず名前が挙がるのが秋元才加。さらに、高校時代、テニス部で活躍し、テレビ番組でも“ジャンボ島田”として活躍する島田晴香。また、父が元プロ野球選手でプロレスの熱烈なファンであることを公言している倉持明日香も注目。第一回のじゃんけん大会で優勝、空手経験者である内田眞由美も活躍間違いなし。もちろん、他にも人数の多いAKB48関連のグループメンバーで、「これで一旗挙げたい!」と名乗り出るメンバーもいるはずだ。彼女たちが新団体を結成すれば、話題になることは間違いないだろう。 「過去に女子プロレスが盛り上がった時代には、ビューティ・ペアやクラッシュギャルズなどアイドル系のレスラーを輩出した時です。今回は逆の発想で、アイドルをレスラーにということですね。秋元と島田がユニットを結成して、試合後に一曲歌えば、成功は間違いないはず」(プロレス業界関係者) 現在、女子プロといえば、一部の専門誌だけが取り扱い、スポーツ紙などでもめったに話題にならない。ただ、AKB48ということであれば話は別だろう。間違いなく低迷が続くプロレス業界の起爆剤になるはずだ。 AKB48がリングの上で熱い戦いを繰り広げる日が現実的に、そう遠くない日にやってくるかもしれない!?注=写真はすでにプロレスデビューしていた!? SKE48の松井珠理奈
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社会 2012年02月15日 16時00分
ブサイクなのに女3人同居のハーレム構想 ドS級殺人犯イイ声王子の悪魔の所業
昨年1月、茨城県龍ケ崎市のアパート内で、私立大3年の中島千佳さん(20=当時)が衰弱死した事件で、保護責任者遺棄致死の罪に問われた横江直人被告(24)の裁判員裁判が水戸地裁で始まった。 当時アパートに住んでいたのは、横江被告と中島さんのほか、中島さんの姉(23)と派遣社員の女性Aさん(44)。なんと、3人の女性をはべらせるハーレム生活を送っていたという。 横江被告、よほどのイケメンかと思いきや、法廷に現れたのはデブの大男。目が細く唇もポッテリで、平安時代であれば美男子だったかもしれないが、この平成の世では確実にブサイクの部類だ。なぜそんな男がハーレムを築けたのか? その理由は“声”にあった。 「横江被告と女性たちとの出会いはネットでした。人気アニメのセリフのモノマネをした音声データや歌を投稿できる会員制の大手サイトで、声優やアニメのファンら十数万人が利用しています。ここでの横江被告は人気投稿者で、俗に言う“神”として崇められていたんです」(司法記者) 最初は横江被告とAさんが同居していたが、横江被告のファンだった中島さんの姉が押しかけた。そんな姉を心配した中島さんもやってきてハーレム状態に。 最初は姉を連れ戻そうとした中島さんも、一時は横江被告にゾッコンだったとされ、「告白したいけど、お姉ちゃんの彼氏さんだから…」と思い悩んでいたそうだ。だが、その気持ちもいつしか離れ、思い通りにならなくなったためか、横江被告は中島さんに食事を与えなかったり、手錠をかけて自由を奪ったり、手足を模造刀で突くなどの暴行を加え、衰弱死させたのだ。 公判では、遮蔽板で顔は見えないが、40代とは思えないアニメ声で時折泣きながらAさんが証言した。 「直人君は定職に就いてなくて、ネットで知り合った女性たちを騙してお金を得るような生活をしていました…。私とはサイトで知り合って、その後、恋人関係になりました。今も気持ちに変わりはないです…」 一方、横江被告は「衰弱しているようには見えなかった。病院へ連れて行く必要はないと思った」と、中島さんの死について自分の責任はないと主張。声だけでハーレムを築いた“いい声王子”のはずなのに、本誌の女性記者は魅力を感じなかったという。果たして、その程度の声で裁判員の心に響く反論ができるのか?
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芸能 2012年02月15日 15時30分
押尾学ついに塀の中へ!!
合成麻薬MDMAを一緒に飲んで容体が急変した飲食店従業員の女性を放置したとして、保護責任者遺棄罪などで、1、2審で有罪判決を受けた元俳優の押尾学被告の上告審で、最高裁第1小法廷は、13日付けで押尾被告側の上告棄却を決定。懲役2年6月とした1審東京地裁、2審東京高裁判決が確定することとなった。 この決定を受け、押尾被告は弁護人を通じて「非常に残念で納得できない」とコメントしたが、09年8月に女性が死亡した事件で逮捕されてから約2年半、ついに押尾被告が収監されることとなった。 「『軽すぎる』という声が各方面からあがっているが、たとえ、押尾被告が119番しても女性の命が助からなかったことが判決の決め手となった。09年11月に麻薬取締法違反で懲役1年6カ月執行猶予5年の判決を受けているので、今回の判決と合わせ、約4年は収監されることとなる」(芸能記者) 上告中の押尾被告は昨年末に都内の歓楽街で豪遊する姿を写真誌「フライデー」(講談社)で報じられ、押尾被告の弁護士は同誌に「こうした軽はずみな行動をご遺族の方たちが目にしたら、ご気分を害されることになります。ご遺族に対しての配慮もしてもらいたい」とコメントし呆れた様子だった。 「出所してももはや芸能界復帰は絶望的。今まで押尾被告をバックアップしていたタニマチも離れてしまうだろう。熱狂的なファンはいるので、趣味の音楽活動を細々と続けるぐらいはするだろうが」(同) 事件をきっかけに離婚した元妻で女優の矢田亜希子は何事もなかったかのように芸能活動を再開しているが、塀の中に入る元夫に対してどんな胸中だろうか?
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芸能 2012年02月15日 15時30分
元気が出るAKB48の名(迷)言集 Part4
国民的アイドルグループ、AKB48の名(迷)言集の第四弾。クイズでの天然発言から、スキャンダルをネタにしたビックリ発言まで、盛りだくさんでお送りします。●「いい国作ろう平安京」(小嶋陽菜) AKB48の初代天然キャラといえば小嶋陽菜。クイズ問題で、「1192年に起きたことは?」と聞かれて回答した答え。ちなみに、小嶋より、10歳近く年下である松井珠理奈は、しっかり、「鎌倉幕府」と正解していた。●「次世代エースとか言われていますけど、はしくれですからね」(北原里英) バラエティ番組で、明石家さんまに言い放った言葉。共演していたピースからは、「AKB48のメンバーがこんなにマイナス志向だったとは…」とびっくりされた。●「おい! そこの研究生ジュース買ってこい!」 (横山由依) 研究生から正規メンバーとなり、チームKに加入した当時、新しいキャッチフレーズを有吉弘行が視聴者から募集、その中のひとつ。ためしに言わされた時に、横にいた同期でまだ研究生であった島田晴香は、「絶対ヤダ!」とつっこんでいた。●「40くらいで、ポックリいきたい」(高橋みなみ) 結婚願望がまったくないという高橋みなみ。彼女が、「いつくらいに結婚したい?」と聞かれた時に答えた言葉。もちろん、MCからは、「ポックリの使い方が間違っている!」と指摘を受けていたが、高橋はあまり理解できなかったようだ。●「3.7期で〜す」(菊地あやか) 3期生として加入するも、自身のスキャンダルで脱退。その後、7期生と復活した菊地あやか。7期の佐藤すみれが、「7期はみんな仲がいんですよ」とインタビューで答えている中、その後ろで、首をかしげながらの発言。どのメンバーとは言わないが、黒い過去をネタにできる度胸は、ぜひ見習って欲しいものだ。
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芸能 2012年02月15日 15時30分
シュワルツェネッガー&スタローン、『ザ・トゥーム』でも共演決定!
2010年に公開した『エクスペンダブルズ』で長年のライバル、シルヴェスター・スタローンと顔合わせしたアーノルド・シュワルツェネッガー、今年8月に全米で公開が始まる続編『エクスペンダブルズ2』でもスタローンと共演するが、その次回作の監獄アクション『ザ・トゥーム』でも二人はタッグを組むという。 先日、シュワルツェネッガーとスタローンの二人は、お互いに肩の手術をうけるために同じ病院にいるのをパパラッチされていた。 シュワルツェネッガーは、このときのことをWHOSAY.COMの自分のページで、以下のようにコメントしていた。 「『エクスペンダブルズ2』と『ラスト・スタンド』(2013年1月公開予定のアクション映画)でのアクション、スタントや身体の酷使の後、肩のチューンアップをする時期だと思った。ちょっと、偶然にも同じ肩の手術で誰が一緒だったと思う? 現在、自分たちは『ザ・トゥーム』を撮影するという、素晴らしい次のラウンドを迎える用意がある。グレイトビーバックさ!」 『ザ・トゥーム』は、スタローン演じるレイ・ブレスリンが、自分で設計した脱獄不可能な刑務所に投獄されたことで、自分をハメた人間を探すためにエスケープを試みるストーリーになっている。 またシュワルツェネッガーは、刑務所内の人権のために権力と闘う服役者チャーチを演じる。 『ザ・トゥーム』の監督は、『シャンハイ』のミカエル・ハフストローム、公開は2013年予定。
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トレンド 2012年02月15日 15時30分
おばちゃん死去で話が二転三転する『男はつらいよ』リメイク説
映画『男はつらいよ』でおばちゃん役を演じた女優・三崎千恵子さんが亡くなった。享年90歳だった。三崎さんは去年、映画『ムーランルージュの青春』でインタビューに応じ現役ぶりをアピールしていたがついに帰らぬ人となった。 『男はつらいよ』は去年の12月23日から今年の1月22日まで衛星放送WOWOWで特別編を含む全49作が一挙放送されており、『寅さん』を見たことのない若い世代にもじわじわとファンを増やしていた最中であった。 さて、これも人気作の宿命か、近年では「『男はつらいよ』を再映画化するにはどの役者がいいか」という話題がネットで急増しているようだ。2ちゃんねるではその名もズバリ「香取慎吾版『男はつらいよ』を実現してほしい」というスレッドまで登場し、日夜議論が白熱している。確かに三崎さんの死によって『男はつらいよ』の開始当初のレギュラー陣は倍賞千恵子演じるさくらの家族や、佐藤蛾次郎の源公のみといった状態になってしまい「そろそろリメイクも…」という声が出てきているのだと予測される。 しかし、『男はつらいよ』の復活は現実問題としてかなり難しいのではと某映画ライターは指摘する。 「『男はつらいよ』の復活は渥美清さんの死後、何度かチャレンジしていますがあまりうまくいっていません。まず渥美さんが亡くなった後、新撮シーンを加えた『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』は興行的に大失敗してるし、アニメとして1998年に放送した『アニメ 男はつらいよ〜寅次郎忘れな草〜』は視聴率が10%未満と散々たるものでした。もっともこれらは既存のストーリーを元にしているため新鮮味が無いという弱点はありましたが。現在も『男はつらいよ 寅さんDVDマガジン』で寅さんの少年のエピソードを描いた小説を山田洋次監督自身が連載しているのですが、たいして話題になっていないうえに『イメージが崩れる』とファンからの評判も悪いです。これらを見るにすぐにリメイクというのはやはり難しいでしょう」 確かに『男はつらいよ』の後期作品は山田洋次や渥美清が熱望して作られていたわけではなく、松竹が安定した収入を得るために製作されていたという。それらの情報を加味するにやはり単純なリメイクというのは難しいのだろう。 さらに、近年では寅さんの甥、満男を演じた吉岡秀隆がレギュラー出演している映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズこそが『寅さん』の代わり、とポジティブな見方をしているファンもいるという。 勇気のある映画監督が観客を「これぞ!」と納得されらるような『男はつらいよ』を製作する日がくるのか!?
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ミステリー 2012年02月15日 15時30分
新たな「小さいおじさん」発見か!?
近年とみに目撃証言が多く、現代の妖精とも言える不思議な妖怪「小さいおじさん」。基本的に数センチから十数センチ程度の大きさで、緑色の服(しかもなぜかジャージが多い)を着ているとされている。芸能人に目撃情報が多かったり、目撃すると運が上向く「幸運を呼ぶ存在」とみなされている所もある。 そんな「小さいおじさん」の新種が、再び写真にとらえられた!? という報告が入ってきたのだ! 写真を撮影したのは、山口敏太郎事務所に所属しており、各種の不思議写真や心霊体験をもつ一般人の鳴釜のん氏。実際に「小さいおじさん」を何度か目撃しており、写真に収めた事もある。そんな彼女が、新たに「小さいお兄さん」を目撃、撮影に成功したと言うのだ! 撮影した日時はなんと今年の元旦。彼女いわく、初詣で寺を訪れた際に妙な気配を感じて見てみた所、人混みの中に「黒い服を着た小さいお兄さん」を発見。一瞬顔を見たのだが、確かに若い男性に見えたという。慌てて携帯電話のカメラ機能でもって撮影したのが本記事に掲載した画像である。 問題の「小さいお兄さん」は画像の真ん中辺りに、後ろを向いた状態で写っているそうだ。あまりに急だったので、慌ててカメラを向けたため本画像は手ブレがあり、人出も多くカメラの前を横切る人なども多く写り込んでいるため、非常に判別しにくいものとなっている。しかし、よくよく目をこらせば中央の白い服を着た人物近辺に小さな人影があるのが解るだろう。 本人も「上手く見えたら幸い」と称しており、山口敏太郎事務所でも判別できる人とできない人がいた。 今回写り込んだものは果たして本当に「小さいおじさん」なのか? これからも怪しい影を見つけた際にはすかさず何かの媒体で記録に残すようにすると意気込んでいる彼女だけに、今後はもっと鮮明な小さいおじさんの画像をお披露目できる日がくるのかもしれない!?(写真提供:鳴釜のん/山口敏太郎事務所)
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トレンド 2012年02月15日 15時30分
ロシア人のコスプレアプリが大人気
日本の“オタク文化”が世界から注目されて久しいが、最近では、特にロシアでは、昨年11月に在モスクワ日本大使館が「現代日本文化フェスティバル(J-Fest)」を主催するなど、特に人気を集めている。 そんな中、デジタル同人誌サービス「freenote」を運営するfreenote社が今月8日から、ロシアのコスプレイヤーの写真とプロフィールを閲覧できるiPhone版の無料写真集アプリ「美しすぎるロシア人コスプレイヤー」を公開、ダウンロードしたファンから、「かわいすぎる!」と話題になっているのだ。 同アプリは、13人のロシア人コスプレイヤーのコスプレ写真とプロフィールを閲覧することが可能で、無料で画像をダウンロード、壁紙などに使用することができる。今後も新しいロシア人コスプレイヤーが随時登場するとのことで、目が離せない。
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