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社会 2012年11月28日 15時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第3回
前回取り上げた「国の借金」問題は、財務省が国民の危機意識を(増税実現のために)煽ることを目的に編み出した「誤用によるプロパガンダ」である、と述べた。 ただ「国の借金」とはあくまで「誤用」であり、完全なウソとも言えない。財務省側は、その点をうまく突く。 「我々はグローバルな『政府の負債』を慣習的に『国の借金』と呼んでいるだけです。『国の借金』の意味を『日本国家の借金(対外負債)』と勘違いする人は確かにいるかも知れませんが、別に我々は意図してそうしているわけではないのです。あくまで慣習的に『国の借金』と呼んでいるだけです」 こんな強弁が(相当に強弁だが)できないこともない。 それに対し、政府の負債(財務省の言う「国の借金」)を日本の人口で割り、「国民一人当たり○百万円の借金! 日本の赤ちゃんは生まれた瞬間に○百万円の借金を負っている」といったレトリックを用いると、これは正真正銘の「ウソ」になる。 何しろ、政府の負債は「国民の借金」ではない。というよりも、政府の負債を「貸している債権者」こそが、日本国民なのだ。「お金を借りている」のではなく、「政府にお金を貸している」のが、日本国民すなわち読者なのである。 「自分は国債など買っていないし、政府にお金なんか貸していない」 と反駁したくなった人は少なくないだろうが、国債を保有していない読者であっても、間違いなく日本政府にお金を貸している。 理由を説明しよう。 多くの日本国民が理解していないように思えるわけだが、「誰かの金融資産は、誰かの金融負債」になる。より分かりやすく書くと、「誰かがお金を貸しているとき、別の誰かが必ず同額のお金を借りている」という話だ。何を当たり前のことを、と言いたくなった人も少なくないだろうが、この基本を理解していない人が意外に多い。 金融資産とは、具体的には「現金」「銀行預金」「債券」などだが、例えば読者が100万円の銀行預金を保有していたとしよう。100万円の銀行預金は、読者にとっては確かに「金融資産」なのだが、銀行側にとっては「金融負債」に該当する。今ひとつピンと来ないかも知れないが、本概念は「経済」を理解する上で必須の知識なので、落ち着いて読み進めて欲しい。 銀行にとって「銀行預金」は金融資産ではない。「銀行預金」とは、銀行が読者から「借りた」お金、すなわち金融負債なのだ。銀行は読者からお金を「預かっている」わけではない。借りているのである。何よりの証拠に、銀行側は預金を保有する読者に対し(微々たるものとはいえども)定期的に金利を支払い、さらに読者が「預金を返してもらう」ことを望んだとき、きちんと「返済」してくれるだろう。 読者が100万円をATMでおろそうとしたとき、銀行側が(預金額が十分であるにも関わらず)拒否した場合、それは債務不履行に該当する。 ところで、銀行は別に読者からお金を借りる(=預金を集める)ことが商売ではない。銀行預金が増えていくことは、銀行の「金融負債」が一方的に積み上がっていくことを意味する。預金を国民から集めるだけでは、銀行側には金利の支払いが発生するのみで、逆ザヤで倒産してしまう。 銀行の業務は、預金(金融負債)として借り入れた(預かった、ではない)お金を、別の誰かにより高い金利で貸し出し、金利差を得ることなのだ。「安い金利でお金を借り、高い金利でお金を貸す」ことこそが、銀行のビジネスモデルの基本なのである。 さて、現在の日本は深刻なデフレが継続しており、企業は設備投資を増やそうとしない。設備投資をしない以上、企業はお金を銀行から借りる必要がない。 より専門的な言い方をすると、我が国には民間の資金需要が足りない。企業に限らず、家計もこの不況下では、住宅ローンなどを率先して組もうとしない。さらに、中小零細企業に対しては、銀行側が不良債権化を恐れてお金を貸せない。理由は様々だが、いずれにせよ銀行から民間への「お金の貸付」という流れが細まってしまっている。 とはいえ、銀行の手元には毎日、銀行預金が「貸し付けられる」。預金について、銀行は誰かに借りてもらわなければならない。だからこそ、日本の銀行は国債を購入し、政府にお金を貸し付けるという形で銀行預金を運用しているのだ。 我が国のデフレはあまりにも深刻で、民間の資金需要が少ないため、大きな「日本円」の借り手は、事実上、日本政府以外にはいない。結果、日本政府は人類史上屈指の低金利で国債を発行することができている(本稿執筆時点の十年物日本国債の金利は0.76%)。 次回以降、具体的な数字を見ていくが、日本国債の保有者、すなわち「日本政府にお金を貸している債権者」の過半は国内の金融機関である。とはいえ、銀行などの金融機関は、別に自己資金を日本政府に貸し付けているわけではない。あくまで国民から銀行預金などの形で借りたお金の「運用先」として、日本国債を購入しているのである。 すなわち、日本政府の負債(国の借金)の債権者(金の貸し手)は、直接的には銀行などの国内金融機関であり、「最終的な債権者」は日本国民なのだ。 日本国民は「莫大な借金を負っている」のではない。むしろ、巨額のお金を日本政府に貸し付けている「債権者」が日本国民なのだ。これは「統計的」に覆せない真実である。日本の赤ちゃんは、生まれながらにして○百万円の債権を持っている、という話なのだ。 それにも関わらず、財務省の手駒と化した大手新聞などは「国民一人当たり○百万円の借金」というフレーズを多用する。この種の「ウソ」に騙されてはいけない。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能 2012年11月28日 11時45分
チュート“股のぞきスト”徳井、股のぞきの魅力は「淫靡な所」!
お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実と福田充徳が都内で27日、丹後広域観光キャンペーン「京都 天橋立観光プロモーション記者発表会」に登場し、トークショーを行った。 京都府の最北端に位置し、日本海に面した丹後。神代の昔、神の通い路が海に落ち、龍神が一夜にして作り上げた伝説を持つ「天橋立」は日本三景のひとつに数えられ、観光ではこれから、カニ、カキ、ブリらが旬を迎える。また、山の上のスポットから、前屈したままの状態で股の間からのぞき込むと、空と海が逆さまに見え、「天橋立」が宙に浮いて見える「股のぞき」が有名。チュートリアルの2人へ京都府観光大使委嘱通知書が渡され、初代の“プロの股のぞきスト”である「股のぞきマエストロ」の称号の授与された。 京都出身の2人。大役を引き受けると、福田は「観光客の方が今の10倍くらい来るようにがんばりたい」と意気込み、徳井は、イベントには観光キャラクターの「まゆまろ」も登場したが、熊本の人気キャラ「くまモン」の名を上げ、「打倒くまモンでがんばりたい」と拳を握った。 トークショーでは、「股のぞき」を採点競技ととらえ徳井が点数を付ける「股のぞきミニコンテスト」が開催された。「股のぞき」の動画版コンテストも近日リリース予定とあり、徳井はノリノリの様子。しかし、最初に登場したのは、ミニスカサンタのコスプレに身を包んだ福田で、徳井はがっくり。「普通、芸人が女装すると盛り上がる」というが、「ボディーの細さが心配にしかならない」と相方の痩せぶりを気遣う羽目に。だが、チアリーダートリオと、神戸出身の22歳の女性が登場すると、急に徳井がにやけ始め、股のぞきをする女性たちの「淫靡な所」が良いなど、徳井流の観点で採点を始めた。 その徳井だが、囲み取材で、「江の島の方」との関係を突っ込まれた。「ドライブデートする人くらい、僕くらいになると何人もいる」と豪語しながらも、丹後に行っていっしょに股のぞきしたい人は誰? と尋ねられると、「探したい思います」とのこと。(竹内みちまろ)
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芸能 2012年11月28日 11時45分
復帰発表直前の華原朋美は何を語った?
今月23日深夜に前所属事務所と12月1日付けで再契約し5年ぶりに芸能界に復帰することが発表された歌手・華原朋美だが、発売中の「女性自身」(光文社)が復帰発表直前に自宅マンションで華原を直撃した様子を掲載している。 同誌は今年7月に華原を直撃した際には禁煙したため8キロ太ったことを告白。今年9月に直撃した際には3キロ減量に成功したことを明かしていたが、発売中の同誌によると、9月よりもさらに痩せた様子で、「歌は変わらずに歌い続けていきたかったんです。それだけをいままで夢見てきて」と復帰を望んでいたことを明かし、仕事のドタキャンなどトラブル続きで07年に事務所と契約解除されたことを振り返り、「あんなにご迷惑なことを起こしておいて、まだやりたいなんて。都合のいい話ですよね。でも、私は歌いたい!」と力を込めた。 芸能界復帰初仕事となる12月5日放送の「FNS歌謡祭」(フジテレビ)にはかつての恋人だった音楽プロデューサー・小室哲哉も出演。以前、同誌に「小室さんの歌で再デビューしたい」と話していたが、「いえ、あの方のことに関しては、私がいま口に出して言ってはいけないというか、失礼にあたると思うので…」と言葉を濁し、連絡を取り合っていることを否定。禁煙したため「昔の歌声が戻った」というだけに饒舌で、「80歳、90歳になっても『I'm proud』(ヒット曲)を同じように歌えって言われたら、さすがに無理でしょうけど」と笑ったという。 「復帰の舞台ではおそらく『I'm proud』を歌うことになると思うが、同曲は華原の曲の中でも特にキーが高く、どこまで全盛期の歌声に近づいたかのバロメーターとなるだけに、華原も相当のプレッシャーに違いない。小室が同番組に出るということは、視聴率アップのためにも、かつてのように2人が“共演”する可能性が高そうだが」(音楽関係者) 復帰までちょうど1週間、華原の熱烈なファンにとっては待ち遠しい日々となりそうだ。
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芸能 2012年11月28日 11時45分
香取&山P 紅白発表にガッカリ?
SMAPの香取慎吾(35)と山Pこと山下智久(27)の2人で結成された新ユニット「The MONSTERS」が、東京・渋谷区のクラブで、28日発売のデビューシングル「MONSTERS」の発売記念ライブを27日に開催した。 同ライブには200人のファンが集結。同曲のリミックスバージョンを含む3曲を披露した。前日のNHK紅白歌合戦の出場者の発表があったことから、「まさかの入ってなかった、なんですけど」とデビュー前ながら悔しさを語った。
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芸能 2012年11月28日 11時45分
柏木由紀がドラマ主演 主題歌はソロデビュー曲
AKB48の柏木由紀(21)が、テレビドラマ「特殊な能力を持つ別れさせ屋」(テレビ東京)で初主演することがわかった。同ドラマでは、来年2月6日発売のソロデビュー曲(タイトル未定)が主題歌となる。 柏木が演じるのは、「別れさせ屋」を裏稼業とするカフェの店員「柏木」。企画・原案はAKB48の総合プロデューサーである秋元康氏。佐野史郎やキングオブコメディ今野浩喜と共演する。
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芸能 2012年11月28日 11時45分
中澤裕子が女児を出産「30時間かけての長期戦」
元モーニング娘。の中澤裕子が27日、自身のブログで、第一子となる女児を出産したことを発表した。 「ご報告です」とのタイトルで更新された同ブログで中澤は、「11月25日無事に赤ちゃん産まれました! 体重2980gの元気な女の子です。前日深夜突然の破水から始まり30時間かけての長期戦となりましたが母子共に経過良好です」と報告。「初めて見て聞いた我が子の泣き顔泣き声。39年生きてきた中での1番の感動を一生忘れません。これからは小さな我が子の手をダンナさんとしっかり握りしめ新しく始まった人生を花タロー達も一緒に楽しくハッピーに生きていきます!」と綴っている。
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芸能 2012年11月28日 11時45分
阿部寛 第2子が誕生
俳優の阿部寛(48)が27日、所属事務所を通じ、1日に第2子の次女が誕生したと発表。「新しい家族が増えた喜びとともに、2児の父親としての責任感に身の引き締まる思いです。休まず働きます」とのコメントを発表している。 阿部寛は2007年に15歳下の一般女性と結婚。2008年2月に入籍。2011年6月、47歳で第1子(長女)が誕生していた。
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スポーツ 2012年11月28日 11時45分
2012年『12球団合同トライアウト』 戦力外通告で見せた男の生きざま(門倉健投手編)
『2012年 第2回12球団合同トライアウト』が行われたのは、11月21日だった(鎌ヶ谷スタジアム)。今さらではあるが、トライアウトは毎年、2回行われている。その両方を受ける選手もいるが、大半は『1回目』の受験後に“お声”が掛からなければ、諦めてしまう…。だが、今年は『1回目』をパスして2回目に勝負を賭けたベテランもいた。 NPB4球団、韓国2球団を渡り歩き、今年は社会人チーム・伊達聖ヶ丘病院(北海道)で活躍した門倉健投手(39)である。 門倉は打者5人と対戦し、被安打ゼロ。奪三振「3」、与四球「1」、内野ゴロ「1」と“結果”を残している。39歳という年齢からも分かる通り、ストレートには往年のスピードはなかった。しかし、ピッチングは巧い。さらに巧くなったと言っていいだろう。『フォークボール』の落差は20代と変わらず、対戦打者が手を出したくなるような“絶妙な高さ”に集めていた。 その門倉投手が登板後、囲み取材に応じてくれた。 −−何故、2回目のトライアウトだけを受験したのか? 「しっかりと調整するためです。その準備を…。今日は準備してきたことができました。『まだ(現役で)できる』という気持ちがあるし、社会人(野球)で1年を通してやってきたことも。(合否の)結果はどっちに転ぶか分からないですが、常に心の何処かにまだやれるという気持ちがずっとあって、そういう気持ちでピッチングができたので、今後に進めると思う」 2011年は韓国・三星ライオンズに所属していた。しかし、7月に不振で二軍降格。ウェバーにもかけられたが、獲得に名乗りを上げる球団は現れず、『退団』を選択した。楽天、日本ハムの入団テストを受けたが、日本球界復活は果たせず、今年4月からは北海道伊達市のクラブチーム『伊達聖ヶ丘病院 硬式野球部』に入団。「昼間は病院の事務職、夕方から練習」という、今までとは違う厳しい環境で野球を続けてきた。 「アマチュアは一発勝負の世界ですからね(トーナメント)。1球の大事さ、重み、怖さを感じました。また、仕事をしながら皆と野球をやっているので、プロの成果とは違う厳しさも経験させてもらって、色々な人に後押しをしていただき、『プロに帰って!』と励まされてきました。病院では事務局です。お年寄りの皆さんとも接する機会が多いんですよ。お年寄りの皆さんが元気になられるのであればこんなに嬉しいことはないし、いい経験をさせてもらったと思っています」 社会人では『天国』と『地獄』を味わったのではないだろうか。 『都市対抗野球 北海道1次予選1回戦』(5月25日)では、7イニング参考ながら、完全試合を達成。チームは本大会に進めなかったが、『JR北海道』の補強選手として、巨人時代の本拠地でもある東京ドームに帰って来た。しかし、1回戦(トヨタ戦)の同点で迎えた7回裏だった。必勝体制でリリーフ登板されたが、まさかの決勝2ランを浴び、敗戦投手になってしまった。門倉は「申し訳ない」の言葉を繰り返していたが、まさに、「1球」に泣くトーナメントの怖さを思い知らされたようだった。 また、門倉投手のトライアウトに臨むに当たって、自身のブログのなかで<合格すればもちろん現役続行 不合格なら引退>と、“衝撃的なひと言”も綴っていた。 「自分のなかで、やっぱりまだ何処かに『(現役を)やれる』という思いがあって、また、自分自身に区切りをつけるために(トライアウトを)受けました。社会人チームからオファーが来たら? 今日(トライアウト当日)、この時点で聖ヶ丘病院のメンバーなので、そういうのは考えにくい」 門倉投手は「自分を必要としてくれるところなら、何処へでもいく。また、これまでも必要としてくれるところを求めて戦ってきた」とも話していた。登板を終え、記者団の前に現れたときの表情は本当に穏やかだった。NPB、米マイナー(招待選手)、韓国、そして、社会人野球…。タフネスピッチャーが穏やかな表情を見せてくれたのは、トライアウトのマウンドで全てを出し切った達成感だけではないだろう。様々な野球環境で得たものも大きかったからである。(スポーツライター・美山和也)
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社会 2012年11月28日 11時45分
日本郵便課長が職場から年賀はがき1万2000枚を盗み、換金しようとした!
警視庁愛宕署は11月22日、勤務先の郵便局に侵入し大量の年賀はがきを盗んだとして、窃盗と建造物侵入の疑いで、日本郵便業務室担当課長・阿部敏雄容疑者(58=神奈川県横須賀市湘南鷹取)を逮捕した。同署によると、阿部容疑者は「換金すればおカネになると思った」などと容疑を認めている。 逮捕容疑は、16日夜〜17日午後、勤務先の逗子郵便局(逗子市)に侵入し、保管されていた年賀はがき計1万2000枚(販売価格計60万円相当)を盗んだとしている。 21日、東京都港区の新橋駅付近の金券ショップに、阿部容疑者が大量の年賀はがきを持ち込もうとしているところを、巡回中の捜査員が不審に思い、職務質問して発覚した。 阿部容疑者は神奈川県内にある逗子市、葉山町、田浦(横須賀市)の3郵便局の担当課長を週替わりで兼務していた。はがきの在庫管理などを担当しており、逗子郵便局の年賀はがきの保管場所の合鍵を作っていた。大量の年賀はがきが入ったバッグや紙袋は、駅のコインロッカーに預けていたという。 この時期になると、日本郵政グループの正規、非正規の社員が年賀はがきを大量に金券ショップに持ち込んで換金するケースは少なくない。しかし、それはノルマを押し付けられて、無理やり職場から買わされた年賀はがきの処分に困ってのこと。 年賀はがきは自社の商品である。ハナから換金目的で、職場に忍び込んで、年賀はがきを盗んだとなると、悪質以外のなにものでもない。ましてや、立場ある幹部社員の犯行とあって、その影響は小さくないだろう。(蔵元英二)
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社会 2012年11月28日 11時00分
NHK経営委員長が人件費カットを提言 その裏に潜むパソコン視聴者からの徴収
NHKの最高意思決定機関である経営委員会の浜田健一郎(ANA総合研究所会長)委員長が、産経新聞(11月6日付)の取材を受け、NHKの職員を大幅に減らしていくことをぶち上げた。 受信料値下げで、'13年度(47億円の赤字)から'14年度(10億円の黒字転換)にかけての経営計画の一環として、人件費を削減する必要性を明言したものだ。 たしかにNHKの人件費は高過ぎる。今年3月の衆議院総務委員会では、NHK職員の人件費が年平均1750万円と指摘された。 計算方法は、給与・賞与・福利厚生費・退職金の合計が、定年までの40年間で7億円かかるというのが前提。これを40で割ったものである。 だがよく読むと、このインタビューも少しおかしい。とりあえず浜田委員長は、NHK職員の人件費を削減することには触れたが、具体的にどうするのかという案がまったくないからだ。 さらに「(パソコンなどの普及という)新しいメディア環境が出来たわけだし、NHKは新しい対応を考えるべきだと思っている。経営委員会でも勉強会を過去4回やって、経営委としての議論を集約している段階。増収手段というよりは、NHKのネットと通信の融合における業務展開と考えるべきだ」(産経新聞から)と語っている。 つまり、人件費を下げるからパソコン視聴者からも受信料を取りたいと懇願しているのと同じ。 NHKを管理する経営委員会トップも、パソコン視聴者からの徴収を狙っている…。(編集長・黒川誠一)
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