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スポーツ 2009年04月16日 15時00分
フィギュアスケート 美姫と真央、明暗くっきり
日本フィギュア界の2大女王に光と影。きょう16日から開幕するフィギュアスケート「国別対抗戦」の公開練習が15日、試合会場となる東京・国立代々木第1体育館で行われた。世界選手権で復活した安藤美姫は4回転ジャンプを成功させるなど好調をアピール。一方、世界選手権で表彰台を逃した浅田真央は、復活の糸口を見いだせていない。2大女王は、いまなお世界選手権の明暗を引きずったままでいる。 今季最終戦となる国別対抗戦。世界選手権で3位に入り完全復活した安藤は絶好調を持続している。 公開練習では4回転サルコウを難なく成功させ、「フリーでは、今シーズン2回目のサルコウに挑戦したい」と大技挑戦を明言した。 今大会は五輪イヤーの来季を見据え、あらゆる挑戦が可能な舞台。安藤は「フリーのサルコウとショートプログラム(SP)でも3-3回転の連続ジャンプを入れる」「フリーでは後半のダブルアクセル-3回転ループもできたら」と、果敢に高難度ジャンプに挑戦することも明言した。 世界選手権の復活劇から完全に勢いを取り戻した。それは言動や容姿からもうかがえる。「髪の毛にメッシュを入れちゃいました。最初は全部金髪にしちゃおうかなって思ったんですけど、さすがにコーチとか周りに止められたので、メッシュにしました」と、ヘアスタイルも一新した。 視界良好の安藤に対し、世界選手権でシニア転向後、初の表彰台を逃す挫折を味わった浅田真央は復活の兆しが見えない。 この日も午前練習で3回転ジャンプの際に転倒するなど調子はいまひとつ。きょう16日のSPでは今季頭を悩ませてきた苦手な3回転ルッツを回避することを決めた。 それでも来季に向けて新たなチャレンジにも挑む。「この試合は来季(五輪シーズン)に向けてチャレンジできる試合。来季にもつながると思う」と、フリーのみならずSPでも伝家の宝刀・トリプルアクセルに挑戦することを決断した。 世界選手権のSPでは、ライバルのキム・ヨナに10点以上の大差をつけられた。それだけに来年のバンクーバー五輪を見据え、SPでの現状打破を図りたい考えのようだ。 五輪イヤーに向けた今季最終戦で、2大女王が夢舞台に向けてどんな進化をみせるのか、要注目だ。
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スポーツ 2009年04月16日 15時00分
野球 ヤクルト、巨人に5連敗 “助っ人格差”浮き彫りに
ヤクルトは15日、神宮球場で巨人戦に臨み、かつてのチームメイト、セス・グライシンガーを打ち崩すことができず2-6で敗戦。新加入のジェイミー・デントナは、指揮官が「日本の野球の攻め方に対応できていない」とダメ出し。助っ人外国人の“格差”が浮き彫りになった。 昨季は6勝18敗と大きく負け越し、巨人に苦手意識のあるヤクルト。高田繁監督は「去年やられたから、今年は借りを返したいという気持ちは他球団よりも強い」と気合を入れて臨んだ。 だが2-2の同点で迎えた6回、鈴木尚広に2点適時打を許すなど3点を失うと、9回にも1点を追加され、昨年からの連敗記録は5に伸びた。 この日は、助っ人外国人選手の差が大きな敗因となった。一昨年まで同じユニフォームでプレーしていたグライシンガーに6連敗。5回無死満塁の場面でも1点しか奪えず「あと(ヒット)1本が…。ノーアウト満塁で攻めきれなかった」と高田監督は唇を噛んだ。一方、期待の新戦力デントナは「いいものはあるんだけど、時間がかかるね」と活躍せず。 巨人とは外国人助っ人の年俸の“格差”がある。この日は、グライシンガー(推定年俸2億5000万円)が先発し、マーク・クルーン(同3億円)が締めるという5億5000万円リレー。打線もアレックス・ラミレス(同5億円)、李承(イ・スンヨプ)(同6億円)と豪華絢爛(けんらん)だ。 対するヤクルトは助っ人4人全員の推定年俸を足しても1億9300万円と、グライシンガー1人分にも満たない。戦力での見劣りは否めない。 そんな中、一筋の光明も見えてきた。新戦力左腕のバレットだ。この日1軍デビューを果たし、2回をヒット1本に抑え、「先発としてやれと言われても大丈夫」と話した。 4650万円の左腕は、ヤクルトの切り札になるのか。助っ人外国人が格差社会に立ち向かう。◎四死球で自滅の木田に高田監督苦言 期待の“アラフォー投手”木田は、今季2度目の先発マウンドに上がったが、2連勝はならず。首脳陣からは厳しい評価が相次いだ。 この日の木田は制球が定まらず、計6四死球を与え自滅。女房役の相川亮二が掲げる「低めのコントロールとタイミングを外すこと。低めのボールで内野ゴロを打たせる投球術」も鳴りを潜めた。 6回5失点で降板。「3人に(四死球を)続けたというのはもったいなかった」と、先制点を許すきっかけとなった場面を悔やんだ。 当然、この内容では首脳陣も満足するはずもない。高田監督は「点数の取られ方が良くない。苦労して(味方が)1点取ったらフォアボールで自滅。頑張ったけど、もったいない」と言えば、荒木大輔投手コーチも「5回から疲れがあった。でもあそこ(6回)で、いってもらわないと先発ピッチャーとして使えない」と嘆いた。 「自己管理をしっかりしていい体調で次に臨むだけ」。木田は巻き返しを誓った。
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芸能 2009年04月16日 15時00分
福澤朗アナがテレビから消える!?
虚偽証言に基づき岐阜県庁の裏金づくりを報じた問題で打ち切りが検討されている日本テレビ系報道番組「真相報道バンキシャ!」。メーンキャスターは同局在籍時代からフリーとなった現在まで福澤朗アナ(45)が務めているが、早くも打ち切りになった場合の福澤アナの今後の身の振り方が注目されている。 「問題を受け久保伸太郎前社長は引責辞任、関係したプロデューサーらは軒並み処分を受けた。現在、社内調査中だが、調査結果が出たタイミングで打ち切られるのでは。そこそこの視聴率をとっているから即打ち切りというわけにはいかなかったが、『問題報道バンキシャ!』と呼ばれ、厄介者扱い」(日テレ関係者) 久保前社長は辞任会見の際、「社長が辞任した以上、現状のまま続けることはないだろう」と話し、放送打ち切りの検討を示唆したが、今年3月、福澤アナがメーンキャスターを務めていたTBS系「ピンポン!」が番組改編のあおりを受けて打ち切られた。 「福澤アナのギャラもかなり高額だったが、全く視聴率が上がらず、コストカットの嵐が吹き荒れるTBS局内では前々から打ち切りを望む声があがっていたらしい」(同) 日テレ、TBSで“顔”を務めた福澤アナはフリー転向組の中でも“勝ち組”。しかしギャラが高騰してしまったため、厳しい状況に置かれてしまったという。 「4月の改編で日テレは高額ギャラのみのもんたをバッサリ切って大幅なコストカットに成功。そこで、他番組の高額ギャラ司会者を何人か“リストラ候補”として挙げ、当然、福澤アナも入っている」(制作会社関係者) そもそも福澤アナの番組は不運に見舞われているようだ。 「すべてTBSの番組ですが、健康バラエティー『ぴーかんバディ!』は白いんげんダイエット法を紹介したところ、試した視聴者が体調不良を訴えて苦情が殺到し、わずか4カ月で打ち切り。情報番組『人間!これでいいのだ』では某大学教授の論文を無断使用した問題がきっかけでわずか半年で打ち切り。『ピンポン!』はゴルフの石川遼選手への“盗聴問題”など不祥事が相次いだ」(同) なんとも番組に恵まれないとしか言いようのない福澤アナ。仮に「真相報道バンキシャ!」がなくなれば、新たな番組出演はなかなか難しい状況だ。 「福澤アナはほかに日テレ系『エンタの神様』の司会もしていますが、他局のお笑い番組に押され、こちらも遠くない将来、打ち切られてもおかしくない。それに、福澤アナのタレントへのキツイ態度は各芸能プロから不評とか」(同) フリーアナの世界もなかなか厳しいようだ。
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芸能 2009年04月16日 15時00分
シネマレビュー「おっぱいバレー」
4月18日(土)全国ロードショー配給/ワーナー・ブラザース映画&東映 23歳の寺嶋美香子は、戸畑第三中学校に赴任してきた臨時採用の新任教師。意気込んで男子バレーボール部の顧問になったが、部屋にいたのは女の子のことしか頭にない5人の生徒たち。美香子は彼らを何とか奮起させるため、「あなたたちが頑張るなら、先生何でもするから!」と宣言。すると生徒たちは「じゃあ、試合に勝ったら先生のおっぱいを見せてください!」と言い出した。美香子は、最初は断ったが、生徒たちの「先生のウソつき」という言葉に反応し、いやいやながらも承諾してしまう…。 バレーボールすらまともに触ったことがなかった男子中学生が先生のおっぱい見たさにバレーボールに打ち込む。「おっぱい!おっぱい!」と連呼しながらランニングするほほ笑ましい連中だ。そしてこの映画はもう一つ、“おっぱいの約束”を学校に知られ、責められる半人前の教師・美香子についても描いている。笑える部分と感動できる部分がある、斬新な内容の作品である。◎女子バレー部の美少女は誰!? 女子バレー部に所属している女子生徒の役を演じている美少女(=写真下)は誰でしょう? 公式サイトでは紹介されていない。知りたい読者のために本紙が紹介しよう。 彼女の名は小島藤子。元「おはスタ」おはガール(2007年度)で、映画出演はこの作品が初。今後の活躍が大いに期待される、1993年12月16日生まれの15歳だ。
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芸能 2009年04月16日 15時00分
ミニスカポリス アキバで復活
深夜番組で「時にはパンチ! 時にはキック! タイホしちゃうぞ!」の決めゼリフと露出度の高い制服姿で人気を博した「ミニスカポリス」がこのたび、東京・秋葉原に期間限定で復活することになった。総勢11人の新メンバーは14日、東京・六本木のスタジオでプロモーション撮影に臨み、自慢の美脚とメイドにも負けない魅惑の絶対領域を披露した。 一ノ瀬優里(20)は「選ばれて、すごいビックリした」。芝田翔生子(24)は「ザ・グラビアって感じですごくうれしい。今タイホしたい人は、サインが欲しいから鳥山明さん」。川奈栞(25)は「イベントに遊びに来てくれたみんなをタイホしちゃいたい!」とそれぞれ大張り切りの様子だった。 “復活ミニスカポリス”は5月17日から8月初旬まで毎週日曜日に秋葉原のライブインパークアキバで歌にダンス、撮影会ありのイベントを開催する。入場は無料。(写真=右から、安藤あいか、高瀬有紗、井上結華、蜂須賀ゆきこ、滝ありさ、藤井梨花、川奈栞、斉藤まや、芝田翔生子、一ノ瀬優里、はづき)
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社会 2009年04月16日 15時00分
麻生首相笑顔の裏で、衆院選マル秘マニフェスト隠密作成中
国民のだれもがわかるほど余裕の出てきた麻生太郎首相が、その笑顔の裏で次期衆院選用のマル秘マニフェストをこっそり作成していることが16日までに分かった。関係者によると、民主党の敵失に乗じて本当は大っぴらに作って国民にアピールしたいもよう。しかし、“解散風”を吹かせるのは時期尚早とみて、仕方なく隠密でシコシコやっているという。 笑顔のまぶしさが逆に鼻につく麻生首相は15日夜、記者団に囲まれて不敵な笑みを浮かべた。次期衆院選のマニフェスト(政権公約)作成をめぐる自民党内の動きについて質問を受けると、「選挙が遠いとか近いとか、勝手に結びつけないほうがいいよ」とぴしゃり。暗黙のうちにマニフェストを隠密作成中であることを認めた。 永田町関係者は「すっかり血色がよくなった麻生首相は、“麻生降ろし”の風が2度と吹かぬよう、党内の求心力を高めることに全力を注いでいる。本当は余勢をかって堂々とマニフェストを作成し、解散・総選挙に向けた戦闘ムードを醸成したいところ。しかし、ヘタをすると『解散風』をあおることにもつながりかねないので慎重に作業を進めている」と指摘する。 マニフェスト作成をめぐる自民党内の微妙な空気は、幹部の言動からもわかる。 古賀誠選対委員長は14日、菅義偉選対副委員長を座長とする政権公約プロジェクトチームを設置する方針を記者団に表明。ところが翌15日、細田博之幹事長は記者団に「まだ決まっていない」とあっさり否定した。その上で「公約づくりを始めると、議員は『すわ選挙だ』と驚いて走り回る。大型連休前は政策、法案成立に向かって努力する」と沈静化に躍起だった。 ちぐはぐな隠密作成の背景には、解散をめぐる首相のフリーハンドを確保したいとの考えがある。西松建設事件による民主党の敵失で内閣支持率は上昇傾向。選挙で浮き足立つことは国会審議も含め政権運営にマイナスでしかない。一度でも「解散風」が吹けば、消費税率などをめぐって党内対立を招くおそれも。 麻生氏は9日の日本記者クラブでの質疑で、マニフェスト作成に関して「既にスタートしている。新聞社に分からないようにやるのが大事だ」とけむに巻いた。実際には、10日の役員連絡会で細田氏がひそかにマニフェストを策定する場を検討するよう指示したのがスタート。バレバレの隠密作戦遂行に、麻生氏はニヤけ笑いをこらえられずにいる。
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社会 2009年04月16日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(31)
母の日記から姉の嫁ぎ先と思われる浅田家を訪ねた徳次。渡された身元証明書と写真を手に、洋次郎は徳次の話を黙って聞いていた。洋次郎は徳次よりだいぶん年長のようだった。養家のこと、坂田の店のこと、最近の考案のことなど、徳次は今までの自分の来歴を話した。早川花の明治19年の日記を昨年2月に養家で偶然みつけ、この人が実母であると確信したこと、父や姉もいるようだとわかったこと、自分が一人前になるまでは肉親に会わずにおこうと気持ちを抑えていたが、どうしても会いたくて伺ったということも伝えた。 自分の想像では浅田家に姉が嫁いでいるようなので一度会わせていただきたい、それからあらためて父母にも会いたい、古い日記を見ただけなので詳しいところは全くわからないので、いろいろと教えていただきたい、どうか力になってください、と徳次は懇願した。洋次郎に話しているうちに徳次は自分が肉親の情にどれだけ飢えていたか、あらためて実感していた。 洋次郎は徳次が話し終わると、「私はお前さんのことをよく覚えている。本当によく来てくれた」と言った。そして今度は洋次郎が話し始めた。父母は2人とも他界していた。「2人とも死んだのですか…。そうですか…」とすっかり力を落としている徳次を洋次郎はいたわるような眼で見ていた。そして話題を変えるようにして、次々といろいろな事実を教えてくれた。 姉と言ってもそれは徳次の姉ではなく、自分の母親が徳次の父・政吉の姉であること。つまり徳次と洋次郎とは従兄弟同士だった。 政吉と花のそれぞれの実家のことや、徳次の姉、兄のこと。洋次郎は知っていた。「花叔母さんは和歌や漢詩に英語も習っていた。政吉叔父さんと一緒になる前は明治の初年に愛媛県知事を務めていた関新平という佐賀の生まれの人の元に嫁いでいたんだ」。洋次郎の話では、花は関家で娘を一人産んだ後、娘を残して実家に戻されたそうだ。 「政吉叔父さんは若いころ、大和屋に見習い番頭として奉公していた」
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社会 2009年04月16日 15時00分
永田町血風録 ミサイル対策めぐる社民、共産党の時代錯誤
北朝鮮の“飛翔体”は、やはりミサイルだった。北朝鮮は7日、東北部・舞水端里(ムスダンリ)の基地から5日に長距離弾道ミサイルが発射された瞬間の映像を公開した。 このミサイル発射について北朝鮮は“大成功”としているのに、米国は“失敗”だったと異なった見解を述べている。いずれにしろ北朝鮮は、日本と米国を“敵”に回しての挑発であったのは事実。 この北朝鮮の挑発を受けた日本は、早速、7日の衆院で「北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議」を自民党、公明党、民主党、国民新党の4党の賛成多数で採択した。北朝鮮と“友党”関係にある日本共産党と社民党がそれぞれ反対、棄権をしたことは、この両党が「いわば国民の敵」ということになる。 「バカだね、日本共産党と社民党は。やはり思想の根っこにあるのがマルクス主義だから致し方ないとはいえ、この両党は時代錯誤もはなはだしい。だから選挙のたびに議員の数が減っていくのだよ」というのが街の声の大半であろう。 そのいい例が、今回の決議に関する両党の言動だ。決議は自民、公明両党の共同提案で、「飛翔体」ではなく「ミサイル」と明記。発射は国連安保理決議に「明白に違反し、断じて容認できるものではない」とした。 そして両党は、政府に対して「さらなるわが国独自の制裁を強めるべきである」と求め、国連安保理が新たな決議を採択するように努力を促した。言い換えると、これが日本国民の“総意”として。 しかし、北朝鮮が発射したミサイル映像としてそれが流れても、「世界がこれはミサイル(共産圏は別だが)と確認していない」として衆院での北朝鮮への決議の文言のうち「国連決議に違反」とする表現の削除などを両党は強く主張した。 たまたま時を同じにして、野党間の国会運営について協議していた野党のうち民主党と国民新党の両党は、この野党間の協議を中断して、与党案に賛成したが、共同提案に加わらなかった。 民主党の場合、7日は党本部で小沢一郎の代表就任から丸3年にあたるので政権交代への衆院選対策など、記者会見をしていた。身内のことの重大さがあったか、「北朝鮮は絶対的な独裁の下、人民はもとより国民の生活も確保できていないのに、弾道ミサイルや核を切り札にして、世界情勢をもてあそぶことは絶対に許されない」と、今回の北朝鮮のミサイル発射について厳しい対応を迫るべきといいながらも、日本のこの発射誤報に関して「慌てふためいてお粗末な限り」と批判した。 与野党ともそれぞれ意見があるが、これを次なる選挙の材料にするには少々早計かも…。(文中敬称略)
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社会 2009年04月16日 15時00分
森田知事告発グループが打ち明ける“告発状受理”の手ごたえ
県議と有権者らでつくる「森田健作氏を告発する会」(井村弘子代表)のメンバーら854人は、本紙昨報通り千葉県知事選で森田健作知事(59)が公職選挙法に違反したとする告発状を15日午後、千葉地検特別刑事部に提出した。反モリケングループによる“さらば知事と言おう”とばかりのアクションは、告発状受理か否かで大きなヤマ場を迎えた。 告発状によると、森田氏が選挙中、「自由民主党東京都衆議院選挙区第2支部」の支部長でありながら法定ビラなどに「完全無所属」と記し、あたかも政党と関係がないような表記をしたことが公職選挙法の「虚偽の事項を公にした」にあたるとしている。 あわせて、05、06年に献金が禁じられていた外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から寄付を受けていたことが政治資金規正法違反にあたるという。 地検は告発状を受け取ったが、正式に受理するかどうかは明らかにしていない。同会の呼びかけ人の吉川ひろし県議(59)は、「(受け取りの際)通常は事務官や事務課長が出てくるのが普通だが、高瀬一嘉特別刑事部長が直々に受け取ってくれた」と話す。「捜査を十分行う」との発言もあったといい、正式受理に自信をのぞかせた。 就任10日で現職知事が刑事告発されるのは異例のこと。大ピンチの森田氏側は「16日の定例会見でお話しする」としている。(関 淳一)
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スポーツ 2009年04月16日 15時00分
ボクシング 大毅が小松選手遺族に直筆手紙
5・13後楽園ホールで元東洋太平洋王者の小松則幸選手と対戦予定だった亀田大毅が15日、小松選手の親族に直筆の手紙を送ったことが明らかになった。 この日、大阪府枚方市内で滋賀県大津市の滝で亡くなった小松選手の通夜が行われ、亀田ジムの五十嵐紀行会長が姿を見せた。その際、試合で使用する予定だった赤のグローブと大毅が小松選手に宛てた手紙を持参し手渡した。 手紙には「昨年から希望してやっと実現したカード。思い入れも大きかった。かなりのショックを受けている」とつづられていたという。 また、亀田3兄弟の父、史郎氏は自身のブログで「早く気持ちを切り替え、強くなって世界チャンピオンになったら小松選手もきっと喜ぶはず」と、大毅を励まし「小松選手、天国で日本人ボクサーの活躍を見守ってやってください」と哀悼の意を表した。
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