20年ほど前、キャバクラ草創期には各店舗いろいろ知恵を絞り、ショータイムの充実やコスチュームで他店と差別化をするなど、企業努力していました。ある日、その頃勤めていた会社の上司に誘われて、手前と今や某広告代理店の社長になっている連れと、3人で昔の歌舞伎町交番があった場所から程近い、『キャバクラサルーン○○○』のネオン管がとても印象的なお店に入りました。
地下に続く階段を下りて、中に入ると明るめの本当に普通のキャバクラでしたが、信じられない位の盛況ぶりなのです。セット料金も普通で、どうしてこんなに忙しいのか…L字型のソファーに案内されて、直ぐに3人のキャバ嬢がお目見えしました。3人ともビジュアル的にはOKというところだったでしょうか。
その中のひとりの色白ムチムチ嬢が将来の社長の横に付くなり、「ねえ、気持ちいいコトする?」って。えっ、最初は冗談かと、そうなんです、これがその店の秘密だったのです。ここはピンサロのサービスをするキャバクラだったんです。
ここに来る前に日本酒3合でいい気分になっていた連れがおもむろに出した小汚いモノは既にカチカチに勃起。ムチムチ嬢の顔が連れの下半身に覆いかぶさり、シュポシュポと上下運動開始。こんな明るいところで、コイツらホントに恥ずかしくないんだろうか、と店内を見渡すと、あちらこちらでも作業中。そりゃ、繁盛しますよ。暫くして、法的に閉店を余儀なくされたそうですが、この時代はこんなキャバクラもあったというお話でした。
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