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社会 2009年05月12日 15時00分
永田町血風録 衆院の解散・総選挙が待ったなしの状況に
大型連休で選挙区へ帰っていた国会議員、とくに民主党の議員は代表・小沢一郎の辞任を受けて顔面蒼白(そうはく)の状態だ。それを受けて衆院の解散が近くなったとあって、民主党は選挙のマニフェスト作りに躍起になり始めた。 この間、選挙区で有権者に訴えていることといえば、世界中を震え上がらせている新型(豚)インフルエンザと15兆円規模の経済対策でライバル政党・自民党との違いを吐露している。 「経済対策は麻生内閣のバラまきにほかならない」と、民主党の代表代行・菅直人は国会で口汚く政府の政策を罵(ののし)り、「次の選挙でわが党が勝利したら、こんな政策は取らない」と言っていた。 首相・麻生太郎がやっとその気になってきている衆院の解散・総選挙を一日でも早く実現させようと迫っていたのだ。民主党の中にあっても「代表・小沢一郎の早期代表辞任が必要」としていた旧社会党系議員のほか、あくまで小沢を支えていこうとする旧小沢グループにあってもいささか小沢の言動が解せない、という声まであった。 そればかりか、自民党執行部の一部には「こんどの総選挙での政局についてはわが党にはなはだ有利」と、皮算用までしている始末。確かに皮算用も必要だと思う。公明党が都議選と衆院選の日程を空けてほしい、と与党間の“協定”にしようとしているのも、はっきり皮算用してのものである。そして、首相の麻生と民主党代表だった小沢との党首討論が行われる予定であった。しかしそれも今回の小沢代表の辞任で、ご破算となってしまった。 衆院の解散・総選挙は、待ったなしにやってくる。麻生はもっぱら“外交”と称して世界を飛び回っていた。 「国内には目もくれず外にばっかり気を使っている麻生と小沢との国民に寄せる思いの違いをぜひ出させたい」と民主党幹事長・鳩山由紀夫は、何はともあれ、それを表に出したかったのである。 この自民党と、民主党やほかの政党はカヤの外に置かれたままである。「政治は勝つか負けるか」だからほかの政党もやっとPRのために動き出した。マニフェストを前面に押し立てての行動だが、この時期、国民受けするものといえば、やはり経済対策か。 国会の会期末が6月3日に迫るなか、政府・与党は7月24日までの51日間の大幅な会期の延期を行う方向で検討に入った。 平成21年度第1次補正予算案や海賊対策法案などの成立を確実にするため、会期の延長は不可欠というだけに、9月10日の衆院の任期満了を見据えて、麻生にフリーハンドを与えているという意味合いと、経済という追い風のムードを受けてのものだ。(文中敬称略)
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レジャー 2009年05月12日 15時00分
噂の騎士(ナイト)第7回『愛しのフィリピーナは…ホントですかぁ〜後編』
前回は、池袋のフィリピーナ、美形キャバ嬢のエイプリルが実はオトコだったということが判明して、俺の海綿体も意気消チンというところまで話した。しかし、それまでオンナと見れば外見などは全く気にせずに、穴という穴に見境無く突っ込んできたこの俺が、快楽の予感を見捨てるなんて出来ない。仮にエイプリルにもチン子が付いていても、もしかしたら今日は最高の体験が出来るかもしれない、と考えた俺は思い切ってアフターに誘った。 そして、亀戸のフィリピンレストランで飯を食った後は、すんなりとタクシーで錦糸町のホテルに直行出来た。だが、俺の人生初のオカマ体験はビックリの連続だった。 やはりエイプリルはチン子を切っていなかった。でもまあ、いいや、ちょっと大きな“栗とリス”だと思えば。そして絶妙のフェラテクでカチカチになった俺のチン子は、エイプリルのアナルにすっぽりと収まってしまったのだが、これが後日こんな大事になるなんて… 2日後、朝起きると俺のタマは夏みかん大に腫れて、激痛が下半身に走る。焦って病院に行くと、医者から「睾丸炎ですね。変なコトはほどほどに」と言われた。チン子の先から、尿道を伝ってタマにエイプリルの大腸菌が侵入したのだ。可愛い顔した看護師たちから白い目で見られても、おバカな俺には馬の耳に念仏。 すっかり完治して、ここから俺のシーメール探求は始まった。その後、タイや香港のオカマとも試してしばらくハマっていたが、ただし最近はハッとするような美人オカマホステスがいないから、少し食傷気味だ。最後にひとこと、『オシリでスルときも、コンドームは忘れずに』(当たり前か…)*写真は本文とは関係ありません【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年05月12日 15時00分
キャバクラ嬢「お持ち帰られ物語」第三夜
東京池袋のキャバクラ『S』に勤めているねね嬢は、なんと自分からホテルに誘ったアフター体験があるという。彼女は指名客が殺到するほどの売れっコではないが、「ずっと常連で通ってくれてた人がいて、よく食事とかには連れてってもらってた。 でも草食系男子? っていうのかな。気に入られてたとは思うけど、迫ったり誘ったりっていうのが全然ない人だった」ため、店外デートの大半は同伴。たまにアフターをしても、食事をするだけという、ほとんど友達付き合いのような感じだったそうだ。お互いに恋愛感情のないような関係だったので、「ぶっちゃけいいお客さんだったし、楽だった。もし口説かれたりしてたら、あんなに外では会わなかったと思う」と語るねねさんだが、ではなぜ、自分からホテルに誘うことになったのか。 その日は、アフターで焼肉を食べに行った。いつもなら、食べ終わったところで別れ、漫画喫茶で朝まで時間を潰すねねさんだが、「次の日の昼間に、池袋で用事があったのね。家に帰るのは面倒だったけど、どうしてもシャワーは浴びたかった」のだとか。食事中に事情を聞いていた彼は、タクシー代を渡そうとしてくれたそうだが、「帰りの方向がバラバラだし、普通のサラリーマンだったから申し訳なくなっちゃって。それなら一緒に泊まっていこうって、誘っちゃったの(笑)。この人だったら、もしかしたらなんにもしないかもって思ったのもあった」のだが、さすがの草食系男子も、いざとなったらヤルことはヤッたそうだ。 その後、何度かアフターをし、彼はそのたびにホテルに誘うようになったが、「もちろん、毎回断わってた。そういうつもりじゃなかったし、なんか調子に乗ってる感じでイヤになっちゃってたし」そんなことが続くうちに、いつしか店にも来なくなってしまったという。 彼にしてみればラッキーなアフター体験だったはずが、もしかしたら、エッチがヘタでフラれたというトラウマを抱えてしまった可能性もある。棚ぼたの幸運には、思わぬ落とし穴があるかも、という教訓かもしれない。*写真は本文とは関係ありません【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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芸能 2009年05月11日 15時00分
SMAP中居が月9史上過去最低の視聴率更新!ジャニーズ神話ついに崩壊
フジテレビの月9ドラマ史上過去最低の視聴率9.4%(ビデオリサーチ調べ、以下同)を記録したSMAPの中居正広が主演する「婚カツ!」。以前のジャニーズ所属タレントの勢いなら、あり得ないような低迷ぶりだ。テレビ各局の“ジャニーズ離れ”は進む一方で、ジャニーズ内部ではジャニーズ専門チャンネル設立の動きがあるという。 「4月スタートのドラマの視聴率は全体的に低迷しているが、まさか中居の月9が視聴率1ケタまで落ちるとは思わなかった。このまま低迷しても、さすがに打ち切りはないと思うが、再び中居が月9の主演になることはないでしょう」(テレビ誌記者) 中居の月9主演は1998年4月スタートの「ブラザーズ」以来11年ぶり。「ブラザーズ」は平均18.2%とそれなりの数字を上げていただけに、中居本人も低迷ぶりに驚いているに違いない。 「中居のドラマだけではない。日テレでは嵐の櫻井翔主演の『ザ・クイズショウ』が初回こそ14%だったが、確実に数字が下がっている。また、フジではKinki Kidsの堂本剛主演の『帰ってこさせられた33分探偵』が3月スタートですでに放送が終わったが、4回の平均が8.6%。全9回の前作『33分探偵』の平均視聴率を下回った」(民放のドラマ制作関係者) 中居のドラマとのバッティングを避けるように、今月末からはTBSでキムタク主演の「MR.BRAIN」の放送がスタート。「キムタクのギャラは通常1話400万円。しかしテレビ局の経費削減のあおりを受け、半額の200万円に下げてオファーを受けた」(同)と、以前のような絶大なジャニーズの威光は失われている。 「このままだと、ジャニーズタレントの主演ドラマは減る一方。そこで、事務所内で極秘にプロジェクトが立ち上がっているのがジャニーズ専門チャンネルの開設。そっちの方がはるかに事務所にとって利益が大きい」(レコード会社関係者) テレビ業界は2011年のデジタル化に向け、ますます多チャンネル化の様相を呈し、テレビ各局はCS・BSにそれぞれチャンネルを開設。特定のジャンルだと、スポーツ・映画・韓流などはコアなファン向けだが、ジャニーズチャンネルとなると規模はケタ違いのようだ。 「テレビ局から自社のタレントが出ている歌番組、ドラマを買いあさり、それに加えて自社で制作したドラマ、音楽番組を流す。各アーティストのコンサートは生中継し、その都度PPV(ペイ・パー・ビュー)で課金すればいい」(同) となると、各テレビ局には大きな脅威。ジャニーズチャンネル設立という“最終兵器”を行使させないために、ジャニーズとのせめぎ合いがありそうだ。
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トレンド 2009年05月11日 15時00分
人物クローズアップ イケメンキックボクサー石川直生 恋に夢中だったデビュー戦から王者への道
イケメンキックボクサー石川直生(30)の初DVD「Naokick!」(クエスト)が今、女性ファンから格闘技ファンまで幅広い人気を呼んでいる。自ら選んだベストバウト25試合を収録し、キック愛好家も思わずウナる高密度な内容だ。アラサーに突入し、キックボクサー人生にスパートをかける石川選手に話を聞いた。 DVDが発売されたのは4月18日、30歳を迎える誕生日の前日だった。1999年にデビューしてから10年、節目を迎えた選手人生の記録という意味合いも持っている。 「1999年1月24日のデビュー戦から今年1月4日までの42試合から、25試合を自分でセレクションしました。選択の基準ですか? 自分にとって意味があり、思い入れが深く、そしてストーリー性がある試合だという点ですね」 25試合ともなると収録時間は約4時間にもなる。これら全試合を自ら解説している。 「解説っていうか適当におしゃべりしているだけですが(笑)。自分自身で思い入れタップリに語ってます。自分で見ていて面白いですよ、デビュー戦でも昨日のことのように思い出されて。試合についてだけじゃなく、このときは恋に夢中だったなぁとかプライベートな思い出もね(笑)」 DVDの内容はデビューからチャンピオンの座に就くまでの道筋を、この25試合でたどる構成になっている。 「僕自身プロレスファンなので、これまでストーリー性のある試合を組んでもらってきました。ただ強いだけじゃダメ、勝つだけじゃお金は取れません。お客さんが望む試合をやらないと。キック連盟にもジムの会長にも、そうした意図に添ってマッチメイクしてもらってきたし」 チャンピオンになって以降の後半の試合が面白いと語る石川選手。中からベストバウトを3試合選んでもらった。 「まず2005年6月18日のTURBΦ戦(3ラウンドKO勝ち)。次に2008年6月22日のカノンスック・ウィラサクレック戦(4ラウンドKO負け)。そして今年1月4日のスアフワンレック・シービューガーデン戦(3ラウンドKO勝ち)。あくまでも個人的な思い入れなので、皆さんにとってもベストバウトかは分かりません」 石川選手は小さいときからのプロレスファン。プロレスのDVDもよく見るそうだ。 「個人名のDVDが出るのって本当にうれしいですよ、プロレスの選手個人のDVDシリーズみたいで。人気のバロメーターですよね、こういうのいいよなぁって思います。DVDを出すためにキックをやっているわけじゃないけど、作ってもらえるような選手になれたことは素直に喜びたいですね」 今年3月14日の大月晴明戦で3ラウンドKO負けを喫した。それ以降、持ち前のプラス思考が作用しなくなったと振り返る。 「なんでこうなったのか? って、2週間ほど悩みました。どうしても勝ちたかったし。でも、時間と仲間が解決してくれました。青木真也くん。4月5日に桜井“マッハ”速人選手から秒殺負けを食らい、彼もまた僕と同じ心境だった。試合後に2人きりで話し合い、気持ちが通じ合って。僕らには止まっている暇なんてないんだと。敗戦から手に入れたものは大きかったですね」 5月17日には後楽園ホールで次戦「Krush3」が開催される。石川選手は全日本フェザー級王者の山本真弘選手と対戦する予定だ。 「いよいよ30歳。選手生命は残り5年だと考えています。年5試合と考えれば25試合。引退するまでに、もう1本DVDが出せるかな(笑)。やるんなら最後までキチンとやらないと。特に今年は大舞台に立ちたい。大みそか、K-1のリングに。僕のキックに対する恩返しです。そのストーリーを来年以降にも続けていきたいし。自分でも楽しみだなって思いますよ」いしかわ なおき 1979年4月18日、東京都生まれ。日本大学卒。血液型A。趣味=水泳、スキューバダイビング。スポーツ=キックボクシング、空手。全日本キックボクシング連盟青春塾所属。全日本スーパーフェザー級チャンピオン。43戦27勝(14KO)13敗3分。
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トレンド 2009年05月11日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(3) 「車屋」(くるまや、蕎麦屋)
京王相模原線・南大沢駅から京王バスで帝京中高前から徒歩90歩 山坂越えて谷越えて(本当)、さらに野猿街道などというそま人さえ行き来せぬ細道をたどり(ウソ)、やっとの思いで到着した「車家」の名刺に、蕎麦(そば)は身近な自然食。なのにあなたは、ちっとも身近ではありませんでした。ああ遠かった。くたびれた。 都道20号線が通称野猿街道。多摩丘陵を貫く幹線を繋(つな)いでいるので、その交通量は半端ではない。ウワサの蕎麦屋は、その街道に面していた。 帰路には笑い話になったのだけれど、そういうこともあろうかと思い八王子が実家だという女の子を仕込んでおいたのだったが、この子が乗るべきバスを間違えた。のちのち考えれば街道筋の、近接したバス停で降りて歩けばよかったのだが、ご破算で願いましてはということで、気分一新して南大沢駅から再出発して手間取った。多摩ニュータウンが、いかに広大であるか思い知らされる小一時間だった。 案内人のはずだった女の子の言い訳も無理からぬことで、実家の父親の車で来訪していた。街道から店までの空間がすべて駐車場になっている。基本は車なのだ。平日の口開けゆえ、客は老夫婦が1組、のちに大家族が1組、それにわれわれ3人だけだった。庭で道祖神が笑っている。 いかにも蕎麦屋という面構えの古民家は、明治7年築のものを昭和61年に福島県会津市から移築した。座敷の一間は、蕎麦っ食いの外国人と、ひざを傷めた蕎麦っ食いの高齢者用なのか板間で、テーブルと椅子(いす)の組み合わせになっている。 多摩ビールという地ビールで乾杯。泡がこまやかでベルギー系の味わい。とろろ豆腐、だし巻き卵、ヒラスズキの洗い、自家製鴨ロースをいただく。酒は春鹿のお燗(かん)から緑の冷酒に切り替える。 蒸篭(せいろ)はそれは見事な品でありました。聞けばその日の分だけを石臼で挽(ひ)いた生粉打ちとのことでした。 そばつゆにも感じ入るものがありました。聞けば出汁(だし)と、かえしと、塩、それと湧き水とのことでした。 街道沿いに、マックや、サーティワンアイスクリームと同等の並び方をしている車家は、立ち居振舞いすべての点で鬼面人を驚かすことをせず、そしてそれは、徹頭徹尾ご亭主小川修氏の差配であろうと推察され、美味の上にもおさおさ油断のない配慮にいっそう深く感じ入ったのでありました。 いかんせん遠いので定休日を付記。毎週水曜日、第3木曜日。予算4500円東京都八王子市越野3-10
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トレンド 2009年05月11日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(2) 「西口やきとん」(にしぐちやきとん、居酒屋)
JR総武線、浅草橋駅西口から徒歩220歩 映画やミステリーで、良いものに当たる秘訣(ひけつ)をご存じですか。それは、みんなが良いというものにいさぎよく従うことです。この確率は高く、手間取らず、余計な経費もかからない。同好の士なら、喜々として教えてくれることでしょう。 さて、西口やきとん、である。この店名には食指がまったく動かなかった。物の本にはこうある。 「時分どき、JR浅草橋駅西口の階段を降りきらないうちに、もつを焼く煙が漂ってきて鼻をくすぐり、思わず足がガード下の『西口やきとん』に向いてしまう」(「下町酒場巡礼 もう一杯」ちくま文庫) 「肴はいわずと知れたシロ、カシラ、ガツ、レバー、ハツ、ナンコツといった大ぶりの焼きトンが看板だが、じっくり煮込んだ皿ナンコツ、塩煮込み、独特のガッツにシシトウを挟んだ串焼きの『赤獅子』、シロにシシトウの『白獅子』などという独特のメニューが100円、150円」(「居酒屋礼賛」ちくま文庫) 「(客は)ほとんど五十代、六十代で、みんなコップ酒を手に、思い思いの肴(中略)で和気あいあい飲んでいる。これをみただけでも、ここがどういう店なのか、よくわかる」(「立ち飲み屋」創森社) 「煮込みというと人によっては『ああいう何が入っているかわからない臓物モノはニガ手で』(某ドイツ文学者のI・Oさん)などと言ったりするが、ここの煮込みは煮込みの常識をくつがえすほどの品位がある」(「東京煮込み評判記」光文社) 「『(いままで焼いたもつの本数が)億単位だろうなんて言うお客さんもいますが、そんなことはないですよ。一日に1000本焼くとして、年間200日で20万本。それを40年として、800万本でしょ。まあ、そんなところですよ。とても億なんてねえ』。大将はそう言って笑います」(「もう一杯!!」産業編集センター) 「レモン味のハイボールがまた、いい。そして手ごわい。あらかじめ専用のディスペンサーで作り置きしてある冷たい一杯は、やや濃い目で、しかも氷が入らない。飲み口は爽快極まりないからスイスイと喉を下っていく。いい気分になるまで、まさにあっという間である」(「東京銘酒肴酒場」三栄書房) かように識者が口をそろえて褒めそやす「西口やきとん」に、遅ればせながらやっと行ってまいりました。つけ加えることとてございませぬ。早く素直に従えばよかった。 隅田川が海に注ぐべく川幅が太い。昔はここまでが江戸だった。予算1100円東京都台東区浅草橋4-10-2
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トレンド 2009年05月11日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(1) 「まつもと」(居酒屋)
東急世田谷線、松陰神社前駅から徒歩520歩 都内の銭湯ならどこにでも置いてある無料の銭湯マガジン、その名も「1010(せんとう)」は、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合が発行していて、09年4月で97号を迎えた。「銭湯人インタビュー」(この号は二ツ目の落語家三遊亭時松さん)なるものや、「嗚呼、女湯万歳」と名づけた色物や、都内の銭湯リポート「TOKYO銭湯物語」なるコーナー、なかでもこれはうけるだろうと思われる「銭湯検定4級対策」など盛りだくさんだ。 なかに、風呂上がりに一杯という趣旨で「なかだえりの湯あがり酒場」という見開きページがある。4月号の湯あがり酒場が「まつもと」。「いつでもここで憩える世田谷区民はうらやましい。飲んで食べて大満足でお会計。その安さといったら申し訳ないほどだ」と、熱烈な幸せのおすそ分け。味わいのあるイラスト画には、カウンター上にところ狭しと並べられた大皿料理と、それらを前にしてじつに良い顔をされている丸顔のご亭主。これは行かずばなるまい。 茄子(なす)の煮びたしをはじめとして大皿料理を4品、刺し身は赤貝をそういう。煮物のいずれも旨(うま)い。手がかかっている。熟練の味だ。赤貝は2個。身はぐりんぐりんの歯ごたえ、肝は太く黒緑色で苦甘い。 感服しながら顔には出さず、わたくし一見(いちげん)の客ではございませんというふりをして飲んでいたところ、連れの女子が無邪気なもので、カウンターのご亭主に向けて、お店紹介のページをひらひらかざすではありませんか。 いやあ、はっはっは、と照れるご亭主に、カウンターの常連さんたちが色めき立つ。なんだそりゃ、おらあ聞いてねえぞ、やれ見せてみろ、おれにも貸せ、こっちもだ、と大騒ぎ。押し合いへし合い、ひとしきり雑誌がゆきわたり、紹介記事は誉めすぎだと、ひとしきり店のあれこれをやり玉にあげ、絵はいい男に描かれ過ぎだと、ひとしきり松本さんをくさし、やがて飽きるとそれぞれもとの話題へ帰っていった。 客たちは愉快で騒々しく、飲み屋の客らしい客だった。主の松本さんはそんな客を、風に柳と受け流していた。酒場「まつもと」の主と客は、じつにいい芝居をしている。ぜひまた飲みに伺いたいのものだ。 ちなみに「1010」は、池尻の第二淡島湯というところで入手した。ズック地のバッグに銭湯用品一式を入れて持ち歩いているけれど、お散歩していて成分分析表が表示された天然温泉に出くわしたときの喜びったらない。入浴料(都内均一450円)が値千金となる。 第二淡島湯は、いかにも東京の温泉らしい黒湯だった。女将(おかみ)から、関東ローム層が育(はぐく)んだ都内の黒湯の濃淡は海からの距離に正比例していること、男湯女湯とも気泡風呂の噴き出し口から飛び出てくる湯が源泉であること、などとご教示をたまわった。この黒湯にも再度、漬かりにこなくてはなるまい。予算1700円東京都世田谷区世田谷4-4-3
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スポーツ 2009年05月11日 15時00分
修斗 “火の玉ボーイ”五味が完全復活
フリーとなり、去就が注目されている五味隆典が10日、修斗20周年記念大会(東京・JCBホール)に出場。同ウエルター級世界王者の中蔵隆志にKO勝ち。火の玉ボーイが完全復活を証明した。 昨年8月24日の「戦極〜第四陣〜」以降、白星に見放されている五味は、原点回帰すべく5年9カ月ぶりとなる修斗のリングに立った。「いい試合をやらないと引退も考えなきゃいけなくなる」と不退転の決意で臨んだ。 1Rから右フック、左ストレートなど積極的に打撃戦を仕掛けた。2Rに入ると勢いは増し、右ボディーから左右のフックでグラつかせ最後は4分42秒、パウンドを連打したところでレフェリーが試合を止めた。 完勝の内容に五味は「帰ってきたぞ」と絶叫。1・4「戦極の乱2009」以来、4カ月ぶりの再起戦で、不本意に終わった過去2戦の悪いイメージを払しょく。今後については「今後のことはわからない」と明言を避けた。 五味は「戦極さんの了承を得てフリーになった」と語っており、年内で現役を引退するK-1MAX、魔裟斗の7月の対戦相手として浮上中。公開練習の際には「1度試合でフルスイングの打撃をやってみたかった。ファンが望むならやってみたい」と興味を示していた。 完全復活を遂げた五味は、果たしてどのリングで燃え上がるのか。(岡野誠)
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スポーツ 2009年05月11日 15時00分
大相撲 朝青龍、八百長疑惑幕引きで居直り
大相撲夏場所が10日、東京・両国国技館で初日を迎え、お騒がせ横綱の朝青龍は苦戦を強いられながらも白星発進。場所前に対戦相手の力士とゴルフに興じて非難を浴びたが、劇的な逆転勝ちで完全に幕引きムード。ゴルフ問題については「もう終わった話だ」と居直り、騒動からわずか2日で本来のヒールぶりを取り戻した!? 場所前に降りかかった火の粉を自ら土俵で振り払ってみせた。夏場所直前の8日にモンゴル人力士らとゴルフコンペを開催し、またまた角界を騒がせている朝青龍。この日はともにゴルフコンペに参加したことを問題視されていた新小結の鶴竜との一番に臨んだ。 左ひじ痛を抱えながらゴルフに興じたことから、今場所負けが込めば当然ながら相当なバッシングが待ち受けているが、そんな不穏なムードを一掃する戦いぶりを見せた。得意の張り差しで立ち、右四つからつり落としにいくも残され、逆襲を食らってズルズルと後退。土俵際で背後をとられ絶体絶命のピンチに陥ったが、なんとか相手の左足に右足をかけて跳ね上げ、捨て身の小手投げで逆転勝ちした。 ゴルフ騒動で窮地に立たされる中、見事な逆転勝利。それでも支度部屋では反省の弁を繰り返すばかり。白星発進にもゴルフ騒動の負い目があるのか「相撲に負けて、勝負に勝った。いいところがなかった」「相撲は正直良くなかったな。攻めるはずが攻められちゃった。こういう相撲は少ない方がいい」などと出てくる言葉はいつになく慎重だった。 反省モードの横綱だったが、すぐに化けの皮ははがれた。鶴竜との取組について「良くない相撲」と低姿勢で語っていたが、勝負を決めた小手投げには、内心納得していたようで「柔道の内股みたいだっただろ!?」と自画自賛。「(全日本柔道の)棟田(康幸)を見に行ったからな。俺、棟田になるわ」と微妙なジョークを飛ばして高笑い。 帰り際にはゴルフ問題について「もう終わった話」とサラリと言ってのける始末で、反省の色は感じられない。さらにはスコアを尋ねられて「オマエよりうまい」と誇らしげに切り返す有り様。もはや騒動の幕引きは済んだと言わんばかりの態度だ。 わずか2日足らずで反省から居直り。一昨年にはケガで夏巡業を休みながら、モンゴルでサッカーに興じて引退危機に追い込まれ、復活優勝を遂げた今年の初場所では、優勝決定戦で白鵬を破って渾身のガッツポーズを繰り出して批判を浴びたりと、数々の騒動を起こしてきた。朝青龍にしてみれば、今回は“単独犯”ではなかっただけに、罪の意識も少ないのかもしれない。 派手な小手投げで窮地から脱し、ゴルフ問題も豪快に投げ飛ばした朝青龍。場所後の横綱審議委員会からのバッシングを避けるためにも、是が非でも今年2度目の賜杯を手にしたいところだ。(本紙特別取材班)
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