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レジャー 2009年07月25日 15時00分
函館記念(GIII、札幌芝2000メートル、26日) 藤川京子 レジネッタが華麗に復活よ!
函館記念は、◎レジネッタが得意の札幌で重賞2勝目を挙げます。 桜花賞以来、勝ち星がありませんが、GIを除けば大崩れなく活躍してきました。440キロ台とどちらかといえば小柄な牝馬。早熟では? との声も聞こえてきますが、私はまだ燃え尽きていないと信じています。それを証拠に前々走の阪神牝馬Sは、ただ一頭57キロを背負って5着。馬群を割って伸びてきた勝負根性を見る限り、その闘志に陰りはありません。 16着に終わったヴィクトリアMにしても、このときの東京は内を回った先行馬が残る馬場。17番枠発走から後方追走では、届かなくても仕方ありません。 前走後は社台ファームで調整され、ここまで順調にくることができました。1週前、最終追い切りともに軽快な動きを披露しており、力を出せる仕上がりです。札幌コースは初勝利を挙げているほか、昨夏のクイーンSでも2着があり相性は抜群。フレンチデピュティの産駒らしく力の要る洋芝は得意としています。手ごろなハンデ55キロに収まったここは、身上の切れ味をいかんなく発揮してくれるはずです。
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レジャー 2009年07月25日 15時00分
函館記念(GIII、札幌芝2000メートル、26日) 本紙・橋本はマイネルチャールズ中心
昨年の3冠レースで(3)(4)(5)着と毎回上位争いに加わったマイネルチャールズ。2000メートルも弥生賞、京成杯の両重賞を含む3勝と実績は抜群で、普通に走ってくればチャンス十分だ。 確かに菊花賞以来、9カ月(脚部不安)ぶりのブランクは大きいが、ここまで用意周到に仕上げられてきただけに、久々でも能力全開できると確信する。昨年6着は急仕上げでイレ込みが響いたもの。状態は1年前とは雲泥の差。ウオッカ、ディープスカイなど一流馬不在のここは期待大だ。 当面の相手は前哨戦の巴賞を快勝し、勢いに乗るマンハッタンスカイ。実績馬のインティライミもそろそろ怖い。
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レジャー 2009年07月25日 15時00分
財政難に喘ぐ高知競馬 初ナイターが売上アップの起爆剤となるか
崖っぷちの高知競馬を照らす希望の光となるか!? 24日、高知競馬場で日本初の通年ナイター競馬開催「夜さ恋(よさこい)ナイター」が開幕した。 競馬界を取り巻く環境が年々厳しくなるなか、高知競馬も売上減少に歯止めがきかない状況。単年収支が赤字に転落すれば廃止もという危機を迎えている。その苦境を脱すべく、全国の競馬場で初の試みとなる「通年ナイター」の導入に踏み切ることとなった。 「生き残る最後の切り札はナイター開催しかない。不退転の覚悟で臨んでいる」と高知県競馬組合の事務局長・笹岡貴文氏は話す。売上を伸ばすにはどうしたらいいか。本場での集客増が見込めない現状で、目をつけたのはインターネットだ。「JRAでは現在、売上の半分近くがネット投票。ナイター開催を行うことで現在、売上の2割程度のネット購入者を増やすことができると考えている」と言う。ナイター開幕に合わせ、24日からは複勝式勝馬投票券が再導入されるほか、今後も売上アップのための振興策を打ち出していく。 一大ブームを巻き起こしたハルウララの引退から早5年が経ったが、来年はご当地出身の坂本龍馬を主人公とした「龍馬伝」がNHK大河ドラマで放送予定など追い風も吹いている。「高知競馬にもダートグレードに出るような強い馬や、いい騎手がいることを全国のファンに知ってもらいたい」。ナイター競馬開催にその願いを託すことになる。 24日の高知競馬の入場人員は1388人、1日通しての売上は6749万5700円だった。この日は重賞の「第6回トレノ賞」が行われたが、同レースの昨年の売り上げが779万円。ナイター開幕日の今年は、大井競馬場での広域場外発売の効果もあって2150万円と大幅アップとなった。
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その他 2009年07月25日 15時00分
大崎悠里ちゃん大特集予告
内外タイムス7月28日号(7月27日発売)に大崎悠里ちゃんの大特集をカラーで掲載します。<プロフィール>1月10日 神奈川生まれ血液型:AB型スタイル:T157 B88 W60 H90デビュー:2005年12月11日「シアター上野」にて趣味:映画&読書初エッチ:17歳性感帯:ヒミツ所属:TSミュージック<スケジュール>31日まで「TSミュージック」に出演中9月1日〜10日「芦原ミュージック」9月21日〜30日「池袋ミカド劇場」に出演予定 みなさん応援よろしく!
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芸能ニュース 2009年07月25日 15時00分
みひろ “処女作”を語る
初めて執筆した小説「nude」(講談社)が売れ行き好調なAV女優・みひろ(27)。処女作を書くきっかけ、執筆時の苦悩、そして今後の芸能活動などについて話を聞いた。 小説を書くきっかけは作家の新堂冬樹氏に勧められたことだそうだ。 「君なら絶対に書けるって言われたんですが、小説なんて読んだことないから無理ですって最初は断ったんです。でも、自叙伝じゃなくフィクションとして膨らませればいいんだよって。周囲もチャンスだからと後押ししてくれたので、じゃあ書いてみようかと」 着手したのは一昨年の2月ごろのこと。 「最初どうやって書けばいいのか分からなかったので、取りあえず原稿用紙を買ってきて、思いついたことを適当に書き始めました。間違えたら吹き出しをつけて書き足したりするうち、何を書いているのか分からなくなってダメだこりゃと(笑)。そこで5月ごろ小説のためにパソコンを購入しまして。間違ってもボタンひとつで消せるのでメチャクチャ簡単、だんぜん楽でしたねぇ」 それまで書いたものを一度チャラにして構成を組み立て直し、各章ごとにテーマを設定して書き始めると、ようやく目標が見えてきたという。 「新堂さんからは300枚書ければいいから、そこを目指せと言われて。あと何ページって引っぱりながら書いてたら400枚に(笑)。でも、講談社の編集者に見せたらダラダラ書いてあるだけでメリハリがない、起承転結をつけろって。新堂さんに原稿をメールして書き方をアドバイスしてもらいながら、切ったり足したりを何度も繰り返して、小説の形に持っていきました」 本業の合間の執筆活動だけに何度もあきらめかけたとか。そのたびにマネージャーから励まされたことが、処女作の上梓に結びついた。 「文章力に自信がなかったので、筆が進まないときはつらかったですね。でも、私の負けず嫌い魂をかき立てるようにマネージャーがチョコチョコ言うんですよ。それが私を奮い立たせました。そうやって書き進めていたら、何かがひらめいたんです。舞い降りてきたって言ってもいいかな。不思議と手が止まらない。昔の記憶がよみがえってきて泣きながら書きました。あの瞬間は面白かったですね」 主人公は新潟で生まれ育った少女、ひろみとさやか。2人の遠距離友情を軸に、恋愛模様や仕事とプライベートの狭間で揺れるセックスなどがつづられていく。彼女の実体験がベースになってはいるが、もちろん物語自体はフィクション。 「一気にバーッと書いて、後で実在する人物に気を配って内容を詰めていった感じです。主人公は空想の人物なので、この世界を知らなかったと仮定して一般的な目線を心がけて客観的に書きました」 ここで懸念されるのがAV界からのリタイア。本が売れたら“作家”として足を洗うんじゃ…とファンも心配では。 「もちろんまだまだ身を引きませんよ。どんな若いコが出てきても“やらせてくれ!”と(笑)。みなさん安心してください。これからもHなことをしつつ(笑)、みなさんに“次は何をやるんだろう?”とドキドキした気持ちを抱かせ続けるような、そんな活動をしていきたいですね」
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芸能ニュース 2009年07月25日 15時00分
吹石一恵 ムンムンボディーの秘密
女優・吹石一恵(26)といえば、隠れ巨乳としてかなり有名。そんな吹石のボディーについて、武田鉄矢も“果物”と絶賛。その肉体の秘密とは…!? 昭和30年代の通産官僚たちの熱い闘いを描いた連ドラ「官僚たちの夏」(TBS、日曜午後9時)が好評を博している。 「佐藤浩市、堺雅人、北大路欣也、船越英一郎など出演者は実力派ばかり。今期ナンバーワンのドラマといえるでしょう」(芸能リポーター) その猛者たちに混じって紅一点頑張っているのが吹石だ。「吹石は、通産省初の女性キャリアを演じています。セリフのほとんどは難しい専門用語ばかりですが、噛まずにやっています。さすが、将来を嘱望されている美人女優だけのことはあります」(芸能ライター)。 吹石は97年「ときめきメモリアル」で本格デビュー。05年、大学を卒業し女優として一本立ちしてからは、「華麗なる一族」(TBS)、「バンビーノ!」(日本テレビ)、「SCANDAL」(TBS)などに出演し、最近でも国連難民高等弁務官事務所を舞台にしたドラマ「風に舞いあがるビニールシート」(NHK)が話題になった。 「父親は近鉄の内野手として活躍した吹石徳一氏。今回のドラマで気をつけていることは体型維持。昭和30年代の衣服はローライズじゃなくジャストウエスト。そんな衣装をすでに何着も作っているので、1キロたりとも太れない。毎日、お風呂での“ウエストひねり”は欠かせないそうです」(芸能リポーター) 今春、スポーツドリンクのCMで見事な肢体を見せつけた吹石。体型維持など朝飯前だろうが、そんな吹石を“好きな女優”と公言してはばからないのが武田鉄矢だ。 「トークバラエティー『しゃべくり007』(日本テレビ)に出演した際、やや興奮気味に“吹石一恵って、ありゃいい女だな。果物みたいな女だ”と言ったのです」(芸能ライター) 2人は「華麗なる一族」で一緒だったが、同じシーンでの絡みはなかった。 「で、司会者が果物に例えた真意を訪ねると、ニタニタしながら武田は“だってすすりたくなるような体してるもんな”と言ったのです」(同) まさに言いえて妙。本当に吹石は“旬の女”だ。
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スポーツ 2009年07月25日 15時00分
あす開幕「ジュニア・ヘビー級リーグ」V2へ KAIインタビュー
全日本プロレスの人気ユニット「F4」きってのイケメンレスラー、KAI。昨年はデビュー2年目で世界ジュニアヘビー級王座に挑戦するなど、早くから頭角を現している。昨年、初出場で初優勝を果たし、大ブレークするきっかけとなった「ジュニア・ヘビー級リーグ戦」の開幕を翌日に控え、ディフェンディングチャンピオンの胸中に迫った。 −−昨年メキシコから帰国してF4として活躍しているが。 「F4をやる前はひとりで戦っている感じでした。孤独感があったんですけど、チームになって安心感が出来た。小島(聡)さんの存在はでかいっすよ。でも、安心感が出たからホッとしちゃって。ジュニア戦線とかで存在感が薄れちゃいましたね(苦笑)。そういう意味でリーグ戦というのはひとりで戦わないといけない、いい機会だと思います」 −−昨年はこのリーグ戦をきっかけに大ブレークした。 「『リーグ戦やるぞ』って自分から言ったからには負けられなかったっすね」 −−優勝して、日本デビュー半年で世界ジュニア王座に挑戦した。 「自分のようで自分じゃないみたいでしたよ。バーって波が押し寄せてきて。これは獲らなきゃと思いましたね。でも、落ち着いて考える時間がなかった。試合の途中で記憶が飛んじゃって。負けた記憶もないんです」 −−今年の目標はもちろん連覇? 「とりあえずは、目の前のリーグ戦。もうカズ・ハヤシさんと(26日の)後楽園のセミファイナルでやるっていうのが決まっているんで、そこに集中してます」 −−リーグ戦で警戒する相手は。 「誰がどうとかじゃなくて、試合巧者が多いんで、一戦一戦大事に戦っていきたい。でも、まずは初戦のカズさんから決めていかないと。世界ジュニア王者のカズ・ハヤシですよ」 −−やはり狙いは優勝して、もう一度タイトル挑戦か。 「それは先の話。去年は初戦で負けているんで、勝って悪夢を払しょくしたい。その一戦が終わったら次の試合に切り替えようかなって思ってます。一戦一戦トーナメントのつもりでやらないと。そのくらいレベルが高いんで」 −−今の全日本ジュニアをどう見るか。 「カズさんを中心に、世界的にもレベルが高いんじゃないかなって思いますよ。その輪の中に今まで加われてなかったんで、焦りとかありました。このリーグ戦で(最前線に)加わっていきたいです」 −−今後の目標は。 「プロレスをメジャーにしたい。そのためには段階を踏んでいかないと。世の中に発信できるように努力していかないとダメです」 −−メジャーにしていくために必要なこととは。 「何かしらの形でプロモーションしていかないとダメですね。自分はプロレスのためなら何でもやる気でいますから。プロレスがあんまり世の中に流れない今、出来る範囲で地道な努力を少しずつして、露出を増やしていくしかない」 −−イケメンだけにモデルなどは? 「そういう仕事がくれば、いくらでもやりますよ。オファーがくればやりたいです」◎人生変えた武藤VSドン・フライのIWGP戦 素質を高く評価されているKAIだが、全日プロに入団するまでは紆余曲折があったようだ。 友人に勧められてプロレスを知ったKAIは、1999年4・10新日本プロレス東京ドーム大会のチケットを入手。メーンイベントで行われた武藤敬司VSドン・フライのIWGP戦を観戦し「運命を感じた」とますますのめり込んだ。高校1年時はバイト代をすべてプロレス観戦に費やしたほど。 高2の夏から高3の夏まで柔道部で活躍。レスラーになるという夢を叶えるため、高3の1月からアニマル浜口ジムに週3日、往復3時間かけて通いつめ、3年半汗を流した。 その後WWEデビューという“アメリカンドリーム”を胸に単身で渡米し、インディー団体に入団。ところが、その現状を見たとき「日本はやっぱりすごい。基礎から勉強した方がいい」と帰国を決意した。 急きょ帰国したKAIは、全日プロの「武藤塾」番外編で入団テストを受験し、見事合格。「武藤さん、カズさん、小島さんがいるから入団を決意しました。武藤全日本は面白い」というのが決め手だった。<プロフィール> KAI(カイ=本名・境敦史)1983年5月20日生まれ。神奈川県横浜市出身。177センチ、87キロ。B型。全日本入団後、07年2月にメキシコでデビュー。日本での初試合は、08年2月17日後楽園ホール大会(対T28&真田聖也)。好きな女の子のタイプはハーフ系美女。好きな芸能人はベッキー。好きな食べ物はスイカ。
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社会 2009年07月25日 15時00分
民主党“美人刺客”青木愛参院議員と小沢氏のただならぬ関係
民主党の小沢一郎代表代行が、公明党の太田昭宏代表の地盤・東京12区に“飛び道具”を送り込んだ! 24日、次期衆院選東京12区の選挙区内で緊急記者会見を開き、同党の青木愛参院議員(43)=比例代表=の擁立を発表。策士で鳴らす小沢氏が「必ず勝利できる候補者」とかわいがる美人刺客で、アラフォー熟女ブームの追い風も期待できそう。ただならぬ師弟信頼関係で結ばれている小沢&青木コンビの“くノ一戦術”が注目される。 青木氏は墨田区に生まれ、03年の衆院選で千葉12区から初当選。その後郵政選挙で落選し、07年の参院選で政界へ復帰した。学生時代には、テレビ朝日系列のお色気深夜番組「トゥナイト2」でリポーターを務めた経験もあり、30〜40代にはなじみの深い美人候補。小沢氏は「彼女なら絶対勝利できると思いました」と胸を張った。 さらに「家族ぐるみの支援者の1人」とも語るほどの寵愛(ちょうあい)ぶりで、今後の党の猛プッシュは必至。各界でアラフォー美女の活躍が目立つ中、絶好のタイミングで注目選挙区に“最強くノ一”を送り込んだ。 青木氏は「17日に(小沢代表から)『とにかく党のため国のために頑張る気はあるか?』と聞かれ、迷うことなく『頑張ります』と伝えました」とヤル気満々。尊敬する小沢氏直々の鞍替え出馬打診に、さぞ奮い立ったであろうことは容易に想像できる。 永田町関係者は「愛ちゃんはリポーター時代と変わらぬ涼しげな顔立ちに加え、政界でもまれたせいか大人の色気を漂わせるようになった。もともと親しみやすいタイプだし、清潔感あるルックスは無党派層の多い都心の選挙区では太田代表への強力な刺客となるだろう」と分析した。 同区は小沢氏が13回連続当選中の岩手4区からの国替えを画策した選挙区でもあった。小沢氏は「太田さん、そんなに強い候補だと思いません」と余裕とも強がりともとれる発言。青木氏の勝利を確信しているのは間違いないが、太田代表との直接対決を避けた理由が気にかかる。 有権者の一人がいう。「選挙後の連携をにらんで、太田さんに気を使いましたね」。勝てば儲けモノ、負けても結果オーライとの見方。いずれにせよ、策謀に秀でた小沢選挙神話の布石は打たれた。(関)
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社会 2009年07月25日 15時00分
東京入国管理局30代職員を盗撮で停職3カ月
レンタルビデオ店で女性客のスカート内を盗撮しようとしたとして、東京入国管理局は24日、同日付で30代の入国警備官男性を停職3カ月とする懲戒処分を発表した。 同局によると、この警備官は7月4日夕、さいたま市の自宅近くのレンタルビデオ店で女性客のスカートの中を盗撮する目的で携帯電話をかざした。他の客が不審な行動を発見、店からの通報で駆け付けた警察官に任意同行を求められ、「4年以上前から駅などで数十回盗撮しました」などと犯行を認めたという。 携帯電話にこの女性の画像は残っていなかったが、自白した“余罪”の画像はばっちり残っていた。 しかしパンティー画像だけでは被害女性を確定できず、この日の被害女性も関わり合いになりたくないなどとしたため、刑事処分なしで釈放されたという。 「まじめな男で盗撮するタイプとは思えなかった。入管法違反の摘発に従事し、多忙で深夜におよぶこともあったためストレスをため込んで盗撮に走ったらしい。本人は『売買目的ではなく盗撮じたいに興味があった』と打ち明けている」(同局職員) 逮捕を免れた盗撮魔に停職3カ月の大甘処分。大いに反省しているというが、痴漢冤罪ですべてを失う男性がいることを考えると、世の中不公平だ。
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スポーツ 2009年07月25日 15時00分
元川悦子のサッカー魔法陣
今週、Jリーグの今季1試合平均観客数の中間発表があり、J1は1万8889人、J2は5913人で、いずれも前年比300人以上の減少となった。 J1初昇格のモンテディオ山形が8000人近く増えたのに対し、J2降格した東京ヴェルディは8745人減。アジア王者になった昨季は約6万人収容の埼玉スタジアムが常時満員だった浦和レッズも5400人減少と苦境が目立つ。Jリーグが掲げる「年間総入場者1100万人」という目標の今季中達成も困難になった。 観客動員が減れば、入場料収入が低下するばかりでなく、さまざまなマイナス効果が生じる。その最たるものが、テレビ放送権料だ。 Jリーグ発足当初は、NHKを中心とした地上波放送局が放送権料の担い手だった。が、昨今の経営悪化で、テレビ局はJリーグ側が提示した巨額な放送権料を支払うことが困難になった。そこで、2007年からの5年間は、CS放送局のスカパーJSATと年間35億円(推定)で独占放送権契約を締結。地上波やBSで中継を細々と続けているNHKやTBSも数億円ずつ払っている。現在Jリーグが得ている年間放送権料は50億円超といわれる。 次の放映権料契約交渉は今年からスタートする模様。しかし、この調子で観客動員が減れば、Jリーグの商品価値下落は避けられない。スカパーもNHKらも当然、放映権料の値下げを要求するだろう。 そうなった時、困るのは脆弱(ぜいじゃく)な経営基盤しかないクラブだ。Jリーグは成績などに応じて各クラブに分配金を支払っており、J2にはそれを頼りに運営している小クラブも多い。分配金の原資にはスポンサー料やグッズ販売収入も含まれるが、やはり放送権料が最大の柱。この金額が減れば、クラブに回る分配金も下がり、経営破たんするクラブが出かねないのだ。 93年の発足時から拡大路線を続けてきたJリーグ。この1〜2年のうちには、J2をさらに4チーム増やす計画だが、本当にクラブ増加一辺倒でいいのか。そろそろ現実を直視する時期に来ているのではないか。
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