走破タイムは芝1200メートル1分10秒4と、さほど初陣と代わり映えはしないものの、粘りつく芝とでもいいますか、新馬当時との馬場差を考慮すれば、1分10秒を切るか切らないかの価値はあるかもしれない。
道中はきちんとタメも利き、しかも脚を使ったのは正味1F。まるで昨年の函館2歳Sのフィフスペトルを見ているようだったが、あの折り合いと上がりなら、マイルまではギリギリもつ。「3.5」くらいの評価は、与えなくてはいけない馬なんでしょう。
なんて、札幌芝1800メートル戦。この距離設定を見ると、昨年のロジユニヴァースをふと思い出してしまう。同馬は札幌2歳Sを1分49秒1のレコードで快勝して、後のダービーへとつなげた。
しかし、スペースアークのそれは1分52秒0。ロジと見比べると採点が辛くなってしまうが、ラスト2Fは11秒6前後の連続ラップでまとめている。若駒らしく、まだパドックで余計な仕草も目につく。だが、勝負事に不可欠な闘争心にあふれた馬であることは間違いない。時計うんぬんは、ひとまず宿題としておきますか。
新潟芝1400メートル戦を制したラジャポネーズは5F通過59秒5という平均ペースの上に立ち、メンバー最速の上がりで1分22秒9。中央場所では坂と輸送がカギになるが、タイムは合格点。一方、新潟芝1600メートル戦を勝ったコスモセンサーは、5F通過が62秒2、7F通過が1分24秒0というスローの逃げ切りだけに、ウ〜ン…てな感じ。
札幌ダ1000メートルを勝ち上がったカネスフォルテは、「昔はこういう体の馬が、ダートの中距離で活躍したもんだ」と、懐かしさを呼び起こさせるドッシリとしたつくり。小倉ダ1000メートルを59秒2でまとめたダッシャーゴーゴーも、胸前や下腹に筋肉がいっぱい詰まった良質なダートの短距離馬ですね。