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レジャー 2009年08月03日 15時00分
関屋記念(GIII、新潟芝1600メートル、9日) ヒカルオオゾラ 飛躍の秋へと羽ばたく
例年、秋の飛躍を目指す高水準マイラーが集まる「第44回関屋記念」(GIII、新潟芝1600メートル、9日)。今年の主役は、武豊騎手がマイルCS奪取の相棒に指名したヒカルオオゾラだ。前走のエプソムCは大物シンゲンに及ばなかったが、自身も好タイムの2着。重賞級の地力をはっきり示した。5勝中4勝を挙げているマイル戦。末脚を存分に生かせる直線の長い高速馬場で、その持ち味をフルに発揮する。 もう落とせない。重賞初Vへ向け、ヒカルオオゾラが万全の態勢を敷きつつある。 「前走の後は米子Sを予定していたんだけど、熱発のために自重した。でも、その後はすぐ熱も下がって、放牧先のグリーンウッドでは順調にケイコを消化できた。いい状態でレースを迎えられそう」と池江寿調教師はうなずいた。 その前走・エプソムCは2着。2年連続で、悔しい思いをした。 「あれは正直、相手が強すぎたね。こちらは完ぺきなレースをしていてあの結果だから、向こうが一枚上だったというしかない」と師はサバサバと振り返った。 2番手からの積極策で速い流れを演出。それでも芝1800メートルを1分45秒7の好時計で粘ってみせた。本格化した大物シンゲンには及ばなかったが、中身はズッシリと重く、重賞を勝てる地力をはっきりと示した。 熱発明けというのが冗談に聞こえるほど、確かに中間の動きは素晴らしい。栗東に帰ってすぐ7月24日には坂路で800メートル56秒7、26日にも坂路で57秒4を出した。そして30日にはCWで6Fから79秒1、ラスト1F12秒3と抜群の脚さばきを披露した。不順な天候が続き、馬場状態は決して良くなかったが、まったく問題にしなかった。 「あと1本追い切れば万全の状態にもっていける」と昨年のリーディングトレーナーは自信を深めている。 さらに、「今回は実績のあるマイル戦にかわる。千八でもある程度はやれているけど、やっぱり一番安心して見ていられるのは千六だから」と続けた。全5勝中4勝がマイル戦。もちろん、秋に見据えるのも、同じ距離のGIだという。 「武豊君がね」と、師は小学校からの同級生の評価を口にした。「彼はこの馬で秋のマイルCSを狙うと言ってくれている。そのためにも、ここでひとつ勝って飛躍につなげたい。キャリアはまだ浅いけど大丈夫。これまでジョッキーがいろんなことを教えてくれているから」 武豊騎手が教え、惚れ込む潜在能力。真夏の新潟、659メートルの直線でいよいよそれが全開となる。
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レジャー 2009年08月03日 15時00分
小倉記念(GIII、小倉芝2000メートル、2日) 今年の夏はロートルが熱い? 超伏兵ダンスアジョイがV
サマー2000シリーズの第3弾「第45回小倉記念」(GIII、小倉芝2000メートル、2日)は、角田騎手が騎乗した16番人気のダンスアジョイが優勝。大混戦となった直線の叩き合いを制し、8歳夏にして初めての重賞タイトルをもぎ取った。思わぬダークホースの快走で3連単は97万8500円の高配当。2、1番人気で決した昨年とは一転し、大波乱の結末となった。 直線の内から外まで目いっぱいに広がった馬群の中からグイッとひと伸び。首の上げ下げをハナ差制し、真っ先にゴールに飛び込んだのは8歳馬ダンスアジョイだった。 コスモプラチナとドリームフライトがハナを主張し合うなか、ゆったりとゲートを出たダンスは最後方。「もともとスタートは速い方じゃないから、のんびりと。持ち味(末脚)を生かすように乗ろうと心がけた」(角田騎手)。人気は下から数えて3番目。気楽な立場だったこともあり、道中は折り合いに専念した。 3コーナー過ぎ、前2頭が早々と脱落し始めると、ハンデ戦らしく直線は残る16頭がごった返す大混戦。ダンス=角田は迷いなくインにもぐり込む。前が開かなければジ・エンドのイチかバチかの賭けだったが、勝利の女神は彼らに味方した。ラスト1F、馬群がバラけたところで、ためにためていた脚を一気に爆発させた。 「イン? 狙ってましたよ(笑)。不利もなくスムーズな競馬ができたし、スタッフの方もうまく仕上げてくれた。何より、お世話になっている松永(幹)先生に恩返しができてよかった」と角田は振り返った。 ダンスとコンビを組むのは昨春の阪神戦以来。「写真判定に弱い馬だから…」。そのひと言に凝縮されるように、ダンスは良くも悪くも相手なりに走りすぎるタイプだった。重賞で善戦したかと思えば、条件戦で取りこぼす。しかも、近走は年齢的なものか、その安定感すら失っていた。そんななか、めぐってきた“旧友”との久々の再会。そこで得た勝利は角田にとって格別なものがあったに違いない。 一方、この日の勝利は松永幹調教師にとっても特別なものとなった。騎手時代を併せたJRA全10場での重賞制覇だ。 「小回りはどうかと思っていたけど、デキが良かったんで使ってみようと。勝った瞬間は思わずバンザイしちゃったよ(笑)」とトレーナー。「サマー2000シリーズもチャンスがありそうだし、この後は馬の体調を見ながら新潟記念を目指したいね」と意欲をのぞかせた。 それにしても、七夕賞を勝ったミヤビランベリ(6歳)といい、函館記念Vのサクラオリオン(7歳)といい優勝したのはいずれも高齢馬。今年のサマー2000シリーズはロートル軍団が席巻しそうなムードだ。
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レジャー 2009年08月03日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年 1分32秒の壁を破ったリワードニンファ
10年前の新潟競馬場はまだ右回りだった。もちろん、今のような長い直線もない。 ただ、当時も今も変わらないのが時計の速い馬場であるということ。そして、1999年の関屋記念を制したリワードニンファが叩き出したレコード(現レコードはマグナーテンの1分31秒8)は、左回りの現コースにかわった今でも破られていない。 毎年、暑い盛りに行われるGIIIにしては重厚なメンバーがそろう関屋記念だが、この年もなかなか豪華だった。1番人気に支持されたのは5歳になっても安田記念3着など、3歳時の輝きが忘れられないスピードワールド。これに前哨戦の朱鷺Sを勝ったエアガッツが続き、3番人気には14カ月ぶりの出走となった実力馬ブラックホークが推された。リワードニンファはその次。重賞勝ちこそなかったものの、ターコイズSやエプソムC(3着)で見せた強烈な追い込みに期待が集まっていた。 ノストラダムスの大予言が何事もなく過ぎ去った8月8日は、強い日差しが雲にさえぎられることなく、芝生の緑をより濃密に際立たせた。 レースはハナを奪ったコクトジュリアンが6F並みのハイラップを刻んでいく。最初の3Fが32秒8、1000メートルは56秒0。これをニンファは10番手という普段通りの位置で追走した。 直線に向くと、好位から早めに抜け出したブラックホークを一気にとらえ抜き去った。追いすがるスピードワールドは敵ではない。その一瞬のスピードは、オークス馬イソノルーブルも出した父ラシアンルーブル、そして母の父トウショウボーイから受け継いだ宝物だったのだろう。 2馬身1/2差の完勝。さらに驚かされたのは、1分31秒6という走破時計だった。日本の競走馬がマイル戦で初めて1分32秒の壁を破った。94年の京王杯AHでサクラチトセオーが樹立した1分32秒1をほぼ5年ぶりに、0秒5も更新したのだ。それも2年後にはゼンノエルシドに0秒1塗り替えられてしまうが、ニンファの示した非凡な才能はまったく色あせるものではない。 その後は勝ち鞍に恵まれず、2000年の京王杯AHを最後に引退、繁殖生活に入った。まだこれといった活躍馬を出していないが、この7月、6番仔のリワードインティマ(父マーベラスサンデー)がデビュー。5着とまずまずの滑り出しだった。今後の活躍に期待したい。
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その他 2009年08月03日 15時00分
幻覚ナビ
左から1・2・3・4
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レジャー 2009年08月01日 15時00分
小倉記念(GIII、小倉芝2000メートル、2日) アベコーの気になる推奨馬は!?
みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。 近畿地方で梅雨が明けた模様と発表がありましたが、北海道では異常低温だとか。ぶどうや農作物に甚大な被害をあたえています。北九州や中国地方では大雨による土砂災害。先日、TBSラジオの放送で行った片瀬江ノ島ロケでは、浜辺を歩く人はチラホラで海の家も閑散。長く日本列島に伸びた前線が下がったり上がったり。気象庁の長期予報は例年並みの暑い夏から急きょ、冷夏に変更。確実に何かが変化してきています。レースを予想する上でも馬場状態がつかみづらく、悪戦苦闘しています。 さて、あす2日は伝統の「小倉記念」です。4年前までは小倉記念の直前に北九州記念があって、その連動性を馬券作戦の妙としていたのですが、北九州記念が芝1200メートルに変更。施行時期は2週前倒しとなり、ステップが難しくなりました。 そして、3年前ですが、小倉の鬼とまでいわれたメイショウカイドウが、圧倒的な1番人気で6着。一昨年のスウィフトカレントも1番人気で7着。難解な一戦に様変わりしてきています。過去3年の上位3着まで占めているのは、4〜6歳馬。7歳以上は大苦戦。そのことを踏まえて考察すると、狙いはダイシングロウです。 昨年の小倉記念で優勝したドリームジャーニーよりも支持を集めた1番人気馬。もとより、夏に強いタイプ。昨年も6月の阪神、7月の小倉と大攻勢。小倉記念は人気を背負っている分、3角からスパートをかけ、マクリ気味に4角先頭。そこをジャーニーに差し込まれたわけですが、時計は芝2000メートル1分58秒4の自己ベスト。内容は絶賛ものです。 2走前の新潟大賞典は不向きの新潟外回り。それでも、2着のニホンピロレガーロとは0秒3差。前走のエプソムCはインサイドが圧倒的に有利な馬場コンディション。それで4角大外を回ったことが失敗。その後は、ここ一本にこん身の仕上げ。昨年、56キロだったハンデが今年はありがたい55キロ。3走前の大阪杯で5着。2着があのディープスカイで、カワカミプリンセスとはハナ+クビ差。得意の季節を迎えて出番です。
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その他 2009年08月01日 15時00分
高額ソフトの海賊版を激安価格で密売 密かに息を吹き返した秋葉原アングラ事情
日本一の電気街、東京・秋葉原では、ほかではまず手に入らない怪しげな商品が密かに売られている。クレジット・カードのスキミング(磁気情報不正収集)に使われたスキマーも実はこの地で部品を調達したといわれる。昨年6月の無差別殺傷事件後、警察は取り締まりを強化、昨年暮れには怪しげな露店が一掃された秋葉原の裏通りだが、近況を取材すると密かにアングラ勢力が戻ってきていた! 「許可なき路上販売はやめなさい。コンピュータソフトの海賊版や偽ブランド品などの販売行為は犯罪です。【違法な行為は逮捕する!】」 JR秋葉原駅を降りて歩くこと約3分、中央大通りから1本裏に入った通称「ジャンク通り」には今でもこんな警告板が通行人を睥睨(へいげい)するかのように立っている。 「やっぱり例の無差別殺傷事件の影響でしょうね。パトカーは頻繁に回ってくるし、表には例の黄色い看板(警告板)でしょ。地元の人はここを“銀座通り”とも呼んでますけど、昔と較べたら“銀座通り”に彩りがなくなりましたね」 ジャンク通り沿いに店を構えるバラエティーショップの店員は少し寂しそうにこう嘆く。2年前なら裏DVD・プリペイド式携帯電話・キーロガー(パソコンに仕込めば押されたキーを密かに記録してしまうソフト)などヤバい商品の数々が公然と露店で売られていたのに、今では見る影もない。 08年3月と昨年暮れの大規模摘発で猥雑さが魅力であったジャンク通りは一変してしまった。 とはいえ、長年この裏通りで商売をしてきた人たちが当局の締め付けにハイそうですかと商売替えしたとも考えにくい。以前のように堂々と商売は出来なくなったにせよ、常連客には「ここに行けばやってるよ」と何らかのサインを送っているはず。それを探るべく、6月、ジャンク通りに足を運んだ。 まず付近の店で最近の露店やビラ配り事情を聞き込むが、「さあ、そういうことは分かりませんね」とどこも判で押したように素っ気ない答え。どうも当局から箝口令が敷かれているように思われた。そこで、ジャンク通りを上野方面に向かってゆっくり何往復かしてみた。 「ん?」 ジャンク通りのほぼ中央で佇立(ちょりつ)する中国人風青年の姿がどうにも不自然だ。25歳くらいの彼は繁華街のポン引きのように通行人に声をかけるでもないが、かといってショッピングをしているわけでもない。不思議に思って近づくと、無言で青いカードを手渡された。カードには「激安中古 ソフト専門店 Windows&Mac TEL:090…」とあり、紛れもなく絶滅したはずの海賊版ソフト密売グループだったのだ。 ところが、このカードだけでは何を扱っているのか分からない。そこで、商品リストを要求すると、近くにいた20代後半のボスらしき別の中国人男性が周囲を警戒しつつ植え込みの中から黒色ビニール袋を取り出し、商品リストを手渡してくれた。この警戒ぶり、まるで薬物密売である。 商品リストの商品は本当に使えるのか? チラシ片手にカードに書かれた電話番号に電話をかけてみた。 「リストには載っていなかったが、マイクロソフトのOffice2007は在庫あるか?」 と尋ねると、在庫はある、8000円だが御徒町まで来てほしいとの答え。取り締まりの厳しい秋葉原での受け渡しはやらないそうだ。 山手線に乗って御徒町に向かい、指示されたりそな銀行前で待つこと約10分。ガッチリした中国人青年が現れた。商品を渡すからついてきてくれという。連れて行かれたのは近くにある雑居ビルだ。ここに事務所があるのかと思っていたら、周囲に人がいないことを確認し、おもむろにDVDを1枚取り出した。人目を避けてのビル内売買だったのだ。 帰宅してパソコンでそのDVDを開いてみると、シリアルナンバーも記録されており、マイクロソフト社の厳重な認証システムをかいくぐって無事インストール出来てしまった。 秋葉原ではどんなに厳しい摘発を受けようともアングラ勢力はそのしぶとい生命力で戻ってくる。現在のところ、裏DVD密売の復活はまだ確認されていないが、この街には知能犯や技術犯を吸い寄せる磁力があるのかもしれない。◎ヲタク狩りで返り討ちに!? いまでこそ秋葉原は「ヲタクの聖地」「アキバ系」といった明るく、楽しいイメージがあるが、元々は戦後の闇市であった。 そうした歴史を持つこの街には実はヤクザが多い。 「自分も中坊の時から秋葉原に出入りしてますけど、その頃からヤクザはウロウロしてますよ。知り合いもいるんで、場所を申し上げるわけにはいきませんけど、近くに少なくとも3カ所組事務所があります」 と語るのはジャンク通りでネットワーク機器を専門に扱うパソコンショップの30代店長である。同店長が、休日に店の前の路上でセールを開こうとしたところ、「誰に許可を取ってこの通りで商売している?」とあっと言う間にヤクザが飛んできたので、屋外販売はもうやめたという。 正規にビルを借りている店舗の店頭営業ですらそんな具合だから、露店や海賊版密売グループがタダで済むはずがない。 「ジャンク通りでヤクザにお金を払わず商売するのは無理です。チンピラが露店から“本日の所場(ショバ)代”を徴収する現場を見たことがありますよ」(事情通) ここでチラシ配りを黙認されているのはメイドくらいだそうだ。 地元の人はそうした事情を熟知しているが、気が弱くて大金を持っていそうなヲタクを狙って遠征してくるヤンキーにはそのあたりが分からない。 「この前ジャンク通りでヤクザの幹部とは知らず、当たり屋まがいの恐喝を働こうとした人がいたんです。ヤクザも上層部は外見上サラリーマンと見分けがつきませんからね。どうなったか? すぐに配下を呼ばれてもうボッコボコですよ(笑)」(前出のパソコンショップ店長) 自業自得とはいえ、何とも怖い話だ。
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レジャー 2009年08月01日 15時00分
小倉記念(GIII、小倉芝2000メートル、2日) 藤川京子 ダンスアジョイで勝負よ!
小倉記念は、◎ダンスアジョイが重賞初Vを狙います。 前走の目黒記念(13着)は道悪でまったく競馬にならなかったので参考外の一戦。力を出し切っていないので、それほど疲れもなかったように思います。 重賞勝ちはまだありませんが、過去には京都大賞典で0秒3差4着や、AR共和国杯の0秒2差4着(昨年は5着)など、GIIでの好走歴もある馬。一線級を相手に差のない競馬をしてきたわけですから、ローカルGIIIなら力量は上位にランクされていいと思います。 確かに伸び伸びと走れる長めの距離が合っているイメージはありますけど、2000メートルでも<1213>と大崩れは少ないですからね。この距離も守備範囲。小回りコースも中京で小差の競馬を演じていますし、初の小倉も無難に立ち回ってくれるでしょう。 前走後は放牧に出てリフレッシュ。帰厩後はここへ向けて丹念に調整が積まれてきました。1週前、最終追い切りともに軽快な動きを見せていますし、態勢は九分通り整っています。 何よりダンスインザダークの産駒は小倉と相性抜群。ハンデも据え置きの55キロと手ごろですし、京都大賞典で4着したときの角田騎手に乗りかわって、秘めた能力を存分に披露するときがやってきました。
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レジャー 2009年08月01日 15時00分
小倉記念(GIII、小倉芝2000メートル、2日) 本紙・谷口はテイエムアンコールを指名
夏は実績より勢い。1000万の長久手特別を先団待機で見事に快勝、返す刀で準オープンの垂水Sをぶっこ抜いた晩成の上がり馬テイエムアンコールで勝負だ。 ブライアンズタイムの肌に、父は欧州の長距離馬オペラハウス。この重厚な血統が5歳夏を迎え、ようやく花開こうとしている。 1000万時代は「掛かっては甘くなり、掛かっては甘くなりの連続だった」と苦笑する柴田見調教師。1600万到達まで8戦のキャリアを要したが、そんな歯がゆさも、今、振り返れば遠い過去の話。目下の充実ぶりに、「奥手の血統もあったと思う」と納得の表情を浮かべる。 一方、「以前は運動でも一頭で歩けなかったのに、今は影もまばらな後半でも単独で歩ける。レース間隔もむしろ詰めた方が良くなった」と心身の成長を感じ取っているのは、担当の河野調教厩務員だ。 「もともと切れ味があったし、素質も感じていた馬なんだが、結局、ペースが違う上のクラスで戦う方がスムーズに折り合えるので、その分、弾けるんだね。正直、55キロのハンデは想定していなかったけど、オープンの速い流れはこの馬にはピッタリかもしれないよ」 28戦目にようやくたどりついた重賞の夢舞台でテイエムアンコールが、一身にスポットライトを浴びる。
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レジャー 2009年08月01日 15時00分
NST賞(オープン、新潟ダ1200メートル、2日) 本紙・橋本はダイワディライトを信頼
<5301>と抜群の実績を誇るダイワディライトでいける。 5カ月ぶりのハンディは否めないが、能力はそれを補って余りある。もちろん、仕上げも用意周到だ。その証拠に、最終追い切りは南Dコースで5F61秒7と破格のタイムを叩き出している。 母ロンドンブリッジは1998年の桜花賞2着馬で、血統も折り紙つきだ。骨折により3歳シーズンを丸々棒に振ったが、その分、心身ともに若々しく伸びしろも見込める。ダ1200メートルは4勝を挙げている十八番の条件。56キロとハンデも手ごろだし、チャンスは大。 前走が好内容のクィーンオブキネマが相手。
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レジャー 2009年08月01日 15時00分
UHB杯(オープン、札幌芝1200メートル、2日) 本紙・橋本はモルトグランデを狙い撃ち
好走条件の整ったモルトグランデが、相手弱化で面白い。 前走の函館スプリントS9着は、取消直後+直前輸送+大外枠の三重苦が響いたもの。それでも、0秒4差負けただけだから地力を示した。臨戦過程も前走とは雲泥の差で、中間は元気ハツラツの動きを披露している。わずか1キロとはいえ、ハンデが軽くなったのもプラス材料だし、間違いなく能力全開できるはず。三浦騎手との新コンビも魅力だ。勝って重賞のキーンランドCへ弾みをつける。 前走・バーデンバーデンCの内容がいいドラゴンウェルズが相手。
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