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レジャー 2009年10月28日 15時00分
天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月1日) ドリームジャーニー 敵は相手よりも左回り
春のグランプリホース・ドリームジャーニーにとって克服しなければいけないのが、昨年の天皇賞・秋(10着)以来となる左回りだ。全8勝中7勝が右回りに対し、左回りはわずか1勝にとどまっている。だが、裏を返せば、そのウイークポイントさえクリアできれば、盾奪取が見えてくる。 今までは左回りだと直線、どうしても内にササり、「ブレーキをかけながら追う」(池添騎手)ため、ロスが生じていた。だが、担当する山下助手はキッパリと言い切る。 「左回りはどうか? とよく聞かれるけど、調教ではキッチリと手前をかえている。ボク自身、そこまで苦手だとは思っていない」 昨年のレースで結果を出せなかったのも、「直線で横山典さん(カンパニー)に先に進路を取られた。あの条件の外枠は不利だった」と言う。 もちろん、昨年とはデキそのものが違う。1週前の追い切り(ポリトラック、21日)では弾むようなフットワークで6F79秒8、ラスト1F11秒8(一杯)の好時計をマーク。騎乗した池添騎手が「いうことなし」と胸を張れば、山下助手も「前回とはマジで違う」と極限のデキを約束する。 父ステイゴールド×母父メジロマックイーンという遅咲きの血が完全開花。もう回りどうこうは関係ない。 【最終追いVTR】池添騎手を背に、ポリトラックで終い重点のケイコ。6F79秒7→64秒7→50秒9→37秒7→11秒9を直線一杯に追われて計時した。最後は重心を深く下げたこの馬らしいフットワーク。先週(6F79秒8、ラスト1F11秒8)に続き、動きは文句なし。前走時より明らかにキレを増した印象だ。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
噂の深層 “薬物芸能人”として名前が挙がっている人気女優Mの憂うつ
26日に覚せい剤取締法違反の罪で起訴された酒井法子被告(38)が初公判を終え、酒井被告の夫・高相祐一被告(41)、押尾学被告(31)と合わせ3つの“芸能界薬物裁判”が終わった。事件発生から今まで3人とつながる数々の芸能人の名前が浮上したが、そのうち酒井被告夫妻と人気女優・Mの接点が浮上した理由が明らかになった。 酒井被告に先立ち、21日に行われた高相被告の初公判で、高相被告は弁護人から「週刊誌では沢尻エリカさんとのつながりも報じられたが、沢尻さんをご存じか」と聞かれると、「いえ。まったく知りません」と否定。面識についても「ない。僕はほとんどテレビを見ない。雑誌で顔を見たくらい」と話した。 一方、酒井被告の初公判では、検察・弁護人の双方から、酒井被告と他の芸能人の接点に関する質問はなく、「期待されていた、酒井被告の口からシャブ芸能人の暴露もなかった」(週刊誌記者)というが、おかげで胸をなで下ろす芸能人が多いようだ。 「高相被告の場合、少しでも罪を軽くしようと、弁護人がマイナス報道の打ち消しに躍起で、苦しまぎれに沢尻の名前を出した。しかし、酒井被告の場合、そんなことをする理由はなかった。特に酒井被告が取り調べで供述したとされる、人気アイドルグループのリーダーら5人は助かったはず」(同) その5人には入っていないが、このところ、“薬物芸能人”として名前が浮上しているのが女優のM。酒井被告との接点がたびたび報じられている。 「酒井被告が逮捕されてから、“バキバキDJプレイ”など、クラブでキメながら激しいDJプレイをする酒井被告の写真や映像が流出しているが、一部で酒井被告が高相被告とともに地方のクラブに入り浸っているのが報じられた。Mはそのクラブがある県の出身で、今年に入って酒井被告が通っていた2カ所のクラブでの目撃談が多くあった。そのため、芸能人同士ということで、酒井被告と接点があるように思われた」(事情通) ウワサは広まり、Mの仕事にも悪影響を与えそうだという。 「大手広告代理店はMを起用してから不祥事が出ては大変なので、Mの周辺をリサーチし始めているらしい。Mはこのところ仕事がパっとせず、タダでさえ今後、CMの仕事が厳しくなりそう。下手をすれば、そのうちゼロになってしまうのかもしれない」(広告代理店関係者) 酒井被告との接点をはじめ、よからぬウワサを一掃するには、本業で結果を出すしかなさそうだ。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
噂の深層 押尾被告の暴露本出版か
麻薬取締法違反の罪で起訴された俳優・押尾学被告(31)の初公判が東京地裁で行われたのは23日。公判後、押尾被告のそばにいた人物をめぐり、業界ではあるウワサが駆け巡っている。 初公判を終えた押尾被告は午後5時ごろ、東京・多摩市内の実家に帰宅。警官3人が警備し、押尾被告を乗せた車両は停止することなく駐車場へ入り、本人が降車するとすぐに走り去った。その後、押尾被告が実家マンションに入る時、ずっと付き添っていたのが、双葉社の編集者。 「彼は石原真理、奥菜恵の自伝を手がけた敏腕編集者。最近では酒井法子被告の転落までの半生をたどった『酒井法子 孤独なうさぎ』(渡邉裕二著)を出版したばかり。押尾被告についても“暴露本”の企画で動いていることは間違いない」(芸能ライター) 一連のヒット作を手がけた編集者が、押尾被告の暴露本出版を実現するかどうか、業界関係者は注目している。
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レジャー 2009年10月28日 15時00分
天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月1日) 東の新星シンゲン 得意の東京で一角崩しなるか
ウオッカの2連覇を阻止するのは、東の秘密兵器・シンゲンだ。「第140回天皇賞・秋」(GI、東京芝2000メートル、11月1日)の最終追い切りが28日、東西のトレセンで行われ、シンゲンが抜群の手応えで駆け抜けた。6歳の今年は重賞2勝と本格化。東京は8戦6勝のハイアベレージを誇っており、一気に頂点を極めるシーンは十分考えられる。 6歳の今シーズン、ついに奥手の血が開花したシンゲン。重賞2連勝を含め4戦3勝、3着1回と充実ぶりは目を見張らせる。 前走のオールカマーもマツリダゴッホ、ドリームジャーニーのGI両馬相手に0秒3差3着だから、評価できる。しかも、2頭とはコース適性の差が大きかった。 「今日はコースの上手な馬に勝たれたよ」と鞍上の藤田騎手もあれが実力でないことを強調。「東京ならやれる手応え手ごたえをつかめた」とリベンジを誓っていた。 実際、東京はここまでメンバー最多の6勝を挙げているように、自分の庭も同然。コースの違いはあるが、同じ左回りで行われた新潟大賞典の勝ちタイム1分56秒9は、メンバー最速。距離適性も相当高い。 もちろん、状態は非の打ちどころがない。22日に行われた1週前追い切りでは、ポリトラックで6F82秒6、上がり3F37秒3→11秒1(馬なり)をマーク。「ひと追いごとに良くなっています」とケイコ役の斉藤助手が言えば、大上調教厩務員も「(休み明けを)1度使った上積みは大きい。前走以上なのは間違いない」と口をそろえて太鼓判を押した。 今年の3勝すべてで、メンバー最速の鬼脚を爆発させている点も特筆できる。「精神面で成長し、オンとオフの切り替えが上手になった」と指摘する同調厩員。無駄な動きをしなくなった分、エネルギーが蓄えられ終いの爆発力につながっているのだ。 確かに実績不足は否めないが、スピード+切れ味は並みいるGI馬と比べてもまったくそん色がない。GI初挑戦が天皇賞とハードルは高いが、大上さんは「素質的にはヒケを取らない」とキッパリ。千載一遇のチャンスに意欲満々だ。 【最終追いVTR】角馬場でウオーミングアップした後、ポリトラックへ入り、5F65秒9→50秒1→36秒4→11秒4(G仕掛)。半マイル付近から加速すると重心をグッと沈ませ、矢のような伸びを見せた。デキは万全に近い。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
フジ「不毛地帯」 視聴率も不毛の理由
フジテレビ開局50周年ドラマとして放映されている「不毛地帯」(木曜22時)。初回の視聴率が14.4%、2回目が11.1%と、キャストの豪華さと放送前の宣伝のすごさを考えると物足りない。予想外の苦戦を強いられている要因は? 「不毛地帯」の原作は山崎豊子の同名小説で、1976年に仲代達矢を主演に映画化、79年には主演・平幹二朗でドラマ化(TBS)もされている。元大本営参謀のエリート軍人で、11年もの長きに渡るシベリア抑留を生き抜いた主人公・壱岐正が、高度経済成長期の日本を舞台に、再びビジネスという“戦場”に身を投じ、世界を相手に戦う様を描いている。 さて、22日の同時間帯の主なほかの番組の視聴率は、TBS「秘密の嵐ちゃん! 秋の2時間スペシャル」15.4%。日本テレビ「秘密のケンミンSHOW」11.5%、テレビ朝日「報道ステーション」11.3%。これと比べると「不毛地帯」の数字は寂しい結果と言わざるを得ない。 主演が同じ唐沢寿明ということから2003〜04年に放映された「白い巨塔」と同レベルの数字が期待されたはずだが、「白い巨塔」の場合、第1部が初回22.8%、平均21.1%、第2部が初回25.5%、平均26.2%と、すでに「不毛地帯」が「白い巨塔」に追い付くのは難しそうだ。 ところが、ネット上などでの評判は悪くない。主人公・壱岐正役の唐沢のほか、壱岐の妻には、和久井映見。壱岐の同期で親友には柳葉敏郎。小雪、佐々木蔵之介、天海祐希、竹野内豊と人気俳優がずらり顔を並べている。さらに原田芳雄、岸部一徳、伊東四朗といった実力者が脇を固め、見応えは十分。ではなぜ数字が振るわないのか? ある芸能ライターはこう語る。 「話が重すぎる。いわゆるトレンディードラマ的な軽いノリがもう受けないのは分かるが、これは本格派過ぎ。今、テレビを見ている人にシベリア抑留とか戦後復興といっても受け入れられないと思う。実際、TBSが前クールで日曜に放送した『官僚たちの夏』も見応えはあったが、数字的には惨敗だった。それと似ている」 また本紙にコラム連載中の芸能評論家・肥留間正明氏は次のように分析する。 「唐沢はこの役に合っていない。この人は2番手にいるほうが光る。数字の良かった『白い巨塔』だって、共演した江口洋介が主演の方がもっと良かったと思う。『官僚たちの夏』同様、今後8%くらいまで落ちるのではないか」 とはいえ、放送期間が半年と長い同ドラマ。過去に映画化、ドラマ化されたように原作の面白さは折り紙付きだけに、これから視聴率を挽回(ばんかい)していく可能性はありそうだ。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
休業前より色気ムンムン ミポリン “アラフォー美”で取材陣を圧倒
ミポリンが久しぶりにカメラのフラッシュを浴びた。12年ぶりに主演する映画「サヨナライツカ」の完成報告会見に出席したミポリンこと女優・中山美穂(39)は、5歳児の母とは思えない美ぼうで取材陣を圧倒。今後、“アラフォー”世代の星となりそうな予感だ。 27日、都内で行われた同作の会見に登場した中山は、肩を出したセクシーなワンピース姿。映画の主演も12年ぶりなら、ファンの前に登場するのも12年ぶりとあって、報道陣の期待感はピークだったが、裏切らない“アラフォー美”で会場の視線を独占した。 映画の原作は、中山の夫で、ミュージシャンで小説家の辻仁成氏の「サヨナライツカ」。一生に1度の燃えるような愛を綴ったベストセラー小説。壮大なラブストーリーを、日本でも大ヒットした映画「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督が映画化した。 中山演じる自由奔放で欲望に忠実な沓子と、石田ゆり子演じる貞淑な婚約者の光子、2人の女性の間で揺れ動くエリートビジネスマンを演じた西島秀俊が「シーンごとに、監督に要求される感情が1つではなく、それをシーンの中で完璧に表現するまで監督はOKを出さない。それが大変であり、やりがいでもあった」と話すと、12年ぶりの主演となる中山は「私のほうにはそんな大きな注文はなかった。ちょっと嫉妬しました」と撮影を振り返った。 中山は、以前にもこの作品のオファーがあって、その時から役に魅力を感じていたこと、そして沓子のような自由奔放な役をやりたいと思っていたことから、12年ぶりの主演を決めたという。 石田は「(2人を比べて)これじゃ沓子を好きになっても仕方ないと思われたらいやなので、私なりに彼女(光子)の生きる美学のようなものを考えて演じました。女はみんな沓子の部分と光子の部分を持っていると思います。ただ、出来上がった映画を見て『沓子さんは魅力的だな。これは男の人ならこっちだな』と思いました」と中山演じる沓子をほめ称えた。 中山自身も「(沓子と光子)両方持っていると思う。沓子はただひたすらに愛するけれど、なかなかできることじゃない。光子には共感、沓子は共感というよりあこがれですね」と役柄をとても気に入っているようだった。 パリでの7年間については「どのように影響しているか分からないけれど、それまでお休みして、自分を磨いていったりとかして、変わった部分がにじみ出ている芝居になればいいな」と語りながら「スケール感ある壮大なラブストーリー。恋人や家族など大切な人たちと愛について語るきっかけになると思います」とPR。 中山は12年のブランクを感じさせない堂々たる態度と美ぼうで存在感を見せつけた。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
のりピー 今後は福祉や介護の仕事を希望
のりピー本気だった! 覚せい剤取締法違反の罪で懲役1年6月を求刑された酒井法子被告(38)が早ければ年内にも「学生」になることが分かった。前所属事務所「サンミュージック」の相澤正久副社長が明かしたもの。 酒井被告は26日の初公判で、今後の進路として福祉や介護の道に進むことを挙げていた。在宅で勉強しながら学校にも通い、近い将来、社会福祉士や介護福祉士の国家資格を取得するという。 がんの手術を受けて療養中といわれる継母をサポートすることや、10歳の息子に働く姿を見せたい、というのが動機で、酒井被告は「本気で勉強する」と、新しい目標に向かってすでにまい進しているという。 しかし、資格取得のためには法律の壁がある。刑事罰に処された者は、執行猶予満了後、2年間は受験資格がないのだ。また、かつてトップアイドルだった酒井被告が、糞尿の処理まで行う介護の現場で働けるのか、といった現実的な問題も。いずれ酒井被告は、法廷で語った「日一日と信頼を取り戻せるよう頑張っていきたい」という言葉を証明するべく、早くも動き出したようだ。
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トレンド 2009年10月28日 15時00分
堀越日出夫の「私、テレビの味方です」グラビア会の現況
25日(日)の夕方、「ドライブA GO!GO!」(テレビ東京)を見ていると熊田曜子(27)が出ていた。「あー、久し振りだなー」と思い、気になったので公式HPを開いた。すると、現在全国ネットのレギュラーがない! 一本もない! それは見ないはずだ。 とはいえ、彼女はレギュラー仕事よりもゲスト枠で光るタイプ。そのゲスト出演も激減した気がする。これは彼女が所属している「グラビア会」のメンバー全員に共通した、由々しき事態だ。 念のため説明しておこう。グラビア会とは若槻千夏(25)、ほしのあき(32)、安田美沙子(27)、山本梓(28)、夏川純(29)、磯山さやか(26)らによる会合で、飲み食いして親睦(しんぼく)を深めながら、テレビで活躍するためにはどうしたらいいのかといった問題を真剣に議論する、実に建設的な集いである。そんな芸能界にガッツいていたメンバーたちの出番がめっきり減っている。 日本を一度飛び出した若槻の仕事が減るのはしょうがないにしても、安田美沙子、夏川純の“見なくなったぶり”は目を覆いたくなるほど。安田美沙子は熱愛とマラソンの人になってしまったし、夏川なんてホントに見なくなった。やはり年齢詐称問題が影を落としているのだろう。人間、ウソをつくのはいけないということだろう。 「2年前に年齢詐称が取りざたされる前はスケジュール帳は真っ黒でしたけど、今はかなり空きができましたね」(テレビ制作会社スタッフ) その代わり台頭してきたのが南明奈(20)、スザンヌ(23)、木下優樹菜(21)、里田まい(25)だ。いまだ奮闘しているのが小倉優子(25)である。 ただでさえ番組の予算が削減されているのだから、グラドルが座る椅子の数も減らされる。 争奪戦はよりし烈になっているのだ。世の中は常にフレッシュな人材を求めているからして、その新勢力に対抗する善後策こそグラビア会が練らなければならない問題なのだ。 例えば、ヘキサゴン軍VSグラビア会の全面対抗戦を「めちゃイケ」の女子プロレスとしてやるなら、これは見たい! そこで「やっぱグラドル会すげぇ!」「カ、カテェ!」と見せつければいいのだ。夏川の得意技はもちろんサバ折りで! グラドル会メンバーはこの危機を乗り切らないと2、3年後には「あの人は今」行きのタレントになり下がってしまう。なんなら相談に乗りますよ!
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その他 2009年10月28日 15時00分
「ヲタク記者は見た!」秋葉原に近未来的献血ルームが誕生!
先日、暇さえあれば献血に通う“献血ヲタ”の友人Aが「アキバにできた献血ルームがヤバイ!」と言ってきた。何でもAボーイご用達の献血ルームなんだとか。 ホンマかいなと思いながら、そこは行かねばならぬがヲタク記者。JR秋葉原駅電気街口より徒歩1分、ソフマップが入った朝風2号館ビルの5階。日本赤十字社が1日にオープンした献血ルーム「akiba:F」に向かった。 生まれてこの方、血を抜いたことなどない“献血バージン”。恐る恐る扉を開けてみると、そこは近未来的空間。とても献血ルームと思えない。 部屋の中央に目をやればガラス窓の先にいるのは我らがボーカロイド、初音ミク様ではないか。3Dホログラムに浮かび上がったミク様が献血者に勇気を与えるかのように軽快な踊りを披露する。見渡せば部屋のいたるところにミク様のフィギュアが。そのなかの一つにパンチラが拝めるフィギュアも発見! おっと、献血より先に鼻から出血するところだった。 気を取り直し、奥の採血スペースへ。美人受付嬢いわく、献血は通常の献血と、血液中の血小板と血しょうのみを抽出する成分献血から選べるのだという。 部屋は青い間接照明で照らされ、液晶テレビが備えられたリクライニングシートが並ぶハイテク設備。 シートに横たわり、ついに注射針がチクリ。これが思っていたよりイタイのだが、看護師のお姉さんが話し相手になってくれ、リラックスできた。 「秋葉原は献血のメッカなんですよ。平日こそだけど、土日はもう満員。秋葉原にはもう一つ駅前に献血ルームがあって、そこはここみたいじゃなくごく普通の献血ルームなのに満員になっちゃうから不思議よね」 献血後はドリンクや軽食はもちろん、マンガも読み放題。 おまけに無線LANに電源コンセントも完備とAボーイには至れり尽くせりの設備。「ヲタクこそ献血に行く」と知った、秋晴れの午後だった。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 元女子フィギュア選手・渡部絵美さん
伊藤みどりの前世代で活躍した女子フィギュアの渡部絵美(本名・渡部キャスリン絵美)は、1959年8月27日に日本人の父親・純一さんと、フィリピン人の母親・リディアさんとの間に生まれた。 両親は、父親が太平洋戦争でフィリピンに出征した際に母親と出会い、その後結婚して来日した。敬けんなカトリック信徒である母親の影響で一家はそろってクリスチャン。05年7月、85歳の父親が心不全のためフィリピンで他界した。 渡部は2歳でスケートを始め、10歳の時に米国へスケート留学。そこで、36年の冬季五輪で銅メダルを獲得したフェリックス・カスパーの指導を受けて才能を開花させた。 72年に12歳で競技会にデビュー。その年の全日本フィギュアジュニア選手権で初出場、初優勝した。その後の72年から79年までの全日本フィギュア選手権で8連覇を成し遂げた。この記録は、その後、伊藤みどりも同じ8連覇を成し遂げているが、ともに現在に至るまでこの記録は破られてはいない。 76年のインスブルック冬季五輪に16歳で出場、13位に終わった。翌77年の東京での世界フィギュア選手権では12位だった。 だが、スケーティングの基礎技術の正確さとジャンプの安定性が国際スケート連盟(ISU)役員の目に止まり、しばらくはISUのマニュアルに渡部の2回転アクセルが手本として示されていた。 79年の世界フィギュア選手権で日本人女性では史上初となる銅メダルを獲得した。翌80年のレークプラシッド五輪ではメダルが期待されたが、6位入賞に留まった。そして同年の世界選手権で4位に入り、その3カ月後の6月に現役引退を表明した。 引退後はタレントとプロスケーターに転向、01年の参議院選の比例区に自由連合から出馬したが落選した。◎ライバルは天才少女・伊藤みどり 渡部絵美と比較されるのが天才少女といわれた伊藤みどり。一番印象に残っているのは、92年のアルベールビル冬季五輪のフィギュア女子シングルで銀メダルを獲得したことだろう。 89年の世界選手権で優勝、「ジャンプの伊藤」として世界的に有名になった。そして渡部と同じ全日本選手権の8連覇を成し遂げた。04年3月、数々の輝かしい実績を持って日本人初の世界フィギュアスケート殿堂入りを果たした。 伊藤は4、5歳の頃にスケートを始め、6歳から本格的な競技に参加、「天才少女スケーター」と呼ばれるようになった。14歳になった84年、サラエボ五輪への参加を狙った日本スケート連盟は、伊藤のために世界ジュニア選手権などを開催したが、最終的には実現しなかった。 現役引退後は、グランプリシリーズの解説やインストラクター、アドバイザーなどをこなしている。私生活では04年に元劇団四季の俳優と結婚したが、06年に離婚。09年9月に一般男性と再婚した。
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