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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
一発!大化けあるぞ 超“カタブツ”レスラー井上亘を直撃
いまセルリアンブルーのマットで“大化け”しそうなヘビー級戦士がいる。新日本プロレスきっての“カタブツ”レスラー井上亘だ。昨夏にジュニア最強戦士として鳴り物入りでヘビー転向を果すも、ここ1年は結果を残せないまま悪戦苦闘。今年デビュー10周年を迎え、レスラー人生の岐路に立たされている男を直撃した。 −−デビュー10周年。今年はヘビー級戦線で厳しい闘いを強いられて勝負の年ですね。 井上 全然いま結果を残せてない俺をこうやってインタビューしてくださってありがとうございます。 −−そんなに恐縮しないで大丈夫です…。あらためて10年を振り返ってみて。 井上 デビュー10年ですが、ヘビー級では1年ちょっと。結果も残せてないのでまだまだ。ここ1年はヘビー級の壁にぶつかってもがいている感じですし、ハッキリ言っていまはドン底。ただ、自分のプロレス人生っていうのはデビューから浮き沈みが激しかったので、ここから気合ではい上がりたいと思ってます。 −−確かにヘビー級転向後は苦戦が続いている。 井上 ジュニア王者、スーパージュニアを獲ったように、もちろんヘビー級でもトップを獲りたいんですけど、ヘビーでやってケガも多くなりましたし、なかなかうまくいきません。先日もジュニア時代からのファンの方から「井上選手の試合を見て人目をはばからず泣いてしまった」ということを言われ、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。勇気づける試合ができなきゃいけないと思ってレスラーはじめたのに、こんなんじゃダメです。“悲し泣き”をうれし泣きしてもらえるように気合でがんばるしかないです。 −−そもそもレスラーになるきっかけは。 井上 昔の僕は体が弱くてアトピーとかもあってモヤモヤしてたので、強くなりたかった。それで大学3年のときにアニマル浜口ジムでウエートトレーニングをはじめ、徐々に体が大きくなっていく自分の姿を鏡で見てのめり込みました。ちょうどそのころ新日本の両国7連戦を全戦見に行ったりして、気がつけばプロレスが職業になってた感じですね。 −−よく「気合」って言うのは浜口イズムなんですか。 井上 そんなに言いますかね。ただ、アニマル浜口さんに出会ってなかったら、まず僕はプロレスラーになっていない。僕にとっては心の師匠というか、それぐらいの存在。そういう意味でアニマルさんの魂はあるかもしれないですね。いまでも僕はアニマル浜口ジムにいたころに学んだ言葉を胸に、闘ってますしね。 −−どんな言葉? 井上 アニマルジムの壁には浜口さんが体得されたいろんな言葉が書いてあるんですが、その中にあったのが「苦悩を突き抜けて歓喜に至れ」っていう言葉です。決してエリートとかではない自分にピッタリの言葉だなぁと思って、いまでもサインとかにもこの言葉を書いたりしてるんです。でも、よくよくこの言葉を調べてみたら、元はベートーベンの言葉だったらしくて、浜口さんのじゃなかったみたいなんですけどね(笑)。 −−現在、闘いが続いているG1タッグで青義軍の永田裕志と歓喜に至れれば最高ですね。 井上 そうですね。ただ、永田さんとタッグを組ませていただいてますが、リングでは永田さんに負けない輝きを見せたいと思ってます。気合入れていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。◎入門試験でヤリすぎ 実直という言葉がピッタリの井上だが、裏を返せば新日プロでも指折りのプロレスバカといえる。入門テストの際には、当時試験官だった橋本真也さんから「スクワット200回だけでいいよ」と言われているにもかかわらず、倍の400回やって力強さをアピール。だが、これが逆効果となって入門試験に落ちた。 かなりの練習熱心で知られる。ジュニア時代365日練習を欠かしたことがないとか。大半の選手が年末年始に道場で練習をすることはないが、元旦からトレーニングに没頭していた井上は、先輩レスラー馳浩からお年玉をもらったことがあるほど。 レスラーといえば金が入れば酒やギャンブル、女遊びに使うのがスタンダードだが、井上は遊びなど目もくれず「給料とか先輩にもらった洗濯代とかは自分の体をつくるためにプロテインとかに使ってました」という堅実なレスラーである。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
全日本 諏訪魔 船木は敵だ!!
諏訪魔が船木誠勝との一騎打ちと世代闘争をブチ上げた。 諏訪魔と船木は同じ全日本プロレス本隊ながら、10・11後楽園大会で緊張関係が表面化した。 2人はタッグを組み、鈴木みのる&高山善廣と対戦。高山のエベレスト・ジャーマンに沈み、プロレス復帰後初めてピンフォール負けを喫した船木は、諏訪魔に「申し訳ないです」と頭を下げて握手を求めたが、諏訪魔はこれを拒否。2人の睨み合いはしばらく続いた。 諏訪魔が反発するのには理由がある。復帰以来、船木に対するファンの関心は強まる一方で、どの会場でも高い人気を集めている。マスコミの注目度も高い。新時代の旗手として常に全日本の活性化を考えている諏訪魔にすれば、突然現れた武藤世代の人間が大きくクローズアップされることは、面白くないに決まっている。 「いきなり俺の目の前に立たれて日照権を奪われた感じ。やりづらいし、目ざわり。俺のやりたいプロレスができない」 さらに「武藤さんと同世代であっても、船木さんはプロレスのキャリアがない分、プロレスは出来ていない」とバッサリと斬り捨てた諏訪魔。だが、10・20長崎五島大会で、6人タッグで初めて船木と対戦すると「グランドをはじめ、船木さんの秀でている部分がいろいろと見えた。戦ってみて分析できた」と認識を新たにした。 一方で「俺のほうが勝っている部分が多い」と自尊心を強めるのは、諏訪魔がムキになっている表れであり、試合後には船木と激しく張り合っている。そして口を突いて出てきたのは「早くシングルでやらせろ」という言葉だ。 ただし、標的は船木だけではない。「船木さんもそう、俺の目の前に立つチャンピオン(小島聡)もそう。上の世代を全部ぶっ潰す。俺だけでなく、河野、浜もどんどん自己主張するべき。俺ら若い世代が目立って、主役になっていかないと全日本の新陳代謝は進まない」。 全日本の未来を切り開くために、諏訪魔は世代闘争を仕掛けるつもりだ。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
「ビバ!メヒコ メキシコ通信局」日本襲撃が待たれる英雄W・ゲレーロ
メキシコマット界でいま、ナンバーワンのルード(悪玉)はウルティモ・ゲレーロだ。メジャーCMLLのリングで、CMLL世界ヘビー級王座に続き、新設されたユニバーサル王座も獲得。現在2冠王に君臨している。 ユニバーサル王座は、階級の枠をなくし、チャンピオンが一堂に会して王座決定戦を行った特別なベルト。名称はチャンピオンシップだが、同王座は新日本プロレスでいえばG1クライマックスのような扱いで、ナンバーワン決定戦の優勝者に贈呈されるトロフィーがベルトになった形だ。CMLL世界ヘビー級王座に関しては9・25アレナメヒコでライガー相手に防衛している。 さらに最近では、トップファイターの一人、ビジャノ5号のマスクはぎに成功。また、ルチャリブレの発展のために「ウルティモ・ゲレーロ・ジム」を開設するなど、ゲレーロはいま名実ともにCMLLのトップに立っている。 リンピオ(善玉)のナンバーワンがミスティコなら、ルードは文句なしにゲレーロだ。驚くべきは、ゲレーロはルードであってもその実力はファンが認めており、殿堂アレナメヒコでの支持率はミスティコを超えるものがある。 毎年5月、ウルティモ・ドラゴンはアレナメヒコで自主興行「ドラゴマニア」を開催しているが、2007年の第3回大会に参戦した、辛口で知られる鈴木みのると高山善廣もゲレーロを高く評価していた。メキシコの中ではもっとも日本向けの選手で、CMLLが新日本と提携しているいま、来日が待たれるところだ。 なお、10月16日(現地時間)アレナメヒコのメインで行われた、裕次郎とブラック・ウォリアーのカベジェラ戦(髪切りマッチ)は、裕次郎が勝利を収めてウォリアーを丸坊主にした。パートナーの内藤哲也も7月のカベジェラ戦でトスカーノを下しており、チーム・ノーリミットは大物2人の髪切りに成功する偉業を達成した。※前回のこのコーナーで裕次郎が髪切りマッチを行う相手をゲレーロと表記しましたが、ウォリアーの間違いでした。訂正します。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
K-1MAX 魔裟斗 大みそか右往左往
大みそか魔裟斗のラストファイトが怪しい雲行きになってきた。27日に都内ホテルで行われた「K-1MAX2009決勝戦」の一夜明け会見では、GPを制して魔裟斗から最後の相手に指名されたジョルジオ・ペトロシアンにアクシデントが判明。カリスマ最終戦は一転アンディ・サワーに変更の可能性も出てきた。 初参戦ながら圧倒的な強さで2009年のMAX王者となったペトロシアンに、リング上で「あのさぁ、大みそか空いてる?」と対戦要求した魔裟斗だが、1夜明けて状況は変わった。ペトロシアンがGP準決勝の山本優弥戦で右手(第2外部骨折)を痛めて大みそか「Dynamite!!」参戦に黄信号が灯ったからだ。 現時点では母国イタリアで治療するペトロシアンの最終決断を待つことになった。 谷川EPから「なんとかケガを治してほしい。来年以降のMAXを担っていくなら辞める魔裟斗クンをKOしてほしい」と発破をかけられ「早くケガを治して魔裟斗を倒すためのカルテを作らないとね」と一刻も早くケガを完治させて魔裟斗戦に臨むつもり。 ただ、それでも完治しなければ、相手変更はやむを得ない。谷川によれば「ペトロシアンがダメなら、やっぱり魔裟斗クンが一度も勝ったことがないサワーになってくるでしょう」という。 リングで対戦を直談判した魔裟斗にとっては想定外の事態。かねてから「一番強いまま辞めたい」と言ってきただけに、決勝でサワーを圧倒したMAX最強戦士ペトロシアンと対戦しないまま引退するのは、本人の気が済まないというもの。それこそペトロシアンとやれないなら「大みそかでの引退撤回」「引退先延ばし」だって考えられるが、果たして。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
ZERO1 大谷 俺は不死鳥
ZERO1が窮地に立っている。10・24後楽園大会で世界ヘビー級選手権は王者・田中将斗が川田利明に敗れ、至宝が外部に流出。 12日に両国国技館では大谷晋二郎がIWGP王者の中邑真輔に挑むも結果を残すことはできなかった。2トップが大舞台で苦杯を喫したという事実は重く、いまのZERO1は深刻な非常事態に陥っている。 だが、大谷は悲壮感を表に出すことはない。2試合とも内容では負けていないという自負を持ち、「結果を見れば危機感がないと言えば嘘になる。でも試合を見てくれた人は、僕たちが窮地だと思わないはず」と言い切る。 事実、どちらの試合も接戦で、川田は「昔やった以上に、成長していたことを認めてあげないといけない」と田中を称えるコメントを残している。 田中が敗れた直後、大谷は「必ずベルトを取り返す」と川田に詰め寄ったが、新王者に噛み付いたのは大谷だけではなかった。崔領二、佐藤耕平、KAMIKAZEといった主力選手が宣戦布告。 彼らが見せた危機感と責任感はZERO1内の競走意識を高めるもので、大谷は「頼もしかった。半面、アイツらに負けてたまるかと思う。挑戦権を譲るつもりはない」とした。「本当に強い男は勝ち続けるのではなく、負けても立ち上がり続ける人間。それを地で行っているのが僕であり田中。ZERO1は絶対に音を上げない」 逆境になればなるほど燃えてくるのが大谷であり、同時にそれはZERO1の真骨頂でもある。巻き返しはこれからだ。
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スポーツ 2009年10月28日 15時00分
戦極 横田 石井慧のネームバリューに嫉妬
「戦極〜第十一陣〜」(11月7日、東京・両国国技館)に出場する横田一則が27日、都内のGRABAKAジムで練習を公開。練習仲間で、大みそかにプロデビューする北京五輪柔道金メダリスト石井慧に嫉妬の炎を燃やした。 同大会で光岡映二とライト級ワンマッチに臨む横田。この日はミット打ちとサンドバックでそれぞれ鋭い打撃を披露した。 横田にとってはライト級王座次期挑戦権を懸けた大事な査定マッチ。それだけに「リラックスしてトータルで圧倒したいですね。前の試合からキャッチフレーズが『戦慄のマイクパフォーマー』って勝手に変わっていたので、何かしなきゃという自覚はあります」と意気込む。 得意の打撃は週に4、5日ほど石井と同じジムで練習をともにしている。「打撃は僕の方が全然上ですけど、刺激になりますよね。(石井は)街を歩いていても声かけられたりして。有名人と一緒にいるみたいで」と後輩の知名度の大きさに驚くばかり。食生活や栄養補給などのアドバイスを受けて参考にしているという。 「自分的にはああなりたい」と石井にジェラシーを燃やす横田。石井のエキスを盗み、戦極で成り上がる。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
水樹奈々が紅白応援
声優で歌手の水樹奈々がNHKの「紅白デジタル応援隊」に決定し、27日、東京・渋谷のNHK放送センターで発表会見が行われた。 「紅白デジタル応援隊」とは、今年で60回目となる記念の紅白歌合戦のカウントダウンを刻むブログパーツに水樹が登場するほか、紅白公式サイトから水樹が紅白情報を紹介していくという企画。 応援隊のテリー伊藤は「やっと来てくれる大型助っ人。阪神の城島みたいなもんですよ」と水樹を喜んで受け入れた。 水樹とはすでにNHKの「MUSIC JAPAN」で共演している応援隊長の関根麻里も「カレーの話とかで、いつも盛り上がる。本当に気が合うので、3人でいいチームになると思います」と太鼓判を押した。 ブログパーツでは1分間に1回、水樹のお宝画像とともにメッセージを聞くことができ、テリーに「最終的には水着になるんですか」と突っ込まれると、水樹は「テリーさんが言うと、本当になっちゃう」と否定もできずタジタジだった。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
スザンヌ 今後はメガネキャラ希望
メガネが最も似合う各界の著名人に贈られる「第22回日本メガネベストドレッサー賞」の表彰式が27日、都内で行われ、俳優の唐沢寿明、女優の井上真央、タレントのスザンヌらが出席した。 今後メガネをかけてほしい人に贈られる特別賞を受賞したスザンヌ。先ごろ、東京・西麻布で青年実業家風イケメン男性との路上キスを女性誌にキャッチされたばかり。報道陣からメガネの男性について聞かれると「目が悪くなくてもたまにかけてほしいですね。メガネデート? したいですね。ペアのメガネいいですね」とコメント。するとすかさず報道陣から「あの方とは?」との質問が。スザンヌは「あの方は彼じゃない」と交際を否定した。 「大きなアラレちゃん系のメガネが好き」というスザンヌ。「これからはメガネキャラで、おバカキャラじゃないところをみせていきたい」とも語っていた。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
ウォンビン舞台あいさつに幸夫人登場
“韓流四天王”とも呼ばれる俳優、ウォンビンの5年ぶりの復帰作となる映画「母なる証明」の舞台あいさつが27日、都内の映画館で行われた。 “韓国のキムタク”の通り名で日本でも大人気のウォンビン。2006年に軍隊を除隊後、初の大役に「ポン・ジュノ監督とキム・ヘジャさんと同じ作品に出れたのは光栄。楽しい思い出がたくさんできました」と、満足そうだった。 舞台あいさつの終盤には、ジュノ監督の作品に出演したことのある俳優の香川照之と、鳩山由紀夫内閣総理大臣の妻・幸夫人が登場。幸夫人は流暢な韓国語であいさつし、花束を贈呈。「韓国の映画もドラマも大好き。先達て韓国の李明博大統領と会った時も、その話で盛り上がった」とファーストレディーぶりを見せつけた。
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芸能 2009年10月28日 15時00分
陸守絵麻 巨大マクロスと共演
モデルの陸守絵麻が先ごろ、都内のホテルで行われた「SANKYO 新型機発表展示会」にゲスト出演した=写真。 SANKYOのパチンコ台の新型機は80年代を象徴するアニメ「超時空要塞マクロス」をもとに作成。約2年ぶりとなる「V‐トリガー」と呼ばれるバイブレーション機能付コントローラーを採用し、風と振動で臨場感を演出。テーマパークのアトラクションのような超参加型のパチンコ台となっている。 CMで巨大なマクロスとの共演を果たした陸守は「CMが決まってびっくりしたけど、とてもうれしかった。ワイヤーを使った撮影で、手足をつるされてバランスをとるのが難しかった。でも楽しかったです」。パチンコは「今までやったことなかったけど、これをきっかけに楽しさを知っていきたい」と笑顔で語った。
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