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ミステリー 2011年10月08日 17時59分
超常現象解析シリーズ3 霊能力という名のトリック
霊能力という力を駆使する人物を俗に“霊能者”と呼ぶ。そのパターンは様々であり、僧侶であったり、神主であったり、陰陽師であったりする。勿論、正式な免許のある方もおり、市民のために懸命に“心の救済”に当たっている場合もある。しかし、中には正式な僧侶や神主の免許を持っていないにも関わらず“大僧正”“大上人”と名乗ったり、安倍晴明家や加茂家と血縁関係も師弟関係もないにも関わらず、“晴明の末裔”“加茂系の系譜”を名乗ったりしている不届き者も実在する。結局、霊能力者という職業には試験制度や資格、届出義務が無く“名乗ったもん勝ち”という状態になっている。 そもそも、霊能者の役割というものがはっきりしない。疲れてしまった人間の心を慰めるのが役割なのか、“幽霊なる存在? に憑依された”人間を救うのが役割なのか。それとも、他人の意思を読み取ったり、彷徨う魂を成仏させるのが役割なのだろうか。これら全てが可能だと豪語する霊能者もいる。 その前に、“幽霊”“憑依”という定義付けが必要になってくるが、はっきり断言すると霊能者と名乗っている人物の90%以上がフェイクである。一割程度はトリックやこけおどしを使用せず、心の病をカウンセリングしているまっとう?な霊能者も存在しているが、大部分は派手なトリックを駆使した金儲けが目当てのインチキ霊能者と言って過言は無いだろう。 彼らが駆使するトリックのメインはホットリーディングとコールドリーディングである。この二つのテクニックを使って、さも対象者の脳内や魂を読んだふうに見せたり、憑依現象をデッチあげることに成功している。 まず、ホットリーディングだが、簡単な言葉で言うと「下調べ」である。予め霊視の対象となる人物の実家や近所の家に訪問販売を装った人間を派遣し、悩み事や近所での評判を聞き出したり、卒業アルバムなどから同級生を調べ上げ、学生時代に好きだった異性の名前や失敗体験を聞きだしたりする。 有名人の場合はもっと簡単で、大宅壮一文庫(過去の週刊誌や雑誌のバックナンバーが豊富にあり、有名人や事柄で過去記事を探し出し、コピーで入手できる)でその人物が過去に答えているインタビュー記事などから、細かい情報を抜き出し、さも今、リーディングしたかのように披露してみせるのだ。有名人になればなるほど、数年前のインタビューの内容など覚えてはいない。 次に使うコールドリーディングはもっと高度な技であり、その場のビジュアルや会話から情報をひっぱり出す手法である。やや歩かせて、膝や腰を庇うそぶりを見せたら、『貴方は膝が悪いですね』『貴方は腰痛に悩んでますね』と指摘するのだ。実は訓練を積んだ整体師やマッサージ師は、その人の顔色や姿勢、歩き方など外見から悪い箇所を言い当てることが可能である。 勿論、これは医学関係者の”見立て”であり、統計的な裏づけのあるものであり、決して霊能力ではない。熟練した足の裏のマッサージ師は、反射区の腫れや汚れ、固さからその人の病気のある箇所や弱っている場所を言い当てると言われており、その場に筆者は何度も立ち会っている。要するに人間の体の変調サインはあちこちに現れるようである。 また、会話から相手の口調がもつれるようであったりすると、『頭部に変調があるのかもしれません』と答えて見たり、相手の洋服のブランドなどから資産状況を判断したり、不明瞭な投げかけにより、相手の情報を相手の口から言わせたりする。 例えば、こんな感じである。『貴方のおじいさんがねえ…』『ええっ、おじいさんって死んじゃってますが…』『そう亡くなったおじいちゃんが貴方の守護霊なんです』。もし生きていてもこんな切り替えしが可能である。『貴方のおじいさんがねえ…』『ええっ、おじいさんって元気ですが…』『おじいちゃんが心配なんです。なんか家族にも言えない悩みがあるようです』この場合、その人物がおじいさんに悩みを聞いて打ち明けてもらえなくても“家族にも言いたくない”という部分がいきてくるし、老人でなくとも人間には悩みのひとつぐらいはあるものだから、悩みがあったらあったで“やっぱり悩みがあった!”ということで的中となるわけだ。 他にも、各家や個人それぞれにありがちな事を言い当てる方法もある。『貴方の家の玄関にポスターのような、絵のようなものが貼ってある』、多くの家の玄関には家族写真やカレンダーが貼ってあるものだ。『学生時代、どこかに言って両親に買ってきたものがある』、子供時代親にお土産を買ったことがない大人はまずいない。修学旅行や卒業旅行を想起すれば当たり前であろう。『親戚の中に病気を煩っている人がいる』大概、親戚の一人ぐらいは煩っているものである。『若い頃、大きな失敗をしたことがある』それが青春というものである。自ら霊視を依頼してきた人物には『貴方、悩み事がありますな』そりゃそうだ。悩み事があるから来ているのだ。 また、相手の国籍や出身地でも民族性や県民性で指摘する場合もある。相手が日本人ならば『貴方はわがままですね』、大概の日本人はそう言われば『はい、わがままなところがありますね』と謙遜して答える。稀に日本人であっても『私はわがままではない』と言い張る人がいたら、『ほらそう言い張るところがわがままなんですよ』と切り返すのだ。他にもアメリカ人や中国人の場合は、『個人を優先する行動をしますよね。常に前に出るタイプでは?』と指摘する。稀に否定する人がいても『日本という違う国に来ている貴方は勇気のある前に出るタイプですよ』と切り返すのだ。 このように霊視のインチキトリックの例は無限に存在する。こんなトリックに騙されてはいけない。相手の使うコールドリーディング、ホットリーディングを見破れ、それぐらい冷静になると自分の悩み事も解決策が自ずとわかってくるはずだ。(山口敏太郎)
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レジャー 2011年10月07日 15時30分
1500円のおこづかい馬券(10/8ペルセウスS)
今週は3日連続開催。ダートファンとしては月曜日の南部杯が楽しみなところですが、土曜日の勝負レースはペルセウスS。 馬柱を見ると…マイ鉄板サインを発見! 最内枠に大庭騎手の名前が! これはチャンスです。内枠の大庭は黙って買えがマイルール。当然本命に抜擢です。しかも追い切りも抜群に良く東京1400mで連対実績もありますからチャンス倍増。3日開催を乗り切るおこづかいを増やすために3連単で狙います。 2着候補にはツクバホクトオー、ケイアイテンジン、ナムラタイタン。タイタンは3か月ぶりでも1400mに限れば上位クラスの馬ですし、入念に乗り込んでいますから警戒が必要と判断します。 ここまでで十分な気もしているのですが、念には念を。3着候補に休み明けの2頭、ピースオブパワーとブライトアイザックを入れておきます。ブライトアイザックは休養前にトーホウオルビスを負かしているうえに東京コースは4勝。不気味な存在です。 ということで勝負馬券は…。 3連単フォーメーション12点!(1)→(3)(11)(9)→(3)(11)(9)(5)(8) 1点100円で買うと300円余りますので、余りはオッズ低い組み合わせを厚くします。 2着候補との馬連3点でもアリですが、マイ鉄板ルールを信じて勝負です! ということで、若手放送作家の近藤でした〜。 あと、Twitterで競馬ネタをつぶやいているのでチェックして頂けたら嬉しいです! アカウントは「@minoru1202」です。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2011年10月07日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(10/8) ペルセウスS 他3鞍
☆東京11R「ペルセウスステークス」(ダ1400メートル) ダ千四の申し子、ナムラタイタンに期待。 デビューから驚異の6連勝は、まさに真骨頂。その後、約1年間勝ち運に見放されていたが、前々走のオアシスSで見事に復活劇を果たした。初の千六、ハンデ57.5キロなど厳しい条件を克服した値千金の勝ち星だった。 続くプロキオンSはその反動が出て、6着に終わっているが敗因は歴然だ。決して悲観することはない。約3か月間の休養を挟み、心身ともフレッシュな状態で出走してきたとなれば、大いに期待できる。 どの角度から見ても、死角は見当たらない以上、差し切りが決まる。 相手は、休み明け2戦目で走り頃のケイアイテンジンと、適鞍を得たツクバホクトオー。◎9ナムラタイタン○11ケイアイテンジン▲3ツクバホクトオー△1トーホウオルビス、4シャイニングアワー☆東京10R「本栖湖特別」(芝2400メートル) ハンデ頭(55キロ)が7頭もひしめく、実力拮抗した一戦。その中で、トウシンイーグルに一日の長が認められる。 3走前に古馬混合の500万条件を快勝。続く、阿賀野川特別はクビ差2着と惜敗したが、僅か1戦でメドを立て地力強化の跡を見せつけている。重賞初挑戦のセントライト記念は5着と返り討ちにあったが、ここでは大威張りできる。 距離延長、コース替わりともプラスに働きそうだしチャンスは十分だ。◎8トウシンイーグル○2ショウナンバーズ▲5ラヴェルソナタ△3マイネルメダリスト、10ブレーブビスティー☆東京9R「多摩川特別」(ダ1600メートル) 満を持して出走する、実力馬のアドマイヤロイヤルをイチ押し。 3走前にここと同条件のダ千六を圧勝(0秒3差)。昇級戦の薫風Sもいきなり、ヒラボクワイルド(先週のシリウスS5着)と0秒1差2着の接戦を演じ、確固たる実力を証明している。 気性的に久々(約3か月半休養)は苦にしないタイプだし、いきなりから差し脚を炸裂させる。◎6アドマイヤロイヤル○16タイセイファントム▲8オメガスカイツリー△11レーザーバレット、13ボンバルディエーレ☆京都11R「オパールS」(芝1200メートル) 強敵に揉まれてきた、アンシェルブルーが本領を発揮する。 現役最強の短距離王カレンチャン(スプリンターズS)と、阪神牝馬S、函館スプリントSの二度に渡って、2・3着と好勝負を演じてきた実力は伊達ではない。オープン特別のこのメンバーなら、今度こそだ。 前走のキーンランドC14着は、札幌の洋芝が合わなかったもので度外視して大丈夫。軽い京都の芝にかわり、チャンスは大きく広がった。◎15アンシェルブルー○5ライステラス▲6ヘニーハウンド△14ショウナンカザン、16エーシンホワイティ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能 2011年10月06日 15時30分
神田うの アワビで赤ちゃんへのゲン担ぎ!? 芸能都市伝説・出産編
タレントでもあり、ファッションデザイナーでもある神田うの。2007年に挙式し、2011年5月には妊娠5か月であることも告白し、まさに公私ともに幸せな日々を送っている彼女。そんな彼女が、先日妊婦仲間等と共に女子会に参加したことをブログにて公開した。 場所は表参道の「うかい亭」にて、ブログ中には美味しそうな料理の数々が写真と共にアップされていた。料理に関して、うのは写真と共に一言感想などを交えて説明していた。その中に、「アワビの海鮮蒸し焼き」「アワビの肝コンソメ仕立て」なる料理が。彼女はブログ中で「妊娠中にアワビを頂くと、目の綺麗な子が生まれると言いますよね。妊娠中大好きなアワビ沢山頂きました」とコメントしていた。 こういった妊娠、出産への言い伝えやゲン担ぎは様々な物が昔から伝わって来ていた。うのが書いたアワビについての言い伝えも確かにあり、アワビの形状が目を思わせるからこのような言い伝えが生まれたのでは、とされている。今年8月、うのは自身がプロデュースするイベントにて第一子が女の子であることを告白していた。今からお母さん似で目の大きい可愛い子になるのかも知れない? これらの言い伝えは多くあり、赤ちゃんの性別から容姿、お産が軽いか重いかまで、実に様々。特に男女の産み分けについてのゲン担ぎを行う例は意外に多く、芸能の世界でも歌舞伎役者など跡継ぎの性別を重視する場合は、これらの言い伝えを重視していたという。 妊娠、出産に関するゲン担ぎで、少し変わっているのが女性芸人トリオ『森三中』の大島美幸と脚本家の鈴木おさむ夫妻。夫である鈴木氏は、TBS系列で6月まで放送されていた、高齢出産をテーマにしたドラマ「生まれる。」の最終回に妻である大島さんをゲスト出演させた。このことについて、鈴木氏は自分たち夫妻にはまだ子供が居らず、妻の大島さんは流産した経験もあった事を踏まえて、彼女の出演について「勝手ながら僕たちの赤ちゃんができるよう、験担ぎ? でちょっとだけ妻に出てもらうことにしました」と述べていた。成る程これもまた、一種のゲン担ぎか。彼ら夫妻にも、子宝という幸せが来て欲しいものだ。
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芸能 2011年10月05日 11時45分
綾瀬はるかがテクマクマヤコン、テクマクマヤコン…『ひみつのアッコちゃん』が映画化
魔法のコンパクトに片手に「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン…」というフレーズで大人気だった赤塚不二夫原作『ひみつのアッコちゃん』が、映画化されることがわかった。綾瀬はるかが主演をつとめる。公開予定は2012年9月。現代にあったまったく新しいストーリーで製作される。また、アッコちゃんの初恋の相手役は俳優の岡田将生がつとめる。 綾瀬はるかは広島県出身。2000年に第25回ホリプロスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞してデビュー。ドラマ、映画などで活躍し、2013年のNHK大河ドラマ『八重の桜』で主演をつとめることも決定している。
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芸能 2011年10月05日 11時45分
藤森に“絶縁”されたあやまんJAPAN、AKB48に似てる? 新曲「失恋ベイビー」を熱唱!
女性パフォーマンス集団「あやまんJAPAN」のあやまん監督、ルーキタエ、ファンタジスタさくらだが4日、都内で、5日発売の第2弾シングル「失恋ベイビー」の発売記念イベントと握手会を行った。 この夏、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾とのコラボシングル「夏あげモーション」を発売したあやまんJAPAN。今回の「失恋ベイビー」も藤森とのコラボシングルだが、藤森からはすでに“絶縁”されているため、同日は、あやまんJAPAN単独でのライブ&トークイベントとなった。 あやまんJAPANの3人は、「失恋ベイビー」を、「振られちゃう悲しい歌ではあるのですが、聞くと元気になるんです」と告げ、「この曲を聴くと幸せが訪れる」という「ジンクス」があると紹介。楽曲、ジャケット、衣装などがどこかAKB48のそれらを連想させるというが、「なんか、聞き覚えがあり、なじみ深いと思いますので」「ジャケット、勘違いして買っていただけたら」「間違って買ったとしても、ご満足いただけると思います」などと語り、新曲の完成度に自信をのぞかせた。 ライブ&トークでは、3人そろって、腕を下腹部から上方やや斜め前に突き出したり、あやまん隊長が、長さを測ったことがないという自慢の長舌を使ってMCにからんだりと、相変わらずの過激さ全開。イベント後の取材では、舌が長くて得したことあります? の質問に、「そりゃーねえ、やってみます?」と逆にレポーターに問いかける始末。「ここの舞台に立っているのも、あやまんの舌のおかげなんで、みんなが幸せになれます」と“武勇伝?”も披露した。 また、藤森との“絶縁”については、「藤森さんにほかに女がいたんです」「4人で付き合ってたんですけど、ほかにも女がいたんです」「うわさにもなっていますけど、バレリーナとか、ハーフのモデルとか」と明かし、3人で声をそろえて、「ほかにも、いっぱい! おっぱい!」と、パフォーマンスを交えて藤森の“チャラ男”ぶりを暴露。藤森との仲は「終わりました」という。だが、「慎ちゃん、カメラの前では、あやまんJAPANとからみたくないって言うんですけど、裏では、あやまんがほしい、あやまんがほしいってね、もう、天邪鬼なんです」と、藤森の「天邪鬼な」性格を指摘し、また、「慎ちゃんは、好きな子をいじめちゃうタイプなんで…」と藤森を気遣う一面も見せた。(竹内みちまろ)
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トレンド 2011年10月05日 11時45分
『エイリアン・ビキニの侵略』、オ・ヨンドウ監督インタビュー
10月22日(土)からシアターN渋谷などで公開される本年度最大の話題のコリアンSci-Fiムービー、『エイリアン・ビキニの侵略』を監督したオ・ヨンドウ氏にインタビュー、今回の作品のことや彼の映画観について伺った。 『エイリアン・ビキニの侵略』は、今年2月に催された「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」のオフシアター・コンペティション部門に出品されると、応募作品347本の中からノミネートの1本に選出され、審査員の林海象監督や『チェイサー』のナ・ホンジン監督などの層々たるメンバーから大絶賛を受けている。そして、外国作品としては初めての同部門グランプリを獲得した。そんなことから、今後はこの作品を機に世界進出するのが必至なオ・ヨンドウ監督に対し、各国の映画ファンやメディアから熱い視線が送られている。 リアルライブ(以下 RL)「今回の映画は、相当な低予算(ムービーデータベースには日本円で約34万円とある)で制作をされたようですが、現場での苦労はありましたか?」 オ・ヨンドウ監督(以下 OY)「まず、映画というのは観客を魅了させる目的がありますよね。お金が無いということは、観客の目を奪う部分を作り難くすることになると思います。そういった点では苦労しましたが、低予算映画というのは短所ばかりではなく、長所があるとすれば…制約が多い中でいろんなアイデアを出すことができる点です。いろいろな方法を模索していくうちに時々とても思いがけないアイデアが浮かぶことがあります。こういうこと楽しみのひとつでもあります」 RL「そうしますと、今回の映画は撮影現場も誰か知り合いの家であるとか、劇中に出てきた主人公ヨンゴンの愛車、黄色のクーペも友達の誰かから借りていたとかでしょうか?」 OY「はい、その通りです。笑い話なのですが、その黄色の車というのはヒュンダイのティブロンという車種なんですが、友人から丸1日撮影のために借りていたんです。ところが、それから翌日にその友人がティブロンを売却しようとしていたので、彼にどうかあと1日だけ使わせてくれと頼み込んでなんとか撮影を続けることが出来ました(笑)」 RL「製作日程はどのくらいだったんですか?」 OY「実際の撮影実働日数は、20日間でした。ただし、韓国では撮影と撮影の間でいろいろな準備をしなければならないので、トータルでは1か月から1か月半くらいは費やしました」 RL「今回の映画のテーマを教えてください」 OY「特にテーマというものはありません。これは一人のオトコの物語です。あくまでも楽しむための映画だと考えています。あえて、テーマとして挙げるとすると、それは『楽しもう!』です」 RL「どうしてエイリアンがビキニだったんでしょうか?」 OY「セクシーだからです(笑)」 RL「リアルライブが思うには、登場人物のエイリアンがビキニを着ているセクシー美人だなんて、なんだか70年代のヨーロッパ・エロスアクション映画を彷彿とさせましたが、実際にどの映画へのオマージュとかはありましたか?」 OY「70年代のヨーロッパ映画からもインスピレーションを受けていることは確かです。また私が最も影響を受けたものが、エクスプロイテーション映画というジャンルなのです。ですから今回、映画のタイトルにもインスパイアされたデザインなどを仕様して、全体にレトロな雰囲気を作りました」 RL「今回の映画で監督が意図していたことは全て描ききれましたか?」 OY「先程お話しした低予算ということにも関係するのですが、今回は製作を始める前に考えていたこと全ては描ききれませんでした。やはり資金が少ないということは厳しかったです。ただしストーリーに関しては全て語ることが出来ました。ただ、仮に予算が50億や100億あったとしても、いつもなにか足りないとか満足できないという残念な部分が残ってしまうのが映画製作だと思います」 RL「前作『隣のゾンビ』のテーマもかなり荒唐無稽でしたが、これらは監督のアイデアですか?」 OY「出発点を突き詰めたとき、これが私のアイデアかと尋ねられるとそうだと思いますが、私たちの映画というのは徹底した共同作業ですので、誰のアイデアが優れていて、誰のアイデアを多く取り入れたなどは言いきれません」 RL「では、例えば監督のアイデアが頭に浮かぶ時の状況や場所などを教えてください」 OY「それはインスピレーションに関することですか?」 RL「はい、そうです」 OY「生活そのものからインスピレーションを感じ得ます。日々の生活で遭遇する全ての物事から影響を受けていると思います。例えば、今のこの瞬間もそうなのですが、ここにいる人達を観察することで想像力をかき立てられたりします。実際に今こうして話しているあなたが、どんなキャラクターなのかを想像したり、また実際の人格とは別なキャラクターを空想したりすると、いろいろなストーリーが考えることが出来ます。また写真を見るのが好きで、そこからインスピレーションを受ける場合もあります。自分の周囲から触発されることが、私の生活の一部であり、また趣味でもあります。そして、それらのアイデアを仲間同士で酒を飲みながら持ちあって、また新しいアイデアが生まれるといった感じです」 RL「これからどのような映画を作っていかれますか?」 OY「とにかく面白いものを製作していきたいです」 RL「それはジャンルを問わないということですか?」 OY「基本的にはアクションというジャンルが一番好きです。ですからこれからもアクション映画を撮り続けていくつもりです。ただし、私が映画を製作するにあたり一番重要であると考えている点は、『面白さ』です。また、この『面白さ』はただ単純に笑えるということではなく、例えば悲しさ、驚き、恐怖という、人の心を動かすことの出来るものが、私の映画にとって重要であると考えています」 RL「監督にとって映画というのは、娯楽性、現術性、収益性の中で何が一番優先されますか?」 OY「収益を得るには、娯楽性と芸術性を兼ね備えていないと成り立たないと思います。全てが必要な要素ではないでしょうか」 RL「今までに監督が影響を受けた映画、映画監督、また先程の話にもありましたがフォトグラファーなどが存在しましたら教えてください」 OY「今までいろいろな作品を見てきているので、ひとつを選ぶのはたいへん困難なのですが、一番数多く観たのはフランス映画の『ベティー・ブルー』です。この映画を観たときには本当に衝撃を受けました。映画の道に進むきっかけになった作品です。また映画は次々に新しい作品、良い作品が膨大な数で出てきますので、何が一番良いかと決めることはとても悩ましいことです」 RL「日本映画で何かお気に入りの作品や監督を教えてください」 OY「凄く好きなのはアニメーションの『AKIRA』です。もともとアニメーションが大好きで、韓国では、特に私の世代は日本の漫画やアニメーションにどっぷりと浸かっていましたので、その影響は大きいと感じています」 RL「現在製作されている作品がありましたら、簡単に紹介してください」 OY「撮り終えたばかりですが、SF探偵アクションです。ストーリーは、あまり推理が得意でないけど一生懸命でひたむきな探偵がタイムマシンを探すという物語で、恋愛あり、アクションありという内容です」 RL「プロダクションのキノマンゴスチンには何か特別な意味はありますか?」 OY「果物のマンゴスチンはご存知ですよね?自分がマンゴスチンを好きだったことと、(ドイツ語で)映画を意味する『KINO(キノ)』をつけたものです。ふたつとも自分の好きなモノを合体させた結果です」 RL「今後の予定を教えて下さい」 OY「次は大手の映画会社とアクション映画を撮る話し合いをしています。キノマンゴスチンに於いては、現在5つくらいの企画を準備しています」 RL「最後に日本のファンにメッセージをお願いします」 OY「まずはみなさんに映画を必ず観てください! お願いします(笑)。そして気楽に楽しんで観てください。ハリウッド映画や、他の商業映画とは違った新しい世界を感じて頂けると思います」 OY&RL「ありがとうございました」『エイリアン・ビキニの侵略』監督・脚本:オ・ヨンドウ、製作:チャン・ユンジョン、提供・配給:キングレコード/配給協力・宣伝:太秦(C)kinomangosteen 10/22(土)よりシアターN渋谷 ほか全国順次公開公式HP:http://www.alien-bikini.comオ・ヨンドウ監督略歴1975年1月26日生まれ。1995年から映画産業で働き始め、2007年に短編映画『クリスマスを切る』(未公開)で監督デビュー。翌年、映像制作集団“キノマンゴスチン”を設立、オムニバス・ゾンビ・ホラー『隣のゾンビ』(09)を製作。『隣のゾンビ』はプチョン国際ファンタスティック映画祭で観客賞、審査員特別賞を受賞。これがきっかけで、“キノマンゴスチン”は韓国インディーズ映画界で注目を集めるようになる。『エイリアン・ビキニの侵略』は“キノマンゴスチン”の第二回製作作品で、オ・ヨンドウ監督にとって初の長編監督作品。次回作は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の支援を受け、未来から来た女性と一緒にタイムマシンを探す探偵のSF・ミステリー・アクション映画を撮り終えたばかり。関連記事http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/54999087/
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芸能 2011年10月04日 15時30分
チャン・グンソク 「Let me cry」の先行配信決定
10月19日(水)にライブDVD「Jang Keun Suk 2011 Asia Tour Last in Seoul」をリリースするチャン・グンソク。それを記念してライブDVDより「Let me cry」のライブ映像の着ムービーと、さらに配信限定でライブ音源の着うたが、10月5日(水)よりレコチョクで先行配信することが決定した。 ファン熱狂のライブシーンはもちろんのこと、間奏で垣間見えるキュートな姿も必見。さらにダウンロード特典として、限定のライブ写真待受画像もプレ ゼントと、ファンにはたまらない先行配信となる。 このライブDVDは、2011年4月より行なわれたアジアツアーのファイナルとして、2011年8月7日(日)ソウル・オリンピック公園オリンピックホールで行なわれた公演「LAST IN SEOUL」の模様を収録した作品。「Let me cry」の他にも「お願い、My Bus!」などのライブステージ、クラブ型イベント・ラウンジHのコーナー、2011年の活動をチャン・グンソク自身が振り返るトークコーナーなどで構成 され、アジア各国から集まったファンと一緒に迎えた熱狂的なフィナーレを余すところ無く収録。 待望のライブDVD発売を前に、まずは「Let me cry」をダウンロードしてその興奮の一部を先取りで楽しむことができる。
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トレンド 2011年10月04日 11時45分
『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』、活劇調トークイベントで劇場内は拍手喝采!!
大好評上映中の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』のスペシャルイベントとして、9月30日(金)の新宿武蔵野館に於き、同映画の武術指導担当の谷垣健治と山崎中尉を演じた船木壱輝がトークイベントを行った。 週末金曜日の最終上映の直前であったが、この映画のビハインドストーリーを聞き逃すまいと集まった多くのファンで限られた座席が埋め尽くされた。 MC「まずは何か一言をお願いします」 谷垣「この映画を公民館みたいな場所でしか試写を観ていなかったので、このようなちゃんとした劇場で観てから印象が変わりました。凄い迫力でした」 船木「伝統的な作品に出演できたことに感謝するとともに、皆さんに何度でも観ていただきたいと思っています」 谷垣「撮影中いろいろなことがありましたよね。おめでたい事とかね」 船木「そうなんですよ。アンドリュー・ラウ監督からおもてなしを受けまして…3か月中国でのロケに参加していましたが、その撮影の間に自分自身にめでたい事(奥さんが出産)がありまして、監督から『一週間でも(日本へ)帰れ』とお金とプレゼントを渡してもらいました。それから一週間後、無事に撮影に戻ると出演場面も増えていました。監督にはお世話になった、本当に思い入れの深い作品になりました」 谷垣「そういえば、本当は(船木は)ドニーと最後の場面でヌンチャクを使って闘う予定で、ヌンチャクの猛練習をしてもらっていたんですが…」 船木「Wヌンチャクの猛特訓をしていましたが、結局出番がなかったんです」 谷垣「申し訳ない。でも次の作品でやってもらいますから(笑)」 船木「その言葉、待っていました(笑)」 MC「倉田(保昭)さんにもお会いしてお話を少し伺いましたが、『オレは何をしたのか、さっぱり判らない』、って言われていました」 谷垣「ええ、(倉田は)一日で撮影が済みましたからね。そう、それで(撮影が)始まってから2カ月くらいして、脚本会議で『日本のミュージシャンを出演させることが出来ないだろうか』という話になって、(EXILEの)AKIRAさんの名前が挙がって、製作側から『どんな感じの人物なんだ』って聞かれたから、僕が『ジェイ・チョウみたいなカンジかな』って適当に答えました。(笑)そしたら、アンディー・ラウが『そんなに有名なのか。それはいいね。それだったら、エンディングテーマも唄ってもらおうよ』とまで言うんですよ(笑)」「またAKIRAさんですが、製作側から『トレーニングを含めて少なくても3週間くらいは予定を空けてもらいたい』と言われていましたが、撮影も何日くらいの滞在のみで、そんなに長い期間は無理だと思っていました。でも、実際にこの映画のために丸々3週間という期間を空けて頂きました。また映画に取り組む姿勢もマジメで感激しました」 谷垣「アンドリュー・ラウって夜に弱くて、直ぐに眠くなっちゃうんで、撮影が早いんですよ」 船木「早いんですが、アンドリュー・ラウ監督はもの凄く信頼できる人物で、俳優は全員、彼と仕事するのが楽しいんじゃないかって感じます」 谷垣「たぶん役者さんに自由に動いてもらって、そこにカメラを合わせていくみたいだと思うんです。だから役者さんにはやり易い監督でしょうね」 船木「ですから瞬発力や適応力などのパワーを求められましたので、自分自身に刺激になりましたし、面白かったです」 谷垣「逆にダメな役者が来たら終わりですね」 船木「そうなんです。ダメだったら使わないですね。実は一回、自分も危なかった、っていう時がありまして(笑)…冒頭ころの場面で、スー・チー演じたキキに『唄え!』っていう命令するシーンなんですが、バナナを口に咥えて女の子に渡すみたいなイケイケの演技した瞬間、サッと撮影が引いちゃって(笑)。すぐに『はい、チェンジ』って言われ、『ああ、これでオレは日本に帰らなければならないぞ』って思っちゃいました(笑)」 谷垣「でもドニー(イェン)は(船木を)褒めていましたよ」 船木「ドニーさんについてはいろいろと話したいことはありますが、まずはカラダが凄かったです。目の前であんなカラダ見せられて、自分よりは10年先輩ですが、いろいろなプレシャーがあるだろう中であのカラダをキープしていますから。カメラが回る前には、必ず何十回か腕立て伏せをして筋肉をポンプアップしてから臨場感を出して撮影に臨むんですよ。そこまでストイックに自分を思い込んで、さすがプロだなって思わされて勉強になりました」■人物紹介 谷垣健治(武術指導・アクション監督):1970年奈良県出身。倉田アクションクラブで学んだ後、93年に単身香港に渡り、ドニー・イェンのもとで多くの作品を経験し、のちに香港映画界でアクション指導を行う。ジャッキー・チェンが会長を務める「香港動作特技演員公會」唯一の日本人会員。主な作品に、『カムイ外伝』『孫文の義士団』など。 船木壱輝(俳優):1974年埼玉県出身。98年に日本文化を新しい形で取り上げたアクロバット・パフォーマンス・グループ「SHINGEN」を創立・結成。世界各地で公演を行う。映画『拳-FIST』では主演を務め、その他にも『日本沈没』『新宿インシデント』など多数の映画に出演。CM・ドラマ・舞台などでも活躍中。 『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』は、新宿武蔵野館、立川シネマシティ、シネアート心斎橋などで大ヒット上映中。■公式HP http://www.ikarinotekken.com/
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トレンド 2011年10月03日 11時45分
森野朝美ちゃんのセカンドDVD発売イベントが開催
2日、秋葉原・ソフマップモバイル館にて森野朝美ちゃんの新作DVD『森野朝美 美☆少女時代』の発売記念イベントが行われた。 通算2枚目、9月30日に発売されたばかりの今作は7月に沖縄で撮影。初沖縄となる朝美ちゃんは沖縄の魅力を堪能したかったようだが、忙しく遊びには行けなかったそうだ。本人も「みっちり撮影でした…」とちょっと残念そう。 今回の見所はセクシーショットとのことで、海でワンピースを着ているシーン、プールのシーンなどは「とってもセクシーです」とアピール。他にもメイド服などのコスプレをした可愛らしいシーンもあるそうなので期待したいところだ。 今作の自己採点は85点、新作発売イベントにも慣れてきて、「これからどんどん盛り上げていきたい」と語る朝美ちゃん。まだまだ、グラドルとして成長中の彼女に注目だ。(雅楽次郎)森野朝美(もりのあさみ)1995年2月13日生まれ血液型 O型身長160センチ B80W58H84
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レジャー
JBCマイル バトラーV4で決める ダート界制圧
2006年10月30日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋追い切り速報 バランスオブゲームまた固まった
2006年10月25日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋 注目は黄色と黒の縦ジマ勝負服 狙え!社台ファーム2頭 ダンスインザムードとローエングリン
2006年10月24日 15時00分
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レジャー
GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
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レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
