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レジャー 2007年10月05日 15時00分
オクトーバーS(1600万下 東京芝2400m 6日) 本紙・橋本はアクレイムを中心視
波乱含みのハンデ戦で予断を許さないが、狙って面白いのはアクレイム。 もともと、新馬勝ち(2000m)しているように素質は高い。折り合いに課題があり、出世が遅れたが、「以前より掛からなくなって、乗りやすくなった」(福本助手)のは大きな収穫だ。 父スペシャルウイーク(ダービー、天皇賞・春、秋、JC)に、母父がトニービンという極めつけの長距離血統で、スタミナは筋金入り。もとより、2400mは望むところ。充実の5歳秋を迎えた今こそ、新生アクレイムを披露する絶好機だ。 今シーズンは七夕賞13着を除けば、(1)(2)(5)(6)(4)(5)5着と堅実そのもの。着差も最大で0秒4だから、着実に地力をつけてきたことがわかる。ハンデ56kgも恵まれた。 勝って、重賞戦線への足がかりをつける。
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レジャー 2007年10月05日 15時00分
大原S(1600万下 京都芝1800m 6日) 西の谷口はアグネストレジャーを推奨
サウスポール、ゴールドキリシマが過激な主導権争いを繰り広げそう。京都の開幕週といっても、差し馬が届くとみて、アグネストレジャーに◎。 追い込み一辺倒の脚質が災いし、まだGのつく勲章には届いていないが、「トニービンの肌にSS。期待しない方がおかしい」と中川助手がいうように、潜在能力は折り紙つきの未完の大器。「晩成型なのか、ここにきて甘かった腰がしっかりしてきた。坂の下りで加速できて、直線がフラットな京都の外回りはこの馬の末脚を駆使するには最高の舞台。前走も直線で窮屈にならなければ2着はあったよ」 もちろん、「ここが目標」と満を持しての登場だけに、仕上がりも満点。
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レジャー 2007年10月05日 15時00分
東京記念 7番人気の8歳馬が松浦裕厩舎に初タイトルをもたらした
4日、大井競馬場で行われた「第44回東京記念」(SII 2400m)は、鈴木啓騎手が騎乗した7番人気のウエノマルクン(牡8歳、大井・松浦裕厩舎)が、中団追走から最後の直線でインを突き、粘るメーンエベンターを1馬身差交わして勝利。勝ち時計は2分35秒0(稍重)だった。 地方・中央合わせて79戦を誇る厩舎最年長が、松浦裕厩舎にもたらした歓喜の初タイトル。岡部盛師(引退)、宮浦正師の管理を経て2006年2月16日の開業と同時にマルクンを引き継いだ松浦裕師は厩舎スタッフと抱き合って喜びを分かち合った。 次走について師は「正直考えてなかったけれど、JBC(クラシック)へ行きたいです」と、2年連続3度目の大一番挑戦を挙げた。2着メーンエベンター 今野忠騎手「いい感じだったけど、早めに先頭に立った分、少しソラを使ってしまった」3着ジルハー 町田直騎手「いい脚で伸びてて最後100mでもう1度伸びてくれたけど、休み明けの分かな」
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その他 2007年10月05日 15時00分
桃瀬れなちゃん大特集予告
内外タイムス10月8日号(10月7日発売)で桃瀬れなちゃんの大特集をカラーで行います。 <スケジュール>10日まで「DX歌舞伎町」 みなさん応援よろしく!
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芸能 2007年10月05日 15時00分
逆効果だった!? 沢尻号泣インタビュー
先日、出席した主演映画「クローズド・ノート」の舞台あいさつで不機嫌な態度でわずか三言しか話さず各方面から大バッシングを浴び公式HPで謝罪文を発表した女優の沢尻エリカ。4日放送のテレビ朝日系「スーパーモーニング」で放送された独占インタビューでは号泣し、かなり反省しているかと思いきや、関係者の間では「演技のうそ泣き」という見方が大半を占めているようだ。 「沢尻は、ファッション誌で読者からの質問に対して『泣くことはあるか?』と聞かれ、『ない。仕事で演技してるとき』と回答したそうです。その言葉からするとあの涙はとうてい信じられません」(芸能プロ関係者) 沢尻は騒動を起こした29日の、同番組の司会をつとめる赤江珠緒アナのインタビューをドタキャン。謝罪文に「責任を取る」と書き込んだこともあってか、赤江アナのインタビューに約2時間に渡って応じた。 沢尻は舞台あいさつとは打って変わって地味なファッションに黒髪。不機嫌だった原因については決して語らず、途中10分あまり沈黙。その目から大粒の涙を流し、赤江アナももらい泣きしてしまった。 「赤江アナは体育会系で男っぽい性格なのでまんまと沢尻にハメられました。プロなんだから、インタビュアーが泣いたら失格。スタジオにいたジャーナリストの鳥越俊太郎氏も赤江アナのインタビューに不満げでした」(テレビ朝日関係者) おまけに、赤江アナは自分のインタビューに再び目を潤ませた挙げ句、スタジオで「沢尻会に入りたくなりました」とキッパリ。ネット上で「赤江の媚びっぷりにガッカリした」、「赤江ウザい」など書き込まれ、すっかり株を下げてしまった。 「所属事務所が何のペナルティーも科してないのに、このタイミングでのインタビューはマズかった。スポンサーから反感を買うことは間違いありませんし、今まで散々好き勝手やっていたから、沢尻の涙に同情する人間は少ないのでは」(映画関係者) さらにマズいのは、沢尻にとって涙は“武器”であることが業界内で知れ渡っていることだという。 「沢尻は、狙ったイケメン男を落とす時、かなりの高確率で泣き落とし戦術を使うそうです。普段は女王様キャラで売っているので、泣かれると男は、『俺の前でだけ弱いところをみせてるのか』とコロっとだまされ陥落。ただし、お気に召さないと、すぐに切られるみたいですが」(同) 熱愛が報じられているハイパーメディアクリエイターの高城剛氏にも涙を見せたかは不明だが、男とタマちゃんには通用した“武器”も世論には効果が薄いようだ。 「落ちるところまで落ちたので、事務所が一応、何らかのペナルティーを科さないと仕事は入らず開店休業状態になりそうです」(広告代理店関係者) インタビューは完全に逆効果だったようだ。
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スポーツ 2007年10月05日 15時00分
PRIDE解散の先にあるのは? 新生PRIDE大みそかに復活か?
ドリームステージエンターテインメントからPRIDEの運営事業を移管していた都内のPRIDE FCワールドワイド(PWW)の日本事務所が閉鎖され、日本スタッフが解雇される緊急事態が4日に発生した。今年3月にUFCと業務提携してからおよそ7カ月、PRIDEは新体制での再開がなされぬまま消滅という最悪のシナリオを迎えたが、PRIDE火はこのまま消えてしまうのか? 突然起こったPWWのスタッフ解雇、事務所閉鎖は、元広報の笹原圭一氏によれば「米国のジェイミー・ポラック社長から3日にミーティング開催の知らせが届き、4日朝に国際電話でミーティングに参加したジェイミー社長から、スタッフ全員の解雇と事務所の閉鎖を通告された」という。 携帯電話やパソコンなど業務備品も使用できず、関係者への経緯説明はもちろん「ファンからの問い合わせにも対応できない」状態。今月11日にはイベント誕生10周年を迎える矢先に起きた突然の出来事に「急転直下。寝み耳に水だった」と笹原氏も驚きを隠せない。 今年3月には六本木ヒルズでUFCとの業務提携公開会見を開催。新オーナーとなったロレンゾ・フェティータ氏はファンの前で日本での継続開催を宣言していたにもかかわらず、7カ月たった今も再開のメドすら立っていない現状があった。 そんな中で行った解散劇。今後のPRIDEの存続に注目だが、笹原氏が「ファンに対してアナウンスもないままでは順番が乱暴。(PRIDEの)再開もないように思える」と危惧するように、PRIDEは消滅という最悪のシナリオで完結することになりそうだ。 しかし、新生PRIDE誕生のウワサもにわかにささやかれ始めている。PRIDEオフィシャルサイト上では「外資に渡ったPRIDEによって、動くに動けないでいた選手やスタッフにとってはひとつのきっかけになるのかもしれませんね」「新生PRIDE誕生の序章だと思ってます」などと生まれ変わったPRIDEの復活を予言するファンの書き込みが目立つ。また、他のサイト上でも新生PRIDE誕生のウワサが真しやかにささやかれている。確かにPPWから“解放”されたスタッフ、選手は身動きが取りやすくなったのは事実ではある。 11日には誕生から10周年を迎えるPRIDEが、このまま火が消えることはないはず。新たな復活の狼煙(のろし)が上がるとすれば今や格闘技イベントが定着した大みそかか?いずれにせよ運営母体が解散という大きな分岐点を迎え、元PRIDEスタッフや元PRIDEファイターたちの今度の動向に注目だ。
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スポーツ 2007年10月05日 15時00分
ボクシング イマイチ盛り上がらない内藤大助VS亀田大毅の世界戦。そのワケは
WBC世界フライ級タイトルマッチ(11日、有明コロシアム)まで1週間を切った。王者・内藤大助(宮田)と亀田3兄弟の二男、大毅(協栄)との一戦はボクシング界待望のビッグマッチと期待されながら、盛り上がりはイマイチ。なぜそんな事態が起こっているのか。関係者から興味深い話が聞こえてきた。 4日、都内で行われた予備検診に集まった報道陣は30人あまり。昨夏、黒山の人だかり状態だった亀田家の長男、興毅の世界初挑戦を思い起こすと、メディアの激減ぶりは切ないほどである。 あるジムの会長はため息交じりに口を開いた。「内藤と亀田なら因縁があるし、相当盛り上がると思っていたけど、世間の亀田への関心が予想以上にしぼんでいたのが誤算。チケットも余っているようだし残念な状況」 チケットに関しては宮田ジムの割り当て分は完売したが、全体としてはまだ売れ残っている状態。昨今の世界タイトル戦を振り返ると決して低い注目度ではないのだが「もう一声」というのがボクシング界の本音であろう。 亀田ブランドの失墜以外にもマイナス要素はあった。別の関係者はプロモーションの不手際を次のように指摘する。 「ビッグマッチなんだから、もっと積極的に宣伝をすべきだった。それができなかったのは、当事者間で協力関係が築けなかったからでしょう」 この関係者の言うように、協栄ジムと宮田ジムは、世界戦の契約をめぐってもめにもめるなど、決して良好な関係とはいえない。契約が成立したのは記者発表の何と1時間前。仲介者が間に入ってようやく話がまとまるというあり様だった。 さらに問題はこれだけで済まないという。「亀裂は協栄と宮田の間にだけに入っているわけじゃない。亀田家は協栄の言うことなんて聞かないし、宮田と内藤の関係もぎくしゃくしている。こんな状態でプロモーショ活動ができるわけがない」 因縁や険悪といった要素をうまく宣伝材料として生かすのがプロモーターの手腕だが、今回は複数のハードルをクリアできなかった様子。そこでというわけではないだろうが、前出の関係者が代わりに今回の世界戦の魅力を教えてくれた。 「常識的に考えれば内藤が勝つだろうから、アンチ亀田としてはこれほど痛快な試合はない。でもあのファミリーはいつだって何かをやらかす。亀田ファンにしたって見逃したら損でしょ!」
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スポーツ 2007年10月05日 15時00分
K-1MAX 2007年覇者のアンディ・サワーが魔裟斗の迎撃宣言
K-1ワールドMAX2007覇者のアンディ・サワー(オランダ)が4日、都内ホテルで祝勝会見に臨み、大みそか「Dynamite!!」での再戦要求された魔裟斗に呼応。「ミーも大みそかに出たい」と迎撃する覚悟を明らかにした。 決勝で魔裟斗を破り2度目の王座戴冠を果たしたサワー。試合後は魔裟斗から大みそかでのリベンジマッチを要求されていたことに一寸の迷いもなく「ミーも大みそかに出たい」と反応し「そりゃ、28日のアンディ・オロゴン戦、11月24日にオランダで行うニッキー・ホルツケン戦に勝って大みそかにつなげたいよ」と迎撃宣言を放った。 また、3日のMAXでデビュー4連勝を飾った“最強の15歳”HIROYAも大みそかに出場が内定。谷川EPは「彼は年末当確。ダイナマイトでは世界最強高校生決定戦かトーナメントみたいなものをやりたい」と話していた。
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スポーツ 2007年10月05日 15時00分
エルドラド ベアー福田がトンデモ作戦を予告
4日のエルドラド新宿FACE大会で、菅原拓也に敗れたベアー福田が、猛獣を目覚めさせるべく“歌舞伎町マル秘作戦”をぶち上げた。 9・7同大会の5対5変則イリミネーションマッチで勝利を収めながらも、菅原に豚肉を浴びせられる屈辱を味わった福田。そのうっ憤を晴らすべく挑んだ直接対決では体格差を生かし、ぶちかましやファイナルフラッシュなどで圧殺を試みるも、菅原のセコンドからチェーンナックル、黒い毒霧など反則の集中砲火を浴び、最後は十三不塔でマットに沈んだ。 敗れた福田は「眠っている猛獣を目覚めさせるためマル秘特訓を敢行する。内容は秘密です」。そう言い残すと夜のゴールデン街裏通り方面に消えていった。裏通りといえばいかがわしい店が軒を連ねているが、果たして思惑通りに猛獣を目覚めさせることはできるか。
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社会 2007年10月04日 15時00分
福田首相が小島よしお作戦!?
福田康夫首相は3日、本格的論戦が期待された衆院代表質問をのらりくらりとかわした。低姿勢ながら質問とかみ合わない答弁に、野党はイラ立つばかりだった。永田町の一部では、この戦術を“小島よしお作戦”と命名。海パン一丁で踊らないまでも老かいな福田氏は、ハナから腹の中では「そんなの関係ねえ!」とぶった切っているというのだ。 所信表明に対する代表質問を終えた民主党の鳩山由紀夫幹事長は、記者団に囲まれると、福田首相への不快感をあらわにした。 「首相は完全に『官僚答弁』に終始した。官僚と政治の癒着が問題との思いで質問したのに、全部役人が作った答弁を繰り返した。都合が悪くなると『民主党とも協議して』と自分たちの考えを言わず“クリンチ作戦”で逃げた」と猛批判。 来年度予算の歳出削減予定をたずねた同党・長妻昭政調会長代理は「あれほど抽象的な答弁は歴代首相のだれからも聞いたことがない」とカンカンだ。社民党の福島瑞穂党首は「空疎で誠意がない。ビジョンもなく役所の作文を読み上げただけ」と噴火寸前だった。 民主党に「話し合い」を呼びかけながら具体論には踏み込まない福田氏の手法について、永田町関係者は「老かいのひとことにつきる。柔和な顔つきで、腹では『そんなの関係ねえ!』と踏み倒している」と指摘する。 「そんなの関係ねえ!」といえば、大ブレイク中の海パン芸人・小島よしおの決めゼリフ。都合の悪いことすべてを「でも、そんなの関係ねえ!そんなの関係ねえ!はいっ、おっぱっぴー」で片付けてしまうノリ芸だ。 「小島よしおと首相の“芸風”は同じ。最初からフィニッシュは『関係ねえ!』に決まっている。まともに答弁する気はなく、もったいをつけて丁寧な言葉でしゃべっているだけ。面従腹背の“小島よしお作戦”だ」(前出の永田町関係者) 実際、政策論争は全くかみあわなかった。 鳩山氏が「直近の民意は参院にある。福田内閣は民意を受けていない」と解散を迫ると、「政治にいま求められているのは解散ではない。国民の声を真摯に受け止め、きめ細かく対応していくことだ」(首相)と逃げた。 国民の最大関心事である年金問題では、鳩山氏が年金制度の一元化などを主張。与党案を示すよう促したが、「与野党の立場を超えた議論が行われることが重要だ」(首相)とまともに取り合おうとしなかった。 政治とカネの問題では、1円以上の支出に領収書添付を義務付ける政治資金規正法の再改正について「自民が反対するのは、首相や閣僚の政治資金に問題があるからだ」と迫る鳩山氏を「チェックする仕組みをつくることを検討すべきだ」(首相)と脱力答弁で退けた。 一事が万事、こんな調子。民主党が掲げる「自立と共生」をパクって悪びれない福田氏が、今度は小島よしおの「関係ねえ!」を地でいく戦術を展開したわけだ。 当の福田氏は代表質問をすべて終えた同日夕、首相官邸で記者団にこう感想を述べている。 「いやあ忙しかったですね。たくさんあってね、全部でね、1人の議員で80問あったかな。でも少しまとめて50問ぐらいに整理してお答えしましたけどね。大変でした。まあ私もこういうのあんまり経験ないからね。ていうか初めての経験ですからね。もう何でもお受けしますよ。丁寧にお答えすると。まあそう思っています」 終わった途端にこのハイテンション…。切り替えのギャップまで「おっぱっぴー」のノリだ。しかし、人を食ったようなこの作戦がどこまで通用するか?福田氏は4日午前、与野党逆転の参院で代表質問を受ける。