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東京記念 7番人気の8歳馬が松浦裕厩舎に初タイトルをもたらした

 4日、大井競馬場で行われた「第44回東京記念」(SII 2400m)は、鈴木啓騎手が騎乗した7番人気のウエノマルクン(牡8歳、大井・松浦裕厩舎)が、中団追走から最後の直線でインを突き、粘るメーンエベンターを1馬身差交わして勝利。勝ち時計は2分35秒0(稍重)だった。
 地方・中央合わせて79戦を誇る厩舎最年長が、松浦裕厩舎にもたらした歓喜の初タイトル。岡部盛師(引退)、宮浦正師の管理を経て2006年2月16日の開業と同時にマルクンを引き継いだ松浦裕師は厩舎スタッフと抱き合って喜びを分かち合った。

 次走について師は「正直考えてなかったけれど、JBC(クラシック)へ行きたいです」と、2年連続3度目の大一番挑戦を挙げた。

2着メーンエベンター
 今野忠騎手「いい感じだったけど、早めに先頭に立った分、少しソラを使ってしまった」
3着ジルハー
 町田直騎手「いい脚で伸びてて最後100mでもう1度伸びてくれたけど、休み明けの分かな」

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