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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(6/24) 宝塚記念

◆阪神11R 宝塚記念

◎ショウナンマイティ
○ルーラーシップ
▲マウントシャスタ
△エイシンフラッシュ
△ウインバリアシオン

 上半期のグランプリに相応しく4冠馬オルフェーブルを筆頭にズラリとビッグネームが名を連ねた。観るぶんには楽しみな一戦だが、どこからでも入れそうで馬券予想はかなり困難だ。CMそのままに「僕の夢、私の夢」を託す軸馬を一頭決めて流すのがよいかもしれない。
 「僕の夢」はショウナンマイティ。この相手では実績面(GII1勝)で大幅に見劣りするものの「決め手比べ」なら互角に渡り合える。昨年暮れから4戦続けて走っている阪神コースでは、上がり3Fのタイムが全て出走馬中最速。とくに近2走が出色で、大阪杯は稍重馬場で他馬が35秒以上かかる中、4角最後方から秒大外を回って34.3秒の末脚で差し切り勝ち。そして鳴尾記念では唯一32秒台の末脚を使って好位から抜け出したトゥザグローリーに半馬身差まで詰め寄った。先行馬に有利な開幕初日の芝だったことを考えれば勝ちに等しい内容ではなかったか。引き続き状態面は良好。今週の坂路追いでもデビュー以来最高ともいえる絶好の動きを披露した。ネコ、ビート、アーネストリーと早めスパートを狙う馬が多く消耗戦は必至なだけに、末を温存するように前半を上手に乗り切れば直線で一気に台頭するシーンがあって不思議でない。新しいGIウイナーの誕生に賭ける。
 本格化著しいルーラーシップ、5キロの斤量差が魅力のマウントシャスタ、スタミナ比べの混戦で力を発揮するエイシンフラッシュ、岩田騎手に乗り替わったウインバリアシオンあたりが相手候補。出否に慎重だったオルフェーヴルと未だ折り合いに課題を残すトゥザグローリーは馬券コスト削減のため切り捨てた。

【馬連】流し(2)軸(1)(4)(6)(7)
【3連単】フォーメーション(2)→(1)(6)(7)→(1)(4)(6)(7)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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