もともと、新馬勝ち(2000m)しているように素質は高い。折り合いに課題があり、出世が遅れたが、「以前より掛からなくなって、乗りやすくなった」(福本助手)のは大きな収穫だ。
父スペシャルウイーク(ダービー、天皇賞・春、秋、JC)に、母父がトニービンという極めつけの長距離血統で、スタミナは筋金入り。もとより、2400mは望むところ。充実の5歳秋を迎えた今こそ、新生アクレイムを披露する絶好機だ。
今シーズンは七夕賞13着を除けば、(1)(2)(5)(6)(4)(5)5着と堅実そのもの。着差も最大で0秒4だから、着実に地力をつけてきたことがわかる。ハンデ56kgも恵まれた。 勝って、重賞戦線への足がかりをつける。