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レジャー 2008年04月08日 15時00分
V4で桜の女王へ ソーマジック
田村厩舎の勢いがすごい。3回中山4日目終了時点で13勝はリーディング7位。昨年の同時期が3勝で111位なら大躍進だ。さらに、3歳オープン馬がすでに5頭。現在、リーディング1位の松田国厩舎が3頭、角居厩舎が4頭だから3歳馬に限れば、超のつく“当たり年”といっていい。 テラノファントムがダービー、レッドアゲートがオークス、トロイオンスがユニコーンSと各路線に顔をそろえる充実のラインナップ。そして、桜花賞でまず1冠目を狙うのが、このソーマジックだ。 この時季に素質開花した父シンボリクリスエス同様、自身も今年に入って未勝利→500万→オープンを一気に3連勝。勝ちあぐねたデビュー2戦がウソのようなトントン拍子。高木助手はいう。 「ここのところクリスエス産駒が勝ち出しているように、この馬もここにきてグンと良くなっている。ただスピード任せでビューッと行っていた以前とはもう別馬。“緩急”がついて制御が利くようになった」 実質的な最終追い切りは1週前。ポリトラックで5Fから強めに追われ、5F65秒9、上がり3F37秒2-12秒0なら文句なしだ。 「前走も強かったけど、前々走の春菜賞は6分半のデキながら、ちょっとモノが違ったという感じ。あのころから後藤さんも『まだまだ。本番はもっといい』と言っていた。一生に一度の桜花賞・・・こればかりは失敗できないね」 V4でヒロインの座を射止めるシーンは大いにありそうだ。
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レジャー 2008年04月08日 15時00分
桜花賞へ万全の仕上がり リトルアマポーラ
混戦とはいわせない!前走のクイーンCで初タイトルを手にした天才娘リトルアマポーラが、桜花賞獲りに燃える。 「前走は正直、馬体がさびしかった。それに体も硬くて決していい状態とはいえなかった。それで勝つんだから能力は相当高い」 中川助手が振り返るように、レース当日はマイナス12kgでの出走。万全といいがたい体調の中で突出した能力をさく裂させた。 レース前に、一度はあきらめかけた桜花賞出走…それが現実のものとなった。しかも、主役候補の一頭として大舞台に立つ。その準備も整った。 「前走後のダメージが心配だったけど、この中間は楽をさせることなく、普通に乗ってきた。ソエも完全に治まり、歩様はすごくスムーズになった」 実質的な追い切りとなった1週前(3日)のDWコースでは5F66秒8をマーク。攻め駆けするタニノディキディキ(古馬1000万)をアッサリ1馬身突き放した。前走で減った馬体も回復、3歳女王の座に向けて完ぺきな仕上がりだ。 「調整面での不安もなく、楽しみを持って本番に挑める。極端に馬体が減らなければ大丈夫だと思うよ」 桜の舞台を前に、中川助手の瞳が輝いた。
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トレンド 2008年04月08日 15時00分
千駄ヶ谷駅周辺のお花見スポットは新宿御苑より津田塾大学
お花見は楽しめただろうか?桜の名所は酔いどれサラリーマンらで今年もにぎわったが、JR千駄ヶ谷駅周辺では“本来のお花見”をしようとぶらつく中年女性らが目立った。来年に向け、駅から徒歩1分の隠れたスポットを紹介したい。 首相主催で毎年開催される「桜を見る会」で有名な新宿御苑には、駅から千駄ヶ谷門が徒歩約1分。入園料は大人200円と安い。約18万本の広大な敷地で1300本の桜が出迎えてくれる。 ただし、入園時間は午前9時から午後4時と短く4時半には追い出されてしまう。閉園時間帯になると守衛にくらいついて「少しだけでいいから入れて」と頼みこんでいるシーンがみられた。せっかくだから…という気持ちはよく分かるが、日中に限ることを覚えておこう。 そんなときは駅に近い津田塾大学の桜を愛でたい=写真。こちらは勝手に大学構内に入るわけにはいかないが、正門脇で見事な桜の大木が咲き誇っている。路上から見るぶんにはおカネもとられないし、思わず足を止めて大木を見上げる通行人が多い。 1900年に津田梅子によって創立された同大学は、小平市にある本部キャンパスに加えてこの4月、千駄ヶ谷キャンパスを開講したばかり。社会人らを対象とするオープンキャンパスをはじめ、地域貢献事業を推進するという。津田ホールを含む施設を活用した芸術、文化、国際交流などの講座やイベントが実施される。 国立競技場や東京体育館に近くスポーツ色の強い千駄ヶ谷は、桜が散ったあとも女子大生らで華やぎそうだ。
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社会 2008年04月07日 15時00分
福田首相にまた頭の痛い大問題。対北朝鮮制裁延長のウラ
ガソリン値下げと舛添厚労相辞職要求で追い詰められた福田康夫首相にまた決断のときが迫っている。今度は北朝鮮だ。対北朝鮮制裁措置の期限切れを迎え、どう対応するかに注目が集まっている。 同措置は、2006年10月に核実験を強行した北朝鮮に対し当時の安倍政権下で発動された。北朝鮮籍全船の入港禁止など半年間の期限付き措置でこの13日に期限切れとなる。就任当初は事態打開を期待された福田首相は延長に踏み切るか、それとも秘策があるのか。 問題はそう簡単ではない。そもそもこの措置は「金正日政権への打撃」がうたい文句だったが、「金総書記が困っている」との話は聞かない。制裁措置が北朝鮮中枢にどれだけ影響しているか分からないのである。 「約10年間、北朝鮮に中古自動車などを輸出してきました。最盛期には年間約2億円の利益を上げていましたが、昨年やめました。やりたくてもできない状態です」。九州地方のある貿易関係者はそう嘆いた。06年の核実験以降、日朝間の扉は厚く閉ざされている。 北朝鮮事情に詳しい評論家の河信基氏は「ひとことでいえば効果はなかった。政府は金正日政権に打撃を与えるつもりだったが、制裁の前提となるデータがあいまいだった。北朝鮮側の変化が見えていなかった。中国や韓国、欧州との窓口が広がっていて、日本からの貿易が止まったとしても蛇口はいくらでもある」と指摘する。 実際、北朝鮮と中国・韓国との貿易額は増加している。政府も「効果は期待薄」と感じ取ったのか、照準を別のところに定める。制裁発動と前後して、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関連施設への強制捜査が相次いだ。その中には別件捜査と断じられても仕方のないものが存在する。 典型的なものは、排ガス規制を逃れるため、ディーゼル車の使用本拠地を偽って登録したとして在日朝鮮人が逮捕され、昨年1月、滋賀県の朝鮮初級学校(小学校に相当)に大阪府警外事課が家宅捜索を行った例だ。警察当局が教育現場へ踏み込んだことに、関係者の間で「いくらなんでもやりすぎだ」との声が出始めた。強制捜査の際、揉み合う警察関係者と朝鮮総連関係者の映像が繰り返しテレビに映し出された。 朝鮮総連中央本部広報室は、一連の捜査の影響について「朝鮮総連がまるで犯罪団体のように扱われることで、在日朝鮮人に対する差別感情や排他の雰囲気が蔓延する。そのことの被害が大きい」と話す。同本部には、商売を営む在日朝鮮人に銀行がさまざまな理由を付けて融資を断るといった「目に見えにくい被害」も報告されているという。 在日朝鮮人社会ばかりではない。北朝鮮問題は日本の国内問題に直結すると指摘するのは前出の河氏。「『北朝鮮コスト』というものを考えなくてはならない。北朝鮮との軍事的な緊張が高まれば、軍事費が増大する。そのシワ寄せとして社会保障費などが削られる。北朝鮮問題は拉致問題だけでなく、国民生活を脅かしている」 国政レベルで対話に向けた動き(別項参照)も生まれている中で、政府は3月中旬、拉致被害者家族との面会で制裁措置の再々延長の方針を示唆した。もちろん核実験を認めるわけにはいかないが、効果が限定的だったことは明らか。懸案の拉致問題を動かすためにも福田首相の現実的なリーダーシップが待たれる。○別項・国政レベルでの対話の動き 自民党では山崎拓議員が主導して昨年12月に「朝鮮半島問題小委員会」が、民主党では2月に「朝鮮半島問題研究会」がそれぞれ立ち上げられている。どちらも北朝鮮との対話重視の姿勢を打ち出し、超党派での訪朝を模索中だ。 同研究会事務局長で、数回の訪朝経験がある川上義博参議院議員は「外交には緩慢の度合いが必要だ。両方ともピストルを突き合せていたら、最悪の場合は戦争になる。圧力は否定しないが、対話を重ねていかなければならない」と、これまでの政府の姿勢に疑問を呈す。 山崎拓議員は小委員会の立ち上げについて、福田首相の意向が反映されていることを明言。「何としても福田政権で日朝国交正常化を」と意気込んでいる。
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スポーツ 2008年04月07日 15時00分
全日本プロレス 棚橋弘至が武藤敬司狩りへ撹乱戦法
全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」が5日、東京・後楽園ホールで開幕。公式戦2日目となる6日には、新日本プロレスから初参戦している“フェロモンボディー”棚橋弘至が太陽ケアを撃破。新日プロ選手による春の祭典制覇という前人未踏の記録に向けて好発進したフェロモン王子は、きょう7日に激突する武藤敬司狩りにも自信をのぞかせている。 武藤の弱点はヒザだけではない! この日、Aブロック公式リーグ戦で、2006年覇者の太陽ケア戦に臨んだ棚橋。序盤から場外戦に持ち込んでドロップキックをたたき込むと、さらにエプロンからトペスイシーダを発射。場外でダウンするケアを尻目に、リング内に戻って両手を広げ、会場全体にフェロモンを振りまいた。 だが、ケアに脳天唐竹割りから急角度バックドロップで逆襲を受けると、TKOからパイルドライバーで脳天からマットにグサリ。首を徹底的に攻め込まれてピンチに陥った。それでも猛攻を耐えしのぐと、フルネルソンで反撃ののろし。スリングブレイドで追い込むと、最後はハイフライフロー2連発でケアを圧殺した。 初出場初優勝に向け、絶好のスタートを切ったフェロモン王子。新日プロ選手による春の祭典制覇となれば、前人未到の大記録達成となる。試合後は「全日本のリング、勘違いしてるな。オレはゲストじゃねーぞ。ウエルカムで迎えるのはいいけど、狙ってるのは優勝だけだ」と余裕の優勝宣言をぶっ放った。 そればかりか、きょう7日に激突するディフェンディングチャンピオンの武藤に対しても「オレの試合見てビビッてんじゃないかな」と挑発した。 リーグ戦最大の山場となる武藤戦を前に、余裕しゃくしゃくのフェロモン王子。自信の裏には秘策があるようだ。 棚橋は3月24日の会見で武藤のヒザ破壊を宣言していたが、戦術はそれだけではないという。「頭部への攻撃が有効なんじゃないかな。オレみたいにフサフサしてないから、ダメージが溜まるかもしれない。天才だけに1031発くらい攻撃をブチ込もうかな」 ヒザ破壊を宣言しておきながら、まさかの作戦変更で武藤を混乱させようという狙いもあるらしい。その上、ダメージを頭部に与えれば、常に他の選手の星取を意識している武藤コンピューターにも狂いが生じてくるはず。 武藤戦に向けて危険な香りを漂わせる棚橋。全日プロのトップを倒し、一気に春の主役奪取を狙っている。
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スポーツ 2008年04月07日 15時00分
全日本プロレス 3冠王者の佐々木健介は2戦連続ドローで失点2
公式リーグ戦2日目Aブロックでは、連覇を狙う武藤がブードゥー・マーダーズの小島聡と激突。開幕戦で太陽ケアを破った武藤と、川田利明に勝利した小島の対戦は、武藤が、徹底した右腕攻めを敢行し、最後は腕ひしぎ逆十字固めでレフェリーストップ勝ち。 開幕から2連勝で単独首位に躍り出た武藤は「今のところプランニング通りの進行でいってる。ウイークポイントを突いて勝ってるところはあるけど、連戦を勝ち抜く方法の一つだから。優勝間違いなし!」と舌も滑らかだ。 一方、Bブロックでは西村修の“カメレオン作戦”の術中にはまり、初日にまさかの引き分け発進となった3冠ヘビー級王者・佐々木健介が諏訪魔と激突。だが、この日も時間切れドローで失点1を喫した。 2試合連続ドローという結果に、健介は「まだ諦めてないし、きょうは意味のある戦いだった。絶望ってわけじゃないから」と巻き返しを誓った。 また、“性悪男”鈴木みのるに勝利し、勢いに乗るジョー・ドーリングは、この日も西村に勝利。2連勝でBブロック単独首位に。
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スポーツ 2008年04月07日 15時00分
ゼロワンMAX 対新日本プロレス抗争激化! 田中将斗VS金本浩二のタイトル戦が濃厚に
ゼロワンMAXが新日本プロレスとの抗戦意思を強めている。6日の東京・JCBホール大会では、世界ヘビー級王者の田中将斗が中西学の挑戦を退け、ゼロワンの至宝流出を死守。V4とともに対抗戦での団体の窮地を救い、弾丸戦士が13日の新日プロ後楽園ホール大会への殴り込みに弾みをつけた。 この日、3月に東京ドームシティー内にオープンした「JCBホール」でプロレスこけら落とし興行を開催したゼロワン。年始から抗争を繰り広げている新日プロとの全面対抗戦を行い、ゼロワンの2勝3敗で迎えたメーンで田中が新日プロの“野人”中西を迎え撃った。 戦前に予告していた通り、田中はエンドレスの弾丸エルボーで野人の肉体をエグッた。ゴングとともにエルボーで奇襲をかけ、JCBホール2階席からのダイビングボディープレス。序盤からエンジン全開で攻め立てたが、一気に野人を沈めることはできなかった。 強烈なヘラクレスカッターを食らってあわや3カウントを献上しかけたが、そこから底力をみせる。中西のマッケンローを受け止めるや、意地のスライディングD4連発。なんとか世界ヘビー級のベルトと、全面対抗戦の星を3勝3敗の五分にして、団体の牙城を死守した。 試合後は13日の新日プロ後楽園大会で激突する金本浩二と一触即発。この日、日高郁人を下した金本から同タイトル戦を要求されたことに「ベルト懸けてもええ」とし「メーンを用意しとけや」と即座に呼応してみせた。 弾丸戦士が野人狩りで13日の新日プロ殴り込みに勢いをつけたことで、今後両団体の威信を懸けた闘いは激化の一途をたどりそうだ。
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スポーツ 2008年04月07日 15時00分
ゼロワンMAX 新日本プロレスのレジェンド、長州力が大谷晋二郎に参戦要求
ゼロワン大谷晋二郎にレジェンド興行参戦要請だ。 この日のゼロワンJCBホール大会には新日プロのレジェンド、長州力と獣神サンダー・ライガーが参戦。レジェンドは大森隆男&高岩竜一と激突したが、長州はかつてWJで苦楽を共にした大森から掟破りの逆サソリを許し、ライガーは新日ジュニアでしのぎを削った高岩から腕十字で絞めあげられるなど大苦戦。しかし、最後はライガーが垂直落下式ブレンバスターで高岩をきっちり仕留めて勝負あり。 試合後は長州がリングサイドにいた大谷に「おいオオタニィ!5月5日、後楽園に来い。良いプレゼントを用意してるからよぉ」と5・5レジェンド蝶野正洋プロデュース興行「PREMIUM」への参戦を要求。一方、担ぎ出された格好の大谷は大会後「向かっていきます。そしてオレの目で確かめる」とすぐさま出撃表明していた。
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スポーツ 2008年04月07日 15時00分
DDG プロレス史上最弱タッグチームが誕生!
DDTとドラゴンゲートの合同興行「DDGリターンズ」が6日、東京・後楽園ホールで行われた。注目の最弱レスラー決定戦、ゴージャス松野VS“ハリウッド”ストーカー市川は、20分に及ぶ死闘(?)の末、両陣営のセコンドによるタオル投入でドロー。またもや真の最弱は決定しなかったが、予期せぬ展開が待っていた。2人がまさかの緊急合体を果たした。 昨年の4・18新宿FACE大会に続き、真の最弱を決するべく相まみえた2人。松野が昨年9月17日以来の実戦ということもあり、両者ともまったくかみ合わず。結局、最後は見るに見かねた両セコンドから同時にタオルが投げ入れられ、両者TKOの裁定となった。 試合後、マイクを握った松野は「互いに団体の中で同じようなポジション。ぜひ2人で手をとってやってみたいと思う」と共闘を呼び掛けると、スト市も「組めばいいんだな」と呼応した。 松野は「5月6日DDT後楽園で組んで試合します」とブチ上げ、プロレス史上最弱タッグが誕生した。
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スポーツ 2008年04月07日 15時00分
DDG 体と心が入れ替わったディーノVS望月戦の結末は“衝撃的”
ニューヨークスタイル・デスマッチ(どちらかがディープキスをした時点で勝敗が決定)は望月ディーノの勝利。望月成晃は“潜在能力”を目覚めさせた? 試合開始前の入場式で男色ディーノと望月成晃が頭突きにより、体と心が入れ替わった。この緊急事態により試合は望月ディーノVS男色成晃という一戦となった。激しい打撃戦から望月がファイト一発から男色ドライバーで3カウントを奪取。ピンクの照明、妖艶なBGMが流れる中、望月はそのままディープキスで男色成晃の唇を奪って試合を制した。心と体が入れ替わっていたとはいえ、あまりにも衝撃的な望月の“ゲイ風”だった。