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レジャー 2008年10月07日 15時00分
毎日王冠(GII、東京芝1800メートル、12日)ドリームパスポート 新星・三浦とのタッグで復活なるか
秋の東京競馬の開幕を告げるのは天皇賞→ジャパンCに直結する重要な前哨戦「第59回毎日王冠」(GII、芝1800メートル、12日)。例年通り、豪華な顔ぶれとなったが、復活をかけるドリームパスポートの雰囲気がいい。新パートナーに新星・三浦騎手を迎え、一発がありそうなムードだ。また、前走・函館記念で復活したトーセンキャプテンは3連勝でアーリントンCをぶっこ抜いた当時の勢いを完全に取り戻している。 “西高東低”の図式を表すように18頭の登録のうち13頭を関西馬が占めるが、過去10年間では関東馬が6勝と一歩リードしている。昨年もノーマークだった東のチョウサンが衝撃のレコード勝ち。ウオッカの男斬りばかりがクローズアップされているが、関東馬の逆襲にも注意を払わなければいけない。 なかでも、今春はまったく日の目を見ることがなかったドリームパスポートが、激変ムードを漂わせている。 転厩後の成績((5)(4)(4)(9)(9)着)から、「終わった」という声すらささやかれているが、馬体減りや道悪に泣かされるなど、それなりの敗因があったのも事実。高杉助手は「レースでは一瞬、脚を使うだけ。結果論になるけど、春は状態があまり良くなかったのかも。何か馬に硬さがあったからね」と分析する。その中でも、アドマイヤオーラ(京都記念)、ダイワスカーレット(大阪杯)に0秒2差と際どい勝負もしてきた。早熟のレッテルを張るのは早計というものだ。 大変身を予感させるのが約1年ぶりとなる左回り。中京で行われた神戸新聞杯ではメイショウサムソンを差し切り、ここ東京でもダービー3着、ジャパンC2着の好成績。右回りだとどうしても内へ内へと行きたがる癖があるが、左回りだとそれが一気に解消される。 新星・三浦騎手の手綱も変わる要素のひとつ。主戦・松岡の騎乗停止によって回ってきた形だが、とにかく最後まで追い続ける姿勢が最大の持ち味。ドリパスが結果を出していたころの鞍上が安藤勝、岩田といずれも“追える”タイプだったことからも、ハマる可能性は極めて高いのだ。 「転厩直後に比べれば馬とはしっかりとコミュニケーションが取れているし、例によって牧場でもしっかりと乗り込んできた。もっとやれていいはずだよ」(高杉助手)。誰もがビックリの復活劇があってもおかしくない。
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レジャー 2008年10月07日 15時00分
毎日王冠(GII、東京芝1800メートル、12日) 素質はウオッカ級 トーセンキャプテンにブレイクの予感
この夏、函館記念で完全復活を果たしたトーセンキャプテン。季節がかわり、さらなる飛躍が期待される。 「前走後は札幌記念を予定していたけど、回避した。休みを入れたことで脚元の問題はなくなった」と前川助手はこれまでの経緯を説明した。サマー2000シリーズ王者奪取を見送るという誤算はあったが、その後はうまく運んでいるという。 「秋に向けて順調に調整を積んできました。体つきも良くなってきましたよ」。実戦から遠ざかったことで、物足りなさを感じているという精神面も、「併せ馬を増やしたり普段からリードホースをつけたりして工夫している」。心配されるところはすぐにケア。そのあたりは、さすがは世界の角居厩舎だ。抜かりなくきている。 3歳時にはデビューから無傷の3連勝でアーリントンCを制覇。その後、重度の骨折で戦線離脱を余儀なくされたが、無事ならクラシックで主役を演じていたはずの実力馬だ。軌道に乗った今、同じ厩舎の女王ウオッカに肉薄するのはこの馬かもしれない。 「馬込みに強く、馬群に入ると怒って気合を表に出すタイプ。だから体調さえ整えば、実戦ではしっかり力を出してくれる。レースでは楽な馬だから、秋初戦のここも楽しみにしている」と期待していた。
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スポーツ 2008年10月06日 15時00分
ノア GHCヘビー級王座次期挑戦者レース白熱化
次期挑戦者レースぼっ発だ! プロレスリング・ノアの新シリーズが5日、東京・後楽園ホールで開幕した。現GHCヘビー級の健介オフィス、佐々木健介から王座を奪還すべく、次期挑戦者に秋山準、バイソン・スミスら名乗りを挙げた。さらに、意外な“伏兵”も候補にあげられるなど、挑戦者決定レースが幕を開けた。 外敵王者の健介に9・27大阪大会でV1を許したノア。その場で次期挑戦者に名乗りを挙げる者はいなかったが、ノアサイドからは第一挑戦者として秋山準を推す声があがっていた。 そして迎えたシリーズ開幕戦。秋山は、力皇猛、伊藤旭彦と組み、健介、中嶋勝彦、起田高志と対戦した。ゴング直後から健介の逆水平チョップに対し、エルボーを連打。ラリアートを放てば、ジャンピングニーで反撃するなど、両者譲らず壮絶な打撃戦を展開した。 最後は、伊藤が飛龍原爆固めで起田から3カウントを奪取。健介組から勝利し、10・25日本武道館大会で行われるGHCタッグ選手権に向けて弾みをつけた。 試合後、乱入してきたタッグ王者の齋藤彰俊が「秋山、力皇、GHCタッグのベルトは、オレ達が防衛するから覚悟しとけ。あと、タッグとシングルのベルトを獲ってやる」と名乗り。さらにバイソンも「GHCのベルトは本来ノアにあるべきもの。ノアの選手が取り戻すべきだと思う。タッグを防衛して、ぜひ(シングル)に挑戦したい」と語った。 一方の秋山も「タッグのベルトを獲って、シングル獲りにいくんだよ」とキッパリ。負けじと次期挑戦をアピールした。 次期挑戦者争いは三つ巴の様相を呈してきたが、実は“挑戦者候補”はそれだけではない。仲田龍統括本部長が語る。 「秋山選手、バイソン選手、ディーロ(・ブラウン)、齋藤選手も含めて。(今シリーズ中に選定していく?)そうだね。(次期挑戦争いが)混沌としてきたね」 思わぬ伏兵の名前まで挙がってきた。 新シリーズの幕開けとともに、にわかに騒がしくなってきたノアの至宝奪還レース。次に健介の首を狙うのは誰になるのか。
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スポーツ 2008年10月06日 15時00分
ノア KENTA2冠獲り宣言
10・13広島大会でGHCジュニア、10・25武道館大会で世界ジュニアに挑戦するKENTAは、丸藤正道との前哨戦に勝利。ジュニア変則2冠獲りに弾みをつけた。また、全日本プロレスのカズ・ハヤシがノアで初陣を飾った。 25日の武道館大会で丸藤に挑戦するKENTA。この日は、石森太二と組み、丸藤、太田一平と激突した。一進一退の攻防を繰り広げ、最後は石森がスーパースターエルボーで太田にトドメ。試合はKENTAに軍配があがった。 試合後、GHCジュニアチャンピオン、ブライアン・ダニエルソンもリングに上がり、3人で視殺戦を展開。KENTAは2人のベルトを指差し、自らの腰に巻くジェスチャーで2冠獲りをアピール。「まずは広島」としたうえで「皆さん一番望むことっていうのはそういうこと(武道館で丸藤とのダブルタイトルマッチ)でしょ」と言明した。 また、青木篤志“閃光”十番勝負第6戦の相手として、方舟マット初登場となったカズは、ファイナルカットで貫禄勝ち。「武者震いするわ。(世界ジュニア王座奪還の)準備はしてるからさ」と静かに機会をうかがう。
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スポーツ 2008年10月06日 15時00分
全日本プロレス 浜亮太が“故郷”でデビューへ
全日本プロレスの武藤敬司が主宰する「武藤塾」が5日、千葉・柏市内のジムで行われ、角界出身の日本人最重量級レスラー浜亮太のデビュー戦について言及。“ゆかりの地”両国国技館デビューが濃厚となった。 この日、浜らと一緒に武藤塾を開催。浜のデビュー戦について「おそらく11月3日、両国がデビュー戦になる」と語った。 ただ、あくまでも目安であり、これからはプロレス技術習得が課題になっていくという。 浜は、北海嵐(ほくとあらし)の四股名で活躍。体重185キロの巨体を生かし、東幕下6枚目まで昇進。今年7月に全日プロに入団し、練習生として汗を流していた。 デビュー戦を告げられた浜は「大相撲で引退したのも両国だったんで楽しみです。おこがましいですが、曙関とやってみたいですね。あとは(カズ・)ハヤシさん、諏訪魔さんの言うことを聞いてしっかり頑張りたい」と“初日”に向けて気合十分だ。
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スポーツ 2008年10月06日 15時00分
中日・川上憲伸 FAで巨人入り!?
FA、移籍市場は今年も巨人に引っ掻き回されそうだ。巨人は上原のメジャー入りで、投手陣の整備が急務。FA権を得たロッテ・清水に食指を伸ばすのは間違いないが、本命は中日・川上憲伸なのだという。原巨人と落合中日、さらに米メジャーも絡む川上争奪戦は、シーズン終了を待たずに本格化しそうだ。 巨人は昨年、ヤクルトを自由契約になったグライジンガー投手とラミレス野手を、阪神、中日、ソフトバンク、オリックスらとの激烈な獲得合戦の末、両取りに成功。 阪神との絶望的なゲーム差を追い上げたのは、この2選手と小笠原の移籍・FA組の活躍によるところが大きい。スポーツ紙デスクが解説する。 「内海や坂本ら、生え抜き組が成長したといっても、グライやラミレスがいなかったら巨人の今はなかった。原監督は続投が決まって、すでに来季の構想を練っている。その中には上原が抜ける穴をどう埋めるかがあるのは間違いなく、最優先事項になっているはずです」 勝ち星が計算できる投手を外部から導入するのは必然。その候補に浮上してきているのが中日の川上だ。メジャーに精通するフリージャーナリストが解説する。 「川上は東海岸のチームが希望のようですが、実現は難しいかもしれない。希望球団のひとつ、レッドソックスは先発投手の駒が足りています。ヤンキースも伊良部や井川で懲りたからではないでしょうが、日本人選手は取らないことに方針転換しています」 川上が先発投手としてメジャーの厳しいローテに耐えられるかどうか。中4日で回すのがふつうだけに、日本の1週間に1度程度の登板に慣れ肩に不安が残る川上には過酷過ぎる。 9月末、中日の球団サイドは、メジャーが獲得に名乗りを挙げないこともありうるのを見越してか、川上に残留を要請している。しかし…。 「落合監督と折り合いがいいとはいえない川上に、球団に残る気はない。メジャーから声が掛からないようなら、日本の球団を選択するでしょう」(前出・スポーツ紙デスク) そこで、浮上してきたのが巨人入り。球界OBが、巨人が中日から川上を取るメリットを、次のように解説する。 「また故障が発生したとして戦力として計算できなくなったとしても、巨人はいいんだよ。ライバルの戦力をそぐメリットがあるからで、この手は巨人は何度も使ってきた歴史がある。つまり、2軍でくすぶることになってもいい。李や二岡が2軍で調整していたときに、連勝はスタートしていたように戦力的には余裕がある。投手もそう。内海や中継ぎの山口らが使えるようになって、先発の1人が登録抹消になったとしても、何とかなるんだ」 川上の今季推定年俸は3億4000万円。金満球団・巨人なら1億円以上の上積み、5億円でも出せる。 「ロッテの清水次第になりそうですが、ふたりがOKしたとしても巨人なら取れる。去年に続いて、両取りを狙っていたとしてもおかしくない」(前出・スポーツ紙記者) 川上が巨人入りして働くようなら、原監督の長期政権も現実味を帯びてきそうだ。 上原や川上が注目されてきたFA選手だが、より“お買い得”と見られているのがロッテの清水直行投手と広島の二塁手・東出輝裕だ。特に清水は今季まで7年間で6度2ケタ勝利しているのに推定年俸は、わずか1億6000万円。巨人ならおそらく3億に届いていただろう。 「FA宣言してもメジャーから声がかかるのは五分五分。巨人の他に横浜やヤクルトあたりが興味を示していますが、巨人なら二つ返事もある」(パ・リーグ担当記者) 一方の東出は元々、大の巨人ファン。二塁なら実力的に見てレギュラー取りも可能。獲得の意思を示せば即OKだろう。
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スポーツ 2008年10月06日 15時00分
大リーグ 岩村3戦連続タイムリー
3戦連続のタイムリーヒット!米大リーグ、タンパベイ・レイズの岩村明憲内野手は5日(日本時間6日)、敵地USセルラー・フィールドでシカゴ・ホワイトソックスとのア・リーグ地区シリーズ第3戦に1番・二塁で先発出場。第2戦で値千金の逆転2ランホームランを放ったのに続き、この日も先制点を叩き出す活躍を見せた。 1回第1打席でホワイトソックス先発のジョン・ダンクスからセンター前ヒットを放った岩村は、続く2回の第2席でもランナー1、3塁の場面で、一塁内野安打を放って先制点を演出した。 5回第3打席は空振り三振。7回の第4打席は左フライに終わった。 岩村の適時打で先制したレイズだが、ワイズの2ラン本塁打などで逆転を許し、3-5で敗れた。リーグ優勝決定シリーズ進出は6日の第4戦以降に持ち越しとなった。 ナ・リーグ地区シリーズは、フィラデルフィア・フィリーズが、敵地ミラー・パークでミルウォーキー・ブルワーズを6-2で破り、対戦成績を3勝1敗としてリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。 フィリーズの田口壮外野手は出場しなかった。
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社会 2008年10月06日 15時00分
一転“不出馬” 東国原知事の作戦勝ち
突然の“不出馬宣言”だった。宮崎県の東国原英夫知事は5日午前の民放番組に出演し、次期衆院選宮崎1区で浮上している自らの擁立論に関し「降ってわいた話で(出馬の)イメージも計画もしていない。現時点ではないと断言する」と述べた。一時は出馬に向け、かなり色気の見えるコメントをしていた知事だが、一転して完全否定。この事態に永田町関係者は「東さんの作戦勝ちですよ」と苦笑しているという。そのココロは。 数日前までは、いかにも出馬しそうなコメントだった知事だが一転、完全否定。この事態に永田町関係者は「最初から、今回の出馬は『見送り』のつもりだったと思いますよ」と予測した上で、その根拠として「宮崎にスポットライトをあててもらうチャンスだと思ったのでは?」とした。 お笑い界から県知事への華麗な転身をキメてから1年半あまり。「宮崎の広告マン」を自任する知事は、メディアをうまく利用することで県特産品の地鶏やマンゴーなどの売上、知名度を飛躍的に伸ばすことに成功した。しかし、「その役割もある程度まっとうした感が出ている。ひと言で言うと、メディアも地元有権者も知事のそのポジションに飽きがきているのは否めません。長い任期中のいわゆる“中だるみ”といっていい状態です」(前出・関係者)。 逆に今回、知事が出馬に色気を見せることで次期衆院選での宮崎1区は、がぜん「注目の選挙区」となった。これも「どんな手を使ってでも宮崎の露出を高める」という知事の狙いによるものか。 自民党関係者は「あれだけの人気知事が出馬の意向を見せれば、その後、出馬を取りやめて別の人が立っても、『注目の選挙区』という位置は失わない。当然、選挙中にメディアが取り上げる機会も増えるでしょう。中山さんの醜聞を逆手に取ったうまい戦略ですよ。完全に一本取られた感じですね」と苦笑い。完全に主導権を握られた様子だ。 また、別の永田町関係者は「本当に国政に打ってでるときの布石にもなる」と読む。ヒガシ知事一流のパフォーマンスは、周到に練られた“計画的犯行”だった可能性が高まっている。
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ミステリー 2008年10月06日 15時00分
NMR ポニョ都市伝説、ポニョには宮崎駿のマル秘メッセージが含まれている!?
今年夏の大ヒット映画「崖の上のポニョ」。ご存じアニメ映画の巨匠、宮崎駿監督の最新作だが、この映画に込められたメッセージを山口敏太郎がオカルト作家の目線で読み解いた。 ポニョには、宮崎駿監督のあるメッセージが隠されている。そんなウワサを聞いた、オカルト作家・山口敏太郎は「崖の上のポニョ」を鑑賞した。感想は、率直に言っておもしろ過ぎる。まさに集大成の傑作である。さて、この作品に秘められた宮崎駿のメッセージとは何なのか。 まずポニョの父・フジモト。彼は人間を捨て、魔法を操る海の住人となった。フジモトは、ポニョが人間社会の醜い部分に染ることを嫌悪している。また、フジモトのキャラデザイン、乗り物、海中の家、全てが手塚治虫チックだ。つまり、このフジモトは宮崎監督の手塚治虫へのリスペクトの反映ではないだろうか。 よく考えてみると、陸上でのフジモトは消毒剤のポンプを担ぎ、海水を撒きながらやってくる。これは医者であった手塚治虫を意味しているのではないか。人間社会の醜さをなげき、魔法の力で、海が豊かであった時代を再現しようとするロマンチストの父・フジモトは、アニメという魔法に理想を求めた手塚ワールドの考えそのものである。 そのフジモトが作った結界を破り、外に飛び出たのがポニョであり、宮崎駿であった。宮崎駿は先人・手塚のようにロマンチックなものを魔法=アニメには求めなかった。「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」のようにリアルな人間の性(さが)を描写することも厭わなかった。宮崎駿、つまりポニョの偉大なる冒険であったのだ。 さらに、明らかに海を越えてやってくる白人と思えるポニョの母親は、ディズニーではないだろうか。フジモトの、妻に対する「あの人」という呼称には、明らかに憧れがこもっている。手塚治が生前、ディズニーに憧れを持っていたのは事実だし、ディズニーは人魚姫という作品をを制作している。 つまり、ポニョの父・フジモトは、手塚治虫であり、ポニョの母である人魚は、ディズニーなのだ。この2人から生まれたのがポニョ、つまり宮崎駿監督である。そして、この作品には、手塚とディズニーへのリスペクトと深い愛情が込められているのだ。どちらにしろ「崖の上のポニョ」は悪くない。まさに宮崎アニメの総決算ではないだろうか。直ちに見るべし、この映画に秘められたメッセージを読み取るのもひとつのミステリーなのだ。
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芸能 2008年10月06日 15時00分
加勢大周容疑者 大麻・覚せい剤所持で逮捕の余波広がる
俳優の加勢大周(本名・川本信博)容疑者(38)が5日までに、覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反(いずれも所持)の現行犯で警視庁組織犯罪対策(組対)5課に逮捕された。この事件の波紋は大きく、賠償問題にも発展しそうだという。 調べでは、加勢容疑者は4日午後8時半ごろ、東京と世田谷区新町の自宅マンションで、覚せい剤約3グラムと大麻約9グラムを所持していた疑い。覚せい剤は封筒に入れて居間のテーブルに置いてあり、大麻は寝室で袋に入った状態で見つかった。 覚せい剤の注射器と大麻の吸引パイプも押収され、尿からも覚せい剤反応が検出された。クローゼット内では、大麻草25株が栽培されていた。同課は今後、使用と栽培容疑でも立件する方針だ。 芸能界への波紋は大きい。加勢容疑者は、奥山佳恵演じる主人公の相手役としてドラマ「キッパリ!!」(TBS系、月〜金、午後1時半)に出演中。同ドラマは全45話中の20話分の放送を残し打ち切りが決まった。 制作の中部日本放送では6日は前シリーズ「キッパリ!!」のダイジェスト版を放送し、7日からは37話以降を再放送するという。同局の損害は大きく、「損害賠償問題に発展する可能性もある」(テレビ関係者) また、5日に始まったばかりのNHKバラエティー「カンゴロンゴ」(日曜午後11時)では12日放送分からドラマ部分で登場する予定だったが、NHK広報部は、「画面に登場することはない」としている。 日本テレビ系ドラマ「トンスラ」(土曜深夜0時55分)には11日放送分にゲスト出演だったが、同局は放送を検討中。探偵役で出演した映画「コードブレイカー1507 上海円舞曲」(来年公開予定、林海象監督)も今後何らかの対応を迫られるはずだ。 加勢容疑者は、90年に映画「稲村ジェーン」の主役でデビュー。以後、トレンディドラマに引っ張りだこの人気俳優だった。しかし、個人事務所設立後、前事務所から芸名の使用差し止めを求めて訴えられ、裁判は1年3か月に及んだ。結果的には勝訴したものの、イメージダウンもあって、再びトップで活躍はできなかった。00年2月には結婚したた、直後に隠し子騒動が起こり、01年には離婚した。 最近、ようやく三枚目的役がらで人気が出ていたが、トラブル続きのイメージは、今回の事件で決定的になってしまった。 自身のホームページもこの日夕方から「諸事情によりお休みさせていただいております」と閉鎖。今後の芸能活動はかなり厳しいとみられている。
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