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芸能 2009年04月20日 15時00分
人物クローズアップ マルチシンガーソングライター松浦ひろみ 病にAV出演…絶望から這い上がった彼女が出した答え
マルチシンガーソングライターの松浦ひろみ(24)がセカンドアルバム「Angel Virgin」(AIRPLAY)を4月22日にリリース。1月末に発売されて大反響を呼んだ主演アダルトビデオを受けてのニューアルバムだけに注目を集めている。そこで心境の内側や聞きどころなどについて話を聞いた。 新譜のテーマは“セルフプロデュース”。デビュー盤とはまた違った彼女の成長ぶりが感じられる。 「自分でやりたいものをやった感じ。ひとつの到達点だと思います。皆さんにもゆとりをもって聞いてもらえるんじゃないでしょうか。ファーストからセカンドへの間にいろいろあったせいか、詞や曲などにも変化があります。そのあたりにも注目して欲しいですね」 収録曲は全13曲。オリジナル10曲にPCゲームの主題歌が2曲と、泰葉のデビュー曲「フライディ・チャイナタウン」のカバー。 「何か1曲カバーを入れたいと思っていたんです。そこで話題になっていた泰葉さんの曲を選びました。泰葉さんは自由な方ですし、そこに私もあやかりたいという尊敬の意味も込めて。パンチのある曲だし、私と声質も似ていたせいかすごく歌いやすかったですね。それにこの曲は泰葉さん自身の作曲です。そうした才能にも注目して欲しいという思いもあります」 一方、オリジナルのうち9曲目の「永遠に…」は自分でも好きな曲という。というのも一昨年の秋から冬にかけて気分障害の病を患(わずら)い、歌手を辞めようと思っていた時期の体験を基にしているからだ。 「歌うのも困難なほどへビーでした。ネガティブな出来事が重なって余計なことを考える余裕がまったくなくなって。私、物事がうまくいかなくなると自分を責めて追い詰めてしまうタイプなんです。精神的なプレッシャーから物が食べられなくなって、食べても吐いてしまう。しばらく何もできなくて、ただ休むしかありませんでした。クリニックも私にとっては全く無意味、もらった薬も効かないし。やはり休むのが一番。そして私の考え方やとらえ方を変えること、これしかありませんでした」 昨年3月ごろから音楽活動を再開し、健康状態の回復を見つつ8〜9月ごろから本格的に活動を始めた。 「この3月から8月の間に考え方が徐々に変わってきました。私にやれることやろう…そう思えるようになって、そのうち“歌わなきゃ”みたいな使命というか責任感が高まってきて」 シンガーソングライターとして本格的に活動を再開する一方、セクシーイメージDVDにも出演。そして今年1月30日、最初で最後のアダルトDVD「現役シンガー衝撃デビュー! そして即引退!」をリリースし、大きな話題を呼んだ。 「病気の間、歌手として活動できないんなら、そのまま終わっちゃんだろうなって。まさか戻れるとは思ってなくて、自分の意思じゃなく何かに導かれてるような、自分には分からないことだらけの復活でした。そのとき、元気だからといってうまくいくとは限らないのなら、できることを一生懸命やっていくしかないなって決心したんです」 11曲目の「宇宙(そら)をかける天使」はAV出演以来浴びせられた心ない言動を踏まえた上で、メッセージを歌詞に込めたという。 「知人からいろいろと言われるのは想定内でしたが、私のことを何も知らずに言う人が多かったのはショックでした。でも、そうした誹謗(ひぼう)中傷に負けないよう頑張らなきゃって、逆に張り合いが出て(笑)。私は心のどこかで“必ず分かってくれる人もいる”と思っていたし、実際に多かったですから」 アーチストである以上、画一化された社会に楔(くさび)を打ち込み、既成概念を破壊することも使命のはず。過去、ジョン・レノンら数多くのアーチストたちがその身を観客の前に晒(さら)し、世間に波紋を投げかけてきた。 「AVに出るのはイメージが悪いって言われるけど、だからって手を抜かなかったし、真剣にやった点では音楽と変りません。私の一生懸命さが伝われば、それでいいと思ってます」 ただ、AVに出たからといって、それが音楽に与える影響は少ないとも言う。 「作詞作曲という意味では以前と変らないですね。でも、ライブでは無意識にですが、以前よりお客さんの目を意識して歌うようになっているかも知れません」 最後に読者へのメッセージで締めくくってもらった。 「何かやりたいことがあっても、周囲からいろいろ言われてできない人も多いと思います。夢を追いながらもあきらめかけようとしている人みんなに“がんばれ”という意味を込めて、ぜひこのアルバムを聞いて欲しいですね」 5月3日には秋葉原のソフマップ音楽CD館で午後3時からイベントを行う。病気という苦難を乗り越え、ある意味“開き直った”彼女の姿に接してみては。プロフィールまつうら ひろみ 1984年8月31日生まれ。T156、B82W56H84。A型。趣味=ショッピング、温泉、ネットサーフィン、居眠り。05年9月7日にシングル「Cruel」でデビュー。06年10月にファーストアルバム「ROMANTIC FANTAGIC」をリリース。
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芸能 2009年04月20日 15時00分
関ジャニ∞は踏み台!?戸田恵梨香が狙う本命の彼
好調なスタートを切った真ドラマ「BOSS」(フジテレビ・木曜22時)に出演している若手女優の戸田恵梨香(20)。関ジャニ∞の村上信五と熱愛説が流れたことがあったが、実は別の人物を狙っているといううわさがある。 戸田は、人気ゲーム最新作「ぷよぷよ7(セブン)」のCMキャラクターに決まり先日、発表会が都内で開かれた。 「ブルーのワンピースに“ナマ脚”で登場した戸田は“小学3年から遊んでいる”という大好きなソフトのCM出演に大喜び。撮影現場でも“全消し”などマニアックな用語を連発。カメラが回っている間もほとんど“素”でゲームを楽しみ、製作者を質問攻めにしたそうです」(芸能ライター) バスルームにも携帯ゲーム機を持ち込むほどゲーム好きな戸田。 「ゲーム好きの男性っていいですね。“ぷよぷよ”した人がいいかな」と笑った。 さて戸田といえば、16日から始まった連ドラ「BOSS」(フジテレビ)に出演している。 「役どころは新設された警視庁捜査一課特別犯罪対策室室長・大澤絵里子(天海祐希)の部下、木元真実で、化学捜査班出身の刑事。知識や情報収集のスペシャリストを演じています。第1話が16日に放送され、18.1%の高視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。現時点では、新ドラマのトップです」(テレビ誌記者) 先月公開された映画「恋極星」にも主演している戸田は06年に公開された映画「デスノート」でブレーク。昨年は「コード・ブルー・ドクターヘリ緊急救命」(フジテレビ)、「流星の絆」(TBS)など話題作に立て続けに出演し好評を博した。 「ケレン味のない、メリハリのきいた演技が魅力。先行した同世代の長澤まさみには強烈なライバル心を燃やしているそうです。バストではFカップといわれる長澤にはかないませんが、それでもグラビアなどを見る限り谷間はなかなかのもの。Dカップはあるともっぱらの評判です」(芸能リポーター) そんな戸田の恋人としてまず取りざたされたのが関ジャニ∞の村上信五だった。 「2人は昨年10月に放送された関西テレビ開局50周年記念ドラマ『ありがとう オカン』で血のつながらない兄妹を演じた間柄ですが、彼女が本当に狙っているのは『嵐』の松本潤のようです。村上と親しくなったのも松本へ“渡り”をつけてもらうためだったようです」(芸能ライター) 松本が“ぷよぷよ”とは思えないが、ともかく戸田からますます目が離せなくなってきた。
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芸能 2009年04月20日 15時00分
ジャッキー問題発言のウラ
香港が生んだ世界的アクション映画スターであるジャッキー・チェンさん(55)が18日、「自由すぎると今の香港や台湾のように混乱する。中国人は管理される必要があると思うようになってきた」などと問題発言をぶち上げ、地元紙の猛反発を食らっている。共同通信などによると、19日付香港各紙は「考え方が幼稚」「奴隷根性の持ち主」と批判報道一色。ネットでもバッシングが激しくなっている。 中国海南省で開催中の「博鰲(はくごう)アジアフォーラム」に映画関係団体幹部として出席したチェンさんが、文化の自由についての考え方を問われて答えたもの。香港紙の明報は「自由の価値を理解していない」との識者の意見を紹介した。チェンさんはほかに「テレビは日本製を買う。中国製のテレビは爆発するかもしれない」とも話しており、ネットユーザーから「中国人なら中国製を買え!」と怒られた。 問題発言の背景には、慈善事業に寄付したり、反社会的勢力追放キャンペーンに一役買うなどチェンさんの生真面目さがある。「プロジェクトA」「スパルタンX」などアクション映画ブームが巻き起こった1980年代以降、香港映画界には裏社会勢力が居座った。チェンさんはこうしたマフィアを駆逐する運動の先頭に立ったこともある。 つまり、だれがどう思おうと思ったことは口に出さずにいられないタイプ。正義感も強い。ただし、女性関係にはだらしないとされている。
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スポーツ 2009年04月20日 15時00分
大リーグ 松井秀喜引退危機
松井秀引退危機? 大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜は現在、昨年9月に内視鏡手術した左ひざの状態が思わしくなく、本来のバッティングができずにいる。今季オフにはヤンキースとの4年契約が切れるとあって、このまま結果を出せないままだとヤンキースからの放出は必至。現役続行の正念場を迎えている。 松井秀は今シーズン、6日(日本時間7日)のオリオールズとの開幕戦に4番指名打者で出場。1号2ランを放ち、日米通算本塁打記録を445本に伸ばし、師匠の長嶋茂雄元監督の444本を超える、幸先のいいスタートを切った。 昨年9月、古傷の左ひざを手術し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場も断念。今季は4年契約の最終年とあってか、万全のコンディションを作りあげてきた。その成果を示すメモリアル・アーチだった。 だが、開幕戦でのメモリアルアーチから一転、注目を集めた巨人時代の元同僚、上原浩治投手との初対決でノーヒットに抑え込まれると、翌日からはスタメンから外れた。16日のエンゼルス戦で久々にスタメンに復帰し、2打数1安打3四球だったが、再びその後は代打要員に甘んじている。打率はいまだ1割9分4厘(20日現在)とパッとしない。 今シーズン開幕直後には、米国のヤンキース番記者から低評価を下された。7人の記者による成績予想の平均は、打率2割8分7厘、23本塁打、94打点。ヤンキース打線の一角を担う選手としては物足りない低評価だ。だが現在の松井秀の成績は、それをも下回っている。 米国番記者のほとんどが今オフに契約が切れ次第、松井秀がヤンキースから放出されると予測している。大リーグ通の1人が証言する。 「確かに米国内における松井秀の評価は決して高くはない。しかも、今シーズンは、昨年9月にメスを入れた左ひざの状態は思わしくない。故障者リスト(DL)入りも時間の問題とさえささやかれている。今の左ひざの状態では、満足のいく成績を残すのは厳しいと言わざるを得ないだろうし、契約が切れ次第、チームの構想から外れる可能性は十分でしょうね」 松井秀自身、渡米前には今シーズンに懸ける悲壮な決意を語っている。 「今年は僕の野球人生の分かれ道になる気がする。未来の明るい道なのか、それとも暗くてこのまま終わっていく道か。どこも契約をしてくれなければ終わり。自分がプレーしたくてもできない。そうなったら(引退の)可能性はゼロではないでしょう」 現在、松井秀の左ひざは「水がたまっている状態」だという。本人は「1週間前から少しずつ腫れてきたが、今はだいぶ、治まった」と左ひざの状態は軽症であることを強調。一昨年、右ひざの手術を受けた際と比較し「ひざは腫れたり、ひいたりを繰り返しながら少しずつ状態が上がる。右ひざのそうだった」と話す。 キャッシュマン・ゼネラルマネージャーも「まだ推測はしたくない。よくならなければ、DLに入れるか休ませるかを、そのときに考えればいい」と松井秀の早期DL入りを否定。長い目で松井秀の復調を待つ考えでいる。 だが、このまま成績不振が続き、ひざの状態も回復せずスタメン復帰がままならなければ、DL入りは確実だ。来年以降の戦力構想からも外れるだろう。ヤンキースでの契約更新の目は消える。 他の大リーグ球団、日本球団からのオファーはあるかもしれないが、松井秀も今年で35歳、年齢的なこともあるだけに、、最悪の場合、引退もある。松井秀が引退を避けるには、まずは番記者たちの低評価を覆す成績を残す以外にはないが、その道は厳しい。
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スポーツ 2009年04月20日 15時00分
松井 インディアンス戦で復調アピール
米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜は19日(日本時間20日)のインディアンス戦でスタメン復帰。適時打を放ち1打点をマークした。 7番・指名打者で出場。回の第1打席はニゴロ。5回の第2打席も遊飛だった。だが、7回2死二塁の場面で、センター前への適時打を放ち、打点1を挙げた。8回の第4打席は四球を選んだ。 ヤンキース首脳陣は痛めている左ひざの状態を考慮してか、松井秀のスタメン起用を見合わせてきたが、この日は先発で起用した。松井秀も期待に応え、復調をアピールしている。チームは7-3で快勝した。
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スポーツ 2009年04月20日 15時00分
野球 楽天・ノムさん完敗に白旗
ノムさん早くも白旗宣言? 楽天は19日のオリックス戦(東京ドーム)で0-15の大敗を喫した。“先発第3の男”と期待を寄せるラズナーが2度目の背信投球で降板。かねてより課題に挙げていた先発投手の苦しい台所事情が浮き彫りとなった。打撃陣もミスを連発し、あまりのふがいなさに野村克也監督は「少年野球」と皮肉った。 指揮官は、もはやあきれるしかなかった。 ここまで日本ハムと並び首位に立っていた楽天。ところが、この日はまるで別のチームだった。 先発を任されたラズナーは2回、2本の本塁打で3点を失うと、4回にも3安打2死四球で5失点、散々な内容でマウンドを降板。4回で勝負の大勢は決した。打線も8安打を放ちながら6残塁と結果に結びつかず、今季両リーグワーストとなる15失点という屈辱的な完封負けを喫した。 お粗末な内容に指揮官は、得意のボヤキを連発した。その原因を作ったのは明らかにラズナーだった。 「球場の特徴に適応した投球ができなかった」というラズナーだが、ここまで毎試合本塁打を打たれており、言い訳にしか聞こえない。 いっこうに改善されない“一発病”に「コントロールが甘くなると、どうしても長打を打たれる。すべてが悪い。ああいう変化球と球威じゃ抑えられない。ラズナーとローズは相性が悪い。打ち損じを期待するしかないな」(野村監督)とサジを投げた。 2度目の大炎上とあって本来なら2軍で調整をさせたいところだが、そうもいかない。テコ入れをしようにもケガ人が多く、人材難の状況なのだ。「投手の数が少ない。岩隈(久志)とマー君(田中将大)だけで、144試合を戦うのはしんどい」と頭を抱えるしかない。 加えて、野手、コーチ陣も監督の頭を悩ます。初回に先頭打者の渡辺直人が2塁打で出塁するもけん制死。8回には高須洋介の2塁打で本塁突入を試みるもタッチアウトになるなどミスが目立った。「(3塁ベース)コーチがああいう初歩的なミスをやってもらっちゃ困る。3年やって何も変わらない。子供レベルのミスをするのは許せない。少年野球ですよ」とおかんむりだ。 もはや出る言葉は後ろ向きな発言ばかり。報道陣からここまでの手応えを問われ、「優勝かね? とんでもないよ。神がかり的なことが起こらない限り」という迷言を残し球場を後にした。このままAクラスに残留するためにもはがれ落ちた“メッキ”を野村再生工場で、どう塗り直すかがポイントになってきそうだ。
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スポーツ 2009年04月20日 15時00分
野球 オリックス・フェルナンデスが古巣に“恩返し”
オリックスが誇る“外国人カルテット”が本領を発揮。今季から新加入のフェルナンデスが古巣相手に大暴れした。 この日、カブレラ、ローズ、ラロッカ、フェルナンデスの4人で10安打、4ホームラン、8打点と荒稼ぎ。相手の戦意を一瞬にして奪い去った。 特にフェルナンデスは1本塁打を含む4安打、3打点と強烈なしっぺ返しを食らわせた。2006年には楽天に移籍し中軸打者として活躍したものの、失策の多さから構想外となった。 活躍の場を求め、新天地に選んだのはオリックス。前日まで打率は1割8分8厘、スタメンからも外されていたが、古巣相手に奮起。“借り”を返し「そりゃあ気分いいよ」。開幕からここまで不振だった眠れる大砲が反撃ののろしをあげた。
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スポーツ 2009年04月20日 15時00分
フィギュアスケート 真央「五輪はパーフェクトに」
フィギュアスケートの「国別対抗戦」に出場した浅田真央と安藤美姫が19日、東京・代々木第1体育館でエキシビジョンに登場。浅田が五輪本番に意気込み。安藤は奥の手を明かした。 6カ国対抗の団体戦で日本は3位に終わったが、浅田は自己ベストを上回る201.87のパーソナルベストを出した。エキシビションでは「仮面舞踏会」をタンゴのリズムに乗って、優雅な演技で踊りきり、「いまはすごく達成感がある。五輪ではミスしないでパーフェクトにやるのが目標」と誓いを立てた。 一方、安藤はエキシビションで親交のある歌手・絢香の「I believe」を熱演した。今大会のフリーでは4回転サルコウに失敗してしたが、五輪本番に向け「4回転のトーループとループをちょっとずつやっている」と、秘策を練っていることを明かした。
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スポーツ 2009年04月20日 15時00分
王と長嶋〜プロ野球を国民的スポーツにした2人の功労者〜〈21〉王が長嶋を超えられない不文律
世界の王のビッグ1に対し、栄光の背番号3のミスター・ジャイアンツ。が、巨人軍の格付けは、ナンバーワンの長嶋茂雄に対し、ナンバー2の王貞治。この序列は変わらなかった。「記録の王に記憶の長嶋」とも呼ばれた。記録では圧倒的に世界の王が上位だが、ミスター・ジャイアンツには記録だけでは評価できない、ファンに鮮烈な記憶を残すプレーをする。そういう意味だ。客商売のプロ野球だから、当然ミスターの方が上位にランクされるというのが巨人軍の考え方だ。 「長嶋は巨人軍の長男、王の方は次男坊」という位置づけもある。長嶋さんの方がプロ入りが1年先。大学出(立大)と高校出(早実)だから、年齢は4歳違う。長男・長嶋、次男・王というのは、当たっているようにも思える。が、プロ野球というのは実力の世界だ。年齢も学歴も関係ない。結果を出した者が勝ちのはずだ。「野球は本来記録がすべてでしょう」。世界の王がこう強調する裏には、現役時代、常にナンバー2扱いされたことに対する不満がうかがえる。 「ONボール」という伝説がある。「本当はストライクなのに、ONが見逃したのだから、ボールだろうと審判が判定する。実際にONボールは存在した」。ONと激突した当時の各球団のエースたちは口をそろえる。 「だって、柴田や土井たちが『ONボールのあおりをくって、おれたちの時に帳尻合わせをやられている。ボールをストライクと言われるのだから、たまらないよ』と嘆いていたんだからね」と、巨人軍内部の楽屋裏話を暴露する。 当時の審判たちはこう反論する。「ONボールというのは、マスコミが勝手に作った用語です。われわれに言わせれば、むしろONストライクです。ONという偉大な打者が立ったときには、ほかの打者の時よりも無意識のうちにジッとストライク、ボールを見極めよとして、ONに辛い判定になることがあった。いってみれば、ONストライクです」 ONストライクも新説で興味深い。しかし、現実的にはONボールは伝説となって今でも語り継がれている。その呼び方になんと世界の王は異議を唱える。「オレは審判よりも選球眼が良いと自信を持っている。オレが見逃したらストライクではなく、絶対にボールだと確信を持って言える。だけど、ミスターはそんな選球眼を持っていたかい?」と、一緒にされるのを迷惑がるのだ。 敬遠のボールに飛びついて打つ。本来のストライクゾーンと関係なく自分が打てる範囲はストライクという、独自の長嶋ストライクが存在する。そういう伝説のある長嶋さんと同じ選球眼扱いされ、ONボールと呼ばれるのは、心外だという王さんの本音が思わずこぼれ出たといえる。 なんでも簡単にONという2語で片づけてほしくない。技術面では絶対に長嶋さんに負けていないという、王さんの譲れない強いプライドが感じられる。 「長嶋さんはライバルというより、追いつき、追い越せの目標だった。なにしろオレがプロ入りした時は、すでに新人で本塁打王、打点王の2冠王の成績を残していたんだからね。遠い存在だった」 そういう遠い存在だった長嶋さんを、血のにじむような猛練習、努力で完成させた一本足打法で射程距離にとらえ、ついにはONと並び称されるようになった。そして、王さん本人は長嶋さん超えを確信したのに、球団側には「長嶋がナンバーワン、王はナンバー2。年俸で王が長嶋を超えることはない」という、超えられない不文律があった。王さんがONボールの呼称に異議を唱えるのもわかるような気がする。
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スポーツ 2009年04月20日 15時00分
戦極 吉田秀彦8月復帰に意欲
戦極年明け興行以後、リングから遠ざかっている吉田秀彦が19日、埼玉県内の吉田道場で、恒例の柔道教室を開催した。吉田は8月にリング復帰する意向を示した。 1・4「戦国の乱」の菊田早苗戦で判定負けを喫し、引退がささやかれた吉田。引退説を否定し今夏を目途に復帰戦を行う意向を示していたが、この日は戦極の國保尊弘代表から8・2「戦極〜第9陣〜」(さいたまスーパーアリーナ)で復帰することを薦められたことについて「じゃあ頑張らなきゃ」と8月復帰に意欲をみせた。 正式決定ではないが、次戦は再起を図る重要な一戦となる。吉田は対戦相手にも言及し「対戦したい選手はいない。でも菊田とはもう1回やらないと。悔しかったから」とリベンジマッチを要求。「気合入れて頑張ります」と闘志をたぎらせていた。 なお、この日は自身の柔道教室「第32回VIVA JUDO!」を同道場で行ない、30人の親子が参加。子供よりも元気いっぱいの母親らに、「お母さんすっごいなぁ」と圧倒されていた。
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