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スポーツ 2009年04月10日 15時00分
王と長嶋〜プロ野球を国民スポーツにした2人の功労者〜(17) 来る者「拒まず」の王と「選ぶ」長嶋
派閥を嫌うあまり、仲人まで務めた堀内氏との関係まで冷え切った長嶋さん。「王さんと違ってミスターは冷たい。引き留めてくれない」と言われるが、実は王さんも似ている。ダイエー、ソフトバンクの監督として14年間。「オレくらいコーチを代えた監督はいないだろう」と自ら認めている。 ONには「去る者は追わず」という共通点がある。1995年にダイエー監督に就任。あえて巨人OBをコーチに呼ばず、孤軍奮闘したものの、Bクラスが続き悪戦苦闘。就任4年目についにV9の戦友・黒江透修氏を助監督に招いている。その年に初めてAクラス入り、5年契約が切れる翌99年に初優勝、初の日本一になる。 2000年もリーグ連覇、ONシリーズに敗れたものの、王監督=黒江助監督のコンビは成果をあげていた。が、01年に横浜・森祇晶監督誕生の動きが出てくると、「クロちゃん、森さんのところに行くんだろう」と黒江氏をあっさり送り出している。 森氏もV9巨人時代の僚友であり、西武時代からの森監督=黒江コーチのコンビ関係を知っているだけに、快く横浜行きを認めた王さんらしい友情物語ともいえるだろう。「今のダイエーは身売り話が絶えないし、年俸も上がらない。横浜へ行けば、契約金も出るだろうし、その方がクロちゃんにとっていいだろう」と黒江氏の経済問題にまで言及している。 黒江氏だけではない。05年、合併球団オリックス・バファローズの監督に仰木彬氏が就任した際にも新井宏昌打撃コーチを送り出している。「仰木さんと新井の親しさは特別な間柄だからね」と。が、新井コーチを獲得する際には、「前から目を付けていた。実は、オリックスを辞めるのを待っていたんだ」と明かしている。待ち望んでいたコーチをせっかく獲得したのに、あっさり手放す。そして、仰木監督が亡くなると、新井コーチを呼び戻している。 「来る者は拒まず、去る者は追わず」というのが、王さんの人生哲学といっていいだろう。だから「オレくらいコーチを代えた監督はいないだろう」と言い切るくらいコーチ陣の出入りが激しい。が、その言葉の裏には、「コーチが誰でもオレはやっていける」という世界の王の自負のようなものも感じ取れる。 前回のWBCのコーチ人事の際には、「野球は投手だから、投手コーチは大事だが、あとのコーチは誰でもいいんだ。一流の選手ばかりだから、技術を教える必要もないからね。選手を気分良くプレーさせられる人ならいい」と関係者に本音を漏らしたという。 長嶋さんにも王さんと同じように、コーチに頼らなくてもやっていけるという、同じカリスマ監督の自負があるのは確かだろう。「来る者は拒まず、去る者は追わず」という王流は、派閥を作らない長嶋流と一見似ているようで、非なるものだ。というのも、長嶋さんは「来る者を選ぶ」からだ。 一例を挙げる。ある長嶋番記者に対し、「オイ、今度飯でも食べるか。メンバーを決めておいてよ」と声を掛ける。その番記者が数人のメンバーを作って長嶋さんにメモを見せる。「うーん」と言葉を濁すと、それは「ノー」。以心伝心でメンバーの中の1人を消して見せると、「いいんじゃないの」とひと言。オーケーサインということだ。 「ああ見えて、本当に慎重な人だし、意外に好き嫌いが激しいからね」と長嶋さんと親しい球界OBが証言する。ONの素顔は世間のイメージとは違っている。
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社会 2009年04月09日 15時00分
小沢一郎民主党代表&鈴木宗男新党大地代表 政界お騒がせタッグ誕生
北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射事件を機に、米・オバマ大統領と麻生首相は強力タッグを結成、国際社会に存在感を示している。そんな中、日本政界にもうひとつのタッグが誕生しつつあるという。かつて“疑惑のデパート”の異名を取った鈴木宗男新党大地代表と、西松事件で正念場を迎える小沢一郎民主党代表の2人だ。にっくき敵「検察」の批判で意気投合した2人は急接近。政界のはしっこで結成された「お騒がせコンビ」は何を生む? 7日で在任期間3年を迎えたばかりの小沢代表。メール問題で深刻な打撃を受けた党の立て直しに全力を挙げ、2007年の参院選では与野党逆転を達成。その勢いを駆り次期衆院選での政権交代に向け歩を進めてきたが、西松建設巨額献金事件で自身の公設第一秘書が起訴され攻勢ムードは暗転。進退が取りざたされる苦しい立場に追い込まれている。 「就任以来、1人でも多くの国民との直接対話をやってきた。万年野党的な発想ではなく、現実に政権を担うという意識がみんなの間に芽生えてきている」。7日の記者会見で、3年間の実績について小沢氏はこう強調。党の“体質改善”を主導してきたという強烈な自負をうかがわせた。 だが現在の小沢氏にそんな感慨に浸っている余裕はない。3月3日の秘書逮捕以来、党内には進退論がくすぶり、気が晴れない日々が続いている。この日の会見でも進退問題に関する質問に「役員会、常任幹事会、議員総会で続投の了承をいただいたばかりだ」といら立ちを隠さなかった。 小沢氏の進退に焦点が当たるのは07年秋の「大連立」騒動以来2度目。小沢氏は当時の福田康夫首相と連立協議開始で大筋合意したが、役員会で猛反対され、「ぷっつん」して辞意を表明。慰留を受けて撤回したという経緯だった。だが今回は次期衆院選を間近に控えた重要な時期。 また、民主党が今月下旬に行う衆院300小選挙区を対象とした党の世論調査の扱いをめぐり思惑が交錯している。党に厳しい結果となれば西松事件に絡んで公設秘書が起訴されても続投した小沢一郎代表の進退が再燃するためで、5月の衆院解散が取りざたされる中、続投支持派と批判的な勢力との駆け引きが強まりそうだ。 小沢氏は今月3日、18、19両日、調査を実施するよう周辺に指示した。小沢氏に距離を置く前原誠司副代表はこの前々日、「今までの調査結果と比較対照する中で、党内全体で議論することが大事だ」と述べ、結果を所属議員に示すよう求めた。 発言の背景には、06年4月の代表就任以来、小沢氏らが調査結果を独占、今回も小沢氏に都合の悪い結果が出た場合は「隠ぺいして、西松事件の党勢への影響は少ない、と逃げ切るのではないか」(中堅議員)との疑念がある。 これに対し、鳩山由紀夫幹事長は記者会見で「全員が見れば、メディアに漏れたりする。正確にデータを分析して判断するのは代表、幹事長の責任だ。信頼してほしい」と結果の共有を拒否、小沢代表を擁護している。 現在、小沢氏の辞任を求める声が沈静化しているのも「解散が近づき、党勢が低迷している場合は小沢氏も辞任を決断するだろう」(若手議員)との期待が続投批判派にもあるため。小沢氏は会見で「必要な情報は個人に伝達している。公表はしない」と言い切ったが、7日の党常任幹事会では長妻昭氏が「調査結果はどこまで公表するのか」とやんわりと情報開示を要求。ほかの議員からも今後、公開を求める声が高まるのは確実だ。小沢氏らが調査結果を示さないままの続投は難しいものとなりそうだ。 お膝元からの不協和音が日に日に大きくなりつつある小沢氏。そんな中、妙に意見の合う“お友達”を見つけた。鈴木宗男新党大地代表だ。 小沢氏は7日夜、都内で開かれた鈴木氏のパーティーで、公設第一秘書が起訴された西松事件に関し「政治の世界に公権力、国家権力が口を挟んだり、影響を及ぼすことになれば、民主主義は成り立たない」と述べ、東京地検特捜部のあり方を重ねて批判した。 02年、特捜部に受託収賄容疑などで逮捕され、刑事裁判中の鈴木氏は「国策捜査を受けた者として言うが、小沢代表の秘書逮捕は検察の暴走だ。検察が正義でなく、正義は国民が判断する」と同調。小沢氏は「鈴木代表とも機会あるたびに話すが、われわれ個人の問題ではない」と“激しく同意”した。 オバマ大統領と麻生首相の国際タッグをまねたわけでもなかろうが、政界の片隅に突如誕生した“お騒がせタッグ”の目的が、ただの「愚痴を言い合う会」にならないことを祈るばかりだ。
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社会 2009年04月09日 15時00分
新潮VS朝日急展開 朝日新聞襲撃事件“実行犯”が寝返り新証言「オレは実行犯ではない」
新潮VS朝日が急展開した。週刊新潮で朝日新聞襲撃事件実行犯と名乗って告白手記を掲載していた島村征憲氏(65)が、きょう9日発売の一部新聞・週刊誌で「オレは実行犯ではない」などと新証言したと報じられた。手記の掲載責任や事件の真相をめぐり、新潮、朝日がせめぎあう中、実行犯告白者の“寝返り”は新潮側にとっては大ダメージとなりそうだ。 島村氏の“寝返り新証言”を報じたのは、朝日新聞、産経新聞、そして新潮のライバル誌とされる週刊文春。朝日、新聞は1面でニュースとして報じるとともに、手記を掲載した新潮の責任を問う関連記事も掲載した。 文春は「オレは阪神支局襲撃の実行犯じゃない」とタイトルをつけ3ページさいた。島村氏の正面顔写真入り。最長6時間の面談取材を計5回以上したという。島村氏は同誌に対し、事件の実行犯ではなく「若い衆にやらせた」と話している。新潮に掲載された襲撃場面の描写についても、一橋文哉氏の著書「『赤報隊』の正体」(新潮社刊)などのパクりだとしている。関係者によると、島村氏は「オレは実行犯じゃないんですよ。連載1回目を見たときは心底驚きました」などと話しているという。文春は「手記の信ぴょう性は根本から崩れ落ちた」と断じた。 島村氏は産経に対してもベラベラしゃべっている。1面記事のほかに特集を組み、同紙記者が4月上旬、複数回にわたる対面取材や電話取材を経てまとめた発言要旨などを掲載。手記が掲載される前、新潮と島村氏のあいだで交わされたとする「覚書」の存在を明かしている。島村氏が手記掲載後、証言を虚偽であったと発表した場合、「それは脅迫によって書かされたものである」とする内容らしい。 朝日は1面で、手記掲載をめぐって新潮が島村氏に計90万円を支払っている事実をスクープ。新潮は朝日の取材に「原稿料」などと答えている。 新潮は7日、島村氏が「自らの手記を否定するかのような不可解な発言をしている」として、来週16日発売号で経緯を説明することを明らかにしている。新潮は1月29日発売の2月5日号から島村氏の手記を4回にわたって掲載。朝日は検証記事を掲載して内容を「虚言」と断じ、4月1日には紙面で訂正と謝罪を求めている。
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スポーツ 2009年04月09日 15時00分
野球 ハマのおじさん無念2軍落ち
“ハマのおじさん”工藤公康が早くも正念場を迎えている。8日の巨人戦で今シーズン初登板を果たしたが、4本塁打を浴び5回8失点でKO。衰えを感じさせた。 実働年数を28年に伸ばし、自身の持つプロ野球最年長記録を更新した工藤。だが、5月5日に46歳を迎える左腕の直球は最速でも139キロ、変化球にもキレがなかった。 大矢監督が「球に勢いがなかった」と語ったように、小笠原に2本、アルフォンゾに来日第1号を献上。20歳の若武者・坂本には世代交代を印象づける一発を浴びた。 昨年はヒジの故障などもあり、23年ぶりに1軍で未勝利に終わった。今シーズンは故障を治し「肩もヒジも悪くなかった」と万全の状態で臨んだだけに、言い訳のしようがない。 今後について大矢監督は「1軍登録を抹消して様子を見る」と語っており、工藤本人も「やっぱり次があれば、いいピッチングしないと」と自分の置かれている立場は承知している。 「やられたらやり返します」とリベンジを誓った最年長左腕。まずはローテーション返り咲きを狙う。
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スポーツ 2009年04月09日 15時00分
ボクシング 世界戦ピンチ!? 亀田興毅2階級制覇に新たな難題浮上
2階級制覇を目指す亀田興毅(亀田ジム)に新たな難題が浮上している。6月にWBA世界フライ級王者・デンカオセーン・クラティンデーンジムとのタイトルマッチを熱望している亀田陣営だが、依然として正式決定には至っていない。そればかりか、ここにきて新たな挑戦者が内定したという情報が飛び交うなど事態は混迷を極めている。興毅の世界戦の行方は。 一難去ってまた一難。 興毅は3月4日の世界前哨戦でKO勝ち。2階級制覇に弾みをつけた。 問題となっていた王者デンカオセーンのマネージャー二重契約問題も和解の方向に向かっており、亀田陣営が熱望する6月の世界戦に向け一歩ずつ動き始めていた。 ところが、事態は急展開を迎える。 3月31日に一部報道で「同級12位の久高寛之がデンカオセーンと5月12日にタイトルマッチを行うことが内定した」と伝えたのだ。 もちろん、亀田陣営にとっては寝耳に水。五十嵐紀行会長は「(5月の試合は)聞いていません。タイでスポンサーが見つかっていないみたいなので、実現は無理だろうけど…」と困惑した表情を浮かべながらも、静観する姿勢を示した。 新挑戦者として、なぜ久高の名前が挙がってきたのか。 マッチメーカーとして交渉にあたった林隆治氏によれば事のてん末はこうだ。 二重契約問題がひと段落した2月後半にデンカオセーンのマネージャーを務めるニワット氏から「新たな日本人選手を探している」とオファーを受け、これをチャンスと見た久高陣営は挑戦を決意した。WBA側の窓口を務めているニワット氏と契約を交わし、現在はWBAの承認待ちの状態だという。 久高陣営は「1週間前に現地に入る予定。ニワットさんから『飛行機の手配があるので値段を調べてくれ』と言われました」と現状を説明する。WBAの交渉窓口であるニワット氏の判断で契約が結ばれたようだ。 5月の久高との防衛戦が実現すれば、興毅のタイトル戦は先延ばしにせざるを得ない。亀田陣営はまたしても王者陣営に振り回される形となった。2階級制覇を狙う興毅に再び試練が訪れている。○興毅「メキシカンになる」 WBA世界フライ級1位の興毅は8日、合宿のためメキシコに出発。現地の“ボクシングヲタク”に弟子入りすることを明らかにした。 6月の世界挑戦を見据える興毅は、4月末まで現地に滞在予定。今回はこれまで合宿を行っていたメキシコシティではなく、グアダラハラにキャンプを張る。三男・和毅の試合がグアダラハラで行われるためで「メキシカンになって帰ってくるわ、次こそは」と話した。 2階級制覇に向け、さらなるレベルアップを図るため、元WBC世界フェザー級王者オスカー・ラリオスのトレーナーでもあるエディ・レイノソ氏の下でトレーニングを積む予定だ。
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スポーツ 2009年04月09日 15時00分
K-1MAX 長島☆自演乙☆コスプレ罰ゲーム要求
4・21「K-1ワールドMAX」(マリンメッセ福岡)で、アルバート・クラウス戦に臨む“最強のコスプレ戦士”長島☆自演乙☆雄一郎が8日、都内のDEEPジムで練習を公開。クラウスにKO勝ちした際のコスプレ罰ゲームを要求した。 日本大会の活躍が認められ、ファン投票で世界大会への初挑戦が決まった自演乙は、トーナメント1回戦でMAX初代王者クラウスと激突する。この日はクラウスから「KOで倒したらコスプレを没収する」を宣告されたことに「命より大事なコスプレ。ならば命懸けて守る」と反発し、逆要求を突きつけた。 自演乙はクラウスをKOで破ったあかつきには、リングで生着替えを迫るつもり。「露出の多いコスチュームを着てもらう。アルバートおじさんは結構マッチョなので、グレンラガンのヨーコのコスを用意してリング上で渡す」。アニメ「天元突破グレンラガン」のスナイパー役ヨーコのコスプレを着せることを妄想し「コスチューム姿のアルバートおじさんに痴漢したい」と鼻息を荒くした。 今大会を制して世界王者になれば、大みそかに引退するカリスマ魔裟斗と初対決できるが、「興味ない」「大みそかはNHK(ラジオ)のアニメソング三昧を聞かないといけませんから」とアニメ以外には一切興味を示さなかった。公開練習でも「灼眼のシャナ」の主人公シャナのコスプレで登場し「ちゃんと練習した方がいいですか?」と3分だけ軽いミット打ちを披露した。
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芸能 2009年04月09日 15時00分
速水もこみち 人気低迷中
2ショット会見で電撃結婚を発表したイケメン俳優の水嶋ヒロ(24)と歌手の絢香(21)。この会見で、世間での水嶋の株は上がる一方。それに対し、気になるのが、水嶋の事務所の先輩で同じ路線で売っていた俳優の速水もこみち(24)。イケメンぶりでは引けを取らないが、今や立場が逆転してしまっている。 「2人の結婚は所属事務所と話し合わず、一部メディアには別方面からリークされ“強行突破”で会見。少し前までは浮気による陣内智則と藤原紀香の離婚劇が騒がれていた反動もあって、多くの人を感動させた」(芸能リポーター) 2ショット会見では水嶋は昨年8月から交際していることを報告。「2月22日に入籍し、ともに人生を歩き始めました。絢香はずっと持病を患っておりまして、これを含めて守ってあげたいと思った」と話し、すでに同居していることや、絢香がデビュー以来、バセドー病を患っていたことが明かされた。 「絢香はデビュー後、ダイエットしてないのに、急にやせたり太ったりを繰り返していた。年内で無期限活動休止というが、治療に専念し、このまま引退する可能性が高い」(音楽関係者) この結婚で株を上げたのは何といっても水嶋。 「チャラチャラしているイメージのイケメン俳優が多い中、今回の会見で中身がしっかりしているところをみせた。しばらく、仕事のオファーは途切れないだろう」(広告代理店関係者) ところが、そんな水嶋の陰に隠れてすっかり存在感がなくなったのが速水だという。 「水嶋を売り出したころは、速水のバーターでドラマにキャスティングすることが多かった。ところが、今や2人の立場は逆転。年齢が同じとはいえ、芸能界では速水の方が先輩だから、水嶋のバーターに押し込むことはできない」(民放のドラマ制作関係者) 速水は昨年、日テレ系「オー!マイ・ガール!!」、フジテレビ系「絶対彼氏」と2本の連ドラに主演したが、「いずれも視聴率が低迷。経費削減の影響もあり、しばらくドラマ主演のオファーはなさそう」(同)。さらに、過去の女性スキャンダルでのイメージダウンが痛かったようだ。 「写真誌でAV女優との交際が発覚した際にはワイドショーで『ただの友達』と言い訳のようなコメント。その後、女性誌で同じ事務所の伊東美咲との交際も報じられた。水嶋のように交際を認めれば株も上がったのに…」(同) では、最近はどんな仕事をしているのか? 「路線変更かバラエティーに出演したり、地方でのトークショーをこなしている。しかし、もともとトークは苦手」(同) 速水は今後、どうやって巻き返すのか?
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その他 2009年04月09日 15時00分
「テラー トレイン」劇場招待券を10組20人にプレゼント
ソーラ・バーチ主演のホラー映画「テラー トレイン」(5月2日公開)の劇場招待券を10組20人にプレゼント。招待券は東京・銀座シネパトスのみ有効。R-15作品のため、15歳未満は鑑賞不可。 東欧遠征に出たアメリカ人大学生レスリングチームが体験する想像を絶する恐怖。大陸縦断鉄道車内から一人また一人と行方をくらませるチームのメンバーたち。彼らに一体何が起こったのか? 恐怖と戦慄の謝肉祭が今、幕を開ける。 ※プレゼントの応募は締め切りました。
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トレンド 2009年04月09日 15時00分
覆面パン調査「宇治抹茶メロンパン」(Pasco)
敷島製パンから、京都・宇治の老舗茶舗「辻利兵衛本店」とのコラボ商品が新発売された。中部、関西地区限定で宇治抹茶メロンパン、宇治抹茶みるく蒸しケーキ、宇治抹茶あんぱんなど計8種類。前記3種類を試食したところ、なかでも激ウマだったのが宇治抹茶メロンパンである。 メロンパンの価値は表面のビスケット・コーティングで決まる。ここに惜しげもなく辻利兵衛本店の香り豊かな高級宇治抹茶を使用。袋を開けた瞬間、上品な抹茶のにおいが広がり、大いに食欲を刺激された。コーティング部分をカリッとかじると、抹茶の渋みが甘さを抑えてさっぱり。うまみ成分が凝縮した新芽を使ったお茶だけある。 抹茶とメロンの緑色つながりからか、それとも相性がいいせいか、これまで各メーカーから「抹茶メロンパン」は発売されてきた。しかし、この商品は最高級にぜいたくな辻利兵衛本店の抹茶を使ったことで、頭ひとつ飛び出ている。 パンを上下で切ってミルククリームとあずきを挟んだのも賢い。かき氷の宇治抹茶ミルクあずきの味を再現しながら、あずきは控えめ。ケチっているのではない。あずきを入れすぎると抹茶の風味を損なう上、総合的にみてメロンパンではなくあんぱん味になってしまうためだろう。オープン価格。メチャうまいどすえ。(覆面調査員・ヨン様)
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社会 2009年04月09日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(27)
それからの徳次は前にも増して仕事に精が出た。夕飯の後もひとりで仕事場に戻り、何やら作業をすることが多くなった。しかし世間も“坂田”も相変わらずの不景気だった。 明治43(1910)年4月15日、1年間のお礼奉公が終わった。以後、仕事はすべて能率に応じた出来高払いになる。坂田の店から仕事を受け取り、仕上げて納める“下請け”だ。もっとも、相変わらず芳松夫妻と一緒に親子のように暮らしていた。 器用で仕事が手早い上、仕上がりがきれいだった。ほかの職人仲間が月12円くらい稼ぐところ、徳次は月15円を下らなかった。その中から食費として5円をおかみさんに納めていた。 自前でそろえることになっている仕事道具や材料のほかに、自分の工夫や考案に使う大小のプレスの購入に稼ぎの残りを充てた。機械の導入は徳次が丁稚のころから思っていたことだった。芳松は、仕事は腕で勝負するという昔かたぎの職人だったから、新時代の機械には目もくれなかった。しかし徳次は“これからは、いい機械を他人よりも先に使わないと成功しない”と考えていた。 そこで少しでも金がたまると次々に機械を買い入れた。周囲はまだ腕を競い合う明治の終わりごろのことで、機械に目をつけている職人などほとんどいなかった。職人仲間が陰で自分のことを「機械狂い」と言っていることも徳次は知っていたが、陰口をいちいち気にしていたのでは何もできない、と考えていた。そして、この機械導入という先行投資が後の徳次の事業に大きく寄与するのだ。 ほかの職人より1カ月の納品収入は多かった。しかし主な仕事だった洋傘の付属品作製は主として10月から4月までの冬場の仕事だったので、平均すると収入はそれほど多くはなかった。その上、義母は相変わらずやって来る。 月に2度、3度と無心に来ることもあり、黙って聞いてばかりはいられなかった。すると人相のよくない男を差し向けて、店の前の通りから徳次に向って怒鳴ったり嫌がらせを言わせたりすることさえあった。
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