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レジャー 2009年05月14日 15時00分
ヴィクトリアマイル 美浦黄門・橋本記者がアルコセニョーラ陣営を直撃
波乱続出の春のGI戦線。ヴィクトリアマイルは女傑ウオッカで断然のムードだが、同じくドバイ帰りだった昨年が2着。思わぬ伏兵が波乱のヒロインを演じる可能性は少なからずある。そこで、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が注目したのは、無事是名馬を地でいくアルコセニョーラ。担当する畠山助手も直線一気の追い込みに夢を託している。 −−まずは、追い切り(南Wコース、6F83秒3→66秒7→52秒4→38秒8→12秒0=G追う)の感想からお願いします。 畠山助手「不良馬場の福島牝馬S(2着)を使って中2週と間隔が詰まっているけど、ダメージもなく、いい動きでしたね。騎乗した武士沢(騎手)も『反応が良かったし、いい状態です』と太鼓判を押してくれました」 −−昨年は18着のどん尻負けを喫してます。本質的に、マイルは忙しくないですか? 畠山助手「確かに気持ち忙しい気がしているけど、東京なら直線が長いし、相殺できると思っています。それと、昨年の敗因は距離というより、まだ仕上がり途上で状態が本物ではなかった。度外視してもらっていいです」 −−状態は、その昨年とは雲泥の差ということですか? 畠山助手「430キロと小柄な牝馬には珍しく、使って使って良くなるタイプ。今年は昨年より2戦多く使っているけど、一度も放牧に出さず、自厩舎に置いて調整してきました。いったん休ませると復活するまで時間がかかるからです。臨戦過程は寸分の狂いもありませんよ」 −−セールスポイントはどこですか? 畠山助手「タフなところは、父親(ステイゴールド)譲りだし、長くいい脚を使えるのも武器ですね」 −−最後に意気込みをお願いします。 畠山助手「自分の競馬に徹して、直線勝負にかけるつもりです。展開がハマれば、一角崩しも期待できます。可能性はゼロではないと思っていますよ」
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レジャー 2009年05月14日 15時00分
データインパクト 東京芝1400メートル編
今回は16日に「京王杯スプリングC」(GII)が行われる東京芝1400メートルを分析していきたい(集計対象は2005年以降)。 ◇枠番別傾向 スタート後、すぐに3コーナーを迎えるコースの割には意外にも外枠が有利。1枠が不利で、2〜6枠もあまりよくない。狙うなら7枠と8枠だ。 ◇騎手 単複収支Sランクは岩田。このコースは38戦して1番人気での騎乗が1回と、人気馬への騎乗は非常に少ない。そんな中で、複勝率3割強をキープしつつ、14人気→2着、9人気→2着、7人気→1着など人気薄での好走が目立つ。このコースでは、人気でも人気薄でも信用できる騎手である。 Aランクは後藤、田中勝、勝浦の3人。後藤は牡馬限定なら岩田以上の好成績なので、牡馬騎乗時はぜひ押さえておきたい。田中勝は、未勝利かオープンの両極端に強い。京王杯SCでも狙い目だ。勝浦は500万、1000万、1600万といった条件戦に強い。 手を出したくないのは安藤勝、松岡、木幡あたり。上位にはソコソコくるのだが、買い続けたら大損をするので、見送った方が無難である。 ◇種牡馬 Sランクはメイショウオウドウ、エンドスウィープ、エアジハード、ホワイトマズル。Aランクにマイネルラヴ、パラダイスクリーク、アドマイヤベガ、サクラバクシンオー、スペシャルウィーク。 “消し”は、タイキシャトル、タニノギムレット、グラスワンダー、マヤノトップガン、ブライアンズタイム、フレンチデピュティ。 ◇京王杯SC Sランク種牡馬のメイショウオウドウ産駒(スピードタッチ)、Aランク種牡馬アドマイヤベガ産駒(ボストンオー)、サクラバクシンオー産駒(リザーブカード)あたりは、コース巧者の可能性が高い。 岩田、後藤、田中勝、勝浦の騎乗馬にも注目だ。
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レジャー 2009年05月14日 15時00分
大井記念 ライジングウェーブが重賞初V
「第54回大井記念」は13日、大井競馬場で行われ、酒井忍騎手騎乗の4番人気ライジングウェーブ(牡6歳、船橋・岡林光厩舎)が、好位追走から直線で抜群の手応えで抜け出すと、追い込んだ1番人気のバグパイプウィンドに2馬身差をつけて快勝。重賞初挑戦、初制覇を果たした。 「52キロで展開も向いたけど、最近は折り合いがつくようになったので、長距離はいいと思っていた」と酒井騎手。骨折などで2度の長期休養を強いられた未完の大器が、ここにきてその素質を開花させた。2着バグパイプウィンド 的場文騎手「まだこれからの馬」3着クレイアートビュン 張田京騎手「理想の位置で進めたし、距離、展開不問でよく走っている」
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レジャー 2009年05月14日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。皆さんゴールデンウイークは勝ちましたか? 私はパチンコがイマイチで、競馬も?? という成績でした。とくに公営の重賞の成績がパッとしなかったのが痛いです。 さて、今週は大井ナイター。15日(金)の最終レースは板橋区特別(1800メートル)です。 軸はピサノダイチ。前走は1番人気を背負って7着と惨敗。しかし、前々走まではマイルから1800メートルで安定した成績を残しています。今回は巻き返してくれることでしょう。 相手はフォージドフィール。休み明けになりますが、この条件は得意としているだけに、上位食い込みを警戒する必要があるでしょう。的場文騎手に手が戻ったインベストホープ、浦和から遠征してきたスピリッツアーも怖い存在です。【馬単】(6)=(5) (6)(10) (6)(11) (6)(2) (6)(13) ところで、今週の中央競馬はGIのヴィクトリアマイルが行われます。先週のNHKマイルCでは直前に10番(3着グランプリエンゼル)の大穴を浮上させた馬旨指数をぜひ参考にして勝負してください。 ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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レジャー 2009年05月13日 15時00分
ヴィクトリアマイル(GI、東京芝1600メートル、17日) ウオッカ 牝馬同士なら負けられない
苦い経験も決して無駄にはしない。人でも馬でも、賢者とはそういうものだ。「とにかく、今年は順調すぎるぐらい順調にきた。昨年とは比べものにならない」と清山助手は笑みを浮かべた。 ドバイ遠征を経て、ヴィクトリアMに臨むウオッカ。2年続けて同じローテーションとなるが、昨年は馬体重が戻り切らず苦労した。調教をかなり加減されたにもかかわらず、478キロと過去最低体重での出走となった。結果は2着。勝ったエイジアンウインズを猛然と追い詰めたが、最後は抜け切らなかった海外遠征の疲れが影を落とした。 だが、今年は違う。「苦しい経験をしたからこそ、精神面も肉体面も成長した。思い通りのケイコが積める。たくましくなった」 だから、手加減がない。6日の1週前追い切りは栗東CWコースで5F63秒2、ラスト1F11秒5の猛烈な時計をマーク。3頭併せで楽々と先着する姿に、騎乗した武豊が「なぜドバイで負けたのか、分からない」と苦笑いを浮かべたほど、完璧なリハーサルだった。それでも7日の軽量で502キロと今年ははち切れんばかりのシルエットを維持している。 馬だけではない。素晴らしいデキの裏には、陣営の知恵もある。昨年はドバイの後、福島の天工トレセンへ放牧に出されたが、今年は栗東近郊のグリーンウッドへ。「目の届くところでじっくり乗れたのが大きい」と清山助手。細かいところまでチェックしながら入念に調整されてきた。 今年のドバイは2戦して(5)(7)着と着順こそ悪かったが、前走のドバイDFは積極的な動きで見せ場十分だった。ダービーや安田記念など、<5200>と最も得意にしている東京コースで、牝馬同士、負けられない条件がそろっている。 「年度代表馬として責任もあるし、ファンの期待もよく分かっている。彼女の勝利を望んでいると思うので、それにこたえたい」 準備は整った。あとは今年まだGI未勝利の武豊騎手がどういう騎乗を見せるかにかかっている。 【最終追いVTR】例によって3頭併せで追われた。武豊騎手を背に、栗東CWで5F67秒5→52秒1→37秒9→11秒4を馬なりでマーク。ラストは外のシャンパンファイト(古馬1000万)、トライアンフマーチ(3歳オープン)を相手に、最内からグイッとひと伸び。2馬身1/2先着した。馬体もふっくらしていて絶好調だ。
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レジャー 2009年05月13日 15時00分
ヴィクトリアマイル(GI、東京芝1600メートル、17日) リトルアマポーラ 世代交代に躍起
果たして世代交代はあるのか? 今回、打倒ウオッカの最右翼として期待されるのが、昨年のエリザベス女王杯を制したリトルアマポーラだ。 中川助手はウオッカに対して「確かに強い相手に違いない」と敬意を払うものの、「ウチの馬だってメキメキと力をつけている。初対決になるけど、楽しみは持っているよ」と実績、人気ともにはるか上位の5歳馬との戦いに期待を寄せる。 最も脂が乗り切った中での女王への挑戦だ。何より、最大の課題だった馬体減りが解消したのはプラス材料。昨春のオークスでは1番人気に支持されながら、マイナス6キロが大きく影響。7着に沈んだが、秋のエ女王杯では理想の470キロで出走。見事、初GI制覇を達成した。 「今は本当にカイバ食いがいいからね。今回は久々の長距離輸送になるけど、大丈夫だと思う」。心身ともに充実して迎える春の大一番。休養明けだった前走のマイラーズC(0秒4差7着)を叩いて、状態面も陣営の青写真通りに上昇中だ。 「1回叩くと、ガラッと良くなるタイプだからね。休養明けの前走を使って、きっちり状態は上向いてきた。あとは長くいい脚を生かせるかどうか。能力をフルに発揮できればチャンスは十分にあると思っている」 キレのウオッカに対して自慢の持久力勝負で挑む。アマポーラ時代の幕開けの予感は十分にある。 【最終追いVTR】福永騎手を背に、栗東DWで5F66秒0→51秒9→38秒9→11秒9を馬なりで計時した。牝馬の直前とあり、軽めの内容に終始したが、走りそのものは軽快。ラストは自らハミを取って好気合をアピールした。馬体にも厚みを増し、デキは文句なしだ。
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レジャー 2009年05月13日 15時00分
ヴィクトリアマイル(GI、東京芝1600メートル、17日) カワカミプリンセス 女王復権かけ全力投球
立夏を過ぎて、本当の夏を思わせるような陽気が続く。何より、この日差しを喜んでいるのがカワカミプリンセスだ。 「毛ヅヤが良く、デキは本当にいい」と西浦調教師は胸を張った。気温が上がってくると、調子を上げるタイプ。今年はそこに順調さが加わり、これなら打倒ウオッカも…と思わせる状態に仕上がってきた。 6日の1週前追い切りも良かった。栗東DWコース。6Fから83秒6、ラスト12秒2と鋭い末脚を見せつけた。「折り合いがついて、スムーズに動いていた」と師も高評価。苦しい面がなくなって、馬がのびのびと走ることを楽しんでいるのが伝わってきた。 前走の大阪杯は3着。苦しい位置取りからしっかり伸びてきた。メンバー最速、上がり3F33秒8の脚は際立っていた。「あのポジションからよく追い込んできた。復調を十分感じさせる内容だった」と振り返った。その後は反動もなく、「体もすぐ戻ったし、ここまではいうことない」と言い切った。 新馬戦から無傷の5連勝でオークス、秋華賞と2冠を制してから、もう2年7カ月が過ぎた。エリザベス女王杯の12着降着からプリンセスの勝利の時は止まったままだ。 「2年前もこのレースを使ったけど、あのときは体も太く具合はいまひとつだった。牝馬同士なら明らかに力上位だし、なにより、これだけの状態で送り出せるのは久々だからね。期待している」 女王の座を奪い返す。その思いをふつふつとたぎらせている。 【最終追いVTR】DWで6F85秒9→68秒1→53秒7→39秒1→11秒9(G仕掛)。最後の1Fだけ気合をつけられると、抜群の切れ味を発揮した。全体時計は平凡だが、1週前にビッシリやっており、態勢は整っている。
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社会 2009年05月13日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(42)
大正4年の晩春、徳次が繰出鉛筆の改良・開発に没頭していたころのある日、グレーのマントを着た白髪の紳士が徳次を訪ねて来た。出された名刺を見ると、私立探偵岩井三郎とある。 岩井三郎と言えば、明治28(1895)年に日本で初めての内偵調査会社「岩井三郎事務所」を東京・日本橋に創立した人だ。大正初めに起きた「シーメンス事件」の調査により、その名が世間に知れわたった。後に日本屈指の推理小説作家となる江戸川乱歩も彼に弟子入りしたことがある。 徳次もその名前は新聞で知っていたが、そんな有名な探偵が自分のところになぜ来たのか、全く心当たりがない。「どういったご用向きで」と尋ねる徳次に、岩井は実はあなたに会わせたい人がいると言う。今すぐ先方の名は言えないが、また来ますと帰って行った。 3日ほどして再び岩井がやって来た。実は徳次にもう一人姉がいて、その姉が徳次に会いたがっているという話だった。 岩井に依頼したのは江木欣々という女性で、彼女は母・花が関家で産んだ長女だった。徳次たちにとっての異父姉だ。 江木欣々は幼名を栄子と言い、花が離縁されて藤谷家に戻った後、関家から里子に出された。里子に出された先からさらに東京・本所に養女にやられ、そこで育った。年ごろになった栄子は築地の料理屋で働き始め、料理屋の近くに下宿していた東大の書生・江木と出会う。ところが栄子は、江木の前から姿を消してしまう。その後、柳橋に半玉(見習い中の芸者さん)として出ていた栄子と江木は運命的な再会を果たし、結婚する。 栄子と江木は結婚したが、江木は法律学者で、いわば上流社会の人だ。栄子にも社交界に必要な教養をすべて習わせた。栄子は聡明で、あらゆる教養を身につけるための努力も惜しまなかった。家庭人としての教養はもちろん、学は和漢洋から宗教にも及んだ。さらに趣味として書画、篆刻(てんこく)に親しみ、雅号を欣々とした。そして栄子は美ぼうと教養で知られる社交界の花形、江木欣々となったのだ。
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スポーツ 2009年05月13日 15時00分
新連載 球界因縁のライバル(1) 野村VS落合(上)
終生のライバル、ON対決に続き、日本球界の興味深い、数々の因縁ライバル総決算をお届けする。まずは楽天・野村克也VS中日・落合博満監督だ。 世代の違う、73歳の野村監督と55歳の落合監督がなぜ因縁のライバルなのか。不思議に思うかもしれない。が、世代を超えた、3冠&猛妻&知将と3部門にわたる興味津々のライバルだ。さらには、一時は中日監督の座を争った因縁まである。 1965年に戦後初の3冠王に輝いた南海・野村克也に対し、82年に史上最年少の28歳で3冠王を獲得したロッテ・落合。85、86年にも2年連続して3冠王に輝き、史上初の3度の3冠王という偉大な記録を作っている。2人とも文句のない成績を残しながら、野村監督は、女性問題で兼任監督の南海を追放され、「ワシは生涯一捕手や。ボロボロになるまでやるわ」と宣言してロッテ、西武と渡り歩いている。落合もロッテから中日、巨人、さらには日本ハムと転々としている。その間には労組・日本プロ野球選手会を脱会する騒ぎまで起こしている。しかも、FAの権利だけはちゃっかり行使してFA第1号として、よりによって中日からライバルの巨人に移り、周囲をあ然とさせている。 波瀾(はらん)万丈の野村、落合監督の野球人生の陰にいるのが、サッチー、ノブゴンと呼ばれる猛妻だ。亭主を自由自在に操る野村沙知代夫人と、落合信子夫人の手腕は優劣つけがたい。野村監督が南海を追放されたのも、沙知代夫人のチームへの介入が原因だった。 「女ができたらいつでも別れてあげるから。でも、家も車もすべて私のものだから、裸で出て行きなさい」。沙知代夫人はこう野村監督に宣告しているという。シーズン中なのに、自らの著書が出版されるからと、サイン会に亭主を引き連れてくるのだから、夫唱婦随ならぬ婦唱夫随ぶりは恐れ入る。 「それでも、野村監督はサッチーがいないと何もできない。ヤクルトの監督から始まり、すべてサッチーが芸能界の敏腕マネージャー並みの交渉手腕を発揮しているおかげで、73歳の今もユニホームを着られている」。球界関係者の誰もがこう認める。鶴岡一人、三原脩、藤本定義、水原茂に続く史上5人目の監督1500勝を記録した4月29日の記念の試合後には、もちろん沙知代夫人が登場して、堂々と祝福のキスだ。 一方の信子夫人の方も負けてはいない。落合監督の背番号66を着けて、ナゴヤドームに現れ、スタンドのファンと握手したり、記念撮影に応じたりと、無愛想な夫に代わり、ファンとのスキンシップ作戦を展開している。亭主には毎日のようにアドバイスを送り、総監督的な存在だ。巨人にFA移籍した際のエピソードがすべてを物語る。背番号6に執着した落合だが、篠塚(現巨人コーチ)も「愛着のある背番号だから譲れない」と譲渡を拒否。頭を抱えた長嶋監督は、究極の解決策を考え、信子夫人に電話。「僕の永久欠番の3番を譲るから」と伝えたのだ。「いくら何でも永久欠番の3番は恐れ多くて頂けません」と恐縮した信子夫人が、亭主に対し「長嶋さんがあそこまで思ってくれているのだから、66番で我慢しなさい」と言い渡し、一件落着したという。 サッチーかノブゴンか。球界ナンバーワン猛妻はどちらか、軍配を上げにくい。巨人大物OBはこう語る。「サッチーでしょう。信子夫人は料理を作るし、上手だというからね」と。
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社会 2009年05月13日 15時00分
ゴーン氏失業危機
“会社再建の神”とあがめられた日産自動車のカルロス・ゴーン社長(55)が失業危機を迎えた。同社は12日、2009年度3月期決算の純損益を発表。世界不況を受けて2337億円の赤字に転落し、来年3月期も1700億円の赤字予測という。2年連続で巨額赤字を計上する見込みでは、さすがのカリスマも失墜。冷徹な「コストカッター」が“カット”される可能性が出てきた。 日産の赤字計上は2000年3月期以来9年ぶり。ゴーン氏が社長に就任してからは初めてのことだ。08年秋以降の世界同時不況の波をモロにかぶった自動車業界とはいえ、2年連続の巨額赤字計上見込みは、ゴーン氏が“神”などではなくひとりの人間だったことを示した。 自動車業界に限らず経済界は不況の真っただ中にあり、消費の先行き不安は依然根強い。特に小回りの利かない大手企業では業績不振が長期化する恐れが強まっている。 12日に出そろった国内自動車大手8社の09年3月期連結決算は、販売不振や円高でトヨタ自動車、日産、マツダ、三菱自動車、富士重工業の5社が純損益で赤字に転落。ホンダなど3社も大幅減益となった。来年3月期で2年連続赤字となる見通しなのは、日産のほかトヨタ、マツダ、富士重の計4社。軽自動車「2強」のスズキ、ダイハツ工業は国内販売が比較的堅調だったため黒字を確保。ホンダも2輪車が下支えし、黒字を維持した。 日産は前期4822億円の黒字をキープしていたが、08年度の新車販売台数は、前年度比9.5%減の341万1000台。主要市場の米国で20%近く落ち込んだほか、日欧でも15%を超える減少となった。09年度の新車販売も9.7%減の308万台と予想。ゴーン氏は「09年度下半期の販売台数は前年同期を上回るだろう」と述べるのが精いっぱいだった。 さらに取りざたされている米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の一部ブランドの買収を否定。フィアットからの出資受け入れで再建を図る米クライスラーとの事業提携についても「独立した企業として存続するなら進めるが、子会社になるなどしたら見直す」と、将来的な白紙撤回を示唆した。 売上高は8社すべてが前期を大きく下回り、中でも日産が22.1%減の8兆4369億円とずば抜けている。 ゴーン氏は国内の“守り”に徹する方針のようだが、果たして株主が納得するか? ゴーン氏自身の首すじが寒くなってきた。
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