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データインパクト 後藤騎手・後編 狙いは芝1800メートル戦

 先週に続き、後藤騎手をピックアップ。福島開催では頼れる男の一人だが、そんな彼でも買えるレースと買えないレースがある。後編はそのあたりをチェックしたい(2004年以降の夏の福島開催のデータから分析)。

 ◇芝・ダート別 芝の42勝、連対率30%、単複回収率96%に対し、ダートは23勝、連対率25%、回収率72%。騎乗馬の平均単勝人気は、ダートの方がいいにもかかわらず、成績は逆という結果になっている。

 ◇1番人気 こちらも芝とダートでは別人。芝は52戦して<25、6、2、19>、勝率48%、単勝回収率115%と素晴らしい成績を収めているのに対し、ダートでは、30戦して<8、6、2、14>、勝率27%、単勝回収率59%と非常に悪くなる。ただし、07年7月以降は、1番人気で9戦し(1)(2)(3)(1)(2)(1)(1)(1)(4)着とばん回ムード。今年はダートでも狙えそうだ。

 ◇芝1800メートル 最も得意としているのがこの条件。騎乗した計57レースの単複を1万円ずつ買い続けていたら、114万円が159万円に増えた計算になる。複勝率も46%と安定。性別では、牡馬の方がいい。

 ◇芝1700メートル レース数は少ないが、6戦4連対は立派。

 ◇芝1000メートル 5戦して3人気→1着、3人気→2着、3人気→3着、5人気→2着と、4戦で複勝圏内をキープ。大きく負けたのは8番人気での1戦だけなので、中穴レベルまでは安定して上位にくる。

 ◇芝2000メートル 狙いは牡馬。ベタ買いで単複収支はプラスで、複勝率44%! 軸馬に最適だ。

 ◇芝2600メートル 1番人気は5戦5勝と完ぺきだが、2番人気以下では7戦1連対。この落差は何なのだろうか? 

 ◇芝1200メートル 芝の4割近くは、この距離で行われる。後藤は苦手気味なため、芝が圧倒的に得意という印象を薄めている。しかし、その他の距離は前述の通り。このあたりをうまく活用して収支向上を図りたい。

 ◇ダ1000メートル 単複収支はプラス。ダートでも買って良さそうな唯一の距離である。

 ◇ダ1150メートル 複勝率44%と安定感はあるが、単複回収率は75%と平均値。妙味はない。

 ◇ダ1700メートル 牝馬での成績は最悪だが、牡馬では平均の回収率75%を3%ほど上回る。狙うとすれば、牡馬の2〜7番人気だ。

 ◇まとめ 2週にわたり、後藤のデータを分析した。基本的に福島での後藤は、得意の条件はもちろんのこと、相性が悪い条件でも、「他の騎手を買うぐらいなら、後藤の方がマシ」ということが多い。福島でもうけるには、中舘を蹴って後藤を買う。これが原則だ。

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