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レジャー 2009年06月15日 15時00分
重賞今昔物語 1999年マーメイドS 的場均との名コンビでターフをわかせたエリモエクセル
古馬牝馬のGI路線が整備され、2006年、春の最大目標にヴィクトリアマイルが新設されて以降、同じ牝馬限定重賞であるマーメイドSは、徐々にメンバーのレベルが下がってきた感がある。しかし、まだそんな状況になかったころは、結構な名牝が勝ち馬に名を連ねている。 1997年はエアグルーヴ、00年はフサイチエアデール、04年アドマイヤグルーヴ、05年ダイワエルシエーロといった具合だ。そして、今回取り上げる99年も、クラシックホースがしっかりとその実力を発揮して1番人気に応えてみせた。 98年のオークス馬エリモエクセル。梅雨時に設定されているため、道悪になることが多いレースだが、その年もどんよりした曇り空の下、重馬場で行われた。 道中は6番手あたりをじっくり追走。2番人気に支持された武豊のキクノスカーレット、4番人気の河内ランフォザドリームの仕掛けを待ちながら進んだ。直線は粘り込みを図るキクノスカーレットを、計ったように2分の1馬身差してゴールを迎えた。 鞍上は的場均。馬と人、両方の相手関係をしっかり見極めて、ゴール前でライバルをきっちり捕らえる。ライスシャワーでミホノブルボンを、グラスワンダーでスペシャルウィークを撃破するなど、ジョッキー仲間から「マーク屋」として恐れられた男の真骨頂がここでも発揮された。 的場とのコンビが結成されたのは98年のオークスから。当時、7番人気の伏兵でしかなかった馬が一気に頂点に上り詰められたのも、この男との出合いがあったからだろう。その伏線は前年のエリザベス女王杯で張られていた。エクセルと同じ馬主のエリモシックを勝たせた。このときも圧倒的人気だったダンスパートナーを“ベタマーク”。ゴール前でクビ差差し切っていた。 ぴったりマッチした馬の個性と人の個性が縁で結ばれ、結果を生んだ。99年はマーメイドS以外にも中京記念、府中牝馬Sと重賞3勝。立派な成績を残して、エクセルは繁殖入りした。 これまでは期待ほどの産駒を送り出せていないが、2歳にはダンスインザダークの牝馬、1歳はディープインパクトの牝馬と楽しみな血統馬がそろっている。今後の活躍に期待しよう。
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レジャー 2009年06月13日 15時00分
エプソムC(GIII、東京1800メートル、14日) アベコーの気になる推奨馬は!?
みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。 春の東京開催もフィナーレ。来週からは夏の福島開催。そして函館競馬場が改修工事に伴い、1回札幌競馬が12日間開催。札幌競馬を待ちわびていたファンの方にはたまりません。 そういえば、中京競馬も今日でラスト。メーンは注目のCBC賞。高松宮記念→テレビ愛知オープンという流れで迎える一戦ですが、今年その2つのレースは、3連単がそれぞれ17万円台、19万円台の大波乱。そして、このCBC賞も人気馬が総崩れの傾向。6月の中京に定着してから3年、1番人気が3着にも入れない状況が続いています。その結果、一昨年が3連単で52万円台、昨年が23万円台と大荒れです。 で、私の狙いはアウトクラトール。4歳馬の成長株。全4勝はすべてダートですが、芝もこなせるタイプと見ています。前走の栗東Sでダ1200メートル1分9秒9。ダートで前半3F33秒台のダッシュ力。成長力とスピード、絶好調をアピールした調教。これで一角崩しを狙います。 東京は「エプソムC」です。日曜は天気が崩れそうとの予報で馬場状態が気がかり。昨年の優勝馬はサンライズマックスで、2着がヒカルオオゾラ。3着グラスボンバーで3連単は13万円台。勝ち馬は直前の新潟大賞典で8着。3着のグラスボンバーも同レースで10着。一昨年も新潟大賞典組が2、3着。そう、エプソムCは新潟大賞典組を狙え! なのです。 その大賞典を制したのがシンゲン。中団で内ピッタリを走り、ゴール前抜け出しました。レースのラスト3Fは34秒3。この速い上がりで勝ちタイムが芝2000メートル1分56秒9ですから、後方待機馬、大外を回った馬は、人気のオースミグラスワンを筆頭に撃沈しました。 ダイシングロウもその一頭で7着に終わりましたが、オースミグラスワンには先着。2着馬とは0秒3差の競馬をしています。しかも、掛かり癖のあった馬が中団で折り合い、人気のアドマイヤフジと0秒1差なら上々の内容。全5勝中3勝が、芝1800メートルで、勝ち星はすべて5月から9月にかけて稼ぎ出している夏馬。重馬場で圧勝した実績もあり、馬場が渋ると一段と戦力もアップします。2走前の大阪杯で0秒4差。そのときの2着がディープスカイ。本格化の兆しがうかがえます。
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社会 2009年06月13日 15時00分
ワケあり物件大人気
部屋で殺人事件や自殺があった「ワケあり物件」の賃貸マンションを、UR(都市再生機構)が大々的にPRすることになった。リーズナブルな家賃で借りられる「特別募集」枠がそれだ。昨年4月、フィリピン人女性=当時(22)=が殺害され遺体をバラバラにされた事件の現場となった東京・港区の高級マンションも、家賃半額で出回ることになる。 旧住宅公団から2004年、独立行政法人化したURは、全国約77万戸の賃貸住宅を擁する。入居に保証人が不要なことから、外国人などにも人気が高い。 URは、全国を4ブロックに分け事業展開。近畿地区はすでにインターネットのサイトで特別募集を公開している。しかし、全物件の大半の43万戸を占める首都圏では営業所などに出向かなければならず、この特別募集は「知る人ぞ知る」ウラ情報だ。 室内で入居者の不幸があった物件が対象で、通常なら取り替えない浴槽や便器、洗面器などの設備機器も場合によっては新品に交換する。最大の魅力は、一定期間の家賃の半額割引(一部の物件を除く)だ。 「半額」のインパクトは高級マンションほど大きい。このほど東京・新宿のUR営業センターで行われた月1回の抽選会には、約40件の募集に200人以上の応募者が集まった。人気のない物件には入居希望者が寄り付かない一方、東京・中央区月島の通常月額15万2800円の1Kは、半額の7万6400円で入居できるとあって、9人が殺到する高倍率となった。 こうした「ワケあり物件」は、一般の賃貸住宅でも入居希望者から敬遠されがちなため家賃を下げて募集するのが通常だが、明確な基準はない。不動産関連業者は「『ワケ』の内容にもよるが、本来家賃の7〜8割程度か」と内情を明かす。 宅建業法では先住者に関するこのような事情を、契約の際に「重要事項」として告知するよう定めているが、どこまで詳しく知らせるかは業界の判断にゆだねられているという。 「ワケ」の内容に関係なく一律に半額のURの特別募集は、契約に向けた予約の段階で「事故」の状況を通告するだけ良心的とも言える。抽選会で多摩地区の2DKを希望し当選した男性は、担当者から説明を受け、「病死だってさ。高齢の方みたいだから、仕方ないよね」と満足した表情で会場を後にした。 昨年4月のフィリピン女性バラバラ殺人事件で現場となった東京・港区台場の高層マンション(33階建て)は、URの物件だ。月25万円を超えたという28階の部屋も、半額で貸し出す特別募集の対象となるはず。取材にURは、「個別の物件の状況についてはお答えできません。事件の性質もあるし」(広報チーム担当者)と答えた。 これまでひっそりと入居者を募ってきた「ワケあり物件」で、URが特別募集のPRに踏み切った背景には、死生観をめぐる変化がありそうだ。 今年2月の第81回米アカデミー賞で納棺師を描いた「おくりびと」が外国語映画賞に輝いたことも影響し、大学生の間で葬祭会社への就職人気が高まるなど、「人の死」に対するネガティブな受け止め方が従来よりも薄れていると考えられる。前出の不動産関連業者も、「最近の若い人は、(ワケあり物件でも)あまり気にしないね」と話す。 一方、ネット公開が近畿圏で先行したことについてUR担当者は、「サイトの制作担当者が別であるためで、特別な狙いがあるわけではありません」と顧客の利便性を強調。死生観に地域性があるのではないかとの記者の仮説を否定した。 入居希望者にとってこうした情報がオープンになることのメリットは大きい。また、他の民間業者にとって、ワケあり物件の扱いを定める指針となりうる。 しかしその半面、URの動きは民間業者にとって脅威でもあり、家賃半額の大々的アピールは、独立行政法人による民業圧迫だとの批判を受ける新たな引き金になりかねない。
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その他 2009年06月13日 15時00分
園田しほりちゃん大特集予告
内外タイムス6月16日号(6月15日発売)に園田しほりちゃんの大特集をカラーで掲載します。<プロフィール>6月25日 東京生まれ血液型:A型スタイル:T158 B82 W60 H83デビュー:1996年6月「十三ミュージック」にて趣味:スノボー初エッチ:18歳性感帯:ナイショ所属:フリー<スケジュール>6月21日〜30日「池袋ミカド劇場」7月1日〜10日「東大阪・晃生ショー劇場」21日〜31日「名古屋・ライブシアター銀映」 みなさん応援よろしく!
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レジャー 2009年06月13日 15時00分
エプソムC(GIII、東京芝1800メートル、14日) 藤川京子 シンゲンが重賞連勝よ!
◎シンゲンが重賞連勝を決めます。 3カ月の休み明けだった前走の新潟大賞典は道中しっかり折り合い、直線で追い出しにかかると一気に加速。後続を3馬身突き放す圧勝でした。上がり3F33秒6はもちろんメンバー最速で、勝ち時計の芝2000メートル1分56秒9はレコードに0秒5と迫るタイム。これだけ速ければ他馬がついてこられなかったのも納得です。 体質的な弱さから、これまでの休養期間は合計で約3年近くありますが、13戦7勝の素晴らしい戦績が示すように、潜在能力は一級品。コンスタントに使えていればGIに手が届いていても不思議はありません。 多少、乗り難しい面もあるようですが、コンビで4勝を挙げている藤田騎手なら心配無用! 前走で落ち着きが出ていたように馬自身も少しずつ気持ちの面で成長を見せています。最終追い切りでは、力強い動きで終いまでしっかり。デキは文句なしです。当日の怪しいお天気も、道悪に実績があるように大丈夫。5勝を挙げている得意の東京で本領発揮です。
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レジャー 2009年06月13日 15時00分
エプソムC(GIII、東京芝1800メートル、14日) 本紙・橋本はシンゲンを指名
未完の大器、シンゲン対ヒカルオオゾラの一騎打ちの可能性が高いが、2頭の比較では総合力で勝るシンゲンに一日の長が認められる。コース(5勝)、距離実績(1800メートル2戦2勝)とも特筆されていい。 破竹の2連勝で新潟大賞典を優勝。目下の充実ぶりも目を見張らせる。しかも、レースレコードのおまけつき。スピード+瞬発力が最大の武器で、白富士S、前走はまさに真骨頂。上がり3F35秒0、33秒6といずれもメンバー最速の差し脚で突き抜けている。 大目標の天皇賞・秋に向けて、ここはあくまで通過点だ。
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レジャー 2009年06月13日 15時00分
CBC賞(GIII、中京芝1200メートル、14日) 本紙・谷口はソルジャーズソングで勝負
最初は笑って、結局は泣いてしまったGI6連戦も無事終わり、来週から始まる夏の北海道シリーズに向けて、俗にいう関係者たちの“ゲルマン民族の大移動”もほぼ完了。早くも夏のローカルムードが漂い始めた栗東トレセン。駐在する当方もどことなく一服したい心境だが、普段は温厚な鮫島調教師がいつにない熱っぽい口調で、「残り少ないサンデーサイレンス産駒だからね。何としても重賞タイトルのひとつは獲らせてやりたいんだ」と管理馬ソルジャーズソングについて語れば、記者の眠気まなこ(薄くなった財布)もパッチリと開かされてしまう。 7歳の初夏を迎えたというのに、わずか20戦のキャリア。右前の屈腱炎を発症したのが2005年。復帰への道程にはおよそ2年半という気の遠くなりそうな年月が必要となった。 「一口で2年半といっても、なかなか耐えられるものではないよ。それもこれも、生産、育成に携わってきたスタッフが、このサンデーサイレンス産駒を何としてもターフに再び復帰させたいという一丸となっての強い気持ちがあればこそ」と師は振り返る。 その忍耐と苦労が報われたのが、春のスプリント決戦・高松宮記念。ローレルゲレイロ、スリープレスナイトに次いで3着と、見事に銅メダルを獲得した。となれば、次のターゲットは重賞の表彰台。好走したGIと同じ中京千二で行われるこのCBC賞こそ、願ってもない最適の舞台だ。 「久々を考慮しても、千四の京王杯はヘロヘロになりすぎだし、昨秋の奥多摩Sだって最後は危なかったように、本来、この馬は千二がベストなんだ。しかも、直線がフラットで短いコースがよりいい。高松宮記念で上位入線を果たしたように、一瞬の鋭い脚が生きるからね」と同師。「幸いにして、復帰後は1度も屈腱炎再発の兆しはないし、むしろ競馬を使った後の方がスッキリしている。ここは前走後から狙っていた重賞だし、ホント、何としてもこの馬にタイトルを獲らせてやりたいね」 奇跡の命題成就へ、桶狭間の戦場に立つ。
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社会 2009年06月13日 15時00分
ヤンキー撃退“新兵器”設置 東京・足立区/若者にしか聞こえない高周波「キーン」音を夜通し流す
東京都足立区は、夜中にコンビニや公園などで騒ぐヤンキーを撃退する“新兵器”を開発した。ヤンキーや暴走族に限らず、思春期の若者には夜がふけるとコンビニや公園にたむろする性質がある。集まれば集まったで悪さをするのは今も昔も変わらない。そこで若者にしか聞こえないという不快な「キーン」音を流し、寄せ付けない試みを始めた。いわば“ヤンキー・コロリ”だが、本当にそこまでする必要があるのか。 公園で夜、たむろして騒いだり、設備を壊したりする若者には困ったもの。それを追い払うため、足立区は若者だけに聞こえるとされる「キーン」という不快な高周波音を出す装置を区立北鹿浜公園に設置した。区によると、コンビニでは使用例があるが、自治体では初めてとなる。 高周波音発生装置は10センチ前後の立方体で、公園の管理棟の壁面に取り付けた。高周波音は17.6キロで、モスキート音とも呼ばれ、大きさは90〜100デシベル。年齢を重ねるうちに聞こえにくくなるが、20代前半ぐらいまでの若者は、装置から20〜30メートル離れても耳障りな音として聞こえるという。 装置は英国製。区は販売代理業者から無償で提供を受け、来年3月までの予定で5月21日に設置。毎日午後11時から午前4時まで1分間隔で3分間鳴らしている。当初は見物客が集まり、パトカーが出動する騒ぎもあったが、現時点までに被害は確認されていない。 北鹿浜公園では深夜、中高生らが大声で騒いだり、防犯カメラが壊されるなどした。被害は昨年度だけで約70万円で、近所から「うるさくて眠れない」との苦情も続出。区は夜間パトロールを強化したが、抑止効果は上がらなかったという。 同区の増田治行・公園管理課長は「公共施設の公園に、行政が音を使って若者を近寄らせない対応を懸念する声もあった。しかし慎重に検討した結果、試験的にやってみることにした。安易に設置していく考えはない」としている。 区には全国の自治体から問い合わせが来ているという。近所迷惑も考えずにバカ騒ぎする若者を擁護するつもりはないが、まるで動物よけか害虫駆除のような対応策には批判も出てきそうだ。
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スポーツ 2009年06月13日 15時00分
ボクシング あす14日後楽園で再起戦 坂田健史を独占直撃
もう一度世界の頂点へ。WBA世界フライ級前王者の坂田健史(協栄)が、WBOアジア・パシフィックフライ級チャンピオンの全鎭萬(韓国)と再起戦(14日、東京・後楽園ホール)に臨む。昨年大みそかにデンカオセーン・シンワンチャーに敗れ王座陥落後、6カ月ぶりの実戦に向けて今何を思うのか。王座返り咲きを目指す元王者を独占直撃した。 −−なぜ現役を続行しようと思ったのか。 「もう一度ベルトを巻きたかったし、周りも賛成してくれた」 −−1月に現役続行を表明してからずっと練習を? 「何度か休みを入れましたけどね。温泉旅行に行ったりはしました」 −−どうやってモチベーションを維持した。 「『もう一度チャンピオンに返り咲く』、その一心でやってます」 −−そのためにはどんな練習をしてきたのか。 「自分の良くなかった点を見直しながら、今まで出来なかったことをやっていこうっていう風にやってきました」 −−具体的には? 「まあ、コンディションの作り方とか。今までやっぱり変えるのが怖かった部分があったので。今は思い切っていろんなことにチャレンジしてます」 −−どんなチャレンジを。 「減量の方法だとか。コンディションは今のところすごくいいです。いい具合に作れているので、成功しているのかなって思います。今までは、食べた分だけ気にしていた。100グラム食べたから100グラム増えるとか。やっぱりしっかり栄養を採りながら、カロリーの少ないものという風に今は変えてきてます」 −−以前ブログでトマト嫌いを告白していたが、好き嫌いは減量に影響があるのか。 「(好き嫌いは)無くなりますね。何でもおいしく食べられます。トマトはダメだったけど、追い込まれればなんでもおいしく食べられる(笑)。ボクシングを始めるまでは(トマトを)食べなかった。栄養はあると思いますね、水分も多いですし」 −−14日の試合はどんなファイトを見せたい? 「もう1回世界を狙うんだから、絶対負けられない試合。きっちりした世界の相手に『坂田は世界を狙えるな』って試合をしたい。KO決着でも判定でもいい内容で」 −−チャンピオンに返り咲くために必要なこととは。 「ボクシングに幅を持たせるという意味でも、ただインファイトに頼るだけじゃなく、やっぱり距離を使うときは使い、自分のパンチの生きる距離を意識しながらやってます」 −−階級はどうするのか。 「それもチャンスをうかがいながらになると思う。実際、次の試合でスーパーフライ級で自分がどれだけ動けるのか、自分に合ってるのか、試合で分かると思うんで。それでまた決めたい。今のところはスーパーフライ級を狙おうって気はあります」 −−フライ級のベルトに興味は。 「やっぱり(デンカオセーンに)借りを返したい、もう1回ベルトを取り返したいって気持ちはあります」 −−今後対戦したいボクサーは。 「対戦したいボクサーというよりも、とにかくチャンピオンとやりたい。今は形はこだわらない。できれば最短でやりたい。そのために内容の問われる試合にはなると思います。年内にやりたいと思います」 −−ファンにメッセージを。 「もう1回世界チャンピオンになるために復帰を決意したんで、自分を応援してくれている皆さんのためにも、もう1回世界チャンピオンになれるように一生懸命頑張ります」◎キツい減量中の癒しは3匹の猫 元世界王者の坂田は愛猫家という別の一面を持つ。ストイックさを求められるボクサーにとってストレスを発散する癒しのツボになっている。 坂田と猫との出会いは奥さんだ。元々は奥さんが飼っていた猫で、結婚を機に猫との同棲生活も始まった。 今年に入ってからは、たびたび自身のブログにも登場。現在は子供が生まれ3匹となり“3世代同居”の形をとっている。 そんな猫の魅力を「かわいいですね。いろんな顔をするんで気まぐれなんですよね。かわいい時もあれば、憎たらしい顔をするときもある」と明かす。 一方で悩みは「痩せる気ゼロ」と子猫がどんどん肥えていること。「人が減量には入ってるというのにこいつは」というやるせない思いをブログで告白している。 それでも「毎日癒してくれてるからな。感謝、感謝」。減量中で神経を尖らせている自分を和らげるクッションの役割を3匹が果たしているという。 坂田の表情に余裕が出てきたのも、陰ながら支えるパートナーの存在が大きい。そんな愛猫たちのためにも、もう一度世界に返り咲く。
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スポーツ 2009年06月13日 15時00分
全日本プロレス 埋めろ21年の空白 武藤 船木にマル秘指令
全日本プロレスの武藤敬司が8・30両国国技館大会でプロレス復帰する船木誠勝の指南役を買って出た。デビュー25周年記念大会で24年ぶりに同期タッグを結成する武藤は、プロレスから遠ざかっている船木に緊急アドバイス。空白の時を埋めるべく「受け身を思い出す必要がある」と指令を下した。 10日の「武藤祭」の全試合終了後、8・30両国大会で船木と組み“黒のカリスマ”蝶野正洋&“性悪男”鈴木みのるとスペシャルタッグマッチを行うことを発表した武藤。これまで総合の舞台に活躍の場を移していた船木を、新日本プロレス所属時代の1988年以来となるプロレス復帰させることに成功した。 通常では見ることの出来ない夢のカードを実現させ「4人とも原点は一緒だけど、各々違う道を選び25周年で一回集結する。どうなるかわからないけど、清算マッチみたいなもの。今までやってきたことを見つめ直す。楽しみだよ」と感慨深げ。 24年ぶりの再合体に「新鮮な気持ちで臨める。性格も正反対で、プラスとマイナスみたいなものだが、いいタッグになると思う」と自信を見せた。 同期タッグがどのような戦い見せるのか今から期待は高まるばかりだが、気になるのはやはり船木のプロレスに対するブランクだ。 88年以来プロレスの舞台からは遠ざかっており、空白の期間が21年も存在する。それでも武藤は「大丈夫だよ。オレ以上に天才って呼ばれているからね」と不安説を一蹴して見せた。 さらにプロレスリングマスターとして「受け身っていうのは総合格闘技にはなかなかない要素。若い時に1回覚えたことは忘れてはいないと思うけど、確認のためにやった方がいい」と助言。1000本受け身を提案した。 船木にアドバイスを送る一方で、自らは次期シリーズでタイトルマッチを控えている。 「こんなところで浮かれて、タイトルマッチ獲れなかったじゃシャレにならない。当面の間は(両国大会は)置いといてタイトルマッチに向けて集中する」とふんどしを締め直した。24年ぶりの再会を勝利という最高の形で祝うため武藤は早くも燃えている。
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