-
スポーツ 2009年06月15日 15時00分
強行・博多大会で新若武者が誕生!三沢魂は生きている!!
プロレスリング・ノアの三沢光晴社長が頭を強打し、急死してから一夜明けた14日、博多スターレーン大会が通常通り行われた。だが、GHCヘビー級王者・秋山準が椎間板(ついかんばん)ヘルニアのため欠場を発表。予定していた防衛戦が中止になるアクシデントに見舞われた。一体なぜ秋山はベルトを返上したのだろうか。そのウラでニューヒーローが誕生したことでノアに新時代到来となった。 三沢さんの急死から一夜明けたこの日、広島中央警察署から「頸椎離断」と死因が発表され、遺体は東京へと運ばれた。 一方で、ノアの博多大会は通常通り施行。献花が寄せられるなど、詰め掛けた多くのファンが方舟の盟主の死を悼んだ。 試合前には選手全員で追悼の10ゴングが鳴らされ、三沢さんの入場曲「スパルタンX」が流れると、大「ミサワ」コールが巻き起こった。 百田光雄副社長は「三沢社長自体が満身創痍の状態でも必ずリングに上がってきた。三沢社長の意思を継ぐという意味では、選手全員とも話したんですが、やっぱり決行すべきじゃないかと」と開催に至った理由を説明。 今シリーズは最終戦(22日、東京・後楽園ホール)まで通常通り興行を行う。葬儀については遺族の意向もあり密葬の予定で「ファンの方には改めて違う形でお別れする場を作らないといけないと思う」(百田福社長)と、追悼イベントの開催を示唆した。 今後については密葬が終わり、シリーズ終了後に役員会を開いて決めていくという。 三沢さんの突然の訃報にみんなが肩を落とす中、さらに残念なニュースが発表された。GHC王者の秋山がヘルニアのためシリーズを欠場。ベルトを返上することになったのだ。全治は未定。一体秋山の身に何があったのか。 西永秀一渉外部長によれば「(腰は)シリーズ前から痛めていました。昨日病院に行きましたが、立っているのがやっとの状態のようです」と明かした。 リング上に上がった秋山は「ふがいなさとともに申し訳ない気持ちで一杯です。本来ならGHCヘビー級王者として最高のプロレスをみせないといけないのに、それが出来ません」と号泣。「チャンピオンベルトを返しました」とタイトル戦線からの一時撤退を表明した。 とはいえ、そう落ち込んでばかりもいられない。現在、方舟は大黒柱不在の状態。この状況を立て直さなければならない。それだけに陰ながら支えていく人物が必要となってくる。 「これからも選手一同、一生懸命がんばりますので、よろしくお願いします」(秋山)。方舟は“新たな羅針盤”を探すことになる。
-
スポーツ 2009年06月15日 15時00分
新日本 永田「正面から受け止めてくれた大きな人」
プロレスリング・ノア三沢光晴さんの訃報は、対抗戦の真っ只中にある新日本プロレスにも大きな衝撃を与えた。新日プロ14日の後楽園ホール大会では、各選手と関係者が黙とうを捧げ、哀悼の意を表した。 三沢さんの急逝から一夜明けたこの日は新日プロでも試合開始前に1分間の黙とうが捧げられた。この日決勝トーナメントが行われた「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」にノアから参戦中の菊地毅と青木篤志が遺影を持ってリングに上がり、リングサイドを新日プロの選手や関係者が取り囲むかたちで三沢さんの冥福を祈った。 ゼロワンの旗揚げ戦で三沢さんと初対決し、GHCヘビー級タッグ戦で熱戦を繰り広げた永田裕志は「自分の攻撃を正面から受け止めてくれたすごく大きな人だった。その分お返しは半端じゃなく強烈でしたけど。エルボーが首から胸骨まで響いてグシャッときたのを覚えてる」と振り返り「あの(ゼロワン)旗揚げ戦で闘った三沢さんもパートナーだった橋本(真也)さんもなくなってしまった。早すぎますよ」と言葉をつまらせた。 また、今年の1・4東京ドーム大会で三沢さんと対戦した中邑真輔は「(1・4では)真っ向勝負で挑んでも、ノーガードで立ちふさがられて懐の深さを感じました。(体調が)悪かったと聞いていたが、闘っている最中には感じなかった。ボクの中でノアイコール三沢光晴で、プロレスの象徴である存在と思ってました。まだ闘うチャンスもあったでしょうし壁になって欲しい存在でした」と語った。
-
スポーツ 2009年06月15日 15時00分
GHC新王者・潮崎「社長が作ったもの守り抜く」
王者・秋山突然の王座返上で急きょ決まったGHCヘビー級王座決定戦、力皇と潮崎が対決し、潮崎が力皇に勝利。見事初戴冠を果たした。 場外戦で圧倒的なパワーに苦戦する潮崎だったが、逆水平で反撃ののろし。三沢さんの得意技ローリングエルボー、ランニングエルボーで攻め込むと、最後はゴーフラッシャーでトドメ。 試合後、ベルトを巻いた潮崎は、献花台に勝利を報告。控え室に戻り、小橋と握手を交わし、肩を叩かれた。 「昨日のタイトルマッチでああいうこと(事故)があって、今日は試合できないかと思っていたら、昨日の夜、秋山さんから話があった。その時、社長の顔も見えてきて、ここでやんないといけないと思った」 涙を抑えることが出来なかった。「社長が作ったGHCというものを無くしちゃいけない。どんなことがあっても責任をもってやり通すこと。体がボロボロでも立ち向かっていくこと」 三沢の魂はノアの若武者へとしっかり受け継がれた。
-
-
スポーツ 2009年06月15日 15時00分
全日本スーパージュニア戦 金本7年ぶりVで狙うはIWGP
新日本プロレスのジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニア2009決勝戦」が14日、東京・後楽園ホールで開催され金本浩二が7年ぶり3度目の復活優勝を果たし、次期IWGP挑戦を表明。また、今大会の台風の目となったプリンス・デヴィットが準優勝を飾った。 DDT飯伏幸太やプロレスリング・ノア青木篤志の若き外敵戦士が準決勝まで駒を進める中、現IWGPジュニアヘビー級王者タイガーマスクがまさかの予選敗退。波乱のトーナメントとなったが、そんな状況下で新日勢のアニキとデヴィットが意地をみせた。 準決勝でノアの青木をねじ伏せた金本は、同じくDDTの飯伏に競り勝ち、勢いに乗るデヴィットと頂上決戦。デヴィットの必殺技プリンスズスロウンをアンクルホールドで返す一進一退の攻防から、最後はジュニアのカリスマが底力をみせ、足を四の字にロックする変型アンクルホールドでタップを奪った。 試合後は今年1月13日に入籍した新妻の元女子プロレスラーHikaruに、リング上から「Hikaru、スーパージュニア獲ったぞ!」と優勝報告。年内に第1子が誕生することも明らかにした。公私とも絶好調の金本は「ジュニアのカリスマを通り越してスーパージュニアの神やな」と自画自賛。さらには現IWGPジュニア王者のタイガーマスクへの挑戦を表明した。 なお、過去2年連続でスーパージュニア途中欠場という因縁を払しょくし、決勝まで勝ち上がったプリンス・デヴィットには、内外タイムス賞が贈られた。
-
スポーツ 2009年06月15日 15時00分
女子プロレスラー風香「幼虫食べます!」
女子プロレス界の浅尾美和になる! 女子プロレスラーの風香(24)が、低迷している女子プロ界の救世主になることを宣言した。端麗なルックスを武器にリングでは若い男性のハートをわしづかみにしている彼女。人気に乗じて、テレビ出演も日増しに増えている。このまま波に乗れば、女子プロレスブームの再来も夢ではないぞ。 −−現在、女子プロ界が低迷していると言われてるが。 風香 それは、私がデビューしたころから深刻化されてましたから、今となってはもう慣れちゃいましたね。でも、最近、NEOの後楽園ホール大会に特別参戦させていただいてるんですけど、いつも満員で、今が悪いとは感じませんね。 −−全盛期は東京ドームや両国国技館に女子プロレスが進出していたが。 風香 そんな伝説を聞いたことがあります(笑)。今は、遠い世界に感じますね。でも、いつかは…という夢もあります。 −−もう1度、ブームを呼ぶためには? 風香 テレビでやるのが大事ですね。でも、今、時代はプロレスだけやってても受け入れられない。エンターテインメントに色づけして、いろんな人が楽しめるようなプロレスを提供していけばウケるとは思うんですけど、どうしても、プロレスというのは大きい人が殴り合って、血を流すというイメージがあると思うんです。 −−一言で言うと“怖い”イメージ? 風香 はい。私も最初は、そう思ってました。でも実際にやってみると、そういう暗いイメージじゃないんです。リング上の激しさ、スピード、華やかさ、リング下では見られない形相…。それをひとつのキャンバスで披露するプロ集団がプロレスラーなんですよ。本当に観てくれれば、その凄さが分かると思います。 −−それを観てもらうための作戦はある? 風香 まず、興行内容ですが、子供でも女性でも高齢者でも楽しんでもらえるようなものにする。歌、ダンス、K-1の入場のような華やかさなんてあればいいですよね。そういうのを、今「風香祭」でやってるんですよ。2年前に始めて今回で10回目。評判も上々ですよ。 −−宣伝はどうする? 風香 私が体を張って、テレビ出演をします! −−体を張る? 風香 たとえば、私、タイとか中国へ格闘技の修行に行きたいんですよ。そのとき、カブトムシの幼虫やコウモリを食べなきゃいけなかったら食べるし、何でもやるから行かせてほしい。それで、女子プロの知名度も上がればいいじゃないですか。あと、以前、「踊る!さんま御殿!!」に出演させていただいたんですよ。すごく楽しかったので、もう1度出たい。バラエティーは面白いから出演したいです。 −−「クイズヘキサゴン」のような番組出演は? 風香 出てみたいですけど、私、おバカキャラではないと思います(笑)。あと、プロレスもスポーツですから、ぜひとも「ジャンクSPORTS」に出たい。レスラーで出た人いないじゃないですか? 先陣を切って行きたいですね。それに、私、ダウンタウンのファンなんです。浜ちゃんに会ってツッコまれたい! −−ルックスを武器にテレビ局に殴り込みですね。 風香 私は体も大きくないんで、私のキャラでできることをして、女子プロレスの知名度をもっと上げていきたいんです。各テレビ局の皆様、どうぞよろしくお願い致します。 夢はブアカーオと結婚! 風香は、勢いに乗って大好きなK-1戦士の名前を挙げて求愛宣言までしてのけた。「あの笑顔と、純粋な顔立ち。タイプなんですよ。結婚したい!」 結婚したら? の質問には「子供は上が女の子、下が男の子でふたり欲しい」と現実的だ。 では実際のところにメスを入れると、「あ、でも、今、結婚は全然考えてないんです。やりたいことがいっぱいでもしブアカーオにプロポーズされても、ちょっと待ってもらいます」。 というのも、昨年はメキシコ、今年は韓国へ遠征。今後プロレスで海外進出するも夢のひとつだからだ。海外に行けば必ず、日本人はヒール(悪者)扱いにされるものだが、風香はかわいいルックスから、いきなりスーパー・ベビー(超善人)というVIP待遇まで受けた。本人が大乗り気になるのも無理はない。 しかも、今年はブラック風香にも挑戦する。「マスクをかぶったりもする。ヒールにも挑戦したい。今のイメージにとらわれないように、持ち味を生かして、冒険してみたい」 最近、髪を短く切って、金髪に染めた。「変身願望は、以前からあった」と話すが、女が髪を切るときは、覚悟を決めたとき。大好きなブアカーオでも風香の勢いは止められないようだ。
-
-
レジャー 2009年06月15日 15時00分
エプソムC(GIII、芝1800メートル、14日)シンゲン 秋は天下統一へ
3回東京開催を締めくくる「第26回エプソムC」(GIII、芝1800メートル、14日)は、2番人気のシンゲン(牡6歳、美浦・戸田厩舎)が差し切り勝ち。重賞2連勝で今秋の目標である天皇賞・秋(GI、東京、芝2000メートル、11月1日)に向けて弾みをつけた。勝ち時計は1分45秒5(良)。豪快な末脚で快勝した“東の虎”は、現在の古馬中・長距離路線の勢力図を塗りかえる存在となる可能性を秘めている。 遅れてきた大物がいよいよ“天下獲り”に向け、動き出す。 「新馬の時から期待していた」と戸田調教師が熱く語るシンゲンは、2度の骨折で出世を阻まれてきた。だが、今年に入って戦列に復帰すると、オープン特別・白富士S→GIII・新潟大賞典、そして、今回のGIII・エプソムCと3連勝を達成。獲得賞金を1億6984万1000円まで増やし、秋の盾獲り挑戦を確実なものとした。 レースでは成長の跡を見せつけた。1番人気ヒカルオオゾラを前に見ながら中団で折り合うと、直線では鞍上のゴーサインに鋭く反応。上がり3F34秒2の末脚を発揮し、先に抜け出したヒカルを並ぶ間もなく抜き去った。 「直線までスムーズな競馬ができれば弾けると思っていた。捕まえる自信はあった。でなければ、ユタカさん(ヒカルオオゾラ)より後ろにはいない。目標は秋の天皇賞だし、ここでは負けられないという気持ちだった」と藤田騎手。ほとんど追われることなくメンバー最速の末脚をマークしたあたり、GIIIでは役者が違った印象だった。 この日はマイナス10キロと大幅な馬体減。「もともとテンションが上がりやすい。(馬体は)多少減りすぎかなと思ったが、馬はヘッチャラだった」(戸田師)。下見所からイレ込みもきつかったが、すべては杞憂(きゆう)に終わった。 今後は山元トレセンに放牧に出され、社台ファーム経由で札幌競馬場に入る。「毎日王冠だと間隔が詰まるので、ゆったりしたローテで。越後、関東ときたので次は本丸へ」。試金石の一戦にトレーナーが指名したのは一線級が集う札幌記念(GII、札幌芝2000メートル、8月23日)。それをステップに、天皇賞・秋を目指す。 心身ともに進化の跡を見せつけたシンゲン。レース中に骨折した2戦を除けば、東京は6戦6勝と底を見せていない舞台でもある。天皇賞・秋ではウオッカら、既存の勢力を脅かす存在になる可能性は十分に秘めている。
-
レジャー 2009年06月15日 15時00分
マーメイドS(阪神芝2000メートル、21日)リトルアマポーラ GI馬の貫録見せる
貫録を見せるときだ。昨年はシンガリ人気のトーホウシャインが快勝し、波乱の幕切れとなった「第14回マーメイドS」(阪神芝2000メートル、21日)だが、今年は確固たる主役がいる。昨年のエリザベス女王杯を制したリトルアマポーラだ。前走のヴィクトリアマイルこそ距離不足が響き6着に終わったが、得意の中距離で牝馬限定のGIIIなら、まず負けられない。 期待が大きかっただけに落胆も大きかった。リトルアマポーラの前走・ヴィクトリアマイルについて、影山助手は苦笑いとともに振り返った。 「デキはすごく良かったし、道中の走りもスムーズだった。なのに、いざ追い出してからが思ったほど伸びてくれなかった。ちぎって勝ったウオッカは別格としても、せめて2着馬(ブラボーデイジー)ぐらいは交わしてほしかった。やっぱり…」 敗因は距離不足。陣営の唯一の不安が的中してしまった。マイル戦は3歳春、相手も楽だったクイーンCで重賞を制しているものの、母の父にステイヤーのコマンダーインチーフが入っており、本来は中距離向きのタイプ。昨年のエリザベス女王杯の強さもそれを裏付ける。 ヴィクトリアマイル、その前のマイラーズCとあとひと伸びできなかったのは、道中のペースが忙しく、見た目以上にお釣りが残っていなかったせいだろう。 その点、巻き返しを期す今回は得意分野の2000メートルだ。当然、陣営も力が入っている。「明らかに条件は良くなっている。ハンデをどれぐらい背負わされるかだけど、それ以外、あまり心配はない」と言い切った。 中間の調整も入念かつ順調だ。栗東坂路とDWを併用して、乗り込みの質も量も申し分ない。とくに7日のDWは終い重点とはいえ、ラスト3F38秒3→11秒8の切れ味を披露した。休み明け3走目。馬体には無駄がなく、毛づやも光っている。ピークのデキに達したとみていい。 「追い切りはやればタイムの出るほうだけど、それにしてもいい動きをしている。何よりここは賞金を加算しておかないと、秋、エリザベス女王杯以降の出走が厳しくなるかもしれない。それだけに、ほしいのは結果。牝馬同士のGIIIなら勝ち負けしてくれないと」 能力だけではない。意欲も他陣営を圧倒している。春の古馬牝馬の頂上決戦としてヴィクトリアマイルが設定されてからレベル低下が著しいこのレース。GIホースの看板はより一層まぶしく映る。
-
レジャー 2009年06月15日 15時00分
福島テレビオープン(オープン、芝1800メートル、21日)アルコセニョーラ 夏女が福島で本領発揮
今週からみちのくシリーズ、夏の福島競馬が開幕する。オープニングは「福島テレビオープン」(芝1800メートル、21日)。七夕賞の前哨戦となるだけに好メンバーがそろったが、主役を務めるのは夏女アルコセニョーラだ。福島記念、新潟記念と重賞を2勝。ローカルの女王といえば、この馬の代名詞といっても過言ではない。得意の夏を迎えて体調もうなぎ上りで、チャンス到来だ。 “ローカルの女王”の異名を取るアルコセニョーラが今年の夏も大いにブレークしそうだ。 重賞2勝はいずれも牡馬相手に挙げた福島記念(2007年)、新潟記念(08年)と、まさに真骨頂。特に新潟記念では春の天皇賞馬マイネルキッツを2馬身突き放すベストパフォーマンスを披露している。 大好きな夏を迎えると、心技体の三拍子がそろい120%の力を発揮できるのだろう。「例年、ローカル開幕と同時にグングン調子を上げていくんです。得意の舞台だし、今年も頑張ってくれるでしょう」と畠山助手も期待に胸をふくらませている。 前走のヴィクトリアマイルは女傑ウオッカの前に14着と完膚なきまでにノックアウトされたが、不向きのマイルでは仕方のない結果。敗因は歴然としており、陣営は気持ちを完全にリセットしている。「ここ(福島開催)から仕切り直しですよ」と同助手も決意を新たにしていた。 調整過程も順調そのもの。それを証明するかのように、1週前追い切り(11日)は主戦・武士沢騎手が騎乗し、南Wコースで5F66秒9→52秒5→39秒2→12秒3(G前仕掛け)をマーク。直線の伸び、馬体の張りとも文句なしで、好仕上がりをアピールしている。 「反応はすごく良かった。これならレースが楽しみですよね」と武士沢騎手からも状態の良さに笑顔がこぼれた。 福島牝馬S(2着)→ヴィクトリアマイルと、ローテーションは昨年とまったく同じ。昨年の福島TVオープンはカネトシツヨシオーの4着と敗れているが、調子のバイオリズムは「今回の方が数段いい」(同助手)。 このあとの青写真もすっかりできあがっている。「七夕賞から新潟記念へいく予定。最初が肝心なので、勝って弾みをつけたいですね」と畠山助手。 褒賞金5000万円がかかる“サマー2000シリーズ”総合優勝に向けて、夏女アルコセニョーラの戦いの幕が、いよいよ切って落とされる。
-
レジャー 2009年06月15日 15時00分
CBC賞(GIII、中京芝1200メートル、14日)伏兵プレミアムボックスが大金星
16日に中京競馬場で行われた「第45回CBC賞」(GIII、芝1200メートル)は、鮫島騎手が騎乗した12番人気のプレミアムボックス(牡6歳、美浦・上原厩舎)が、1分8秒0(良)のタイムで優勝。昨春のオーシャンS以来の勝ち星は、うれしい2つ目の重賞制覇となった。 レースはエムオーウイナーが後続を2馬身ほど離して快調に飛ばしていく。前半3F通過は33秒7。最終週の馬場を考慮しても、メンバー構成からすれば、先行勢は息の入る流れ。前が残ってもおかしくない展開だった。 そんな不向きな流れを後方3番手から見事に差し切ったのだから、この日のプレミアムボックスの勝利はケチのつけようがない。実際、ラストはレースの上がり(3F34秒3)を1秒1上回るメンバー最速の33秒1を計時した。 「馬に落ち着きがあって、一発ありそうな雰囲気でした。ためればいい脚を使えると思っていましたが、それにしても、終いは切れましたね。この距離ならGIでも楽しみ」と鮫島騎手。 ただ、期待を膨らませる鞍上の談話をうのみにできない部分もある。今回、そしてオーシャンSの勝ち時計はともに1分8秒台。頑張っても1分7秒台後半が精いっぱいの同馬は、常に馬場コンディションに左右される弱点がつきまとうからだ。成績にムラがあるのもそのせいだろう。 もっとも、それを見越して(?)最終週のここに照準を合わせてきた陣営の“戦術眼”はアッパレのひと言だ。規定路線でいけば、秋の最大目標はGI・スプリンターズS。そこで頂点を狙えるか否かは、その日の馬場状態が大きなカギを握っているといえそうだ。
-
-
レジャー 2009年06月15日 15時00分
重賞今昔物語 1999年マーメイドS 的場均との名コンビでターフをわかせたエリモエクセル
古馬牝馬のGI路線が整備され、2006年、春の最大目標にヴィクトリアマイルが新設されて以降、同じ牝馬限定重賞であるマーメイドSは、徐々にメンバーのレベルが下がってきた感がある。しかし、まだそんな状況になかったころは、結構な名牝が勝ち馬に名を連ねている。 1997年はエアグルーヴ、00年はフサイチエアデール、04年アドマイヤグルーヴ、05年ダイワエルシエーロといった具合だ。そして、今回取り上げる99年も、クラシックホースがしっかりとその実力を発揮して1番人気に応えてみせた。 98年のオークス馬エリモエクセル。梅雨時に設定されているため、道悪になることが多いレースだが、その年もどんよりした曇り空の下、重馬場で行われた。 道中は6番手あたりをじっくり追走。2番人気に支持された武豊のキクノスカーレット、4番人気の河内ランフォザドリームの仕掛けを待ちながら進んだ。直線は粘り込みを図るキクノスカーレットを、計ったように2分の1馬身差してゴールを迎えた。 鞍上は的場均。馬と人、両方の相手関係をしっかり見極めて、ゴール前でライバルをきっちり捕らえる。ライスシャワーでミホノブルボンを、グラスワンダーでスペシャルウィークを撃破するなど、ジョッキー仲間から「マーク屋」として恐れられた男の真骨頂がここでも発揮された。 的場とのコンビが結成されたのは98年のオークスから。当時、7番人気の伏兵でしかなかった馬が一気に頂点に上り詰められたのも、この男との出合いがあったからだろう。その伏線は前年のエリザベス女王杯で張られていた。エクセルと同じ馬主のエリモシックを勝たせた。このときも圧倒的人気だったダンスパートナーを“ベタマーク”。ゴール前でクビ差差し切っていた。 ぴったりマッチした馬の個性と人の個性が縁で結ばれ、結果を生んだ。99年はマーメイドS以外にも中京記念、府中牝馬Sと重賞3勝。立派な成績を残して、エクセルは繁殖入りした。 これまでは期待ほどの産駒を送り出せていないが、2歳にはダンスインザダークの牝馬、1歳はディープインパクトの牝馬と楽しみな血統馬がそろっている。今後の活躍に期待しよう。
-
レジャー
GI菊花賞 名伯楽・瀬戸口師の言葉に千鈞の重み サムソン3冠「大丈夫」
2006年10月19日 15時00分
-
レジャー
GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
-
レジャー
3冠阻止! GI菊花賞 サムソン最大の敵はダービー2着馬アドマイヤメイン
2006年10月17日 15時00分
-
レジャー
GI菊花賞確信 3冠 サムソン ディ-プと対照的な雑草馬が史上7頭目の快挙へ サムソンの競馬さえしてくれば自ずと結果は出る
2006年10月16日 15時00分
-
レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
-
レジャー
確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
-
芸能
みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
-
レジャー
GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
-
レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
-
レジャー
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
-
芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
-
芸能
マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
-
芸能
中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
-
芸能
a
1980年09月26日 22時06分
-
芸能
a
1970年09月27日 12時20分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時43分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時28分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時10分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分