-
トレンド 2009年06月18日 15時00分
サウザーにやられ放題…
6月13日、古い友人から真夜中の着信。「三沢が死んだって」。「三沢って、あの三沢か?」。彼は私のプロレス好きを知っているから答えはひとつしかない。三沢が死んだ。 彼いわく、試合中の事故だという。とりあえず友人の話だけでは何がなんだかよく分からないので(彼はプロレスファンではない)、すぐに電話を切りテレビをつけるが、深夜ということもありニュースはやっていないようだ。すかさず、パソコンで2ちゃんねるをチェック。いろいろと叩かれることが多いが、こういう時はマスコミなんかよりよほど情報が早かったりする。 どうやら三沢死亡のニュースはガセではなく、プロレス関連の掲示板を始め、2ちゃんねる全体で大騒ぎとなっていた。プロレス関係者のコメントもちらほらと出てきている。馬場さん、ジャンボに続き三沢まで…。私を含め旧全日の大ファンにとって、これ以上の悲しみはない。王道プロレスの継承者はほかにもたくさんいるが、それを確立したのは馬場さんでもジャンボでもなく三沢光晴なのだ。私はそう思う。 彼はリングの上で死んだ。最期まで戦いながら死んでいったのだ。なんと勇ましい人生であろう。自分の人生を考えたとき、自分のリングで立派に果てることができるのか、疑問に思うことがある…。 翌日、何とか気力を振り絞っていつも通りホールに出撃。三沢が抱えていた数々の爆弾とは比べようもないが、時々病院に行って薬を処方してもらわなければならないほど、長年のパチンコ生活で私の肩はボロボロだ。最近はハンドルを固定した後、左手で握って右肩に極力負担を掛けないように注意している。 本日の対戦機種は北斗。前日、2万発オーバーを記録した台を追いかけてみることにした。なぜならば、この店は土日にクギを調整することがないからだ。昨日はベース24回で安定していたので、本日も比較的楽な戦いができるだろう。しかし油断は禁物。相手はフルスペックタイプだ。常に大ハマリの危険性が付きまとう。 が、本日1発目の初当たりはわずか6回転でゲット。別に前日確変を残したまま終わったわけではなく、単純にヒキの問題。相変わらず好調をキープしているらしい。 ケンシロウを選択してバトルモード開始。最近、ラオウを選ぶとやたらとトキに負けるのでこれを嫌っての行動。自分にとってはちょっとしたおまじないのようなものだが、バトル3連目にサウザーの奥義を食らってケンシロウ敗北…。が、突確で助かる。しかし、安心したのも束の間、97回転目に再びサウザーの奥義でジ・エンドとなった。 125回転目、憎きサウザーにケンシロウの天破活殺が炸裂し、再び戦いの地へ。昨日と同じく今日も初当たりに恵まれている。が、北斗で勝つにはまだほかにもさまざまな要素が必要だ。連チャンさせた上でさらにHBに偏らなければ勝利の扉は開かない。 しかし、この戦いはあろうことか2連で終了してしまった。負けた相手がジャギだっただけに悔しさは倍増。バトルに至る予告が弱すぎたので覚悟は決めていたが、フルスペックバトルで2連終了は拷問に近い。 続いては669回転目。危惧していた通り、すでに現金投資生活真っ最中だ。赤背景出現後、画面がなかなか切り替わらないロングパターンからアミバが雑魚をなぎ倒しながら登場し、そのままテンパイ。この場合、いきなりSPスタートとなるので鉄板となる(アミバSPは必ず勝利)。 久々のレアな演出に酔いしれていたが、これまで2回の初当たりと同様に5R。そして続いてのバトルには勝利を収め16Rゲット(HBではなくエクストラボーナスだったが)。過去2回と全く同じ嫌な展開…。 結果的にこの予感が的中してしまう。またも2連。昨日と全く同じ状態の台を打っているのに挙動はまるで別物だ。これがパチンコの難しさであり、また面白さでもあるわけだが。 ハッキリ言ってもうやる気がなくなってしまったのだが、しかし超世代軍のエースとして鶴田に立ち向かった三沢のファイトを思い出し勝負を続行。クギは良い。チャンスは十分残されている。しかし再びの追加投資後に引いたバトルはまたもショボ連。そして本日一番のハマリを食らいその持ち玉も尽きた。今日はもうやめ。 まあ、次、また勝てばいいじゃない。悔しいが負ける時はこんなもの。今日は早く家に帰って三沢のファイトを眺めながら静かに酒を飲むとしよう。マイナス2万1000円ナリ。<プロフィール> 白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。
-
レジャー 2009年06月18日 15時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」もう一度会いたいキャバクラ嬢
キャバ嬢の「営業」は、何もエロチックなムードや距離感だけではない。濃いキャラクターも売りになる。歌舞伎町の「M」。そこには、カッパを目撃したと言い張るY嬢(24)がいる。 「こんなこと言うと誰も信じてくれないんですけど…」 Y嬢はちょっと沈んだ表情でそう言い出した。 「ん? どんなこと?」 「いいです。どうせ信じないだろうし」 「話してみなよ。言わなきゃわからないでしょ」 そう言うと、Y嬢は切り出した。 「実は、私、カッパを見たことあるんですよ」 それはカッパの目撃談だった。普通の客なら、馬鹿にしたり、信じないだろうが、私はカッパについて少し調べたことがあったので、 「それって、何色だった?」 と聞いてみる。するとY嬢は、 「皮膚を色を赤っぽくさせた感じなんですよ。カッパの手の部分に水かきがついていて…。本当なんですよ」 と答えた。 「皮膚を赤っぽくさせた感じ」というのは、おそらく、多くの人が抱いているカッパのイメージとはかけ離れている。緑か、人間の皮膚の色と想像する人が多いのだろうが、実は、カッパの色は、地方によって違っているという説がある。 カッパは「UMA」であるという立場の書籍を担当した編集者によると、カッパの色は、北では赤、南では緑、だという。この話を聞いていた私は、Y嬢の出身を聞いてみた。 「山形です」 まさしく、説どおりだったので、私は信じることにした。 「え? 信じてくれるんですか。うれしいです。そんなお客さん、いませんでしたよ」 その後、Y嬢からの営業メールはほとんどカッパの話。私も、カッパの話を聞くために、私が通う羽目になる。 女性たちは様々な理由でキャバ嬢になる。そのなかには「心の闇」を抱えながら、自分の生きる理由を探す人もいる。 別のキャバクラの「A」。そこに、セーラー服のコスチュームを着たE嬢(20)がいた。やる気のなさが気になり、こちらから話をふってみた。 「音楽とかよく聞くの?」 「ゆずが好きです」 なぜ、「ゆず」なのか。ちょっと気になった私はさらに突っ込んでみた。すると、E嬢が語り始める。 「元気がでるじゃないですか…。実は、私、去年死のうとしたんですよ。それで、自殺系サイトで、心中募集に応募したりしていたんです。実際に、会ったりもしましたよ」 まさか、セクキャバでネット心中に応募したことがある嬢に会うとは思ってもみなかった。話を聞くと、中学の頃からリストカット(リスカ)をしているらしく、照明が暗いのでよく見ないとわからないが、手首には薄く傷が…。 手首に傷があるキャバ嬢はけっこういる。そのため、リスカ経験のある友達を持つというキャバ嬢も少なくない。 「私も友達にメンヘラーは多いですよ」 そう話すのは「V」店のN嬢(18)。 「メンヘラー」というのは、メンタルヘルスが弱っている人たちを指す言葉だ。 なぜメンヘラーがN嬢に近寄ってくるのだろうか。N嬢も中学時代、学校に行けずに、高校を中退している。クラスメイトとの関係に違和感を抱いていたという経験があるためだろうか、メンヘラーの共感を呼ぶ。N嬢は、メンヘラーが抱く教室や職場の違和感のようなものを理解している。 「でもね、私は、そういう子好きじゃないんですよ。自分のことばかり考えちゃって、悲劇のヒロイン気取りで…。勝手についてくるんです。私が彼女たち叱ったり、怒ったりするんですけど、それがいいんじゃないですか」 姉御肌で、正直なN嬢は、人と向き合っている感じがするのだろう。だからこそ、悩み相談を受ける立場になる。 ここに取り上げた嬢たちは、すでに店にいない。でも、私は「もう一度会ってみたい」と思う。そう思えるキャバ嬢に会えるかどうか。キャバクラの原点であることは言うまでもない。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
-
レジャー 2009年06月18日 15時00分
関東オークス(JpnII、川崎2100メートル、17日) ラヴェリータが圧勝
南関3歳牝馬クラシック「第45回関東オークス」は17日、川崎競馬場で行われ、岩田康騎手が騎乗したラヴェリータ(牝3歳、JRA栗東・松元茂厩舎)が重賞初制覇を果たした。 スタートで隣の馬とぶつかり、バランスを崩すアクシデント。だが、二の脚を使って楽に3番手につけると抜群の手応えで直線鋭く抜け出し、後続を5馬身突き放した。 番手に控える競馬で勝利を挙げ、心身ともに成長の跡を感じさせる内容。岩田騎手も「逃げ切りを考えていたのがスタートのせいで3番手になったが、折り合いはついていたし結果的にすごく強い勝ち方ができた」と愛馬の進化を称えた。 次走は「第13回スパーキングレディーC」(JpnIII、川崎1600メートル、7月15日)が有力だ。2着ツクシヒメ 坂井英騎手「砂を被っても大丈夫だったし、収穫があった」3着アンペア 的場文騎手「一発あるなら馬込みに入らず、マイペースに持ち込むしかないと思った」
-
-
レジャー 2009年06月18日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。先週の船橋の予想は、ひも抜けで非常に残念な結果に終わってしまいました。というわけで、今週は是が非でもリベンジを果たしたいと息巻いてます!! リベンジという視点で考えると、19日の川崎競馬の最終レース…いるじゃないですか! 船橋の有力馬が。 エアモンティジョは、ここ4走で2着3回。川崎1500メートルでは1分35秒1のタイムがあります。前走の浦和戦の内容も良かったですし、今回は勝機十分とみていいでしょう。 軸はこの馬からで、相手はヤマトロード、トウカイワンダー、シルクウオリアー、ファンシーショップ、セントプラチナ、ゾロの6頭。3連複で勝負といきます。 【3連複】(6)軸(12)(4)(3)(1)(14)(8)(10) 最近、南関東より中央のほうが成績がいいので、ここらで一発、穴馬券を狙っていきます! ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
-
その他 2009年06月18日 15時00分
幻覚ナビ
左から1・2・3・4
-
-
社会 2009年06月17日 15時00分
鳩山邦夫“巨乳新党”結成情報
総務大臣を辞任した鳩山邦夫氏(60)をめぐり、仰天新党結成情報をキャッチした。耳の早い永田町関係者も「初耳」という怪情報。新たに立ち上げることが検討されているのはなんと、“巨乳新党”という。いったいどういうことなのか? 巨乳新党浮上の背景には、政権支持率の急降下がある。事実上、邦夫氏を更迭した麻生太郎首相(68)の支持率は10%台に落ち込み、与党内ではまたぞろ“麻生降ろし”の風が吹き始めた。大手各紙の世論調査では、日本郵政の西川善文社長続投について「辞任すべき」「納得できない」などの批判が大半を占め、邦夫氏にしてみれば“それ見たことか!”といったところだろう。 首相株の急落とは反対に、国民の支持を得た邦夫氏は次期総理の座をうかがう勢い。新党結成情報も飛び交っている。これに重大な関心を寄せるのは芸能関係者だ。 「邦夫さんの事務所はもともと美人秘書がそろっているんでしょ? いまのうちに所属タレントを邦夫氏の事務所に“裏口入社”させたいと狙っているプロダクション関係者がいるんですよ。解散総選挙に突入すれば連日マスコミが選対事務所に押し寄せるようになるし、新党結成となればなおさら。実年齢が25歳を超えたタレントの場合、ヘタな芸能活動を続けるよりよっぽどメディアに露出できるし、大化けするかもしれない。その関係者は政界とのパイプもあるから、便乗したいという連中が多い」 同関係者によると、ライブドア元広報担当の乙部綾子氏(33)のようなパターン狙いという。元スッチーの乙部氏はホリエモン騒動で一躍有名となり、退社後はモデルの蛯原友里、押切もえらが所属する芸能事務所「パールダッシュ」に再就職。本人の希望で広報業務に徹したものの、芸能活動する道を選ぶこともできたといわれる。 「無名タレントで乙部さん以上のタマはいくらでもいる。邦夫さんは巨乳好きらしいから、顔はまあまあでも乳のデカい子が採用されるんじゃないか。新党結成ならばスタッフも新規採用しなくちゃいけないだろうから、さらに門戸が広がる。マスコミも飛び付く“巨乳新党”構想ですよ」(同関係者) つまり、所属タレントを新党の巨乳スタッフや鳩山事務所のタレント秘書として送りこもうという戦略。政界を甘く見過ぎているにせよ、タレント出身の政治家が少なくないのも現実だ。なかには政治家なのかアイドルか分からないような手合いもいる。話は一方的に熱を帯びるばかりだった。 さて、当の邦夫氏はといえば、蝶収集家で知られる通り、純粋に美しいものに魅かれてしまうタイプ。全国紙政治部記者によると、「かつて鳩山事務所には美人秘書が大勢いて、なかには相当グラマーな子もいた。秘書目当てに連日取材攻勢をかけた記者までいた(笑)」というから、あながちあり得ない話ではない。 さらに、邦夫氏の巨乳好きを裏付ける別の事実も判明。元アイドル女優のエミリ夫人は若い頃、高見エミリーとしてドラマやCMなどで活躍し、当時の出演作品にはそのグラマーな姿が映し出されていた。邦夫氏が女性スキャンダルと無縁なのは「エミリ夫人に首ったけだから」(永田町関係者)といわれる。筋金入りの“おっぱい星人”だったわけだ。 そうなると問題は、更迭劇で世論を味方につけた邦夫氏が、あえて自民党を割ってまで新党結成に走るかどうか。なにしろポスト麻生が見えてきたところ。前出の記者は「新党結成の目はある」として次のように語る。 「いま自民党総裁に担がれたところで、衆院選敗北は避けられないから与野党逆転で野党党首に終わる。そもそも邦夫氏は『自然との共生』を旗印に、環境新党を結成する野望を抱き続けてきた。新党を結成して政界再編のキーマンとなったほうが得策。兄・由紀夫氏との関係を修復したうえで民主党連立政権に加わる可能性は十分ある」 蝶コレクターの邦夫氏が、果たして新党の華を求めて巨乳スタッフ集めに夢中になるか。大注目だ。◎公式HPで秘書、スタッフ募集 邦夫氏は昨年6月、公式ホームページで東京と選挙区の福岡それぞれで秘書を募集。男女の別は不明だが、要普通自動車運転免許とするなど“容姿チェック”の気配は全く感じられない。 同時に、都内と都内近郊を勤務地とする「自然との共生」スタッフなるものを募っている。職務内容は、自然との共生および環境政策に関する資料整理と農地整備管理。「農学部系の学生さん、農業に興味をお持ちの方大歓迎」と呼びかけている。
-
社会 2009年06月17日 15時00分
これが最新機器の実力だ! 秋葉原アングラ盗撮機器事情
「芸能人盗撮DVD」なるものが流出するたびに巻き起こる真贋(がん)論争。そもそも、こうした映像はどのような手段で撮影されるのだろうか? テレビのドキュメンタリー番組や夕方のニュース番組では明らかに潜入取材班が隠し撮りしたと思われる映像も少なくない。実は、これらの映像は機材さえそろえれば素人でも撮影できないことはない。公然と売られるデジタル盗撮機器の最前線を追った。 「迷惑防止条例違反で大学生を現行犯逮捕。デパート内で携帯電話のカメラを使い女子高生のスカート内を盗撮した疑い」 残念ながら新聞でこうした盗撮事件のニュースが報じられない月はない。当人は軽い気持ちでやってしまったにせよ、逮捕で受ける社会的制裁、そして被害女性の被る羞恥心は決して小さくない。 だが、そもそも撮影音の出る携帯電話で盗撮など本当にできるのだろうか。語るのは裏事情に詳しい専門誌編集者。 「今ではセキュリティーが強化されてしまいましたが、ウィルコムの旧機種には撮影音を止めるプログラムがあり、インターネット上で密かに流通したことがあるんです。また、秋葉原のレンタルケース(利用者が透明ボックス内に販売したい商品を入れ、店側が販売と代金収受を代行してくれる)業者では、撮影音を切った携帯電話が1万5000円で売られていたこともありました。実は、中古の携帯電話を買ってきて内部のある線を切断すればわずか1500円で同じことができるんですけどね」 ただ、いかに撮影音を消せたとしても、カメラ付き携帯を持ってウロウロしているのは不自然極まりない。実は、プロが使う機材はまた別にあった。 日本一の電気街、東京・秋葉原に行けば、店頭のショーウィンドウに盗聴器や超小型カメラを陳列した専門店がいくつも軒を連ねている。 「使う場所が屋外か屋内か、画像だけではなく音声も拾う必要があるのか、撮影時間はどの程度必要なのかによってお勧めする商品を変えている」 専門店の店主は平然とこう言い放つ。表向きには商店の盗難防止や従業員の不正監視など防犯目的をうたってはいるが、購入者は決して善良な市民ばかりではない。 「数年前に大手銀行のATMやゴルフ場の貴重品ロッカーに隠しカメラが仕掛けられ、暗証番号をプッシュする場面を盗撮された事件がありましたが、その時使われたのはRFという会社のカード式無線カメラですよ」と話すのは雑貨店「秋葉原MAD」の服部氏。同カメラは赤外線により暗視機能もあるため、テレビ局の撮影隊が買いに来たこともあったという。録画装置までフルセットでそろえると10万円程度だ。 では、そんな盗撮機器の中で現在最も優れた機器はどのようなものなのか? 秋葉原にある複数の専門店を取材すると「サイズや操作性、画質を総合的に考慮すると、『CAM-007』通称『カムコーダ』が一番でしょう」との答えが異口同音に返ってきた。 この商品は100円ライターよりも小さいため手のひらにすっぽり収まり、袖口に簡単に隠すことができる。毎秒30フレームなので画質は相当滑らか。もちろん音声も同時に録れる。さらに、この種の機器の中で唯一、静止画撮影も可能。暗視機能はないが、蛍光灯程度の照度があればよく、概ね100万画素相当の画質である。気になる値段は2万円弱。4GB(ギガバイト)の容量と画質を考えればまずまずである。 「レンズ穴を開けたタバコの箱に極小の『カムコーダ』を仕込めば、相手に気付かれずに盗撮することも可能でしょう。実際、テレビのドキュメンタリー番組での潜入映像には、そうして撮られたものが多いですよ」(裏モノライター) 潜入取材から犯罪にまで使えてしまう特殊機器が素人にも簡単に買える驚くべき実態。あなたも気付かないところで密かに誰かに撮られているかもしれない…。◎鳴り物入りで発売されるも性能はイマイチ? 『ペン型ビデオカメラ』を実地検証してみた! 今から2年ほど前に発売され、裏グッズ業界で話題をさらった『ペン型ビデオカメラ』。外形は太身のボールペンで、字も書ける。胸ポケットに差しておけば相手に気付かれることなく真正面から撮影できるというもの。 ボールペンの軸を回すとUSB端子が現れるので、映像はそれをパソコンに接続して見る。充電もこのUSB端子経由だ。フル充電で1時間あまり連続録画が可能。通信販売だと値段は1万4000〜1万9000円前後が相場だ。 果たして本当に広告通りなのか? 実際に購入して検証してみた。 秋葉原の電気街に行けば、5000〜7000円で同じものが買える。早速ノートパソコンに接続して実験開始。確かにカラーで何とか見られる程度の画質だが、いかんせんフレーム数が公称15フレーム/秒と少なく、まるでパラパラ漫画のようなぎこちなさだ。少なくともテレビの潜入映像で見るような動きの滑らかさはない。そのせいか、胸ポケットに差しての撮影ならともかく、手に持って撮影すると手ブレがひどかった。 さて、店頭でチェックしてもらって購入後、自宅で改めてパソコンに接続…あれ? 認識されない? 何度試してもパソコンは反応せず、販売店で交換してもらったが、何と交換品も翌日には認識どころか充電不能に陥ってしまった。極限までの小型化で過充電防止装置がないため、充電時間が長すぎてすぐ壊れたと嘆くユーザーも少なくない。 「この製品は中国製で、故障の苦情が多い割には全くバージョンアップしていないんですよ」とは販売店の本音。この種の機器は国産ではないため、当たり外れが大きいのが実情のようだ。
-
スポーツ 2009年06月17日 15時00分
三沢さんを偲ぶ 全日・渕取締役が三沢さんとの知られざるエピソードを語った
全日本プロレスの渕正信取締役が16日、故・三沢光晴さんとの思い出の地・東京体育館を訪れ、亡き後輩レスラーを偲んだ。王道マットで共に歩んだ1980年から栄光の90年代。かつて三沢さんと交わしたある男の約束から、ふたりで編み出したフェースロックの開発秘話など、袂を分った三沢さんとの知られざるエピソードを語った。 −−三沢さんが13日に亡くなりました。 渕 いまだに信じられない。まさか俺が三沢についてこうやって喋ることになるなんて思わなかったから。もう会えないっていうのは、本当にはかないよ。 −−最後にお会いしたのはいつですか。 渕 2005年に橋本選手の葬儀を青山でやったときに会ったのが最後。2004年に俺の父親が亡くなったんだけど、そのときに三沢が花を贈ってくれたから、それのお礼を「ありがとな」って言って、言葉を交わしたのを覚えてる。そういうところを律儀にちゃんとやってくれる真面目なヤツだったよ。ああいう真面目な性格、男気があるところは昔からだったけどね。 −−全日本時代の三沢さんはどんな方でしたか。 渕 真面目な性格って部分でいえば、三沢がタイガーマスクを取ったころ(1990年)にこんな事があった。当時は飲みに行った後によくポーカーとか花札をしてたんだけど、あるとき三沢が「渕さん、俺もうギャンブルやめます。俺こういうので運を使いたくないんで。一緒に渕さんもやめましょう」って言ってきたから「俺たちは金がないから、こういうところで運を使わなきゃしょうがないじゃないか」って諭したんだよ。でも最後は意志の強い三沢に俺は根負け。結局「じゃあ二人でやめよう」って約束して、それ以降ずっと三沢はポーカーしなかったから、俺とは違って真面目だったよな。 −−三沢さんとの男の約束は守っているのですか。 渕 いやいや。俺は半月もたなかったよ。まあ、アイツの前ではやめてるってことにしてたけどさ。三沢は一度決めたらブレないし、決心が固かったよね。まあ良い意味で意地っ張りだったし、ああいう性格だったからケガをしても、絶対に弱音を吐かなかった。(ジャンボ)鶴田さんがいなくなった後に(ジャイアント)馬場さんが三沢をエースとして信頼してたのも、そういう部分がアイツにあったからじゃないかな。三沢自身にも全日本のエースとしての自覚が生まれてたしね。 −−当時は超世代軍を率いていたエース三沢さんと、鶴田軍の一員として抗争していた。 渕 三沢と毎日のように闘ってたね。100試合以上はしたんじゃない。絶対的なベビーフェースの三沢と対戦すると、尋常じゃないくらいブーイング浴びせられて、エルボーも浴びせられて、とにかく痛かった。よくタイガースープレックスで3カウント取られたしね。あとフェースロックでギブアップしたこともあったけど、一番あれは悔しかったな。 −−フェースロックといえば、渕さんの得意技でもありますが。 渕 いや、あれは俺と三沢が二人で練習していた時に発明した技なんだよ。フェースロック掛け合ってどっちが先にギブアップするか試したりした。そのとき「じゃあ試合でどっちがフェースロックを使って先にギブアップ取れるか勝負しよう」って話してたら、アイツ忘れたころに後楽園の試合でいきなり掛けてきて、俺がギブアップしちゃった。 −−一杯食わされたワケですか。 渕 そう。しかも(試合が)終わった後に三沢から「フェースロックは地味な技だから、やっぱり渕さんにピッタリですよ」とか言われて、悔しかった(笑)。確かに、俺がやると地味な技でファンの方からの反応はないんだけど、同じ技を三沢がやると沸いたもんな。三沢人気はズバ抜けてた。ハンセンや鶴田さんにも真っ向勝負だったから人気だったし、俺もアツくなるわけだよ。 −−今後は追悼への動きも出てくると思うが。 渕 いまは現実を受け止めるのでいっぱい。三沢との思い出があまりに多過ぎるから。ただ、ああいうスーパースターがいなくなると、今後のプロレス界が心配だよ。◎あの日も雨だった 土砂降りの雨が降る夕刻に東京体育館で待ち合わせした。「この場所に来るのは、あのとき以来。ここで三沢がタイガーマスクを脱いだあの大会(1990年5月)から、ずっと来てなかった」。そう言って渕さんが感慨にふけっていた。 人間は故人を偲ぶとき過去をフラッシュバックするもの。「そういえばここで三沢がマスクを取ったあの日も雨だったな」。当時の事を回顧しながら、あれから19年という歳月を振り返り、気持ちの整理をしているようだった。 全日本プロレスで苦楽を共にした渕さんは「睡眠薬を飲まないと眠れない」ほどだったという。衝撃の出来事から3日。まだ長年三沢さんと連れ添った当事者の心に降る雨はやんでいない。
-
スポーツ 2009年06月17日 15時00分
三沢さんを偲ぶ 大学の恩師が切実な思いを告白
13日に急死したプロレスリング・ノアの三沢光晴さんと最後の対面を。足利工業大学付属高校で当時監督だった大島大和さんは教え子の突然の訃報に、ショックを受けており「荼毘にふされる前にひと目会いたい」と切実な思いを告白した。さらに、レスラーとしての功績を称え、追悼企画が検討されている。 大島さんは中学卒業後、全日本プロレス入門を熱望する三沢さんを説得し、同校レスリング部にスカウトした。 当時の印象を「体操の選手で大変体が柔らかく、適応力があった。(高校に)入った直後からプロレス入りを希望していて、とにかく体を大きくしようとしていた」と語る。 早くからプロ入りに向けて準備を進めていた三沢さんだが、高校3年生の時には、団体戦に向けて減量を強いられることになってしまう。それでも「必死になって減量に取り組んでいた」(大島さん)という。 さらに、高校の先輩で現在同校レスリング部の監督を務める石川利明監督は「合宿などで同じ釜の飯を食った仲。本来は87キロ級の選手なんですけど、その時は団体戦のために75キロに減量しなくちゃいけなくなって」と証言。高校時代から相当な努力家だったようだ。 同校は昭和55年に地元で行われた栃の葉国体での優勝を目指し朝、昼、夕と1日6、7時間の猛練習。階級も本来の87キロ級に戻し見事優勝を果たした。大学からの誘いもあったが断り、そのままプロの道へ。 プロに入ってからも体調面を心配し「体が資本だから」とアドバイスを送っていた。かねてより体調を気にかけていた中でのあまりにも突然の出来事。石川監督は「マジメな性格で、常に全力投球。無理をしていたんじゃないですかね」と語った。 恩師の大島さんも「知人からいくつも電話がかかってきて。現実は受け止められない」とショックは計り知れない。 それだけに「荼毘にふされる前に一度会いたい。『よく頑張った。もうちょっと我々を頼ってくれてもよかったんじゃないか』とひと言声をかけてやりたい」と、悲痛な思いで“最後の対面”を訴えた。 もちろんそれだけではない。三沢さんの数々の偉業を称え「私は5年前に職を退いた身ですが、学校側と相談して何かやるのであれば」と語れば、石川監督も「学校側は私に一任されているのでOBや関係者の間でそういう話が出てくれば考えます」とコメント。慰霊碑の建立や追悼イベントの開催も視野に入ってくるという。
-
-
スポーツ 2009年06月17日 15時00分
新日・菅林社長が献花
新日本プロレス菅林直樹社長がディファ有明にあるノア事務所に献花に訪れた=写真。 遺影の前で合掌し、哀悼の意を捧げた菅林社長は「言葉が出なかったですね。時間が経つにつれてショックの度合いが大きくなっています。会社どうし、私どもは協力する準備はあります」と、コメントして事務所を後にした。
-
レジャー
GI菊花賞 名伯楽・瀬戸口師の言葉に千鈞の重み サムソン3冠「大丈夫」
2006年10月19日 15時00分
-
レジャー
GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
-
レジャー
3冠阻止! GI菊花賞 サムソン最大の敵はダービー2着馬アドマイヤメイン
2006年10月17日 15時00分
-
レジャー
GI菊花賞確信 3冠 サムソン ディ-プと対照的な雑草馬が史上7頭目の快挙へ サムソンの競馬さえしてくれば自ずと結果は出る
2006年10月16日 15時00分
-
レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
-
レジャー
確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
-
芸能
みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
-
レジャー
GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
-
レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
-
レジャー
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
-
芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
-
芸能
マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
-
芸能
中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
-
芸能
a
1980年09月26日 22時06分
-
芸能
a
1970年09月27日 12時20分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時43分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時28分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時10分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分