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レジャー 2009年08月28日 15時00分
朱鷺S(オープン、新潟芝1400メートル、29日) 藤川京子 条件ベストのマイネルフォーグの鉄砲駆けよ!
朱鷺Sは、◎マイネルフォーグが復活Vを飾ります。 昨年10月以来の実戦になりますが、中間は栗東で入念に乗り込まれてきました。1週前に併走馬を5馬身ぶっちぎったのに続き、直前も熱のこもった猛スパー。CWで一杯に追われ、6F82秒2、ラストも3F38秒1→12秒0でまとめ、初戦から万全の態勢を整えてきました。不安のあった左前球節もすっかり落ち着いているようです。 新潟の芝1400メートルは昨春の谷川岳Sで1分20秒2の好時計勝ち。この条件では、メンバーで一番速いタイムを持っています。さらに、休み明けを挟んで臨んだ同条件のNSTオープンが0秒1差の2着。新潟は2戦2連対と相性は抜群です。芝1400メートルは新潟以外でも、京王杯2歳Sでタイム差なしの2着するなどとにかくよく走ります。 3歳時にはNHKマイルC、ダービーにも出走していて、若いうちから高い能力を発揮してきました。重賞でも僅差の勝負を演じていますし、ローカルのオープン特別なら格は上位の存在といっていいでしょう。 週末の新潟はお天気が怪しそうですが、スピードとパワーを兼備したタイプで、稍重でも2着3回の実績がありますからね。休み明けはそれほど苦にしませんし、それが嫌われるようなら馬券的には、おいしい配当が待っていますよ。
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レジャー 2009年08月28日 15時00分
朱鷺S(オープン、新潟芝1400メートル、29日) 本紙・橋本はゲイルスパーキーを指名
じっくり調整され、ここに照準を合わせていたゲイルスパーキーで勝ち負けになる。 1400メートルは過去3勝を挙げている最も得意な距離。オープン、重賞では勝ち鞍こそないが、大崩れもしていない。なかでも新潟のこの距離はベストの条件。今春の谷川岳Sではホッカイカンティの0秒2差2着と、接戦を演じている。 3カ月半の休み明けになるが、ケイコの動きは鋭く、出走態勢はほぼ万全といっていい。賞金を加算して、秋の重賞戦線に弾みをつける。
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レジャー 2009年08月28日 15時00分
しらかばS(オープン、札幌ダ1700メートル、29日) 本紙・橋本はマチカネニホンバレを信頼
驚異のレコードでマリーンSを逃げ切り、無敵の5連勝を達成したマチカネニホンバレ。この馬の勢いは誰にも止められない。 しかも、短期放牧を挟み、さらにパワーアップしているというからすごい。レースセンスも一流。逃げ、差し自在に立ち回り、<6010>と成績はほぼパーフェクトに近い。トップハンデ57・5キロも能力に影響することは考えられない。ここもあくまで通過点だ。 当面の相手はエプソムアローン。前走が惜敗。ハンデ差を生かして再度、好勝負だ。
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レジャー 2009年08月28日 15時00分
TVQ杯(1000万下、小倉ダ1700メートル、29日) 本紙・谷口はトシセントで勝負
この夏3走目でピークを迎えたトシセントで勝負だ。 4着に終わった前走の由布院特別は、勝負どころで外から被せられる苦しい展開。急ブレーキを踏む格好から再度加速して、勝ったメイショウゴルゴの0秒4差まで迫った。砂の深い小倉のダートではあまり見ない、上がり3F36秒3の末脚は強烈。「まともだったら…」と佐藤哲騎手が唇をかむほど、惜しい競馬だった。 今回は有力どころに先行馬が多い組み合わせ。持ち前の末脚が生きそうだ。
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スポーツ 2009年08月28日 15時00分
ハッスル 越中30周年「ケツ」全開
ハッスルの“ケツオヤジ”こと越中詩郎のデビュー30周年記念大会が27日、東京・後楽園ホールで行われた。 この日は、越中のレスラー生活30年の軌跡をなぞるようなメンバーが勢ぞろい。平成維震軍の青柳政司、後藤達俊、小林邦昭、木村健悟、WJプロレスで共闘したレイバーユニオンの大森隆男、安生洋二が参戦した。 さらに、メーンでは初参戦となる新日本プロレスの獣神サンダー・ライガー、永田裕志と組み、天龍源一郎&川田利明&TAJIRIと対戦。越中はヒップアタックで奇襲を仕掛けペースを握ると、最後はキラー永田のアシストを受け、パワーボムでTAJIRIから3カウントを奪取した。 見事、自身の記念日を白星で飾った越中は「これからもバリバリ突っ走っていくんで、よろしくお願いします」とさらなる飛躍を誓っていた。 なお、クォンタム・ジャンプ・ジャパン株式会社代表取締役の酒井正和氏がハッスルの最高顧問に就任。ハッスルを再生すべく「ハッスル・ジハード2009」(10月10日、東京・両国国技館)からの出直しを宣言した。
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スポーツ 2009年08月28日 15時00分
男子ボクシング 興毅 内藤をナメた!?
WBAフライ級1位亀田興毅が27日、都内のジムで練習を公開。年内の世界タイトル挑戦が決定し勢いに乗る興毅は、WBC同級王者内藤大助に世界前哨戦(9月5日、ディファ有明)の招待状を送ることを決意した。 チャンピオンの眼前で御前試合だ。11月に内藤との世界タイトルマッチ(日時、場所未定)を予定している興毅。この日は、その前哨戦となる9・5のウンベルト・プール戦に向けてミット打ちを披露した。ワンツーなどのコンビネーションで鋭い音を響かせていたが、なにも鋭いのはパンチだけではない。 「9月5日、チャンピオンを招待したるわ。特等席に招待する。その試合をじっくり見物してもらって、(家では)ブルーレイで録画しなさい」と内藤を挑発して見せた。 さらに「9月5日ちょうどいい舞台やから、いろいろと試したいこともある。長い距離からのパンチとか。とにかく長いラウンドやりたい。判定とかKO狙うとかあんまりこだわらない」と手の内をさらけ出すこともまったく構わないという。 もちろん内藤のことは「決して下手くそなボクサーやない。強いで」と警戒している。それでもこれだけのビックマウスが飛び出すのは、念願だった年内の世界挑戦が決定し、調子が上向きになっているからにほかならない。 「コンディションもいい。この時期に(減量のために)カッパを着てないのは初めて」と語るほどだ。 リング上に乱入し、物議をかもした内藤に挑戦表明からおよそ13カ月。今度は招待状を贈るハラ積もりの興毅。弟・大毅の敵討ちを正々堂々と果たす。
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スポーツ 2009年08月28日 15時00分
リアルジャパン 初代虎が大減量
リアルジャパンプロレスが27日、都内の興義館で会見を開き、9・11後楽園大会の全対戦カードを発表。会見に出席した初代タイガーマスクは高山戦に向けてコンディションの良さをアピールした。 北海道と小山で合宿をしてきたという初代タイガーは「今まではタッグで油断していて、体調を整えることが難しかったが緊張感で体調が良くなった」と話した。現在は鳥のササミだけで、炭水化物は一切口にしていないという。 なお、今回は佐藤光留が初参戦。初代タイガーと試合がしたいという佐藤はメイド服のコスチュームについて「テーマ曲が鳴って、出てこなかったら若手に服を脱がされているものと思ってください」と笑わせた。
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スポーツ 2009年08月28日 15時00分
戦極 泉浩 「柔道捨て」大バクチ
「戦極〜第十陣〜」(9月23日、さいたまコミュニティアリーナ)でプロ格闘家デビューを果たすアテネ五輪柔道銀メダリスト泉浩が27日、都内で会見。柔道家としてのイメージを脱却、初陣を前にまさかの打撃勝負を宣言した。なぜ打撃にこだわるのか。その胸の内は。 殴り合い結構。この日、行われた会見では、泉のデビュー戦の相手が発表されアンズ・“ノトリアス”・ナンセンに決定。ナンセンは、これまでにWKBFキックボクシングのクルーザー、ヘビーと2階級制覇しており、典型的な打撃の選手だ。 初戦の相手が決定した泉は「正直、打撃で勝負したいと思います。それが自分のファイトスタイル。完成に近い自分の試合が出来ると思います」と宣言。ストライカーといきなり打撃勝負するという。 泉のバックボーンは柔道。同席したワールドビクトリーロード(WVR)の國保尊弘取締役も「グラウンドでは泉選手、スタンドではナンセン選手」と語るように、相手の土俵では不利は否めない。では、なぜそこまでして打撃にこだわるのか。 「グラウンドの前には必ず打撃がある。組み技をやらないというわけではなく、打撃中心の試合を作っていきたい」と明かした。 すでに安生洋二に指導を仰ぎ、1日に5、6時間打撃中心の練習をこなしている。出けい古にも積極的に出向き、UFCで活躍している岡見勇信とのスパーリングも経験。先週1週間は鹿児島で走りこみ中心のメニュー合宿を敢行し、徹底的にいじめ抜いた。 その結果「安定した下半身からの打撃。打撃全般に自信があります。すべてに対して自信を持ってます」と磨きがかかった。 すべては戦極で天下を獲るため。「この階級で一番強い男になりたい」この世界で生き残るために泉が選んだのは打撃。柔道家から総合格闘家へと華麗なる“チェンジ”を果たすことができるのだろうか。
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スポーツ 2009年08月28日 15時00分
DREAM KID 究極の賭け
大物格闘家の引退が相次ぐ中、山本“KID”徳郁が完全復活に向けて究極の賭けに出た。 27日、東京・大田区のKRAZY BEEで会見を行ったKIDは「不自由な中でいろんな刺激を受けてみたい」と、10月のDREAM.12を欠場し、海外修行に行くことを志願した。 修行先や具体的な時期は未定だが、目的地としてはアメリカ西海岸かタイを視野に入れており、大みそかの「Dynamite!!」での復帰に照準を合わせて精神面をもう一度鍛え直すつもり。 KIDは約1年5カ月ぶりの復帰戦となった5月の「DREAM.9」でジョー・ウォーレンに判定負けを喫し、約4年2カ月ぶりの参戦となった7月のK-1でもチョン・ジェヒに1RTKO負け。ケガによる長期欠場のブランクが響いたとはいえ、「限界説」もささやかれていた。しかし魔裟斗、武蔵という日本のK-1マットを牽引したスター選手2人が引退を表明した今、KIDまでも退くわけにはいかない。 「以前の勘を取り戻して、大みそかはオレがいなきゃダメだというのを見せたい」と、主役の座奪回に動き出したKID。5年前、タイに1カ月以上滞在し、「試合には負けたけどすごくいいものを得た」という魔裟斗戦の頃の勢いを甦らせ、“神の子”ここにありを世間に見せ付けられるか。
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トレンド 2009年08月28日 15時00分
新堂冬樹インタビュー
作家の新堂冬樹が映画監督に初挑戦した作品「虫皇帝」が、あす29日(土)から東京・新宿Ks cinemaで公開される。昆虫vs毒虫の“あり得ない”対決を実現させた新堂監督に、裏話や見どころなどを聞いた。 コンセプトは単純明快。昆虫と毒虫が戦ったらどちらが強いのか? 「カブトとクワガタどっちが強い? なんて小学生の男の子たちは言うけど、オレの場合そうした対戦に興味なかった。むしろライオンとトラが戦って最強を決めるってほうがワクワクしたけど、実際には無理。でも、虫なら実現できる…そこが基盤。頭の中で戦わせてみたら? なんて考えを取っ払って、実際に戦わせてみたわけです」 だが“言うは易(やす)し、行うは難(がた)し”とは、まさにこのこと。虫の蒐(しゅう)集、状態の維持、体調の管理など、膨大な手間と莫大な経費がかかった。 「虫専用の広いマンションを借りて、月に数十万円かけて数百匹を飼育してました。これが一番の苦労でしたね。最も危険で、しかも地道な作業だから(笑)。こんなリアルファイト、うち以外は参入できないでしょう。ここがポイントですよ」 両者を透明なアクリルボックスに入れ、どちらかが戦意喪失か戦闘不能になるまで戦うヴァーリトゥードルール。反則も制限時間もない。 「日本のカブトやクワガタは海外の毒虫より凶暴で強いんです。基本、毒虫は臆病者ですぐ逃げるのに、カブトやクワガタは相手が動くと即座に襲い掛かるから。タランチュラなどのクモ類は意外とショック死に弱いことが分かりました。カマキリもすぐ弱っちゃってダメ。注目はオオエンマハンミョウ。日本のは小さくて地味だけど、アフリカ産のコイツは凶暴で攻撃的。ネズミやトカゲをも襲う肉食昆虫なので、カブトやクワガタとはまた違った意味で昆虫界のリーダーです」 最大の難点は虫ごとに個体差があること。どんなに猛毒を持ったサソリでも、たまたま出場した個体が弱いやつだったら、サソリそのものが弱いと思われてしまう。 「1種類につき10〜50匹で地区予選を行い、勝ち抜いたのを出場させてます。サソリは10匹前後、日本カブトは50匹かな」 試合は全24カード。予想を覆す勝負の連続だったそうだ。例えば国産タガメ対フラットロックスコーピオン戦。 「タガメはフナやカエルを食べるほど凶暴な水棲昆虫だし、サソリは砂漠に生息している猛毒虫。常識的に考えたらあり得ない戦いです。この試合でタガメは陸上の戦いにもかかわらずサソリに完勝、しかも体液をチューチュー吸っていた。たぶん、世界初の衝撃映像。もし、この対戦を生で観戦できるのなら、オレはチケット代2万円出しても惜しくないと思いますね」 最も印象深い試合は日本のカブトムシ対ダイオウサソリの一戦という。 「カブトはサソリのハサミで角が根元から折れ、右目まで全部とれてしまった。足も植木ハサミで裁断されるように切られ、最後は2本だけになった。そんな栗マンジュウみたいな状態になっても、逃げずに立ち向かっていく。おぞましさを通り越して感動すらありました。日本人の心に響く度合いが違う」 カブトやクワガタが外国から襲来した“敵”を相手に戦う姿は、日本の子供たちにとってまさにヒーローそのもの。 「残酷なシーンも出てきますけど、真実の最強を決める戦いとして現実を受け止め、受け入れて欲しいですね。子供が見ても大丈夫。ヒーローがんばれ! って気持ちになれると思いますよ」<プロフィール>しんどう・ふゆき1966年生まれ。小説家、芸能プロモーター。大阪府出身。工業高校中退。1998年、「血塗られた神話」で第7回メフィスト賞を受賞してデビュー。 10代のころから闇金融に携わり、現在も金融コンサルタントを兼業。経験を生かした「カネ」「女」などの欲望渦巻く「裏社会」を舞台にしたノワール小説を書く一方、純愛小説も執筆。ファンは前者を「黒新堂」、後者を「白新堂」と呼んでいる。07年2月に新堂プロ(芸能プロダクション)を設立。公式ブログ「白と黒」(http://ameblo.jp/shindo-fuyuki/)◎映画紹介「虫皇帝」 新堂氏が監督・総指揮を務めたDVD「虫皇帝 POISON“毒蟲VS毒蟲”最強決定戦トーナメント第1回」(GPミュージアム)が9月25日に発売される。映画よりもすごいかもしれないバトルの数々。毒サソリ、毒グモ、毒ムカデ…。世界中から集った毒蟲界の猛者。昆虫界最強を目指し、毒をもって毒を制す闘いの幕が開けられる。