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レジャー 2009年10月15日 15時00分
秋華賞追い切り ブロードストリート鋭伸
ローズS前は「藤原英3人娘」の中でも影に隠れた存在だったブロードストリート。だが、いまや厩舎の看板娘を軽く通り越して、2強倒しの筆頭格になりつつある。 レッドディザイアで堅いと思われた前哨戦・ローズSは5番人気の評価。それが、終わってみればロスなくインを回り、従来のレコードを0秒4更新する会心の勝利だった。この結果には藤原英調教師も「こちらの想像以上に力があった」と感嘆する。 もともと完成度の高さは、ほか2頭のジェルミナル、ワイドサファイアと比べてもそん色なかった。「きついローテだった。無理してクラシックに乗せた」春でもオークス4着を筆頭に、まったく崩れていない。いわば夏場は、放牧で春の疲れを取り、秋はローズSから本番という算段を立てるだけでよかったのだ。指揮官は言う。 「あのレースで(計画通りに)ちゃんとやれば、いいパフォーマンスを見せられることが分かった」 前走後も順調にきている。「レコード決着の疲れで回復するのに少し時間がかかったが、今は何の問題もない」と言う通り、1週前は栗東Wコースを馬なりで6F80秒2、ラスト1F12秒6の好時計。使った効果か、さらに動きにシャープさが増している。 「展開には注文が付かない。今回は人気になるだろうけど、それに応えられるはず」 器用さが求められる京都の内回り。ブエナビスタの3冠を阻むのは、この馬かもしれない。 【最終追いVTR】鮫島騎手を背に坂路800メートル54秒0→39秒6→12秒4で駆け上がった。終い重点だったが、集中力が高く、脚さばきは実にシャープ。ラストは肩ムチ一発に鋭く反応して脚を伸ばした。前走激走の疲れは感じられず、好調をキープしている。
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レジャー 2009年10月15日 15時00分
ハアさんの厩界舞台裏 秋華賞 デリキットピースが金星奪取
話題の中心は、史上3頭目の牝馬3冠に王手をかけたブエナビスタ。しかし、勝負は下駄を履くまでわからない。 あのウオッカでさえ3着に敗れている秋華賞。昨年のオークス馬トールポピーは10着と屈辱的な大敗を喫している。 例年波乱ムードが漂うなか、密かに“金星”奪取を狙うのは、未完の大器デリキットピースだ。新馬→忘れな草賞を連勝した逸材で、大仕事をやってのけても驚けない。 キャリアわずか3戦目で挑んだオークスは、ブエナビスタに完敗した。しかし、あれが実力ではないという。「テンションが高くて、ゲートの裏でもカッカしていた。だから嫌な予感はしていたんです」と振り返ったのは寺本秀雄厩務員だ。 「案の定、折り合いを欠いてしまった」と大敗しても不思議のない展開。それでも6着に踏ん張ったあたり、「3着のジェルミナルとはそんなに差がなかった」と実力を再確認した。 秘めた能力は間違いなくGI級。しかし、1番人気に支持された前走の紫苑Sも引っ掛かって9着と凡走したように、依然、折り合いに不安があるのも事実だ。対策はあるのだろうか。 寺本さんは、「あるには、ある」と言う。「京都は初めてのコースでしょう。逆に馬はちゅうちょしながら走るので、かえって折り合いをつけやすい。1度使っているコースだと、馬の方で『走らなきゃいけない』とスイッチが入ってしまう」とみている。 「折り合いに課題は残るけど、乗り役(柴田善騎手)と上手にコミュニケーションが取れればチャンスはある」 寺本さんの目の輝きが、期待の大きさを物語っていた。
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レジャー 2009年10月15日 15時00分
秋華賞追い切り ワイドサファイア上昇気配
素質だけなら現世代でもトップクラスのワイドサファイア。春は体質の弱さが目立ち、強い調教を課すと、食欲が減退する不安を抱えていた。それがこの秋に入って急成長、手加減せずに攻め馬を積めるようになった。 「ひと夏越してまともな調教ができるようになった。体質は随分強くなっている」と田代助手もうなずいた。 それだけに期待の大きかったローズSだが、遼馬ブロードストリートの快走の前に、9着と予想外の惨敗だった。しかし出遅れた上に、直線で前が詰まるロスが大きく影響するなど、敗因ははっきりしており、陣営にショックの色はない。 「疲れが残るほど走っていないからダメージもまったくなかった。その後もカイバ食いは安定している」と同助手は巻き返せる態勢であることを強調した。 何より鞍上の岩田騎手は、昨年、11番人気のブラックエンブレムを勝利へ導いている。前走はふがいなかったが、春はGIIフローラS2着、エルフィンSでもレッドディザイアにハナ差の2着と本来相性はいい。 藤原英調教師も鞍上の手腕に期待している。「岩田君はこの馬を伸び伸びと走らせてくれる。レースも彼のセンスに任せるよ。成長度ではジェルミナル、ブロードに劣るけど、素質ならヒケを取らないんだから」 高く評価され続けた潜在能力。爆発へ、もう待ったなしだ。 【最終追いVTR】CWコースを半周してから坂路へ。岩田騎手が手綱を取り、800メートル51秒8→37秒7→12秒0を一杯に追われてマークした。シャドーロールの効果か、終始、落ち着きたっぷり。脚さばきに柔らかみもあり、久々を1度使った効果を十分に感じさせる好ケイコだった。
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レジャー 2009年10月15日 15時00分
埼玉栄冠賞 ブルーラッドが圧勝
「第19回埼玉栄冠賞」は14日、浦和競馬場で行われ、戸崎圭騎手が騎乗した1番人気ブルーラッド(牡3歳、川崎・足立勝厩舎)が4角先頭から後続に5馬身差をつけ圧勝。重賞3勝目を挙げた。2着には直線追い込んだカネショウアトラスが入った。 道中はクレイアートビュン、リュウノキングダムを含めた人気3頭が前で併せ馬状態。3角付近でほかの2頭の手綱が動く中、ラッドだけは馬なり。4角で先頭に立つとそのまま押し切った。 戸崎圭騎手は「ずっと手応えが良くていつでも動ける感じでした。本当にいい走りをしてくれました」と笑顔。一方、足立勝調教師は「次走については斤量を見ながら考えたい」と人気の重圧から解放され、ホッと胸をなで下ろしていた。
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その他 2009年10月15日 15時00分
幻覚ナビ
左から1・2・3・4
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社会 2009年10月15日 15時00分
選挙のたびに儲ける! 政治団体ニセ政治献金不正還付の手口
先の衆院選で民主党の大躍進による政権交代が実現したばかりだが、来年の参院選に向けた戦いはもう始まっている。ところで、選挙のたびに政治献金で儲ける秘密の手口があることをご存知だろうか? 長らく不透明とされてきた「政治と金」をめぐる問題。これを知れば、あなたも次期選挙で一儲けできる!? 民主党政権下で注目されるのは、国民の暮らしがどう変わっていくのかばかりではない。先の総選挙で争点の一つになったのが、民主党の小沢一郎幹事長に対する西松建設の不正政治献金疑惑だ。現行の政治資金規正法は企業・団体からの政治献金を厳しく制限、そこで西松建設はダミーの政治団体を通して法規制をかいくぐる献金をしたのではないかとされた。 本来受け取ることのできない政治献金の受領と政治資金収支報告書への不実記載、これは民主党に限らず、自民党政権時代から「政治と金」をめぐる永遠の問題点であった。 ところで、選挙があるたびにこの政治献金を舞台に儲ける人々がいる。その手口とは寄付金控除制度を悪用した所得税の不正還付だ。 所得税法及び租税特別措置法によれば、公共性の高い寄付をした者に一定の限度で寄付金を所得から控除する制度があるが、実は、一定の政治団体への献金も寄付金控除の対象となっているのだ。サラリーマンであれば税金は源泉徴収により既に納められているので、寄付金控除後の所得を基に再計算して税金が過払いになっていればその払い過ぎた税金を還付してもらうことができる。政治献金を舞台に儲ける人はこの制度を悪用、架空寄付で国からお金をパクるのである。「政治献金」というと難しそうに思われるかもしれないが、実はそうでもない。この手口を使うためには、まず「政治団体」が必要だが、「政治団体」は、都道府県選挙管理委員会に「政治団体設立届」と団体の規約を提出するだけで設立できる。株式会社やNPO法人の設立よりよほど簡単なのだ。 ただし、寄付金控除の対象団体となるためには、いくつか条件がある。その中で最もハードルが低いのが政令市の市議選以上に出馬する候補者を推薦する団体となることだ。具体的には「○○後援会」「○○君を議会に送る会」を作り、出馬予定の候補者から「貴団体の推薦を受けている」旨の「被推薦書」を書いてもらえばいい。これでその候補者が選挙に出馬した年とその前年の寄付金が控除対象となる。 むろん、確定申告時には確かに寄付をしたとの証明が必要。そこで、政治団体側では寄付を受けるたびに政治資金収支報告書に逐一記載しておき、寄付者側は選挙管理委員会がその収支報告書と突き合わせて発行する「寄付金控除のための書類」を取得すればよい。収支報告書に記載がない違法な献金は控除対象として認められないためだ。 すると、現実には一銭も寄付していないのに収支報告書上は多額の寄付をしたことにしておけば、その旨の証明書を入手できることになる。個人が寄付できる上限額は年間1団体につき150万円、一方、寄付金控除の上限額は当年の所得の40%であるから、例えば年収600万円程度の人が150万円のニセ寄付をしたことにして還付申告すると概算で約24万円還付される。 なお、実際に受け取ってもいない献金をもらったことにした団体側に不利益はないのかと思われるかもしれないが、その点は全く問題ない。政治団体が政治活動のために受けた寄付には税金がかからないためだ。実際には、政治資金収支報告書に名前を出したくない団体や個人のダミーとして、あるいは、禁止されている政治献金を受け取った際に帳尻を合わせる目的で、支援者個人の名義を借りることが行われている。 むろん、こうした不正還付は所得税法違反である。しかし、明らかに不自然な金額でない限り極めて発覚しにくく、受け取った献金を「もらっていない」ことにする場合と違い追及されずに終わるのが実情のようだ。◎右翼団体も 政治団体には、政党や政治家の後援会以外にも実にさまざまな団体がある。例えば医師会や歯科医師会の有志が設立した「○○政治連盟」といったものがその代表例で、政治団体として届け出ておけば合法的に政治献金が可能となる。 意外なところでは「政治結社○○」といった右翼団体も多くは政治団体として届出をしている。政治団体の届出をしただけでは法人になれるわけでもないのだが、「我々はきちんと届出を済ませ、公明正大に活動している」とアピールするためなのか。 なお、たとえ右翼団体であっても政治団体となった以上は毎年政治資金収支報告書を提出する義務が生じる。もし2年連続して提出しない場合、その団体は「不活動団体」となり政治活動のために寄付を受け、または支出することが禁止される。 この規定を知らないと思わぬところで足をすくわれることもあり、警察の公安部がこの規定を根拠に不活動団体となっていた右翼団体を違法に「賛助金」を受け取った容疑で摘発したケースがある。
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レジャー 2009年10月15日 15時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」外れる確率! を教えてくれる客引き
今回は、また「客引き」について書いてみたい。 最近、顔なじみの客引きが減ってしまった。詳しい理由はわからないが、過去にあった話では、「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」(いわゆる、迷惑防止条例)の第7条「不当な客引き行為等の禁止」に違反したとして逮捕されたケースもありました。また仕事を辞めて実家に帰った、結婚して仕事を変えた、ということもあったのです。社内の移動で勤務地が変わった、ということもありました。 いずれにしても、顔なじみの客引きがいなくなるとさびしいものです。ただ、新たな客引きとの出会いのチャンスでもあります。新たな客引きとの出会いは、新たな店、新たなキャバ嬢との出会いにつながるものです。 ずっと同じような場所で立っている客引きの場合、私もどのような店を紹介する人なのかをある程度わかってきます。私のことを覚えている人もいて、気軽に、友達かのように声をかけてきます。気軽なのはよいけど、度を超えるとちょっと頭に来る時があります。自分本位の客引きには要注意です。 さて、新たな客引きと出会ったときに、私はある言葉で、その人のスタンスを試すことがあります。 「そのお店で、外れる確率はどのくらいですか?」 キャバクラに行く客は、もちろん、単にお酒が飲みたいだけではありません。女の子と飲みたいわけで、できれば、外見がよく、トークもよく、気配りができ…。といった「質」を求めるものです。しかし、その「質」というのは、客によっても違うわけです。男が求める女性像にはバラツキがあるのは当たり前でしょう。 男友達6人で上野の街を彷徨っていたとき、客引きが声をかけてきました。ある人は、 「もうしわけありません。当たり外れはお客様によって違いますので、私は保証できません」 と言ってきました。なんという正直ものでしょうか。私はスタンスとしては嫌いではありません。しかし、そこまで正直に言われると、その店のキャバ嬢がイメージできにくくなります。そんなときは、 「お兄さんは、芸能人で言うと誰が好きですか?」 「そういう芸能人が好きなお兄さんからみれば、その店で外れる確率はどのくらい?」 と聞いてみるのです。このときの客引きは、正直に「6:4」ですかね。あたりが6割というのはリアルな数字です。その店にいってみたいと思いました。 一方、歌舞伎町での話です。 帰宅途中の私をみつけて、初めて見る客引きが話かけてきました。そこで、同じように、「外れる確率」を聞いてみました。すると、 「うちの店は外れません」 と言ってきました。近くに店長がいたせいもあるのでしょうが、それは嘘っぽいです。だから私は、 「そんな外れない店なんてないじゃないですか。詐欺っぽいです」 と言ってみた。しかし、その客引きは食い下がってきます。もちろん、当たり外れは、客引きのせいではないことがあります。たまたま、店のコンセプトとは合わないだけか、コンセプトと合ったとしても、タイプのキャバ嬢がつかなかっただけかもしれません。 まったく初めての客引きと私との相性を試したくなりました。そのため、「OK」して店に入ってみました。しかし、私は店で楽しめませんでした。楽しめない店であることは仕方がありません。問題は、その後です。 店を出た後、客引きが店の前にいました。そこでの態度の問題です。客引きが真に自信があるのなら、「どうでしたか?」と聞いたりするものです。しかし、その客引きは私を無視しました。誠意がないことを感じたのです。 私は思いました。 「もう、この客引きは信じないだろう」 と。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年10月14日 15時00分
秋華賞(GI、京都芝2000メートル、18日) ブエナビスタ 史上3頭目の牝馬3冠へ死角なし
札幌記念で2着に終わり、予定していた凱旋門賞出走を断念、海外への夢を断たれたブエナビスタ。だが、それと同時に新たな伝説が始まった。 これまでメジロラモーヌ(1986年)、スティルインラブ(2003年)の2頭しかまだ成し遂げたことのない牝馬3冠へのチャレンジ。しかし、ブエナにとって未知の戦いになる世界戦に比べれば、ハードルは低い。同じ3歳牝馬が相手なら、春に見せつけた規格外の末脚がある。もちろん、松田博調教師も絶対の自信を見せる。 「前走の札幌記念はあれだけ引っ掛かっていたし、外へもふられたから仕方ない。今度は京都の内回り戦だけど、直線の短い札幌よりレースは楽になる。能力通りなら結果は出せるよ」 札幌記念後はノーザンファーム、山元トレセンを経由して9月19日に栗東へ帰厩。慢性的な爪の不安を抱えているものの、順調に調整が行われてきた。1週前にはWコースで6F83秒4、ラスト1F11秒7の好時計をマーク。同師も本番を前にして状態面の良さに太鼓判を押す。 「前走時はダートでしかやれずに歩様が小さかった。今回はウッドで乗り込めているので、フットワークものびのびしている。トモの張りも抜群やね」 同厩舎で、名牝と呼ばれたベガは93年に桜花賞、オークスを制覇。しかし、エリザベス女王杯(現秋華賞)で惜しくも3着に敗れて3冠の夢を逃した。その時に味わった悔しさとともに、競馬の怖さも同時に知っている。それでも、師は一貫してこれまでと同じ姿勢を貫く。 「ベガの時とは状況が違うし、マスコミが騒いでいるだけでワシは意識してへん。重要なのはここまで変わることなくきたこと。何も変わらんのが一番なんや」 そのままの姿で能力を出し切れば、必ず勝てる。指揮官の信頼感はもはやベガの比ではない。 何より札幌記念の敗退によって巡ってきたチャンス。春と変わらない姿、変わらない能力の違いで豪快に3冠を決める。 【最終追いVTR】Wコースで6F82秒7→66秒7→51秒9→37秒9→11秒5(直一杯)。長めから目いっぱい追われた先週に続き、今朝も攻めのケイコ。3頭併せで前の2頭を2馬身後方から追走。4角で内から抜き去るとラストはこの馬らしい豪快な伸び脚を見せた。ゴール板では6馬身先着。これで態勢は整った。
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レジャー 2009年10月14日 15時00分
秋華賞(GI、京都芝2000メートル、18日) レッドディザイア ラスト1冠は譲れない
今秋は違う道を歩むはずだったブエナビスタとレッドディザイア。しかし、競馬の神様は2頭を再びマッチアップさせた。 3度目のBR対決。レッド陣営にとっては悲願のGI制覇に、春同様の大きな壁が立ちはだかろうとしている。だが、ブエナを越えない限り、頂点はない。そしてライバルに勝利してこそGIの価値がある。 1週前はそんな意気込みが伝わってくるような追い切りだった。栗東Wコースで6F81秒8、ラスト1F11秒5。豪快な末脚で併走馬を1秒ちぎってみせた。 「この中間はWコースでしっかり追い切ってきた。春はコースでやるとテンションが上がるので坂路中心だったけど、今回はコース入りしてビッシリとやっている」 ジョッキー時代には第1回秋華賞をファビラスラフインで勝利している松永幹調教師。しかも腎臓摘出手術から復帰してわずか1カ月近くでのGI勝ちで、騎手時代の思い出に残るレースのひとつとなった。そんな縁のある秋華賞。陣営の気迫はブエナ陣営をも上回っている。 「前走以上にメンバーがそろう分、大外一気という競馬ではなく、うまく立ち回りたい。何より今回は3冠最後。それだけに何とか頑張って取りたい」 ローズSは追い込み届かず2着に終わったが、あくまでもステップ。メンバー最速の上がり3F34秒0をマークした末脚に陰りはまったくない。ブエナが凱旋門賞に出走していたら実現しなかった夢の競演。だからこそ今度は力でもぎ取る。最後の1冠だけは譲れない。 【最終追いVTR】坂路で併せ馬で追われ、800メートル50秒2→36秒2→12秒6(一杯)。先週に続き、実戦さながらのハードトレを敢行。スマートソロモン(3歳未勝利)と併せ、テンからスピード感あふれる走りで坂をグイグイ上がっていく。ラストは脚力の違いを見せ、パートナーに4馬身先着。まさしく目イチの態勢だ。
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レジャー 2009年10月14日 15時00分
秋華賞(GI、京都芝2000メートル、18日) ミクロコスモス 武豊の英才教育が実るか
前哨戦のローズSで4着に敗れたミクロコスモスだが、明らかに本番を見据えた「試走」だった。 阪神外回りとは違い、京都内回りは早めに抜け出しても十分に残れるコース設定。ローズSで武豊騎手が見せた強引とも取れるマクリは、決して出遅れをばん回するための無謀な戦法ではなかったのだ。しかも、レッドディザイアのさらに外を回すロスがありながら勝ち馬からは0秒5差。「次回こそは」を思わせるには十分すぎるほど、収穫の大きいレースだった。清山助手も納得の表情を見せる。 「早めに仕掛けるという秋華賞を見据えたレースができた。京都内回りは本当にトリッキーなコース。うまくクリアできると思う」 さらに、前走では道中しっかりと折り合い、大人な部分も見せた。清山助手も「春に比べてレースでの精神状態がアップしている。それと同時に体調も上向いている」と、しっかりと成長の跡を感じ取っている。 前走後も坂路、芝、Wコースをたくみに使い分け、乗り込まれてきた。「先週は負荷をかけた割には馬がまったくこたえていなかった」。手加減抜きでケイコができるようになったのも馬が充実してきた証拠だろう。 「この世代ではトップレベルの馬。豊さんも『可能性を感じる』と常々言ってくれている。本番でも好勝負してくれると思う」 2強にひと泡吹かせるのは、武豊自身が“馴致”したこの馬かもしれない。 【最終追いVTR】武豊騎手がまたがり、Wコースで5F66秒0→51秒3→37秒3→11秒6(馬なり)。先週は行きたがる仕草を見せたが、今朝は3頭併せの真ん中で折り合いもピタリ。スムーズな走りを見せた。ラストは内のトールポピー(古馬オープン)にクビ差遅れたが、気配は良好。馬体も大きく見せている。
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レジャー
GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
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スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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レジャー
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
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中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
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1980年09月26日 22時06分
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1970年09月27日 12時20分
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1970年09月26日 22時43分
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1970年09月26日 22時28分
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1970年09月26日 22時10分